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後編
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そしてある森にて。
「ぐ……最悪だ、怪我するなんて……」
「あ、あの! 大丈夫ですか!?」
――二人は運命の出会いを果たす。
「怪我してます!」
「知ってる……」
「あ、待ってください、薬草を持っていますから! すぐ出します! 手当てしますね!?」
たまたま迷い込んで従者とはぐれさらには木の枝で怪我してしまったドサイクと植物採取中に偶然通りかかったアスカル――二人はやがて将来を誓い合う仲となるのだが。
「ふう! はい、できましたよ!」
「助かった、ありがとう」
「いえいえ! このくらいどうってことないですよ!」
この時は両者共にまだ知らない。
二人の未来に何があるのかなんて。
◆終わり◆
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