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後編
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その後私は城でしばらく働いた後に直系ではないものの王族の子孫である青年と結ばれました。
で、今は、城に住んでいるのです。
もちろん、直系の王族に比べれば、扱いはいまいちですけれど。でも、それでも、そこそこ良い暮らしはできるのです。おかげで暮らしにおいて困ることはありません。
夫もとても良い人ですし。
日々、幸せに暮らせています。
ちなみに、元婚約者の彼はというと――あの後も私の元親友と仲良くしていたようですけれど、結ばれ幸せに、とはいかなかったようですの。というのも、婚約もしていないうちに元親友が子を宿してしまったそうで――そのことを知った彼女の父親が元婚約者の彼に対して激怒し、二人を強制的に引き離したそうなのです。そんなこともあり、二人は結ばれることはできずに別れることとなってしまったそうですわ。
元婚約者の彼は好きな人に会えなくなったことで正気を失ったらしく。
以降情緒不安定になり。
毎日のように自宅で暴れるようになったとか。
また、飲酒も酷くなったそうですわ。
一方。
元親友の女性もまた、愛する人と会えなくなったことで悲しみのあまり毎日泣いていたそうで。
彼女は、ある日の夜、突如死を選んだそうです。
親も気づかないうちにあの世へ旅立ってしまっていたとか。
――ま、既に先へ進んだ私からすれば「だから何?」という感じですけれど。
◆終わり◆
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