運命の相手でも何でも構いませんが、私の前で別の女といちゃつくのはさすがにおかしいですよ。

四季

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3話

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 ◆


 あの婚約破棄から数年、私は今、一人の男性の妻として忙しくも穏やかに生きている。

 夫である彼は歴史ある領地持ちの家の息子。しかしながら、歴史ある領地持ちの家の人にありがちな周囲を見下したような態度はとらない。そして、彼のみならず彼の親もまた、そういう善良な人たちなのである。

 おかげで上手く暮らせている。

 毎日はとても楽しい。

 ちなみにボレロはというと、あの後酷い目に遭ったそうだ。

 あの女性と結婚しようと思っていたが、いざ婚約手続きをする頃になって女性の家柄に問題があったことが発覚。ボレロの両親が反対したことで、ボレロと女性は結ばれることはできないこととなってしまったそうだ。

 その後彼は親が決めた別の女性と結婚したそうだが。
 あの女性を諦めきれず、こっそりその女性とも会うようになる。

 つまり、不倫していたのである。

 しかしそれも長続きはしない。
 不倫中に交通事故に遭ったことで不倫が発覚してしまい、妻に慰謝料をもぎとられたうえ離婚されてしまったそうだ。

 その後、ボレロは、事故の後遺症に苦しみつつ密かに生きているらしい。

 ……もっとも、もはや私には関係のないことなのだが。


◆終わり◆
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