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2話
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「タイプーンの仕事って、これなんでしょ?」
テレカはタイプーンの目の前に一枚の写真を出す。
その写真というのは、タイプーンとカルタがもたれかかり合うようにして道を歩いているものである。
それを見たタイプーンは動揺を隠せない。
「私の妹のお守りがあなたの仕事?」
テレカは冷ややかな視線を彼に向けつつ尋ねた。
「あ……これ、この時、実は偶然街でカルタさんに会ったんだ」
「そう」
「カルタさん、足をくじいてしまっていて、それで……」
「じゃあこれもそうなのね?」
テレカは次の写真を差し出す。
今度は広場のベンチで軽いキスを交わしている写真。
この一枚を見れば誰だって分かる、二人は愛し合っているのだと。互いを想い、傍にいたいと思い合っているのだと。そうでないとしたら、街中でキスを交わしたりはしないだろう。それは誰にでも分かることだ。
「まだあるのよ」
「うっ……」
「本当のことを言って。タイプーン、あなた、カルタと愛し合っているのね」
「そ、そんなことはっ……! いつだって、君を……!」
「嘘ね。この様子だと、私と過ごしている時間よりカルタと過ごしている時間の方が長そうじゃない。いい?嘘はつかなくていいから。本当のことを答えて」
テレカは冷静さを保ちつつ着実に追い詰める。
やがてタイプーンはごまかすことを諦めた。
「……はい、ごめんなさい。実はそうなんだ。カルタとは一緒にいると楽しくて……」
姉の婚約者に手を出す妹にも問題はあるが、まんまと乗せられている彼自身にも問題はある。
「これはもう婚約破棄ものね」
「そ、そんな……!」
「カルタと婚約すればいいじゃない」
「ずっと君だけを愛してきたのに……!」
テレカはもうやり直す気はなかった。
いや、そもそも、妹と男の奪い合いなんてしたくなかったのだ。
テレカはタイプーンの目の前に一枚の写真を出す。
その写真というのは、タイプーンとカルタがもたれかかり合うようにして道を歩いているものである。
それを見たタイプーンは動揺を隠せない。
「私の妹のお守りがあなたの仕事?」
テレカは冷ややかな視線を彼に向けつつ尋ねた。
「あ……これ、この時、実は偶然街でカルタさんに会ったんだ」
「そう」
「カルタさん、足をくじいてしまっていて、それで……」
「じゃあこれもそうなのね?」
テレカは次の写真を差し出す。
今度は広場のベンチで軽いキスを交わしている写真。
この一枚を見れば誰だって分かる、二人は愛し合っているのだと。互いを想い、傍にいたいと思い合っているのだと。そうでないとしたら、街中でキスを交わしたりはしないだろう。それは誰にでも分かることだ。
「まだあるのよ」
「うっ……」
「本当のことを言って。タイプーン、あなた、カルタと愛し合っているのね」
「そ、そんなことはっ……! いつだって、君を……!」
「嘘ね。この様子だと、私と過ごしている時間よりカルタと過ごしている時間の方が長そうじゃない。いい?嘘はつかなくていいから。本当のことを答えて」
テレカは冷静さを保ちつつ着実に追い詰める。
やがてタイプーンはごまかすことを諦めた。
「……はい、ごめんなさい。実はそうなんだ。カルタとは一緒にいると楽しくて……」
姉の婚約者に手を出す妹にも問題はあるが、まんまと乗せられている彼自身にも問題はある。
「これはもう婚約破棄ものね」
「そ、そんな……!」
「カルタと婚約すればいいじゃない」
「ずっと君だけを愛してきたのに……!」
テレカはもうやり直す気はなかった。
いや、そもそも、妹と男の奪い合いなんてしたくなかったのだ。
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