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3話
しおりを挟む――復讐はこれにて終了。
思っていたよりあっさりと終わったので少々拍子抜け感もあったことはあったけれど、でも、ずっと私に嫌がらせをしてきていた人たちが消え去ってくれたのはありがたいことだし嬉しいことだ。
普通、他者の不幸を願ったりはしない。
でも今回に関しては別。
これまでずっと心ない扱いをされてきたのだ。あの地下室では私には人権すらなかった。私は家畜みたいなもので、負の意味で彼女らのおもちゃでしかなかった。
だから、そんな彼女らが不幸になりこの世から去っても、可哀想だなんて思わない。
自業自得、思うのはそれだけ。
身勝手な理由で人に優しくしなかったから。
理不尽に人を傷つけ続けてきたから。
だから彼女らは悲しい最期を迎えることとなったのだ。
当然の報い、だ。
ちなみに私はというと。
その後勤めていた花屋にて常連客の青年と仲良くなり、結婚した。
今は国家公務員である彼と同じ屋根の下で穏やかに暮らしている。
誰にも暴力を奮われないこと、自由を与えられていること――それはささやかなことかもしれないけれどとても大事なことなのだと噛み締めながら、今日を生きていく。
◆終わり◆
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