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夜道には気をつけて
しおりを挟む好きとか嫌いとか
そんなことを越えた関係であると
そう信じていたのは
いつだったか
わたしたちはいつまでも
共に歩めると思っていた
共に生きてゆけるものと信じていた
けれども
あの夜明らかになったあなたの裏切りで
それらはすべて
幻なのだと突きつけられて
その時からわたしは
あなたとの未来を見つめられなくなりつつあった
でもそれでも捨てられなかった
小さな希望
未来への光
それを叩き潰したのは
結局あなただったわね
――婚約は破棄する!
偉そうな言い方で
あなたはわたしを切り捨てて
わたしの心までも叩き壊して
そうやってあなたは
自分が望む未来のためだけに
歩き始めた
でもいいの
もうそのことは気にしていない
だってもう過ぎたこと
だからそれに関してはもう何も言わないわ
でも
復讐は覚悟しておいて
夜道には気をつけて
気づいたら背後に
誰かがいるかもしれないわよ?
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