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"これが運命だったの" ……なんてね
しおりを挟むあの頃はまだ
わたしたち
曇りのない瞳で見つめ合えた
それはそこに
想いも
愛も
確かにあったから
わたしたちは
どこで道を間違えたのだろう
ふとそう思う時
誰でもない私が胸の内で語る
"これが運命だったの"
――そんな風に
あの頃はまだ
わたしたち
澄んだ眼で見つめ合えた
それはそこに
癒しも
祈りも
確かにあったから
わたしたちは
どこで道を違えたのだろう
ふとそんなことを思い
悲しみに顔をうずめた夜も
"これが運命だったの"
――そんな風に
泣いて
でも
きっと明日が来たら
もう泣かないわ
だって未来がわたしを待っている
だから
悲しみも
痛みも
すべてを背負ったままでも歩き出す
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