ああそうか

四季

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ああそうか

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かつて婚約者であったわたしたちは
特別な感情を互いに抱いていた
はじめこそ契約でしかない婚約であったけれど
隣り合って歩んでいるうちに
関係は明確に変わり始めていった

いつまでも仲間でいられれば

いつまでも良き関係でいられれば

わたしたちに敵はない
そう思っていた

手を取り合い
共に歩めたなら
わたしとあなたの前に立つ者
敵に未来はない
そうよ
わたしたちはすべてを壊してゆく
どんな悪魔ですらも
なぎ倒して
背を任せ合いながら
前へと突き進む

良きパートナーだと思っていた

いいえ

間違いなくそうだった

――あの日までは

どこで変わってしまったの

どこで道を間違えたの

あなたは
わたしの前に立つ
剣を手に
敵として目の前に
そびえたつ

あなたは
わたしの前に立つ
刃を向けて
まるで
悪魔のようじゃないの

ああそうか

あなたはもうわたしの愛していた人ではない

変わってしまったのね
壊れてしまったのね

ああそうか

幸福な夢は途絶え

すべては終わってしまったのね
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