貴方の一番大切なもの この手で叩き壊してあげるから

四季

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貴方の一番大切なもの この手で叩き壊してあげるから

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この黒い感情はね
貴方がよそ見をし始めた日に
撒かれた種が
育って今こうしてここに在るの

この黒い感情はね
貴方がこちらを見なくなっていく中で
撒かれた水が
少しずつ育ててきたの

やがて告げられた婚約破棄

驚きはなかったわ
だってもう知っていたから
貴方はよそばかり見ているって
私のことは見ていないって

でもね
だからって平気なわけじゃない
でもね
だからって許せるわけじゃない

当たり前でしょう

よそ見をして
私を切り捨てて

……良い気分だった?

この黒い感情はね
貴方がよそ見をし始めた日に
撒かれた種が
育って今こうしてここに在るの

だからね
もう止められないの

待っていて

もうすぐ貴方のところへ行って

すべてを話してあげるから

貴方の一番大切なもの
この手で叩き壊してあげるから

後悔してももう遅いわ
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