88 / 207
episode.87 護れるのは、貴女だけ
しおりを挟む
母の手のように優しい風が、木々を揺らし、頬を撫でる。
気づけば私たちは、地上界へ戻ってきていた。
「……到着」
呟くのは、ウェスタ。
傍には、面に戸惑いの色を浮かべたリゴールと、仰向けに横たわっているデスタンの姿があった。
全員帰ってくることができたようだ。
「ウェスタさん、ここは?」
「……貴女の屋敷の近く」
「もうそんなところまで!?」
「そう」
デスタンの体を抱き上げるウェスタ。
「兄さんを……貴女の屋敷へ連れていく」
「そうね!」
こうして、私たちは四人は、屋敷へ戻った。
屋敷に戻るや否や、私たちのことを心配してくれていたエトーリアが飛び出してきて。さらにその後、バッサやリョウカとも再会した。
デスタンはエトーリアが呼んでくれた医者による治療。リゴールもついでに確認。そして私は、赤く染まった服を着替えた後、リョウカと二人、別室で待機。
「もー、エアリったら! 心配したよ!」
「ごめんなさい、リョウカ」
椅子に腰掛け、バッサが淹れてくれたカモミールティーを飲みながら、リョウカと話す。ようやく戻ってきた、穏やかな日常。素晴らしい。
「入ってきた賊たちは、まとめて地区警備兵に差し出してきておいたからねっ」
リョウカの溌剌とした笑みに癒やされる。
「そうだったの。ありがとう」
「うんっ」
「あ、そういえば。リョウカに教わった剣術、少し役に立ったわ」
そう言って、ふと思い出す。
紅の飛沫が散る光景を。
鮮明に。生々しく。
あの瞬間の光景は、今でも脳にこびりついている。
「……っ」
思い出したくない記憶を思い出し、吐き気が込み上げる。
「エアリ?」
胃が熱くなる。気を抜いたら口から何かを出してしまいそうな、そんな感覚。弱いところを見せたくはないが、こればかりはどうしようもない。
「エアリ!?」
リョウカが不安げに叫ぶ。
でも、答えられない。
「急にどうしたの? 大丈夫?」
何か返したいのに、うんともすんとも言えなくて。
「エアリ! エアリ!?」
駄目だ。動けない。返事もできない。
今私は、込み上げる嫌な感覚に支配されていた。
——気がついた時、私は、自室のベッドに横たえられていた。
「気がついたのね、エアリ」
「大丈夫っ!?」
ベッドの脇にはエトーリアとリョウカ。
「……母さん、リョウカ……」
重い瞼を持ち上げながら言う。
胃から何かが込み上げるような嫌な感覚は、既に消えていた。ただ、なんとなく体が重い。
「何があったの? エアリ」
「……分からないわ」
不安げな表情のエトーリアが放った問いに、はっきりとは答えられなかった。
「思い出したくない光景を思い出して……それで……」
「そう。そういうことなら仕方ないわね。思い出したくないことは、誰にだってあるものだものね」
エトーリアはすっと立ち上がる。
「じゃ、そろそろ失礼するわ」
「母さん……」
「用があればいつでも呼んでちょうだい、エアリ」
「……えぇ」
エトーリアはあっという間に部屋を出ていってしまう。
待って、なんて声をかける時間はなくて。本当はもう少し傍にいてほしいと思ったりしたけれど、言えなかった。
室内に一人残ってくれているリョウカに対し、謝罪する。
「迷惑かけたんじゃない? ごめんなさい」
しかしリョウカは、首を左右に動かす。
「ううん。気にしないで。困った時はお互い様だよ」
彼女の言葉に、私は救われた。
「ありがとう、リョウカ」
「ううん」
「それでも、ありがとうって言わせて」
するとリョウカは少し驚いたような顔をして。
「う、うん。そこまで言うなら……ありがとうって言っていいよ」
彼女は少し戸惑っているようだ。もしかしたら、私の言い方は不自然だったかもしれない。
その日の夜。
私はデスタンの部屋を訪ね、そこで初めて彼の容態を耳にした。
「そんな……元通りにはならない……?」
「はい」
「そんなことって……」
医者から「日常生活はともかく、運動できるところまで回復するかどうかは分からない」と告げられたという事実を明かしたのは、外の誰でもない、彼自身であった。
残酷な現実と対峙しているというのに、デスタンは、不自然なくらい落ち着いている。明確な原因は分からず、希望なき未来を告げられたのだから、少しくらい取り乱しても良さそうなものなのだが。
「こうして話すことができているだけ、幸運です」
「……でも」
「暗い顔をしないで下さい。同情は必要ありません」
デスタンはうつ伏せでベッドに寝ながら、静かな調子で発する。
「貴方は……平気なの?」
「当然の報いと言えるでしょう」
「……どうしてそんなに冷静でいられるのよ」
なぜ淡々としていられるのか分からない。私には、彼が理解できない。
「それは……いずれこうなると分かっていたからです」
「動けなくなると、予感していたというの?」
デスタンの黄色い瞳に宿る凛々しい光は消えていない。ただ攻撃性は低い。日頃より、ほんの少し大人しい雰囲気だ。
「……いえ。そこまで分かっていたわけではありません。ただ、いずれ何かしらの形で報いを受けるだろうということは、分かっていました。……想定の範囲内です」
室内には、私とデスタンだけ。
言葉にならない静けさだ。
「そう……だったのね」
私が返せる言葉は、そのくらいしかない。聡明な人間であれば、もっと気の利いた言葉を見つけられるのかもしれないが、今の私には無理だ。
「これからは、王子を頼みます」
「え……わ、私?」
「はい。今の貴女なら、王子を護ることができるはずです」
いきなりそんなことを言われても、困ってしまう。
「……まだ無理よ、そんなの」
「できます」
「……けど!」
「王子を護れるのは、貴女だけですから」
そんな風に言われたら、断れない。
私がやらなければ! と思ってしまいそうになる。
「今日は妙に私を信頼してくれているのね、不気味だわ」
「不気味? 失礼な。私はただ、いつでも自分に正直なだけです」
気づけば私たちは、地上界へ戻ってきていた。
「……到着」
呟くのは、ウェスタ。
傍には、面に戸惑いの色を浮かべたリゴールと、仰向けに横たわっているデスタンの姿があった。
全員帰ってくることができたようだ。
「ウェスタさん、ここは?」
「……貴女の屋敷の近く」
「もうそんなところまで!?」
「そう」
デスタンの体を抱き上げるウェスタ。
「兄さんを……貴女の屋敷へ連れていく」
「そうね!」
こうして、私たちは四人は、屋敷へ戻った。
屋敷に戻るや否や、私たちのことを心配してくれていたエトーリアが飛び出してきて。さらにその後、バッサやリョウカとも再会した。
デスタンはエトーリアが呼んでくれた医者による治療。リゴールもついでに確認。そして私は、赤く染まった服を着替えた後、リョウカと二人、別室で待機。
「もー、エアリったら! 心配したよ!」
「ごめんなさい、リョウカ」
椅子に腰掛け、バッサが淹れてくれたカモミールティーを飲みながら、リョウカと話す。ようやく戻ってきた、穏やかな日常。素晴らしい。
「入ってきた賊たちは、まとめて地区警備兵に差し出してきておいたからねっ」
リョウカの溌剌とした笑みに癒やされる。
「そうだったの。ありがとう」
「うんっ」
「あ、そういえば。リョウカに教わった剣術、少し役に立ったわ」
そう言って、ふと思い出す。
紅の飛沫が散る光景を。
鮮明に。生々しく。
あの瞬間の光景は、今でも脳にこびりついている。
「……っ」
思い出したくない記憶を思い出し、吐き気が込み上げる。
「エアリ?」
胃が熱くなる。気を抜いたら口から何かを出してしまいそうな、そんな感覚。弱いところを見せたくはないが、こればかりはどうしようもない。
「エアリ!?」
リョウカが不安げに叫ぶ。
でも、答えられない。
「急にどうしたの? 大丈夫?」
何か返したいのに、うんともすんとも言えなくて。
「エアリ! エアリ!?」
駄目だ。動けない。返事もできない。
今私は、込み上げる嫌な感覚に支配されていた。
——気がついた時、私は、自室のベッドに横たえられていた。
「気がついたのね、エアリ」
「大丈夫っ!?」
ベッドの脇にはエトーリアとリョウカ。
「……母さん、リョウカ……」
重い瞼を持ち上げながら言う。
胃から何かが込み上げるような嫌な感覚は、既に消えていた。ただ、なんとなく体が重い。
「何があったの? エアリ」
「……分からないわ」
不安げな表情のエトーリアが放った問いに、はっきりとは答えられなかった。
「思い出したくない光景を思い出して……それで……」
「そう。そういうことなら仕方ないわね。思い出したくないことは、誰にだってあるものだものね」
エトーリアはすっと立ち上がる。
「じゃ、そろそろ失礼するわ」
「母さん……」
「用があればいつでも呼んでちょうだい、エアリ」
「……えぇ」
エトーリアはあっという間に部屋を出ていってしまう。
待って、なんて声をかける時間はなくて。本当はもう少し傍にいてほしいと思ったりしたけれど、言えなかった。
室内に一人残ってくれているリョウカに対し、謝罪する。
「迷惑かけたんじゃない? ごめんなさい」
しかしリョウカは、首を左右に動かす。
「ううん。気にしないで。困った時はお互い様だよ」
彼女の言葉に、私は救われた。
「ありがとう、リョウカ」
「ううん」
「それでも、ありがとうって言わせて」
するとリョウカは少し驚いたような顔をして。
「う、うん。そこまで言うなら……ありがとうって言っていいよ」
彼女は少し戸惑っているようだ。もしかしたら、私の言い方は不自然だったかもしれない。
その日の夜。
私はデスタンの部屋を訪ね、そこで初めて彼の容態を耳にした。
「そんな……元通りにはならない……?」
「はい」
「そんなことって……」
医者から「日常生活はともかく、運動できるところまで回復するかどうかは分からない」と告げられたという事実を明かしたのは、外の誰でもない、彼自身であった。
残酷な現実と対峙しているというのに、デスタンは、不自然なくらい落ち着いている。明確な原因は分からず、希望なき未来を告げられたのだから、少しくらい取り乱しても良さそうなものなのだが。
「こうして話すことができているだけ、幸運です」
「……でも」
「暗い顔をしないで下さい。同情は必要ありません」
デスタンはうつ伏せでベッドに寝ながら、静かな調子で発する。
「貴方は……平気なの?」
「当然の報いと言えるでしょう」
「……どうしてそんなに冷静でいられるのよ」
なぜ淡々としていられるのか分からない。私には、彼が理解できない。
「それは……いずれこうなると分かっていたからです」
「動けなくなると、予感していたというの?」
デスタンの黄色い瞳に宿る凛々しい光は消えていない。ただ攻撃性は低い。日頃より、ほんの少し大人しい雰囲気だ。
「……いえ。そこまで分かっていたわけではありません。ただ、いずれ何かしらの形で報いを受けるだろうということは、分かっていました。……想定の範囲内です」
室内には、私とデスタンだけ。
言葉にならない静けさだ。
「そう……だったのね」
私が返せる言葉は、そのくらいしかない。聡明な人間であれば、もっと気の利いた言葉を見つけられるのかもしれないが、今の私には無理だ。
「これからは、王子を頼みます」
「え……わ、私?」
「はい。今の貴女なら、王子を護ることができるはずです」
いきなりそんなことを言われても、困ってしまう。
「……まだ無理よ、そんなの」
「できます」
「……けど!」
「王子を護れるのは、貴女だけですから」
そんな風に言われたら、断れない。
私がやらなければ! と思ってしまいそうになる。
「今日は妙に私を信頼してくれているのね、不気味だわ」
「不気味? 失礼な。私はただ、いつでも自分に正直なだけです」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
【コミカライズ決定】魔力ゼロの子爵令嬢は王太子殿下のキス係
ayame@アンジェリカ書籍化決定
恋愛
【ネトコン12受賞&コミカライズ決定です!】私、ユーファミア・リブレは、魔力が溢れるこの世界で、子爵家という貴族の一員でありながら魔力を持たずに生まれた。平民でも貴族でも、程度の差はあれど、誰もが有しているはずの魔力がゼロ。けれど優しい両親と歳の離れた後継ぎの弟に囲まれ、贅沢ではないものの、それなりに幸せな暮らしを送っていた。そんなささやかな生活も、12歳のとき父が災害に巻き込まれて亡くなったことで一変する。領地を復興させるにも先立つものがなく、没落を覚悟したそのとき、王家から思わぬ打診を受けた。高すぎる魔力のせいで身体に異常をきたしているカーティス王太子殿下の治療に協力してほしいというものだ。魔力ゼロの自分は役立たずでこのまま穀潰し生活を送るか修道院にでも入るしかない立場。家族と領民を守れるならと申し出を受け、王宮に伺候した私。そして告げられた仕事内容は、カーティス王太子殿下の体内で暴走する魔力をキスを通して吸収する役目だったーーー。_______________
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる