花屋の娘だからって馬鹿にするなんて、随分差別がお好きなのですね。けれども残念、私は幸せを掴みますよ。

四季

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後編

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 ◆


 あの婚約破棄から二年。
 私は王子の妻となった。

 王子と知り合うきっかけはほんの細やかなことで。けれども気づけばプロポーズされていて、色々あったものの、最終的にはめでたく結ばれた。

 そして今も幸せに暮らしている。

 きっとこれからも壁はあるだろう。それでも乗り越えていきたい。強くありたい。そして、いつまでも、思いやりを忘れない人でありたいのだ。

 その先にこそ、永い幸せがあるのだろう。

 ……そういえば。

 最近親から聞いたのだが、フロミーダスはあの後わりとすぐに亡くなったそうだ。
 なんでも、昔の恋人に刺されたらしい。

 情とは恐ろしいものだな、と思うが……ただ、もはや私には関係のないことだ。


◆終わり◆
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