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1話「ご機嫌な妹」
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私の妹ベベリーナは親から愛され欲しいものはすべて与えられて育ったためにわがまま娘になってしまった。
彼女は欲しいものは一つ残らず手に入れたいタイプ。欲しいものを手に入れるためなら手段は選ばず親の力も使う。そして、少しでも上手くいかないとすぐに感情的になり激怒し始める。また、周囲に当たり散らす。
そんなベベリーナが最近手に入れたのは婚約者だ。
彼女はとある晩餐会で知り合ったカルクという青年に惚れ、彼と生涯を共にしたいと言い出した。で、両親に彼と婚約できるようにするように、と指示を出して。両親が必死になって交渉を重ねたことで、ベベリーナはカルクと婚約できることになった。
「お姉さま! 聞いて! あたくし、カルク様と婚約することになったの!」
婚約が決まった日、自慢してきた彼女の嬉しそうな顔を今でも覚えている。
「やっぱりあたくしって魅力的な女なんだわ。……お姉さまと違って」
そんな嫌みも吐かれてしまったけれど。
でも、彼女がご機嫌なのはありがたかった。
彼女が不機嫌にならなければ当たり散らされずに済むから。
彼女は欲しいものは一つ残らず手に入れたいタイプ。欲しいものを手に入れるためなら手段は選ばず親の力も使う。そして、少しでも上手くいかないとすぐに感情的になり激怒し始める。また、周囲に当たり散らす。
そんなベベリーナが最近手に入れたのは婚約者だ。
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「お姉さま! 聞いて! あたくし、カルク様と婚約することになったの!」
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でも、彼女がご機嫌なのはありがたかった。
彼女が不機嫌にならなければ当たり散らされずに済むから。
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