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3話
しおりを挟む晒してみれば? だと。どうせそんなことできないでしょ、とでも言いたいのか。本当にそう思っている? 私をそこまで弱い人間と思っている? どれだけ馬鹿にすれば気が済むのか。どこまで舐めているのか。
「そうですか……分かりました、残念です」
その後私はそれらの情報を全部世に出した。
それによってレビーブの母親は夫から「そんな酷いことをする人とは思っていなかった、がっかりだしショックだよ。もう……無理だ、終わりにしよう」と言われ離婚されてしまったそうだ。
離婚後、彼女は私の家にまでやって来て「あんたのせいで離婚されたのよ! あんたのせいだわ! 全部!」とか「あんただけは許さない、私の人生を狂わせて……許さない!」とか言って数時間にわたって叫び続けた。さらに次の日、夕方に刃物を持ってやって来て私を刺そうとして。近所の人が通報してくれ、それによって彼女は逮捕された。
こうして、彼女の人生は完全に終わった。
また、彼女の行動を見て見ぬふりし続けていたレビーブも、人を殺そうとした女の息子として人々から犯罪者予備軍などと呼ばれるようになったそうで――何もしておらずとも社会的な評価は大きく下がってしまったようだ。
ま、彼にも虐められている人を助けようとしなかったという罪はある。
だからある意味自業自得だろう。
――その後私は、母の知り合いの紹介で知り合った人と結婚した。
彼に出会ってすぐ、特別な何かを感じた。そうしてみるみるうちに惹かれていって。それであっという間に結ばれたのだった。
夢みすぎ? ……たまには良いじゃないか、夢くらいみても。
◆終わり◆
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