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90話「ウタの夢気分」
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この建物の裏口を、私は目にしたことがない。
閉じ込められている間、自由に歩き回ることは許されていなかった。まだ楽な軟禁状態だった頃でさえ、見て回ることは禁止されていた。もちろん、口約束だけではない。きちんと見張りをつけられていた。
だから私は、この屋敷の構造について多くのことは知らない。
拘束されつつの動きの中で知った、地下室や客室のような部屋——いまだにそのくらいしか見ることができていない。
そういう意味では、この屋敷はブラックホールのようなもの。
リベルテはある程度調べてここへ来たのだろうが、それでも、初めて来る場所で百パーセントの能力を発揮するというのは難易度が高い。だから、すべてが思い通りに進むはずはないのだ。どこかで思いもしなかった壁が現れるということも十分に考えられる。
だからこそ、可能な限り急がねばならないのだ。狼狽えたり、もたついたり、そんな無駄なことで時間を使うわけにはいかない。
慎重さは素晴らしいものだが、とろさは足を引っ張るだけのもの。
これら二つは、似ているようで似ていない。
「呼吸の方は問題ございませんか?」
「えぇ、今は平気」
「それは良かったです。もう少しでございますか——」
足音が立ててしまわないよう意識する小走りで裏口へ向かいつつ、リベルテは喋っていた。が、何かに気がつき、彼は唇を閉ざす。固く、真剣な顔。
「やぁ、君までこんな卑怯な真似をするとはね」
「ビタリー様……!」
私より僅かに先を行っていたリベルテが足を止めたのは、ビタリーが待ち伏せしていたことが理由だったようだ。
「こんな夜中にボヤ騒ぎが起きたものだから、どう考えても怪しいと思ってね。それで、僕はここで見張っていたんだ。どうやら正解だったみたいだね」
リベルテは真剣な顔つきのまま「退いて下さい」と言い放つ。だが、その程度のことで己の位置から退くビタリーではない。足の裏は半歩もずらさず、自身の相棒でもある拳銃を抜く。そして、銃口を私たちがいる方へと向けた。拳銃自身が睨みつけてきているかのような圧力を感じる。
「脅し……でございますか」
「君は純粋なキエル人のはず。なぜ彼らに手を貸す?」
所持者が気まぐれでも引き金を引けば、銃弾は放たれる。その凶器は、こちらに向かって飛んでくる。それはリベルテも知っているはず。なのにリベルテは冷静さを保っていた。彼は落ち着いて、術を使用するための本だけを手に持っている。
「そうやって、キエル人だとかそうでないとか、くだらないことに囚われるのはもうお止めになってはいかがでございますか」
先日のフーシェと違って、リベルテは本を持っている。それはつまり、斧を持ったフーシェと同じ状態ということ。すなわち、交戦するための力を保有している、ということなのだ。
そういう意味では、前回の脱走よりかは成功率が高いかもしれない。
リベルテなら中距離攻撃も可能。それゆえ、銃使いが相手であっても、戦うことはできるだろう。期待する価値はあるかもしれない。
「囚われる? ……まったく。僕がくだらないことに固執しているみたいな言い方は止めてくれないかな。僕はただ、この国の将来を想っているだけだよ。この国が永久に穢れなき国であるよう願っている、ただそれだけなんだ」
手のひらを上にした両手を胸の傍に出し、やれやれ、とでも言いたげに首を左右に振っている。その面に浮かんでいるのは、呆れ笑いという言葉が似合う表情。
「純粋な血を引く者こそが、この国を護ってゆくに相応しいのだよ」
「……それゆえ、主を刺したのでございますか」
リベルテはいつになく低い声で問う。
「刺した? 主……ウィクトルを、かい? まさか! そんなわけない!」
ビタリーは演技がかった調子でそんなことを述べる。
しかし、リベルテは訝しんでいるような顔つきのまま。警戒心が最高潮に達しているような目をしている。
「誰がそんなことを言いふらしているんだい? その者は死刑だね」
なぜか少し嬉しそうに言う。それからビタリーは、片手で拳銃を風車のように素早く回転させ、最後の決めポーズで再び銃口をリベルテに向けた。銃口が睨むのは、今度は『私たち』ではない。リベルテ、一人だけだ。
そして、引き金が引かれる。
リベルテは本の紙面から火の玉を発生させた。
空気を引き裂きながら宙を駆ける銃弾は、リベルテが放った火の玉とぶつかり、弾け合う。ぶつかり合った後、銃弾も火の玉もどちらも、その姿を留めなくなっていた。お互いに潰し合う形になったようだ。
「申し訳ございませんが、今回は退く気はございませんので」
「そうかい。君の血は惜しいが……既に反逆思想を植え付けられているのなら仕方ない」
ビタリーは再び武器を構え、リベルテを睨む。
「死んでもらおう」
私は一メートルも離れていないリベルテに「どうするつもり?」と尋ねてみる。するとリベルテは「もちろん、考えがございます」と落ち着いた調子で返してきた。顔が笑っていないのでいつもの彼らしくはないけれど、用意された手がまだ残っているのならどうにかなるかもしれない。
やり方があるのなら、それでいいのだが。
一応確認しておきたかったのだ。
直後、リベルテが私の右手首を急に掴む。何事かと驚く私を他所に、彼は駆け出す。その勢いで私も走り出すこととなってしまった。進行方向は、ビタリーの正面。馬鹿か、と思うような方向。けれど、恐らくこれもやけくそというわけではないのだろうから、私は従っておくことにした。
「直進とは。馬鹿め」
「……そうでございましょうか?」
リベルテは片側の口角だけをじわりと持ち上げる。
そして、放たれる白い光。
「っ……!?」
ビタリーの息が漏れるのが聞こえた。
網膜さえ焼け尽きそうな強い光に、耐えきれず、私は思わず目を瞑る。瞼を閉じて、眼球の外側に瞼がある状態であっても、視界が白い。それほどの光だった。
そんな中、リベルテは私の手首を掴んだまま走る。
私はそれに従う。
目を開けられない以上、他の道を選ぶことはできないから。
ばたん、と戸が閉まるような音が聞こえて、瞼の内側の世界の異様な明るさがなくなる。恐る恐る瞼を開くと、自動運転車の中にいた。
「ご無事で? ウタ様」
車内には私とリベルテだけしかいないようだ。
「え、えぇ……。これは?」
「既に出発しております。まずは脱走成功、でございますよ」
「成功したの!?」
「はい。目眩ましの術が上手く参りました」
リベルテはイタズラ好きな子どものように笑う。
「嘘みたい……」
本当にあそこから逃れられるなんて。現実の話ではないみたい。これはもはや、夢でもみているのではないかと不安になるぐらいの奇跡だ。
閉じ込められている間、自由に歩き回ることは許されていなかった。まだ楽な軟禁状態だった頃でさえ、見て回ることは禁止されていた。もちろん、口約束だけではない。きちんと見張りをつけられていた。
だから私は、この屋敷の構造について多くのことは知らない。
拘束されつつの動きの中で知った、地下室や客室のような部屋——いまだにそのくらいしか見ることができていない。
そういう意味では、この屋敷はブラックホールのようなもの。
リベルテはある程度調べてここへ来たのだろうが、それでも、初めて来る場所で百パーセントの能力を発揮するというのは難易度が高い。だから、すべてが思い通りに進むはずはないのだ。どこかで思いもしなかった壁が現れるということも十分に考えられる。
だからこそ、可能な限り急がねばならないのだ。狼狽えたり、もたついたり、そんな無駄なことで時間を使うわけにはいかない。
慎重さは素晴らしいものだが、とろさは足を引っ張るだけのもの。
これら二つは、似ているようで似ていない。
「呼吸の方は問題ございませんか?」
「えぇ、今は平気」
「それは良かったです。もう少しでございますか——」
足音が立ててしまわないよう意識する小走りで裏口へ向かいつつ、リベルテは喋っていた。が、何かに気がつき、彼は唇を閉ざす。固く、真剣な顔。
「やぁ、君までこんな卑怯な真似をするとはね」
「ビタリー様……!」
私より僅かに先を行っていたリベルテが足を止めたのは、ビタリーが待ち伏せしていたことが理由だったようだ。
「こんな夜中にボヤ騒ぎが起きたものだから、どう考えても怪しいと思ってね。それで、僕はここで見張っていたんだ。どうやら正解だったみたいだね」
リベルテは真剣な顔つきのまま「退いて下さい」と言い放つ。だが、その程度のことで己の位置から退くビタリーではない。足の裏は半歩もずらさず、自身の相棒でもある拳銃を抜く。そして、銃口を私たちがいる方へと向けた。拳銃自身が睨みつけてきているかのような圧力を感じる。
「脅し……でございますか」
「君は純粋なキエル人のはず。なぜ彼らに手を貸す?」
所持者が気まぐれでも引き金を引けば、銃弾は放たれる。その凶器は、こちらに向かって飛んでくる。それはリベルテも知っているはず。なのにリベルテは冷静さを保っていた。彼は落ち着いて、術を使用するための本だけを手に持っている。
「そうやって、キエル人だとかそうでないとか、くだらないことに囚われるのはもうお止めになってはいかがでございますか」
先日のフーシェと違って、リベルテは本を持っている。それはつまり、斧を持ったフーシェと同じ状態ということ。すなわち、交戦するための力を保有している、ということなのだ。
そういう意味では、前回の脱走よりかは成功率が高いかもしれない。
リベルテなら中距離攻撃も可能。それゆえ、銃使いが相手であっても、戦うことはできるだろう。期待する価値はあるかもしれない。
「囚われる? ……まったく。僕がくだらないことに固執しているみたいな言い方は止めてくれないかな。僕はただ、この国の将来を想っているだけだよ。この国が永久に穢れなき国であるよう願っている、ただそれだけなんだ」
手のひらを上にした両手を胸の傍に出し、やれやれ、とでも言いたげに首を左右に振っている。その面に浮かんでいるのは、呆れ笑いという言葉が似合う表情。
「純粋な血を引く者こそが、この国を護ってゆくに相応しいのだよ」
「……それゆえ、主を刺したのでございますか」
リベルテはいつになく低い声で問う。
「刺した? 主……ウィクトルを、かい? まさか! そんなわけない!」
ビタリーは演技がかった調子でそんなことを述べる。
しかし、リベルテは訝しんでいるような顔つきのまま。警戒心が最高潮に達しているような目をしている。
「誰がそんなことを言いふらしているんだい? その者は死刑だね」
なぜか少し嬉しそうに言う。それからビタリーは、片手で拳銃を風車のように素早く回転させ、最後の決めポーズで再び銃口をリベルテに向けた。銃口が睨むのは、今度は『私たち』ではない。リベルテ、一人だけだ。
そして、引き金が引かれる。
リベルテは本の紙面から火の玉を発生させた。
空気を引き裂きながら宙を駆ける銃弾は、リベルテが放った火の玉とぶつかり、弾け合う。ぶつかり合った後、銃弾も火の玉もどちらも、その姿を留めなくなっていた。お互いに潰し合う形になったようだ。
「申し訳ございませんが、今回は退く気はございませんので」
「そうかい。君の血は惜しいが……既に反逆思想を植え付けられているのなら仕方ない」
ビタリーは再び武器を構え、リベルテを睨む。
「死んでもらおう」
私は一メートルも離れていないリベルテに「どうするつもり?」と尋ねてみる。するとリベルテは「もちろん、考えがございます」と落ち着いた調子で返してきた。顔が笑っていないのでいつもの彼らしくはないけれど、用意された手がまだ残っているのならどうにかなるかもしれない。
やり方があるのなら、それでいいのだが。
一応確認しておきたかったのだ。
直後、リベルテが私の右手首を急に掴む。何事かと驚く私を他所に、彼は駆け出す。その勢いで私も走り出すこととなってしまった。進行方向は、ビタリーの正面。馬鹿か、と思うような方向。けれど、恐らくこれもやけくそというわけではないのだろうから、私は従っておくことにした。
「直進とは。馬鹿め」
「……そうでございましょうか?」
リベルテは片側の口角だけをじわりと持ち上げる。
そして、放たれる白い光。
「っ……!?」
ビタリーの息が漏れるのが聞こえた。
網膜さえ焼け尽きそうな強い光に、耐えきれず、私は思わず目を瞑る。瞼を閉じて、眼球の外側に瞼がある状態であっても、視界が白い。それほどの光だった。
そんな中、リベルテは私の手首を掴んだまま走る。
私はそれに従う。
目を開けられない以上、他の道を選ぶことはできないから。
ばたん、と戸が閉まるような音が聞こえて、瞼の内側の世界の異様な明るさがなくなる。恐る恐る瞼を開くと、自動運転車の中にいた。
「ご無事で? ウタ様」
車内には私とリベルテだけしかいないようだ。
「え、えぇ……。これは?」
「既に出発しております。まずは脱走成功、でございますよ」
「成功したの!?」
「はい。目眩ましの術が上手く参りました」
リベルテはイタズラ好きな子どものように笑う。
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