あなたとまた あの空を見上げたかった

四季

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あなたとまた あの空を見上げたかった

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あなたとまた
あの空を見上げたかった
無数の星が煌めく
あの空を
遠いところにある光を
この手で掴んでみたかった

あなたへの想い
あなたへの気持ち
それに嘘なんてなくて
ただ純粋に
ひたすら真っ直ぐに
あなたを求め続けていたのに

あなたの偽り
あなたの嘘
真実なんて一つもなく
あの夜に囁いた言葉さえも
幻想だった
広い世界に
暗い空に
溶けて消えてしまった

ああ もう戻れはしない

わたしたちは離れ離れ
でもそれを選んだのはあなた
あなたが言ったの
すべて終わりにしようと
繋がりの根底にあるもの
婚約すらも破棄してしまおうと

ああ もう帰れはしない

わたしたちは引き裂かれた
でもそれは運命ではなくあなたの選択
あなたが決めたの
すべておしまいにすると
繋がりの基礎であったもの
婚約すらもなかったことにしてしまおうと

あなたはどこまでも身勝手で
わたしの気持ちなんて無視していたわね
でももう過ぎたこと
だからあれこれ言いはしないわ
だって言っても無駄なのだもの

あなたとまた
あの空を見上げたかった
無数の星が煌めく
あの空を
遠いところにある光を
この手で掴んでみたかった
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