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後編
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後日、エルビーが三つ年下の女性と結婚することになったと知った。
エルビーとその女性の結婚式には行かなかった。一応お誘いはあったのだけれど。さすがに気まずかったのだ。婚約破棄直後に彼の結婚式へ行く、は、さすがに無理だった。女性としても良い気はしないだろうな、とも思ったし。
どうせ終わったのならすべての縁を切った方が良いだろう。
それが私の考えだった。
――そして私は知ることとなる。
エルビーと女性の結婚式中に会場の裏の山が急に崩れ、新郎新婦はもちろん参加者までも生き埋めとなってしまったことを。
その数日後新郎新婦は掘り出されたそうだが、その時には既に亡くなっていたそうだ。
で、参加者にも死者が出た。
多くの負傷者に加え、死亡する者も出てしまったというのだから衝撃である。
祝いの場で災難に見舞われる。
それほど恐ろしいことはない。
そんなことになったら、もし生き延びていたとしても、嬉しさも喜びも消え去ってしまうだろう。
◆
あれから数年が経った。
私はある山登りイベントにて知り合った男性と結婚し、既に一児の母となっている。
想像していなかった、個人的な出会いからの結婚となったが――彼との関係は良好であり、この選択をしたことを後悔はしていない。
むしろ、これが最善であったとさえ思う。
◆終わり◆
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