1 / 2
前編
しおりを挟む
エミリア・カルセドニーはカルセドニー王国の王女。
美しい桃色の長い髪と水晶のような透明に近い瞳の持ち主で、近隣の国からの人気も高い。
そんな彼女と先日婚約したのは、カルセドニー王国の東隣にある国の王子ダミアン。彼はエミリアの父である国王を上手く説得し、多くの婚約希望の者たちから抜け出した。そうしてついにエミリアと婚約したのだ。
だが、婚約して一ヶ月も経たないうちに、別の女性と親しくしていることが判明した。
証拠を集め、エミリアの父はダミアンを呼びつける。
「お主、エミリアを放って、他の女と遊びまわっているそうじゃな」
「はい? 何ですかそれ。知りませんが?」
「嘘をつけぃ! エミリア以外の女性と旅行しまくっとるじゃろ!」
「意味不明ですが? 証拠は?」
生意気なダミアンに、エミリアの父は証拠品を突きつける。
「これじゃ!」
そこまで話が進んでいたと知らなかったからか、ダミアンは愕然としている。
美しい桃色の長い髪と水晶のような透明に近い瞳の持ち主で、近隣の国からの人気も高い。
そんな彼女と先日婚約したのは、カルセドニー王国の東隣にある国の王子ダミアン。彼はエミリアの父である国王を上手く説得し、多くの婚約希望の者たちから抜け出した。そうしてついにエミリアと婚約したのだ。
だが、婚約して一ヶ月も経たないうちに、別の女性と親しくしていることが判明した。
証拠を集め、エミリアの父はダミアンを呼びつける。
「お主、エミリアを放って、他の女と遊びまわっているそうじゃな」
「はい? 何ですかそれ。知りませんが?」
「嘘をつけぃ! エミリア以外の女性と旅行しまくっとるじゃろ!」
「意味不明ですが? 証拠は?」
生意気なダミアンに、エミリアの父は証拠品を突きつける。
「これじゃ!」
そこまで話が進んでいたと知らなかったからか、ダミアンは愕然としている。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる