美しいと評判の王女と婚約しながら、別の女とも遊んでいるとは。

四季

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後編

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「こんな男に娘はやれん。お主との婚約は破棄じゃ」
「なっ……。そんな勝手な……」
「勝手なのはどっちじゃ! 女好きめ!」

 こうして、エミリアとダミアンの婚約は破棄となった。

 その後エミリアは、別の国——大国の王子と結ばれ、カルセドニー王国も大きな力を得ることとなる。カルセドニー王国は繁栄の時代を迎えた。

 一方で、ダミアンの国は、滅びの海へ沈みゆくのみ。

 元々戦争には強くない国だったのだが、隣国に侵攻され、最終的に国は滅んだ。

 国王は拘束され国を明け渡すという書類にサインさせられる。王妃も同じく拘束されたが、攻め込んだ国の王に気に入られ、その男を楽しませる女として生きることを強要されたそうだ。

 ダミアンの三つ年下の弟は王族ゆえ処刑され。

 そして、ダミアンもまた、拘束されしばらく監禁された後に処刑されたそうだ。


◆終わり◆
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