心ないことばかり言う婚約者が婚約破棄を告げてきたので、受け入れることにしました。~だって付き合っていても良いことないですから~

四季

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後編

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 ◆


 あれから三年半、私は今、昔からの同性の友人であるロレミリアと共に喫茶店を営みつつ生活している。

 オーセットはあの後、ロレミリアが雇った暗殺者の手で闇に葬られた。

 というのも、話を知った彼女が激怒し「そんな酷い男を生かしてはおけない!」と言ってそういうことをしたのである。

 鼻水やら涙やらを垂らしながら命乞いし、そんな汚い顔で死ぬ――オーセットの最期は恥ずかしさ満点のものだったらしい。

「ロレミリア、このお茶持っていくわね?」
「ええ、お願いね~」

 そんなことで、オーセットとの過去は清算された。

 もう彼はどうでもいい。

「そっち会計大丈夫? サポート入ろっか?」
「簡単なものだからできるわよ~大丈夫安心してわたしに任せて~」
「はーい」
「それ終わったら休憩してちょうだい~」
「オッケー」

 私はロレミリアと共に生きてゆく――そう決めている。

「運び終わったわ」
「そう~お疲れ様~、じゃあ少し休んでいてちょうだい~」

 優しくて美しい、ロレミリア。

 彼女こそ理想の人。
 そして、彼女は私の良きパートナーでもあるのだ。

「ロレミリアは?」
「わたしはもう少しやることがあるのよ~もうちょっと休めないわ~」
「いつもじゃない!? 大丈夫? 忙しそうだけど」
「ええ、いいのよ~。わたしはわたしでできることをしているだけだから~、気にしないで~」


◆終わり◆
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