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後編
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あの後両国の関係は悪化した。
望んではいなかったのだけれど行くところまで行ってしまって、やがて戦争となる。
ただ、我が国には強力な味方がいて。
元々親しかった近隣国から援護を得ることができたので無事勝利を収めることができた。
そして、オルレインらの国は滅んだ。
もちろん国民全員が死んだわけではない。
しかし王家はその地位を失い、王族ほとんどが命も失うこととなったのだった。
当然その中にはオルレインとその妻ルーナも含まれている。
聞いた話によれば、オルレインとルーナは自国が不利になってきたと分かると国外へ脱出しようとしたそうだ。王子という身分でありながら、国民を置いて。しかし、国民らに批判されたうえ出発予定場所に人々が大量に現れたことで妨害されたらしい。で、思った通りに逃げ出すことはできず。そのうちに二人とも捕らえられ、最終的には処刑されるに至ったそうだ。
王子でありながら国民を放って逃げようとは……なんて酷い人だろう。
ちなみに私はというと、先日結婚した。
彼は自国内で一位二位を争う資産家だ。
しかし、それでいて、性格の悪さはない。
そんな人だから、私も彼と一緒になることを願ったのである。
彼との出会いは親戚からの紹介だった。はじめは「紹介とか何とも言えないな、気まずいし」と思っていたのだけれど、いざ会ってみると気が合って楽しくて。そんなこともあり、案外すんなり話が進んでいったのだった。
人と人の相性とは想像では分からないものだなぁ、と思った。
◆終わり◆
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