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グリフォンブルー 死闘編~Ⅹ部~
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グリフォンブルーの国王である、プライト・オルグロスといえば一昔前までは、ギアン大陸一の戦士と謳われていた人物である。
その一騎当千の強者は、今では見る影もない。
老いた身体は痩せ細り、長い髪も、威厳のある顎髭も艶のない真っ白なものに朽ちていた。
レジェスには、ほんの少しだけ、昔のプライトの姿が脳裏に残っていた。
そして、その頃とは別人になったプライトを過去の思い出と、自然に重ね合わせていた。
「あれが、私の――父。」
その頃、プライトの登場にウェルは過敏に反応していた。
「父上――いや、国王様。私が説明致します。」
ウェル自身も現状を、うまく説明できなかったが、何とかプライトへと全てを伝えた。
「……そうか、サフィアが死んだか。皮肉なものだ、兄が見つかったというのにな。あいつには何もしてやれなかった。」
プライトは悲しげにサフィアの骸を眺めながら、呟くように言った。
そして、その視線は続いて私に向けられた。
「レジェス――だな?」
私は無言で頷いた。
「よく帰ってきて……よく生きていてくれた、礼を言う。そして、本当にすまなかった。」
私は、その言葉だけで満足だった。
いや、それを求めて、ここへ来たのかもしれない。
「国王様!その者がレジェス王子だと信じるのですか!?」
メルバ王妃は、プライトに食いかかった。
しかし、プライトは穏やかな表情のまま、
「もちろんじゃ。私には分かる――父親なのだからな。」
その言葉にメルバは、何か反論しようと息を吸ったが、すかさずウェルが割って入った。
「母上、もう止めましょう。この国の正統な後継者は、そこに居られるレジェス兄様です。」
ウェルの力強い言葉に、メルバは言葉を詰まらせた。
そして、深く息を吐き、
「分かりました、あなたの言う通りねウェル。私が間違ってました。もう私には何も出来ないわ、コーエン兄弟もやられてしまったしね……ウェル、この一年で随分、変わったわね。王家の男子として立派になったわ。」と、言った。
「はい。私は王とは何か、この一年父上に徹底的に教わりましたから。」
「なるほど。国王様の仕業だったのね……参ったわ。」
そんなメルバにプライト口を開いた。
「メルバよ。そなたが、ウェルを国王に据えるために、色々とやっていたことは知っておる。だが、その目的の為に我が子を放っておいたのが幸いした。私がウェルを教育する好機が生まれたのだ。」
「父上!私は国王の継承権を辞退致します。やはり、ここはレジェス兄様が次期国王になるべきです。」
「お前が、そう言うなら構わんが――どうじゃレジェス。」
プライトは私へ向けて、そう言った。
だが、「はい、国王になります。」と、簡単には答えられる筈もない。
私は、予想だにしなかった展開に言葉を発することができずにいた。
――その時であった!
「くだらない家族ごっこは、もう終わりか?」
「まったくヘドが出ますね。」
そこには、ホワイトとブラックのコーエン兄弟が、何事もないように平然と立っていた。
「生きている!?何故だ、完全に仕止めたはずなのに。」
私は信じられなかった。
だが、目の前には確かに生きたコーエン兄弟が居る。
「やはりお主らは普通の人間ではないな。コーエン兄弟と聞いた時は耳を疑ったが、どうせメルバの企みで、何処からか連れて来られコーエン兄弟の名を騙らせられた者達だとばかり思っておった。しかし、そうでは無さそうだな。お主ら何者だ?」
プライトは、何か心当たりがあるような物言いであった。
「兄者、もうよいのではありませんか?」
「そうだな。もう面倒だ、この国は力づくで奪うことにしよう。」
コーエン兄弟は互いに頷き、拳を固めてタッチした。
すると、驚いたことに二つの身体が同化していき、一つになった。
紅い瞳、青白い肌、銀の髪の毛、額にはユニコーンの様な角、背中には白と黒の翼、腕には魔方陣の様な物が浮かび上がっている。
それは、どこからどう見ても人ではない。
その姿に場の空気は緊張を高めた。
「ふう、久し振りに本来の姿に戻ったな。一応自己紹介しておくとしよう、俺の名は『アシュベル・グレー』だ。」
「魔物であったか。」
プライトの声にアシュベル・グレーは即座に反応した。
「ああ、そうだ。俺は魔界から来た。ちと訳があって、あちらを追われてしまってな。……こう見えても魔界では十本の指に入る程に強かった、この俺がだぞ!俺は魔界に復讐を誓った。だが、そのためには駒や土地がいる、だからこの国は俺が貰う!」
そう言って、アシュベル・グレーは口から一本の細く鋭い槍を吐き出した。
「この国を足掛かりに人間界は俺が牛耳る。王など不要!王家など不要!要るのは人間の奴隷だけだ!」
アシュベル・グレーは槍を手に、まずウェルを狙って動いた。
ウェルは、すかさず迎え討とうと腰に手をやったが帯刀していなかったことに気づき青ざめた。
「まずは王子から死んで頂こう。」
その突然の出来事に、私やディルクは動き出すのが一歩遅れた。
国王プライトは我が子を救おうとしたが間に合わない。
誰もが息を飲んだ。
そして、アシュベル・グレーの槍が身体を貫いた。
「――母上!」
しかし、寸前の所で自分の身体を投げ出し、ウェル王子を救った人物がいた――メルバ王妃だ。
「ちっ!邪魔をしおって。まあ貴様も所詮は人間ということだな、メルバよ。」
アシュベル・グレーの言葉に一瞬メルバは微笑みを見せた。
それは自分が他の人間と同じく、我が子を守ってみせたという、誇りから出た、安堵の笑みだったのかもしれない。
「母上!どうして、そんな無茶なことを。」
ウェルはメルバを抱き、涙ながらに言った。
「母として当然のことをしたまでよ、ウェル。」
「メルバ!」
国王プライトもメルバの元へと歩み寄った。
「国王様……私は、私には別に野心など無かった……ただ、ウェルが幸せになってくれれば、それで良かったのです。」
「ああ、分かっている。分かっているとも。」
プライトはメルバの手を握り、頷いた。
元々、レト大陸の小さな国の、商家の娘として育ったメルバに、ある日、災難が訪れた。
盗賊に襲われ家族全員が皆殺しに遇うという悲劇であった。
そこへ、たまたまキリエスへ向かっていた、プライトとグリフォンブルーの小隊が、その盗賊たちを蹴散らし、そして若く美しかったメルバとプライトは恋に落ちたのであった。
メルバにとって血の繋がった家族はウェルだけ。
その気持ちをプライトは痛いほど理解していた。
しかし、それが迷走を始め、本人でさえ気づかない、間違った方向へと進み出したのである。
そんな心の隙間をつくように、ちょうど魔界から逃げてきたアシュベル・グレーとメルバは出会うべくして出会った。
互いが互いを利用しようと手を組み、現状に至ったのであった。
「――師匠。あの人を助けてやってもらえませんか。」
私はハーブティーに言った。
ハーブティーは面食らった顔をしていたが、
「まったく、師匠を何だと思っているんだ。人使いの荒い弟子だ。」と、ハーブティーはメルバへと歩き出した。
その間、私は一瞬たりともアシュベル・グレーから目を離さずにいた。
「次は仕止める。死ね、ウェル王子!」
アシュベル・グレーの矛先がウェルに向けられた。
「浮き足フロートフット!」
「浮き足フロートフット!」
キィイン!
その槍を止めたのは、私とディルクだった。
「ちっ!またしても邪魔立てしおって!」
「レジェス様。私も微力ながら共に戦います。」
私は頷き、そして、
「この国は私が守る!」と、力強く宣言したのであった。
その一騎当千の強者は、今では見る影もない。
老いた身体は痩せ細り、長い髪も、威厳のある顎髭も艶のない真っ白なものに朽ちていた。
レジェスには、ほんの少しだけ、昔のプライトの姿が脳裏に残っていた。
そして、その頃とは別人になったプライトを過去の思い出と、自然に重ね合わせていた。
「あれが、私の――父。」
その頃、プライトの登場にウェルは過敏に反応していた。
「父上――いや、国王様。私が説明致します。」
ウェル自身も現状を、うまく説明できなかったが、何とかプライトへと全てを伝えた。
「……そうか、サフィアが死んだか。皮肉なものだ、兄が見つかったというのにな。あいつには何もしてやれなかった。」
プライトは悲しげにサフィアの骸を眺めながら、呟くように言った。
そして、その視線は続いて私に向けられた。
「レジェス――だな?」
私は無言で頷いた。
「よく帰ってきて……よく生きていてくれた、礼を言う。そして、本当にすまなかった。」
私は、その言葉だけで満足だった。
いや、それを求めて、ここへ来たのかもしれない。
「国王様!その者がレジェス王子だと信じるのですか!?」
メルバ王妃は、プライトに食いかかった。
しかし、プライトは穏やかな表情のまま、
「もちろんじゃ。私には分かる――父親なのだからな。」
その言葉にメルバは、何か反論しようと息を吸ったが、すかさずウェルが割って入った。
「母上、もう止めましょう。この国の正統な後継者は、そこに居られるレジェス兄様です。」
ウェルの力強い言葉に、メルバは言葉を詰まらせた。
そして、深く息を吐き、
「分かりました、あなたの言う通りねウェル。私が間違ってました。もう私には何も出来ないわ、コーエン兄弟もやられてしまったしね……ウェル、この一年で随分、変わったわね。王家の男子として立派になったわ。」と、言った。
「はい。私は王とは何か、この一年父上に徹底的に教わりましたから。」
「なるほど。国王様の仕業だったのね……参ったわ。」
そんなメルバにプライト口を開いた。
「メルバよ。そなたが、ウェルを国王に据えるために、色々とやっていたことは知っておる。だが、その目的の為に我が子を放っておいたのが幸いした。私がウェルを教育する好機が生まれたのだ。」
「父上!私は国王の継承権を辞退致します。やはり、ここはレジェス兄様が次期国王になるべきです。」
「お前が、そう言うなら構わんが――どうじゃレジェス。」
プライトは私へ向けて、そう言った。
だが、「はい、国王になります。」と、簡単には答えられる筈もない。
私は、予想だにしなかった展開に言葉を発することができずにいた。
――その時であった!
「くだらない家族ごっこは、もう終わりか?」
「まったくヘドが出ますね。」
そこには、ホワイトとブラックのコーエン兄弟が、何事もないように平然と立っていた。
「生きている!?何故だ、完全に仕止めたはずなのに。」
私は信じられなかった。
だが、目の前には確かに生きたコーエン兄弟が居る。
「やはりお主らは普通の人間ではないな。コーエン兄弟と聞いた時は耳を疑ったが、どうせメルバの企みで、何処からか連れて来られコーエン兄弟の名を騙らせられた者達だとばかり思っておった。しかし、そうでは無さそうだな。お主ら何者だ?」
プライトは、何か心当たりがあるような物言いであった。
「兄者、もうよいのではありませんか?」
「そうだな。もう面倒だ、この国は力づくで奪うことにしよう。」
コーエン兄弟は互いに頷き、拳を固めてタッチした。
すると、驚いたことに二つの身体が同化していき、一つになった。
紅い瞳、青白い肌、銀の髪の毛、額にはユニコーンの様な角、背中には白と黒の翼、腕には魔方陣の様な物が浮かび上がっている。
それは、どこからどう見ても人ではない。
その姿に場の空気は緊張を高めた。
「ふう、久し振りに本来の姿に戻ったな。一応自己紹介しておくとしよう、俺の名は『アシュベル・グレー』だ。」
「魔物であったか。」
プライトの声にアシュベル・グレーは即座に反応した。
「ああ、そうだ。俺は魔界から来た。ちと訳があって、あちらを追われてしまってな。……こう見えても魔界では十本の指に入る程に強かった、この俺がだぞ!俺は魔界に復讐を誓った。だが、そのためには駒や土地がいる、だからこの国は俺が貰う!」
そう言って、アシュベル・グレーは口から一本の細く鋭い槍を吐き出した。
「この国を足掛かりに人間界は俺が牛耳る。王など不要!王家など不要!要るのは人間の奴隷だけだ!」
アシュベル・グレーは槍を手に、まずウェルを狙って動いた。
ウェルは、すかさず迎え討とうと腰に手をやったが帯刀していなかったことに気づき青ざめた。
「まずは王子から死んで頂こう。」
その突然の出来事に、私やディルクは動き出すのが一歩遅れた。
国王プライトは我が子を救おうとしたが間に合わない。
誰もが息を飲んだ。
そして、アシュベル・グレーの槍が身体を貫いた。
「――母上!」
しかし、寸前の所で自分の身体を投げ出し、ウェル王子を救った人物がいた――メルバ王妃だ。
「ちっ!邪魔をしおって。まあ貴様も所詮は人間ということだな、メルバよ。」
アシュベル・グレーの言葉に一瞬メルバは微笑みを見せた。
それは自分が他の人間と同じく、我が子を守ってみせたという、誇りから出た、安堵の笑みだったのかもしれない。
「母上!どうして、そんな無茶なことを。」
ウェルはメルバを抱き、涙ながらに言った。
「母として当然のことをしたまでよ、ウェル。」
「メルバ!」
国王プライトもメルバの元へと歩み寄った。
「国王様……私は、私には別に野心など無かった……ただ、ウェルが幸せになってくれれば、それで良かったのです。」
「ああ、分かっている。分かっているとも。」
プライトはメルバの手を握り、頷いた。
元々、レト大陸の小さな国の、商家の娘として育ったメルバに、ある日、災難が訪れた。
盗賊に襲われ家族全員が皆殺しに遇うという悲劇であった。
そこへ、たまたまキリエスへ向かっていた、プライトとグリフォンブルーの小隊が、その盗賊たちを蹴散らし、そして若く美しかったメルバとプライトは恋に落ちたのであった。
メルバにとって血の繋がった家族はウェルだけ。
その気持ちをプライトは痛いほど理解していた。
しかし、それが迷走を始め、本人でさえ気づかない、間違った方向へと進み出したのである。
そんな心の隙間をつくように、ちょうど魔界から逃げてきたアシュベル・グレーとメルバは出会うべくして出会った。
互いが互いを利用しようと手を組み、現状に至ったのであった。
「――師匠。あの人を助けてやってもらえませんか。」
私はハーブティーに言った。
ハーブティーは面食らった顔をしていたが、
「まったく、師匠を何だと思っているんだ。人使いの荒い弟子だ。」と、ハーブティーはメルバへと歩き出した。
その間、私は一瞬たりともアシュベル・グレーから目を離さずにいた。
「次は仕止める。死ね、ウェル王子!」
アシュベル・グレーの矛先がウェルに向けられた。
「浮き足フロートフット!」
「浮き足フロートフット!」
キィイン!
その槍を止めたのは、私とディルクだった。
「ちっ!またしても邪魔立てしおって!」
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