MELODIST!!

すなねこ

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#044 lamentoso Ⅴ

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東京都・37歳男性「昼ドラっていう文化があったらしいな。目眩く愛憎劇だの、女同士の熾烈な争いだの…俺はとてもじゃないが真昼間にそんなモン見続けるのは御免だなァ。ハッピーエンドが好きなんだよ。意外か?」


…………………………………………………………………………………



 キッカケはロッカーが隣同士というだけであったが、吉井と真城はよく話す間柄になっていた。
 偶然にも両者とも親の作った借金が原因で極楽町に落とされており、自然と心の内も曝け出すようになっていったのだという。
 真城が自分の妹について語ったのは、二人が出会ってから一年ほどが経過した後の事。その日の仕事を終え、裏手の社員寮に戻る途中であった。
 突然呼び止められた吉井は、真城の部屋に招かれていた。


「こんな事、吉井にしか相談できないんだけどさ…」
そう切り出してきた真城の表情に、吉井は既視感を覚えた。辞めていった、自分で命を経った仲間達は皆この表情をしていたからだ。
「何だよ…」
「もしお前の借金が100億増えたってオーナーに言われたら…どうする?」
現実味のない金額を聞かされて硬直してしまった吉井を見て、真城は布団の上に大の字になって寝転んだ。
「普通に考えて…ヤバいよな。絶望だろ?」
自嘲気味に笑って天井をじっと見つめていた真城に、吉井が尋ねる。
「……お前…100億増えるって言われたのか?何かやらかした…とか?」
「やらかした…か。まぁ、オーナーの口車にホイホイ乗っちまった俺が悪いのか…」

 そこで吉井は、自分が整形をさせられた本当の理由やその後田所に告げられた残酷な現実について聞かされた。
 明らかに吹っ掛けられ過ぎている。どう考えても1年や2年で稼げる金額ではない。一生掛かっても返し切れる保証はない。

「……真城…悪いが、俺がお前の立場なら逃げちまうかもしれねーよ。妹を買い戻せる程の金を稼ぐ為の時間が足りな過ぎる…」

助けられないと分かりきってるなら、これ以上身を削る必要など無い。それに、返し切れたとしても良い金蔓としてまた別の理由で田所から借金を吹っかけられるに違いないと吉井も考えていた。

「そうだよな……それが普通だよな…」

大きくため息をついた真城の横顔をじっと眺めていた吉井。何も言わないが、まだ凪央屋にいるという事は妹の事を諦めていないのかもしれない。

「お前…すげーよ。妹の為にこんなクソみたいな世界で頑張ってんだ。俺にできる事…なんて何も無いと思うけど、また相談事とかあればいつでも声掛けてくれよな」


ニカッと歯を見せて笑い力強く手を握ってきた吉井の顔を、真城は直視する事ができなかった。


 実の所、真城は借金増額について田所から聞かされたその時に妹の救出を諦めていたのだ。
 どう足掻いても完済は無理。多額の借金を背負わされている彼は、多忙な日々を送りながらいつしか地上に逃亡する方法ばかり考えるようになっていった。

 真城が地上に出る方法は二つ。
 一つ目は、借金を完済し正規の手続きを踏む方法。そして、借金を踏み倒してひたすら逃げるという方法が二つ目だ。
 しかし、彼が背負っている総額を考えればどう考えても前者は諦めるしかなかった。残る後者も極楽町のセキュリティを考えると単身で成し遂げるのはかなり難しい。
 協力者を大々的に募る訳にもいかず途方に暮れていた真城の元に、ある日彼にとって実に理想的な男が客として来店してきた。それが、大山田淳弥だったのである。


 直感を信じ、大山田に全てを打ち明けた。もちろん、妹の救出はもう諦めている、という点を除いて…。
 大山田は真城の目論見通りに動き、田所の目を欺いて地上に逃げ仰る事に成功した。

 もう借金の為に身を削る必要は無い。大山田邸の使用人として、一生食い扶持にも困らない。
 自分は何て幸運な男なのだろう。



…………………………………………………………………………………


 

 約1ヶ月ぶりに戻ってきた六本木の雑居ビル。ネットカフェの看板を頭上に隠れ家の敷居を跨ぐと、セーラー服にパーカーを纏ってフロアを跳ね回る可憐な23歳児の双子が目に入った。バタバタと忙しなく目の前を通過していってしまい、京哉には気が付いていない様子である。
「おーい、何だよ走り回って?」
呆れ顔で呼び掛けるものの、二人はそのまま奥のパーティションの裏へと消えていった。数秒後に祐介が厨房から姿を見せ、ナツキとフユキが消えていった方へと向かっていく。その両手には盆に乗ったティーカップが6客…。
「何かあったのか?祐ちゃん」
忙しそうな様子の祐介を呼び止めようと手を挙げるが、またしても気が付かなかった様子で京哉の前から姿を消してしまった。

 熱烈に出迎えて欲しいとも思わないが、まるで姿が見えていないのかと思える程誰一人として京哉に構ってくれない。
 わざとやってるのかと思うと次第に怒りが込み上げてくる。不機嫌な表情でズカズカと奥のパーティションの方に向かっていった京哉は、道夫に貸しているスペースがやけに騒がしい事に気が付いた。
 勢い良く扉を開けて中の様子を伺うと、部屋の主である道夫、鬼頭、シェリー、ナツキとフユキ、そして祐介が6畳程のスペースに集まって中央に据えられた32インチのモニターと付属の四角い機械を囲んで何やら楽しそうに話している。
「おーい何やってんだよアンタら?」
両手を口に添えて大声で問い掛けると、ようやく鬼頭が京哉の方を振り返った。
「おう、お疲れさん」
それだけ返して、また楽しげな輪の中に戻っていく。相変わらず他のメンバーは京哉の方に目もくれず、B6サイズのプラスチックケースを見ながらアレコレと談笑を続けていた。
 怒りよりも悲しみが勝ってきた京哉は口を戦慄かせながら、まるで子供のように泣き付いた。
「やだやだ!仲間外れにすんな!僕も混ぜて!」
「寄り掛かってくんな!キモいんだよ!」
悪態をつかれたのにも関わらずようやくシェリーが構ってくれた事が嬉しくて、彼女の髪をワシャワシャと撫でながらナツキとフユキが手に持っているプラスチックケースに視線を落とした。
 50年以上も前の古い映画のディスクで、下階のレンタルDVD店から拝借してきた物のようである。
「京哉クン、お疲れ様でーす。今からボク達映画鑑賞会するんですよ」
「道夫が秋葉原まで行って色んなパーツくすねてきてさ。DVD再生する為の機械直してくれたんだぜ」
ナツキの手には有名なアメリカの配給会社が作成した冒険ファンタジー、フユキの手にはB級サイコホラーのパッケージが握られていた。
「くすねてきたって人聞きの悪い!自警団の方には一応ことわって来たんですから……。右神殿も観たい作品がありましたらお声がけくだされ」
タオルで作った鉢巻を額に巻いた状態でドライバーやらニッパーやらの道具を整理する道夫がやけに場に馴染んでいる事に違和感を覚える京哉。そんな彼の訝しげな表情を見て肩を小突いた鬼頭は、出入り口の方を顎で差して外に出るように促した。



…………………………………………………………………………………


 屋外に出てから外階段で一つ上の階への移動した二人。新宿から移転した、雀荘『虎穴』の店内には同じく運び込まれてきた全自動雀卓が並んでいる。
 等間隔に据えられた卓の間を縫って歩き、一度カウンターの奥に消えた鬼頭が戻るのを合皮貼りのハイチェアに腰掛けて待つ。
「お前さんがオーストリアに行ってる間に、色々と状況が動いてな。取り敢えずコイツを見てくれ」
カウンター越しに鬼頭から手渡されたのは彼のPHSだった。画面に表示されているのは居住スペースになっているネットカフェの入り口に設置された防犯カメラの映像である。
「藤原道夫だが、異端カルトの悪ふざけに巻き込まれて住処を失った人間の一人だった訳だ。で、アイツを唆したのがこの男…」
鬼頭がトントンと端末の縁を指で小突く。グレーのオールバックヘア、スーツ姿の男。自らを異端カルトの指示役と名乗ったミゲルの写真が表示されていた。
「託斗とは面識があるような口ぶりだったそうだ。まぁ…案の定、託斗は覚えちゃいなかったみてぇだが…」
「面識…?あの人、ほぼウィーンの本社に引き篭もってんのに何処で会うんだよ…」
PHSを両手で持ち上げて、目を細めながらジィーっとミゲルの写真を睨み付ける京哉。彼の疑問に、鬼頭も顎に手を置いて考え込む。
「日本に来た時にどっかですれ違ったか、いっそのことウィーンで会ってるなんて可能性もあるな。やっこサンの方は託斗をあちら側に引き入れたいそうだから、ある程度危険は犯すだろう」
「え…楽譜スコアが欲しいってのは理解できるけど、アレは要らねーだろ、アレは…」
自分の父親をアレ呼ばわりする京哉は、端末を鬼頭の方に返しながら気怠そうにカウンターに突っ伏す。長い長い溜め息を吐いた彼はウダウダと調子の上がらない様子だった。

「何だ?時差ボケにしちゃあ長引いてるな」
ジャックと同じ詰り方に眉を顰めながら、京哉は鬼頭の方に顔を上げて首を横に振る。
「帰国して早々の依頼があまりにも胸糞悪い案件でさ」









 新宿を離れ、麗慈の運転するネイキッドバイクのタンデムシートで大欠伸をしている時からだった。燕尾服の内ポケットにしまっていたPHSが着信を受けた。

『おっと移動中かい?』
「移動中だけどー。仕事の後にそっちから連絡がある時は警戒してんだけど」

それは、JACからの通信であった。京哉曰く、凶報の場合が多いという依頼終了後の連絡。今回も例に漏れず、彼らにとって悪い知らせであった。

『ああ。今回の依頼、報酬取りっぱぐれたそうだ』
「…取りっぱぐれた……?」

京哉がそう繰り返した声が聞こえた様子で、麗慈がバイクを路肩に停車させた。
 人気の無い環状線のど真ん中、京哉はスピーカーモードにして端末から耳を遠ざける。

『依頼人が殺されたようだよ。彼の妻と保護していた青年の三人で…』

大山田淳弥、ひな子、そして真城涼の事である。

「殺されたって……マジかよ」
「……自慢の箱庭を滅茶苦茶にされて面目丸潰れだもんな、政府の人間は。取りっぱぐれたって事は資産も凍結されてんのか。動きが速すぎるな」

『ああ。レイジの言う通り、殺したのは国交大臣のイマナガだね。どうやら依頼人の殺害するタイミングを伺ってたみたいだ』


…………………………………………………………………………………


 大山田の殺害は政府の計画の内であった。それが事実ならば、真城涼との接点を作ったオーナーの田所は共謀していた可能性がある。何故ならば、田所は多くの債務者を極楽町送りにする発端である闇金の経営者であり、都野崎と繋がりのある人物だからだ。
 大山田が真城を地上に逃す所までも彼らの計算の内だったならば、京哉が彼のIDを使って極楽町に潜入した段階で田所には他人だとバレていた事になる。


「……田所も特別手配の僕の顔写真を見ていたなら、楽団ギルドの人間だと知ってて泳がされてた可能性もある…?」
タンデムシートに跨ったまま麗慈の方を覗き込んで尋ねた京哉。
「十分あるな。だが、本来浮気調査なんていう依頼にお前を駆り出す必要は無い。別の人間が向かっていたなら結果は変わってた可能性はある」

 楽団ギルド旋律師メロディストという素性は本来秘匿情報であり、特別手配され顔が知れている状況の方が珍しい。そして、京哉が今回の依頼に送られた理由は、復帰明けの“簡単な”内容だから、だ。
 大山田淳弥を殺す計画が予め存在していたにせよ、そこに楽団ギルドが介入する事態は政府側としても想定外だった可能性が高い。


「つまり…大山田に真城の亡命を幇助するように仕向ける計画と、真城の戸籍を使って楽団ギルドの人間を極楽町に侵入させる計画は本来全くの無関係だ。二つを繋ぐ要因を作ったのは…」
「……夫の浮気調査を依頼した大山田ひな子…?あの人も今回殺されてんだろ?一体何の為に…」

小首を傾げた京哉がボソリと呟くと、今度は端末のスピーカーが返答を寄越した。

『そこで国交大臣のイマナガが関与してくる。調査班の速報だから真偽はまだ精査されてないけど、ミセス・オオヤマダとイマナガは男女の仲だったらしいから、二人の間で何らかのやり取りがあったのかも知れないね』

JACの言葉を聞いて、京哉と麗慈は顔を合わせて目を見開いた。

「待て待て!浮気調査させた方が浮気してたって事!?」

何だよソレー!と両手で顔を覆いながら嘆く京哉だったが、遥か遠方より朝の寒空を劈くパトカーのサイレンが耳に届いた瞬間にPHSの通話を一方的に切った。そして、麗慈の背中を叩いてバイクを発進させる。


…………………………………………………………………………………




「……という事がありまして」

一通り鬼頭に愚痴った京哉。そんな彼の不満げな様子を見て、鬼頭はニヤリと笑いながら腕を組んだ。
「お前さん、まだまだ青いな」
「あ、青い…?」
目をパチクリさせる京哉の前で、鬼頭は両手で作ったハートを掲げる。
「夫婦愛だよ、そりゃ」
頭上のクエスチョンマークが暴走している様子の京哉はガハハと豪快に笑い飛ばされて眉をハの字に下げる。
「政府管轄の遊び場から勝手に人を連れ出すなんざ、都野崎に知れれば一大事だ。それを奴が暗に唆したとしても、大山田の妻はそう考えるだろうな。夫の失態を取り繕う為に、政府内の頼れる人間に情報操作を依頼した……文字通りその身を削りながら…ってな。泣かせるじゃねぇか」
京哉からしてみれば、女の勘と言いながら一方的に大山田を疑っていたひな子が、そのように夫を思っての行動に走れるものだろうかと疑問であった。
 しかし、鬼頭の描いた感動物語が事実かどうかを確認しようにも当事者は間男の今永しか生き残っていない。
 考えても仕方の無い事なのだと割り切って、京哉は両手で自分の頬をパシンと軽く叩いた。




「イヤアアアアァッ!!!」




 突然下階から響くシェリーの悲鳴に、京哉と鬼頭は慌てて虎穴を飛び出す。金属製の階段を駆け降りてフロアに飛び込むと、パーティションの裏からおぞましい怪物の唸り声が大音量で響いてきた。

 フユキがどうしても観たいと言って聞かなかったゾンビ映画は、ケースのチープなデザインからもわかるように明らかにB級の代物であった。
 とにかく大きな音で驚かしてやろうという魂胆が見え見えで、ナツキとフユキは無表情、祐介はコクリコクリと今にも寝落ちてしまう寸前である。
 そんな中、道夫の影に隠れてそっと画面を覗き込んでいるシェリーだけが事あるごとに叫び声を上げて怖がっていた。面白いぐらいにビビり散らかしているシェリーを見てニヤニヤと怪しく笑う京哉がそっと歩き出したのを見て、鬼頭はまた良からぬちょっかいを出そとしているのだと呆れ顔を見せる。


 主人公の清掃員が墓地のゴミ拾いをするシーン。何故か真夏の快晴の元、半袖海パンの超軽装でゴミを拾い集める主人公の死角から一体のゾンビが忍び寄ってきた。
 徐々に背後に迫る怪物に気が付かない主人公を見て、シェリーがハワハワと口の前で手を忙しなく動かしている。そして、ゾンビの手が主人公の肩を叩いたのと同時に、背後から音もなく忍び寄ってきた京哉が彼女のツインテールを左右両側にビーンと伸ばした。



「ぎゃああああああっ!!!くたばれゾンビ野郎!!」

上半身を捻ったシェリーから繰り出された腰の入った右ストレートが京哉の顔面にめり込む。床に大の字で昏倒している京哉を見下ろして、シェリーはゼェゼェと息を荒げながら我に帰った。





…………………………………………………………………………………





 警視庁刑事部のオフィス内に据えられた応接椅子に座る深津葉と付き添いの少女。周囲を忙しなく移動する刑事達にジロジロと一瞥されながらも、真城涼のその後を知る為にジッと待ち続けていた。

「待たせちゃってごめんね。……部長、こちらが真城涼さんの親族の方と、そのお連れの方です」

 先程エレベーターホールの前で深津葉が話し掛けた警察官が上司の男を連れて二人の元に戻って来た。深津葉の前で敬礼した上司の男は、彼女達の向かい側のソファに腰掛ける。

「ご家族が見つかって良かった。我々もちょうど探していた所なのですよ」
「っ……お兄ちゃんは……生きてるんですか…?さっき会わせてくれるって言ってたから…」

必死に自分を落ち着けようとしてギュッと両手を握り締めながら尋ねる深津葉の背中を、付き添いの少女が涙を堪えながら撫でている。10歳の深津葉にはわからない「遺体」という言葉の意味を、彼女は理解しているのだ。
 もしかしたらこの後、深津葉は兄の遺体と対面させてもらえるのかもしれない。しかし、その時の彼女が受けるであろう精神的ダメージを考えると、居た堪れなくなった。
 グッと眉間に皺を寄せて俯いた少女は、後頭部に何かふんわりとした物が当たる感覚を覚える。そして、音も無く額の中心から鉄の塊が飛び出し、意識が途切れた少女はソファから床へと転がっていった。

 突然倒れた少女に驚き、深津葉は彼女の方を見る。額からドクドクと流れ出る鮮血が足元にじんわりと温かい水たまりを作る。


 深津葉の背後に立っていた警察官の足元に血の付着したハンカチがパサリと落下する。サイレンサー付きの拳銃が露わになり、次は深津葉にその銃口が向けられていた。



「会えるよ、もうすぐ。あの世でね」




 小さな破裂音の後、深津葉の身体が先に倒れていた少女の上に覆い被さる。



「妹まで殺す必要ありましたか?」
足元のハンカチを拾いながら尋ねた警察官に、上司の男はジャケットの内ポケットから取り出した携帯端末を操作しながら答えた。
「万が一にも兄の死の真相に辿り着いたら困るからな。後々面倒な事になって首相に睨まれたくないんだよ……あ、済まんな。あと2体程追加したいんだが、頼めるか?」

 ソファから立ち上がった男は、たった今呼び寄せたと思しき数人の警察官達とすれ違いにオフィスを後にする。
 深津葉と少女の遺体を一台の担架に重ねて乗せ、徐にブルーシートを掛けてそれらを纏めてロープで縛り付けた彼等の慣れた作業風景を、彼女達の命を奪った張本人は我関せずといった無表情でぼんやりと眺め続けていた。





[44] lamentoso Ⅴ 完
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