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第四章 残暑の告白と、共犯者たちの宴
第38話 秋雨の約束と、タクシーの中の終止符
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9月下旬。
長かった残暑もようやく鳴りを潜め、朝晩の風に秋の深まりを感じる頃。
病院の窓を打つ雨音は、以前のような激しさを失い、静かなリズムを刻んでいた。
あれから、皐月と五十嵐の間には、穏やかな時間が流れていた。
互いに仕事や、地方会へ向けた準備に追われており、ゆっくり食事に行く時間は作れていない。
「飯、行くか」という五十嵐の誘いも、「ごめん、今日はスライドの修正が……」と皐月が断らざるを得ない日もあったし、逆に五十嵐が緊急オペでキャンセルになることもあった。
結局、二人が約束していた「ちゃんとした食事」は、皐月の学会発表が終わる11月にお預けとなった。
残念ではないと言えば嘘になる。
けれど、皐月のスマホには、9年ぶりに『五十嵐』とのメッセージ履歴が積み重なっていた。
『おはよう、今日外勤の日だな』
『そうだね!今日は予約いっぱいだから定時に終わらないかも』
『そっか無理すんなよ』
『ごめんやっぱり無理だった!先帰っててね』
『了解』
そんな他愛のないやり取りができる「今」が、皐月には何よりも愛おしかった。
週に一度の外勤先である公立病院からの帰り道。
時間が合う時は通用口で待ち合わせ、駐車場までの道を並んで歩くのが、最近の二人の日課になっていた。
「……寒くないか」
五十嵐が、自販機で買ったホットコーヒーを差し出してくる。
「ありがとう。……五十嵐こそ、薄着じゃない?」
「俺は平気だ」
そう言って少し前を歩く彼の背中を見ながら、皐月は缶コーヒーの温もりを掌で感じていた。
「そうだ!この前の陥入爪の人、五十嵐が爪甲除去してくれたおかげで、肉芽がすごく良くなったよ!診てくれてありがとね」
「……ま、それが俺らの仕事だからな」
五十嵐が照れくさそうに笑う。
9年前のすれ違いが嘘のように、二人の距離は、ゆっくりと、しかし確実に縮まっていた。
*
そして迎えた、9月末。
今月いっぱいで異動となる研修医の立花晴瑠と、専攻医の小林千景の送別会が開かれた。
会場は大学近くのイタリアンレストラン。医局員たちがグラスを片手に談笑している。
「3ヶ月間、本当にお世話になりました!」
まずは晴瑠が元気よく挨拶に立った。
「次は形成外科なので、またオペ室や病棟でお会いすると思います。その際はよろしくお願いします。」
続いて、小林が立ち上がった。
「えー、僕は来月から関連病院へ出向になります。長期間、ご指導ありがとうございました」
小林先生は深々と頭を下げた。
彼はいつもオンコールで重症患者を引き当てる「不運な男」としてイジられていたが、その分、多くの症例を経験し、誰よりもタフな医師に成長していた。
「向こうでも、持前の『引きの強さ』で頑張ります」
自虐混じりの挨拶に、温かい笑いが起きる。
その輪の外れ、上座の端に、雨宮の姿があった。
彼は拍手に加わることもなく、腕組みをして静かにグラスを傾けている。
ふと、視線が合った気がした。
けれど、雨宮はすぐにふいと目を逸らし、手元の資料に視線を落としてしまった。
*
挨拶が終わり、それぞれのテーブルで歓談が始まると、皐月のいる席には霜田の声が響き渡っていた。
「あーあ、小林先生がいなくなったら、誰が私の愚痴を聞いてくれるのよ……」
「霜田先生、寂しいですか?」
「まさか!既婚者子持ちは論外よ!」
霜田の発言に美雲は苦笑いする。
話題は変わり、霜田がスマホを取り出した。
「いい!?男は顔じゃないのよ、誠実さと経済力!でも顔も捨てがたい……ああ、またマッチングしなかったわ!」
そこへ、サラダを取りに来た晴瑠が通りかかった。
「あ、霜田先生!そのアプリ、私にも教えてください!」
晴瑠が興味津々で食いつく。
「あら、立花先生も興味あるの?でもあなた、若いし可愛いから必要ないでしょ」
「そんなことないですよー!出会いなんて全然なくて」
その言葉に、隣にいた美雲が不思議そうに首をかしげた。
「あれ?晴瑠ちゃんって、好きな人がいるんじゃなかったっけ?ほら、大学時代からずっと……」
美雲の言葉に、皐月の心臓が小さく跳ねた。
知っている。彼女が好きなのは、五十嵐だ。
医局で、「好きです。先輩なんかよりずっと、長い間想ってきました」と宣戦布告された記憶が蘇る。
一瞬、晴瑠の動きが止まる。
しかし、彼女はすぐに、曇りのない笑顔で答えた。
「あ……実は、振られちゃったんです」
「えっ」
皐月は思わず声を上げた。
「だから、今はフリーなんです!新しい恋を探してるところでして!」
あっけらかんと言う晴瑠に、霜田がバンとテーブルを叩いた。
「はあ!?立花先生みたいな可愛くて一途な子を振るなんて、どんなクズよ!目が節穴なんじゃないの!?」
「あはは、そうかもしれませんね」
「連れてきなさい!私が代わりにボコボコにしてあげるから!」
霜田の剣幕に、晴瑠は「ふふっ」と楽しそうに笑った。
その笑顔に、無理をしている様子はない。
五十嵐に想いが届かなかったことは事実なのだろう。けれど、彼女はそれを引きずり、苦しんでいるようには見えなかった。
晴瑠は皐月の方をちらりと見て、にこりと目配せをした。
それは、「もう大丈夫ですから」と告げるような、あるいは「あとは任せましたよ」と託すような、清々しい笑顔だった。
(……そっか)
皐月は胸の奥で、小さく安堵した。
同時に、五十嵐がきちんと彼女に向き合い、答えを出したのだということも伝わってきた。
*
会の終了後。
店の前で解散となり、雪村は一人、通りでタクシーを拾おうと手を挙げていた。
「雪村先生!」
背後から声がかかる。振り返るまでもない。
晴瑠が小走りで駆け寄ってきた。
「タクシー、ご一緒させてください!」
「……お前、またか」
雪村は呆れたように彼女を見下ろした。
「タダ乗りしたいだけだろ」
「いいじゃないですか。方向同じなんだし、エコですよエコ」
悪びれもせず乗り込もうとする彼女に、雪村はため息をつきつつ、座席を詰めてやった。
走り出したタクシーの中。
流れる夜景を見つめながら、雪村はボソリと口を開いた。
「……大丈夫なのか」
スマホをいじっていた晴瑠が顔を上げる。
「何がですか?」
「明日からのローテだ。……五十嵐もいるだろ」
ぶっきらぼうな問いかけ。
明日から彼女が回る形成外科には、彼女を振った相手である五十嵐がいる。
直属の先輩と研修医として働くことになるのだ。
気まずくないわけがない。
しかし、晴瑠はスマホを閉じ、窓の外を見ながら淡々と答えた。
「まあ、正直、まだ顔を見るのは辛いですけど……仕事なんで。大丈夫なんじゃないですか?……それに、形成の手技はしっかり学びたいんです。私、皮膚科医として将来やっていきたいんで」
彼女の声は落ち着いていた。
「……そうか」
雪村は短く呟き、それ以上は何も聞かなかった。
「あ、私ここで降ります!」
タクシーが晴瑠の家の近くで停車する。
彼女は車を降り、そして振り返った。
「3ヶ月間、お世話になりました。……雪村先生、ありがとうございました」
いつもの「演技」ではない、真摯な眼差し。
そして彼女は、ニカッと悪戯っぽく笑った。
「またお酒、奢ってくださいね!タクシーもありがとうございました!」
バタン、とドアが閉まる。
走り去るタクシーの窓から、彼女が手を振っているのが見えた。
雪村はシートに深く身を預け、小さく息を吐いた。
「……調子のいい女だ」
言葉とは裏腹に、雪村の口元に微かな笑みが浮かんでいた。
「……あいつがいなくなったら、平和になるな」
それをいいと思ってるのか。
それとも寂しく感じているのか。
自分でもその答えがわからないまま、彼は一人、夜の街へと帰路についた。
長かった残暑もようやく鳴りを潜め、朝晩の風に秋の深まりを感じる頃。
病院の窓を打つ雨音は、以前のような激しさを失い、静かなリズムを刻んでいた。
あれから、皐月と五十嵐の間には、穏やかな時間が流れていた。
互いに仕事や、地方会へ向けた準備に追われており、ゆっくり食事に行く時間は作れていない。
「飯、行くか」という五十嵐の誘いも、「ごめん、今日はスライドの修正が……」と皐月が断らざるを得ない日もあったし、逆に五十嵐が緊急オペでキャンセルになることもあった。
結局、二人が約束していた「ちゃんとした食事」は、皐月の学会発表が終わる11月にお預けとなった。
残念ではないと言えば嘘になる。
けれど、皐月のスマホには、9年ぶりに『五十嵐』とのメッセージ履歴が積み重なっていた。
『おはよう、今日外勤の日だな』
『そうだね!今日は予約いっぱいだから定時に終わらないかも』
『そっか無理すんなよ』
『ごめんやっぱり無理だった!先帰っててね』
『了解』
そんな他愛のないやり取りができる「今」が、皐月には何よりも愛おしかった。
週に一度の外勤先である公立病院からの帰り道。
時間が合う時は通用口で待ち合わせ、駐車場までの道を並んで歩くのが、最近の二人の日課になっていた。
「……寒くないか」
五十嵐が、自販機で買ったホットコーヒーを差し出してくる。
「ありがとう。……五十嵐こそ、薄着じゃない?」
「俺は平気だ」
そう言って少し前を歩く彼の背中を見ながら、皐月は缶コーヒーの温もりを掌で感じていた。
「そうだ!この前の陥入爪の人、五十嵐が爪甲除去してくれたおかげで、肉芽がすごく良くなったよ!診てくれてありがとね」
「……ま、それが俺らの仕事だからな」
五十嵐が照れくさそうに笑う。
9年前のすれ違いが嘘のように、二人の距離は、ゆっくりと、しかし確実に縮まっていた。
*
そして迎えた、9月末。
今月いっぱいで異動となる研修医の立花晴瑠と、専攻医の小林千景の送別会が開かれた。
会場は大学近くのイタリアンレストラン。医局員たちがグラスを片手に談笑している。
「3ヶ月間、本当にお世話になりました!」
まずは晴瑠が元気よく挨拶に立った。
「次は形成外科なので、またオペ室や病棟でお会いすると思います。その際はよろしくお願いします。」
続いて、小林が立ち上がった。
「えー、僕は来月から関連病院へ出向になります。長期間、ご指導ありがとうございました」
小林先生は深々と頭を下げた。
彼はいつもオンコールで重症患者を引き当てる「不運な男」としてイジられていたが、その分、多くの症例を経験し、誰よりもタフな医師に成長していた。
「向こうでも、持前の『引きの強さ』で頑張ります」
自虐混じりの挨拶に、温かい笑いが起きる。
その輪の外れ、上座の端に、雨宮の姿があった。
彼は拍手に加わることもなく、腕組みをして静かにグラスを傾けている。
ふと、視線が合った気がした。
けれど、雨宮はすぐにふいと目を逸らし、手元の資料に視線を落としてしまった。
*
挨拶が終わり、それぞれのテーブルで歓談が始まると、皐月のいる席には霜田の声が響き渡っていた。
「あーあ、小林先生がいなくなったら、誰が私の愚痴を聞いてくれるのよ……」
「霜田先生、寂しいですか?」
「まさか!既婚者子持ちは論外よ!」
霜田の発言に美雲は苦笑いする。
話題は変わり、霜田がスマホを取り出した。
「いい!?男は顔じゃないのよ、誠実さと経済力!でも顔も捨てがたい……ああ、またマッチングしなかったわ!」
そこへ、サラダを取りに来た晴瑠が通りかかった。
「あ、霜田先生!そのアプリ、私にも教えてください!」
晴瑠が興味津々で食いつく。
「あら、立花先生も興味あるの?でもあなた、若いし可愛いから必要ないでしょ」
「そんなことないですよー!出会いなんて全然なくて」
その言葉に、隣にいた美雲が不思議そうに首をかしげた。
「あれ?晴瑠ちゃんって、好きな人がいるんじゃなかったっけ?ほら、大学時代からずっと……」
美雲の言葉に、皐月の心臓が小さく跳ねた。
知っている。彼女が好きなのは、五十嵐だ。
医局で、「好きです。先輩なんかよりずっと、長い間想ってきました」と宣戦布告された記憶が蘇る。
一瞬、晴瑠の動きが止まる。
しかし、彼女はすぐに、曇りのない笑顔で答えた。
「あ……実は、振られちゃったんです」
「えっ」
皐月は思わず声を上げた。
「だから、今はフリーなんです!新しい恋を探してるところでして!」
あっけらかんと言う晴瑠に、霜田がバンとテーブルを叩いた。
「はあ!?立花先生みたいな可愛くて一途な子を振るなんて、どんなクズよ!目が節穴なんじゃないの!?」
「あはは、そうかもしれませんね」
「連れてきなさい!私が代わりにボコボコにしてあげるから!」
霜田の剣幕に、晴瑠は「ふふっ」と楽しそうに笑った。
その笑顔に、無理をしている様子はない。
五十嵐に想いが届かなかったことは事実なのだろう。けれど、彼女はそれを引きずり、苦しんでいるようには見えなかった。
晴瑠は皐月の方をちらりと見て、にこりと目配せをした。
それは、「もう大丈夫ですから」と告げるような、あるいは「あとは任せましたよ」と託すような、清々しい笑顔だった。
(……そっか)
皐月は胸の奥で、小さく安堵した。
同時に、五十嵐がきちんと彼女に向き合い、答えを出したのだということも伝わってきた。
*
会の終了後。
店の前で解散となり、雪村は一人、通りでタクシーを拾おうと手を挙げていた。
「雪村先生!」
背後から声がかかる。振り返るまでもない。
晴瑠が小走りで駆け寄ってきた。
「タクシー、ご一緒させてください!」
「……お前、またか」
雪村は呆れたように彼女を見下ろした。
「タダ乗りしたいだけだろ」
「いいじゃないですか。方向同じなんだし、エコですよエコ」
悪びれもせず乗り込もうとする彼女に、雪村はため息をつきつつ、座席を詰めてやった。
走り出したタクシーの中。
流れる夜景を見つめながら、雪村はボソリと口を開いた。
「……大丈夫なのか」
スマホをいじっていた晴瑠が顔を上げる。
「何がですか?」
「明日からのローテだ。……五十嵐もいるだろ」
ぶっきらぼうな問いかけ。
明日から彼女が回る形成外科には、彼女を振った相手である五十嵐がいる。
直属の先輩と研修医として働くことになるのだ。
気まずくないわけがない。
しかし、晴瑠はスマホを閉じ、窓の外を見ながら淡々と答えた。
「まあ、正直、まだ顔を見るのは辛いですけど……仕事なんで。大丈夫なんじゃないですか?……それに、形成の手技はしっかり学びたいんです。私、皮膚科医として将来やっていきたいんで」
彼女の声は落ち着いていた。
「……そうか」
雪村は短く呟き、それ以上は何も聞かなかった。
「あ、私ここで降ります!」
タクシーが晴瑠の家の近くで停車する。
彼女は車を降り、そして振り返った。
「3ヶ月間、お世話になりました。……雪村先生、ありがとうございました」
いつもの「演技」ではない、真摯な眼差し。
そして彼女は、ニカッと悪戯っぽく笑った。
「またお酒、奢ってくださいね!タクシーもありがとうございました!」
バタン、とドアが閉まる。
走り去るタクシーの窓から、彼女が手を振っているのが見えた。
雪村はシートに深く身を預け、小さく息を吐いた。
「……調子のいい女だ」
言葉とは裏腹に、雪村の口元に微かな笑みが浮かんでいた。
「……あいつがいなくなったら、平和になるな」
それをいいと思ってるのか。
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