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第五章 秋風のロジックと、古びた記憶の鍵
第42話 二方向の圧と、プライドを守る嘘
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宴の熱狂が去った、店の前。
メンバーが散り散りになっていく。
「じゃあ、私はタクシー探そうかな……」
「天野。待て」
五十嵐が呼び止める。
「え?」
「乗ってけ。代行、もう来てるから」
五十嵐が顎で示した先ーー駐車場の彼の車の横には、すでに代行業者の随伴車がハザードランプを点滅させて待機していた。
五十嵐の車の運転席には、すでに代行のドライバーが座ってスタンバイしている。
「えっ、でも悪いよ。少し遠回りになっちゃうし……」
「誤差の範囲だろ。タクシー代なんて無駄金使うな」
五十嵐はぶっきらぼうに言うと、当然のように自分の車の後部座席のドアを開けた。
「あ、ありがとう……じゃあお言葉に甘えて」
スマートすぎる手配。
皐月が後部座席に乗り込み、五十嵐が助手席に乗り込もうとしたその時、美雲がすかさず茶々を入れる。
「やっぱりラブラブだねー!」
「……ただの『ついで』です」
五十嵐は顔を赤くしてそっぽを向くと、バタンとドアを閉めて車に乗り込んだ。
走り去る車のテールランプは、誰の目にも「お似合いの二人」として映った。
雨宮はその光景を、無言で見つめていた。
その横顔は、いつもの冷静沈着な指導医のものではない。
焦燥、苛立ち、そしてわずかな独占欲。
自分でも制御しきれない感情が、能面のような表情を内側から揺らしている。
「……おや」
その一瞬の変化を、雷久保は見逃さなかった。
「珍しいねぇ。潤一がそんな顔するなんて」
「……何の話だ」
雨宮は視線を外し、低い声で答える。
「面白くないって顔だよ。……まるで、おもちゃを取られた子供みたいだ」
図星を突かれたのか、雨宮の眉間がピクリと動いた。
だが、彼はすぐに冷徹な「鉄仮面」を被り直した。
「……くだらん。次の学会の抄録を考えていただけだ」
「へぇ、仕事熱心だこと」
「先に戻るぞ」
雨宮は足早に自分の車へと向かっていった。
その背中を見送りながら、雷久保の胸の奥で、かつてない期待が膨れ上がった。
(……嘘つけ)
明らかな強がり。
あの感情を殺した潤一が、嫉妬という「人間らしい」感情に揺さぶられている。
それは、俺がずっと待ち望んでいた兆候だった。
(……やっぱり、彼女は『劇薬』だ)
雷久保は闇の中でニヤリと笑うと、楽しげに足音を鳴らして歩き出した。
*
一方、晴瑠は一人、通りでタクシーを拾おうと手を挙げていた。
「……おい」
背後から声がかかる。雪村だ。
「方向、同じだろ。乗れよ」
「え?」
「タクシー代くらい出してやる。……ついでだ」
雪村なりの、不器用な気遣いだった。
カオスな飲み会で、傷ついたはずの彼女を一人で帰らせるのは、少し酷な気がしたのだ。
しかし、晴瑠は振り返り、ニッコリと笑った。
「いえ、大丈夫です!私、ちょっと別の方向に用事があるので!」
「……そうか。奢りだぞ?」
「ふふ、お気持ちだけいただきます。雪村先生こそ、気をつけて帰ってくださいね!」
彼女は頑なに拒否すると、ちょうど停まった空車に一人で乗り込んだ。
バタン、とドアが閉まる。
走り去るタクシーの窓から、彼女が手を振っているのが見えた。
その笑顔は完璧だったが、どこか人を寄せ付けない拒絶の壁を感じさせた。
雪村は小さく舌打ちをし、自分も別のタクシーを拾って乗り込んだ。
シートに深く沈み込み、流れる夜景ではなく、自分の冷たい掌を見つめる。
(……可愛げのない奴だ)
小さく呟いた罵倒は、彼女に向けたものであり、同時に「合理性」という名の壁を自分に作り続けた自分自身に向けたものでもあった。
*
昨夜の波乱から一夜明けた、皮膚科医局。
そこには、天野皐月の胃をキリキリとさせる、新たな「嵐」が吹き荒れていた。
「天野先輩。これ、摂取してください」
朝の申し送りが終わった直後。皐月のデスクに、無造作に物が置かれた。
見ると、高タンパク質のプロテインバーと、サプリメントの錠剤ケースだ。
置いた主は、涼しい顔をした新研修医、新巻竜平。
「え、なにこれ……?」
「先輩、昨日の顔色データから推測するに、明らかに鉄分とタンパク質が不足してます。パフォーマンス低下の要因なんで、10時と15時に補給してください。管理の一環っす」
彼は淡々と説明すると、自分のデスクに戻っていった。
周りの視線が痛い。
「……ちょっと、天野先生!」
ガシッ、と肩を掴まれた。
皐月が振り返ると、霜田先生が目を血走らせて迫ってきていた。
「嘘でしょ!?新巻くん、本気だったの!?」
「え、あ、いや、これはあくまで体調管理というか……」
「何言ってるの!あの生意気だけど顔は良くて将来有望な若手が、年上の天野先生を『管理したい』だなんて……これ、特大の優良物件じゃない!」
霜田先生は、羨望と興奮がないまぜになった声でまくし立てた。
「私、年下は対象外だからノーマークだったけど、あのドライな子が特定の女性に執着するなんて、ある意味、最高に情熱的よ!絶対に逃がしちゃダメ!推してあげるから、さっさと捕まえなさい!」
「ちょ、霜田先生!落ち着いてください!」
すると、横から美雲が割って入った。
「皐月ちゃんには五十嵐くんがいるんだよ!?昨日の今日で浮気なんてダメだって!ね、皐月ちゃん!?」
霜田と美雲、二方向からの圧に、皐月はタジタジになる。
肝心の当事者である新巻は、我関せずといった顔でモニターを見つめ、キーボードを叩いている。
皐月は助けを求めるように視線を彷徨わせた。
しかし、目が合ったのはーー般若のような形相で無言の圧を放つ、雨宮だった。
「……騒がしい。仕事しろ」
地を這うような低い声。 明らかに機嫌が悪い。
一夜明けても余韻を引きずっているようだ。
「す、すみません!」
皐月、美雲、霜田は一斉に頭を下げてデスクに突っ伏した。
平和な日常が戻ってくるのは、まだ当分先になりそうだった。
*
一方その頃。形成外科医局。
晴瑠は自分のデスクで、パソコンの画面を食い入るように見つめていた。
『誠に残念ながら、当医局の来年度の専攻医定員は既に充足しており……』
『来年度の専攻医募集は締め切りました』
画面に並ぶのは、都内の大学病院や市中病院からの、無機質な不採用通知や募集終了のお知らせ。
晴瑠はマウスを握りしめ、他の病院のホームページを次々と開いていくが、どこも「募集終了」の文字ばかりだ。
(……ない。戻る場所が、どこにもない)
昨夜、宴の席で「友達と離れるのが名残惜しくて残った」と嘘をついた。
けれど本心は違う。
初期研修でこの田舎に残ったのは、五十嵐先輩がいたからだ。
彼と同じ場所にいれば、いつか振り向いてもらえるかもしれないと信じていたからだ。
でも、振られた今、もうここにいる理由がない。
そう思って東京での就職先を探しているが……都内で来年度の皮膚科専攻医を募集している病院は見つからなかった。
時期が悪かった。
都内の皮膚科専攻医の枠には、医師の偏在を防ぐために国が定めた採用数の上限ーーいわゆる『シーリング』という厳しい制限がある。
皮膚科や眼科などの採用数が少ない科は『激戦区』だ。
限られた椅子を巡って、希望者は春先から動き出し、夏にはもう定員が埋まってしまうのが常識だ。
(……五十嵐先輩のことしか見えていなかった私は、そんな常識すら忘れて、完全に乗り遅れてしまった)
あと1年早く動いていれば戻れたかもしれないのに。
ーーこんな時期まで何も考えず、都内に戻ることを見越して就活をしなかった自分が悪い。
「……晴瑠ちゃん!何してんの!」
背後から突然声をかけられ、晴瑠は心臓が止まるかと思った。
振り返ると、雷久保が立っていた。
「ひゃっ!?」
晴瑠は慌てて画面を切り替えた。
電子カルテの画面が表示される。
「あ、ら、雷久保先生……!お疲れ様です!」
「お疲れー。熱心だねぇ、画面に顔くっつきそうだったけど」
「は、はい!手術の予習してました!解剖が難しくて……!」
晴瑠は必死に笑顔を作った。本人はうまく誤魔化したつもりだった。
だが、雷久保は、彼女の動揺と、切り替わる前の画面を見逃していなかった。
「ふーん、予習かぁ。感心感心」
雷久保はニヤリと笑い、ポンと晴瑠の頭を撫でた。
「無理すんなよ。……ここには、君の居場所があるんだからさ」
「あはは、無理してないですよー!あ、私、病棟に用事があるので行きますね!」
晴瑠はそう言うと、パソコンの画面を消し、慌てて医局を飛び出した。
残された雷久保は、晴瑠が座っていたデスクを見つめていた。
(……なるほどね。「名残惜しい」んじゃなくて、「戻れない」わけだ)
昨日の飲み会での違和感が、確信に変わった。
ーー彼女は嘘をついている。プライドを守るために。
(……こんな分かりやすい弱点、見せる方が悪いよね)
雷久保はニヤッと笑うと「さ、たまには仕事しないとなー」と言い、自分のデスクに座った。
メンバーが散り散りになっていく。
「じゃあ、私はタクシー探そうかな……」
「天野。待て」
五十嵐が呼び止める。
「え?」
「乗ってけ。代行、もう来てるから」
五十嵐が顎で示した先ーー駐車場の彼の車の横には、すでに代行業者の随伴車がハザードランプを点滅させて待機していた。
五十嵐の車の運転席には、すでに代行のドライバーが座ってスタンバイしている。
「えっ、でも悪いよ。少し遠回りになっちゃうし……」
「誤差の範囲だろ。タクシー代なんて無駄金使うな」
五十嵐はぶっきらぼうに言うと、当然のように自分の車の後部座席のドアを開けた。
「あ、ありがとう……じゃあお言葉に甘えて」
スマートすぎる手配。
皐月が後部座席に乗り込み、五十嵐が助手席に乗り込もうとしたその時、美雲がすかさず茶々を入れる。
「やっぱりラブラブだねー!」
「……ただの『ついで』です」
五十嵐は顔を赤くしてそっぽを向くと、バタンとドアを閉めて車に乗り込んだ。
走り去る車のテールランプは、誰の目にも「お似合いの二人」として映った。
雨宮はその光景を、無言で見つめていた。
その横顔は、いつもの冷静沈着な指導医のものではない。
焦燥、苛立ち、そしてわずかな独占欲。
自分でも制御しきれない感情が、能面のような表情を内側から揺らしている。
「……おや」
その一瞬の変化を、雷久保は見逃さなかった。
「珍しいねぇ。潤一がそんな顔するなんて」
「……何の話だ」
雨宮は視線を外し、低い声で答える。
「面白くないって顔だよ。……まるで、おもちゃを取られた子供みたいだ」
図星を突かれたのか、雨宮の眉間がピクリと動いた。
だが、彼はすぐに冷徹な「鉄仮面」を被り直した。
「……くだらん。次の学会の抄録を考えていただけだ」
「へぇ、仕事熱心だこと」
「先に戻るぞ」
雨宮は足早に自分の車へと向かっていった。
その背中を見送りながら、雷久保の胸の奥で、かつてない期待が膨れ上がった。
(……嘘つけ)
明らかな強がり。
あの感情を殺した潤一が、嫉妬という「人間らしい」感情に揺さぶられている。
それは、俺がずっと待ち望んでいた兆候だった。
(……やっぱり、彼女は『劇薬』だ)
雷久保は闇の中でニヤリと笑うと、楽しげに足音を鳴らして歩き出した。
*
一方、晴瑠は一人、通りでタクシーを拾おうと手を挙げていた。
「……おい」
背後から声がかかる。雪村だ。
「方向、同じだろ。乗れよ」
「え?」
「タクシー代くらい出してやる。……ついでだ」
雪村なりの、不器用な気遣いだった。
カオスな飲み会で、傷ついたはずの彼女を一人で帰らせるのは、少し酷な気がしたのだ。
しかし、晴瑠は振り返り、ニッコリと笑った。
「いえ、大丈夫です!私、ちょっと別の方向に用事があるので!」
「……そうか。奢りだぞ?」
「ふふ、お気持ちだけいただきます。雪村先生こそ、気をつけて帰ってくださいね!」
彼女は頑なに拒否すると、ちょうど停まった空車に一人で乗り込んだ。
バタン、とドアが閉まる。
走り去るタクシーの窓から、彼女が手を振っているのが見えた。
その笑顔は完璧だったが、どこか人を寄せ付けない拒絶の壁を感じさせた。
雪村は小さく舌打ちをし、自分も別のタクシーを拾って乗り込んだ。
シートに深く沈み込み、流れる夜景ではなく、自分の冷たい掌を見つめる。
(……可愛げのない奴だ)
小さく呟いた罵倒は、彼女に向けたものであり、同時に「合理性」という名の壁を自分に作り続けた自分自身に向けたものでもあった。
*
昨夜の波乱から一夜明けた、皮膚科医局。
そこには、天野皐月の胃をキリキリとさせる、新たな「嵐」が吹き荒れていた。
「天野先輩。これ、摂取してください」
朝の申し送りが終わった直後。皐月のデスクに、無造作に物が置かれた。
見ると、高タンパク質のプロテインバーと、サプリメントの錠剤ケースだ。
置いた主は、涼しい顔をした新研修医、新巻竜平。
「え、なにこれ……?」
「先輩、昨日の顔色データから推測するに、明らかに鉄分とタンパク質が不足してます。パフォーマンス低下の要因なんで、10時と15時に補給してください。管理の一環っす」
彼は淡々と説明すると、自分のデスクに戻っていった。
周りの視線が痛い。
「……ちょっと、天野先生!」
ガシッ、と肩を掴まれた。
皐月が振り返ると、霜田先生が目を血走らせて迫ってきていた。
「嘘でしょ!?新巻くん、本気だったの!?」
「え、あ、いや、これはあくまで体調管理というか……」
「何言ってるの!あの生意気だけど顔は良くて将来有望な若手が、年上の天野先生を『管理したい』だなんて……これ、特大の優良物件じゃない!」
霜田先生は、羨望と興奮がないまぜになった声でまくし立てた。
「私、年下は対象外だからノーマークだったけど、あのドライな子が特定の女性に執着するなんて、ある意味、最高に情熱的よ!絶対に逃がしちゃダメ!推してあげるから、さっさと捕まえなさい!」
「ちょ、霜田先生!落ち着いてください!」
すると、横から美雲が割って入った。
「皐月ちゃんには五十嵐くんがいるんだよ!?昨日の今日で浮気なんてダメだって!ね、皐月ちゃん!?」
霜田と美雲、二方向からの圧に、皐月はタジタジになる。
肝心の当事者である新巻は、我関せずといった顔でモニターを見つめ、キーボードを叩いている。
皐月は助けを求めるように視線を彷徨わせた。
しかし、目が合ったのはーー般若のような形相で無言の圧を放つ、雨宮だった。
「……騒がしい。仕事しろ」
地を這うような低い声。 明らかに機嫌が悪い。
一夜明けても余韻を引きずっているようだ。
「す、すみません!」
皐月、美雲、霜田は一斉に頭を下げてデスクに突っ伏した。
平和な日常が戻ってくるのは、まだ当分先になりそうだった。
*
一方その頃。形成外科医局。
晴瑠は自分のデスクで、パソコンの画面を食い入るように見つめていた。
『誠に残念ながら、当医局の来年度の専攻医定員は既に充足しており……』
『来年度の専攻医募集は締め切りました』
画面に並ぶのは、都内の大学病院や市中病院からの、無機質な不採用通知や募集終了のお知らせ。
晴瑠はマウスを握りしめ、他の病院のホームページを次々と開いていくが、どこも「募集終了」の文字ばかりだ。
(……ない。戻る場所が、どこにもない)
昨夜、宴の席で「友達と離れるのが名残惜しくて残った」と嘘をついた。
けれど本心は違う。
初期研修でこの田舎に残ったのは、五十嵐先輩がいたからだ。
彼と同じ場所にいれば、いつか振り向いてもらえるかもしれないと信じていたからだ。
でも、振られた今、もうここにいる理由がない。
そう思って東京での就職先を探しているが……都内で来年度の皮膚科専攻医を募集している病院は見つからなかった。
時期が悪かった。
都内の皮膚科専攻医の枠には、医師の偏在を防ぐために国が定めた採用数の上限ーーいわゆる『シーリング』という厳しい制限がある。
皮膚科や眼科などの採用数が少ない科は『激戦区』だ。
限られた椅子を巡って、希望者は春先から動き出し、夏にはもう定員が埋まってしまうのが常識だ。
(……五十嵐先輩のことしか見えていなかった私は、そんな常識すら忘れて、完全に乗り遅れてしまった)
あと1年早く動いていれば戻れたかもしれないのに。
ーーこんな時期まで何も考えず、都内に戻ることを見越して就活をしなかった自分が悪い。
「……晴瑠ちゃん!何してんの!」
背後から突然声をかけられ、晴瑠は心臓が止まるかと思った。
振り返ると、雷久保が立っていた。
「ひゃっ!?」
晴瑠は慌てて画面を切り替えた。
電子カルテの画面が表示される。
「あ、ら、雷久保先生……!お疲れ様です!」
「お疲れー。熱心だねぇ、画面に顔くっつきそうだったけど」
「は、はい!手術の予習してました!解剖が難しくて……!」
晴瑠は必死に笑顔を作った。本人はうまく誤魔化したつもりだった。
だが、雷久保は、彼女の動揺と、切り替わる前の画面を見逃していなかった。
「ふーん、予習かぁ。感心感心」
雷久保はニヤリと笑い、ポンと晴瑠の頭を撫でた。
「無理すんなよ。……ここには、君の居場所があるんだからさ」
「あはは、無理してないですよー!あ、私、病棟に用事があるので行きますね!」
晴瑠はそう言うと、パソコンの画面を消し、慌てて医局を飛び出した。
残された雷久保は、晴瑠が座っていたデスクを見つめていた。
(……なるほどね。「名残惜しい」んじゃなくて、「戻れない」わけだ)
昨日の飲み会での違和感が、確信に変わった。
ーー彼女は嘘をついている。プライドを守るために。
(……こんな分かりやすい弱点、見せる方が悪いよね)
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