7 / 10
謎の妖怪。ー何方かが気にかかるようですね。-
しおりを挟む
なあぁ~。
それでよ、滅茶苦茶につえぇ妖怪がいるんだと!
…へぇ、その妖怪はどんな見た目をしているんだい?
んんーそれがなあ、白い面をつけてたっていう噂だぜ。
白い面?
そうだ、なんだったか、あの面は。
リファ、しんどくないか?
オェェ、ウプ…。
すいません、彼女を少し預かっていてくれませんか?
構いません、貴方は?
僕は彼女の知り合いです、見知らぬ人。
そうですか、ゲレスティ・シデンという組織に心当たりは?
組織ですか、怖いですね。
なぁぁ~。
水を持ってくるので、ちょっと待っててください。
ヒラ…。
柏手を打つ音が聞こえました。
神様…。
…神。
ん?
ちょっと他人の空似と話してたんだよ、ほんの少しだけ懐かしくてね。
そうかぁ?
残念なことに、君と僕は馬が合わなさそうだ。
俺はそう思わないぞ、花井。
じゃあね、お二人さん。
陽炎、頼んだ。
■■■■■■■■■■■■■部隊、隠し神とともに敢行せよ。
噂って?
おう、妖言とはちげえって話だと。
相談もせずに、あいつららしいが。
なんでも、白い奴らとは折り合いの悪りぃ奴らが、ここは我等のシマだとか何とかだとよ。
刀の持ち主さんは?
あの玉かんざしのメノウたちをぽんっと召還した後そいつらを連れて今頃、ははッ。
お前、壊れてんな、相変わらず。
それが私には心地がいい、その調子で頼んだ。
あの白い奴らを騙るなんて命がよっぽどいらないと見た、勿体ねぇな。
これであいつも本性を見せるとは思わない、気長に待つ。
『治療法、必勝と導乱の動揺や陽動』
しゃりん…。
菊裏、お客様だ。
はい、主さん。
がらん、がらん。
今日は、こんなことがありました。
しゃりん…。
どうやら男の子とは違うお客様がやってきたようですね、ここの神も留守がちのようです。
ざぁっ…。
風が吹いてまいりました、全くお父様も小洒落たことをしてくれますこと。
今日はいないようですが、言付けをと思いまして。
貴女様方を騙るモノを滅せよ、とのことです。
嘘でも本当でもないことをあれこれお話になられる時もございますがあの方々は今、激怒していらしているご様子。
どうか、お早めにご決断を願います。
おや、鬼輝丸様がいらっしゃいます。
人は案外見ていないものですから、仕方ありませんよね?
『神願、言祝ぎの危機?』
それでよ、滅茶苦茶につえぇ妖怪がいるんだと!
…へぇ、その妖怪はどんな見た目をしているんだい?
んんーそれがなあ、白い面をつけてたっていう噂だぜ。
白い面?
そうだ、なんだったか、あの面は。
リファ、しんどくないか?
オェェ、ウプ…。
すいません、彼女を少し預かっていてくれませんか?
構いません、貴方は?
僕は彼女の知り合いです、見知らぬ人。
そうですか、ゲレスティ・シデンという組織に心当たりは?
組織ですか、怖いですね。
なぁぁ~。
水を持ってくるので、ちょっと待っててください。
ヒラ…。
柏手を打つ音が聞こえました。
神様…。
…神。
ん?
ちょっと他人の空似と話してたんだよ、ほんの少しだけ懐かしくてね。
そうかぁ?
残念なことに、君と僕は馬が合わなさそうだ。
俺はそう思わないぞ、花井。
じゃあね、お二人さん。
陽炎、頼んだ。
■■■■■■■■■■■■■部隊、隠し神とともに敢行せよ。
噂って?
おう、妖言とはちげえって話だと。
相談もせずに、あいつららしいが。
なんでも、白い奴らとは折り合いの悪りぃ奴らが、ここは我等のシマだとか何とかだとよ。
刀の持ち主さんは?
あの玉かんざしのメノウたちをぽんっと召還した後そいつらを連れて今頃、ははッ。
お前、壊れてんな、相変わらず。
それが私には心地がいい、その調子で頼んだ。
あの白い奴らを騙るなんて命がよっぽどいらないと見た、勿体ねぇな。
これであいつも本性を見せるとは思わない、気長に待つ。
『治療法、必勝と導乱の動揺や陽動』
しゃりん…。
菊裏、お客様だ。
はい、主さん。
がらん、がらん。
今日は、こんなことがありました。
しゃりん…。
どうやら男の子とは違うお客様がやってきたようですね、ここの神も留守がちのようです。
ざぁっ…。
風が吹いてまいりました、全くお父様も小洒落たことをしてくれますこと。
今日はいないようですが、言付けをと思いまして。
貴女様方を騙るモノを滅せよ、とのことです。
嘘でも本当でもないことをあれこれお話になられる時もございますがあの方々は今、激怒していらしているご様子。
どうか、お早めにご決断を願います。
おや、鬼輝丸様がいらっしゃいます。
人は案外見ていないものですから、仕方ありませんよね?
『神願、言祝ぎの危機?』
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)
ラララキヲ
ファンタジー
乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。
……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。
でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。
ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」
『見えない何か』に襲われるヒロインは────
※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※
※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※
◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる