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無表情なキミの笑顔につられて…
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序
おや、この劇場に入れる方は……。
…おや、貴方は……。
またこの小さな演劇の場を、ご覧になって下さるとは至極光栄でございます。
それでは【案内人】の元へとご案内しますね。
『皆様方』、ご来場頂きありがとう存じます。
私ですか?
この『劇場』の【案内人】を務めさせていただきます、『かの劇場のモノ』です。
偽名で申し訳ありませんが……。
『シオネクライネーゼ・パレッチェ』と申します。
……おや、貴方は何時ぞやの……。
ようこそ、おいで下さり至極光栄でございます。
この『シオネクライネーゼ・パレッチェ』めを覚えておいでですか?
「覚えている。」
「また来たよ。」
「おや、隣にいるのは『元賊』のか。」
「お前の演劇とやらを観させてもらうね。」
ええ、貴方がフラフラしている間に。
奇妙なことに、このモノを拾いましてね。
こないだに、【案内人】としての役割を覚えさせました。
ありがとう存じます。
それではお席にお座り下さいませ。
「あら、貴方もいたのですわね。
ご機嫌よう。」
「ご機嫌よう、『かの諜報員』様。」
「おお、お前も来たか。
また模擬戦付き合ってくれや。」
「ああ、そのうちな。」
「すへへ……こんにちは……触ってもいいですか?
漫画に活かしたいので……すへへへ。」
「こんにちは、いいよ。」
握手する形で触られている時に【案内人】を見た。
最大限の感謝を貴方に。
そう言われ45度のお辞儀をされた。
相変わらず、お面をつけていて顔が見えないがこれが日常なのだから、安心して溶け込んでいよう。
微笑んで握手する形で触られているままにしていると少女に満足したような顔でもういいですよ、と声をかけられ手を離した。
「ありがとう。」
少女は柔らかく、微笑んだ。
それでは皆様方に、注意点をいくつかご説明致します。
・予期も及ばぬキャラが出演する可能性がございます。
・キャラ崩壊にご注意くださいますようお願い申し上げます。
・衝撃の強いシーンが苦手な方、暴力シーンがお嫌だと感じたお方がいらっしゃった場合は速やかに劇場からご退場していただければ全額お返ししいたします。
・建築知識もないような素人莫迦が書く家の間取りがちらほら出てくるのですが、どうか生暖かい目でご覧くださいませ_(._.)_
一ベルを鳴らさせていただきます。
「リィィイイイィ――――――ン…………」
「本ベルを鳴らさせていただきます!」
『リィィイイイイィ―――――ン…………』
演目名は、『無表情なキミの笑顔につられて・・・』にございます。
どうぞ『皆様方』、お愉しみ下さいませ。
「お愉しみ下さい!」
___開幕ー、開幕ー。___
何処か妖艶で容姿端麗な男子中学生が居た。
眼鏡をしているが、顔の美しさを隠し切れていないようだ。
そんな感じで隣にいるのはいつも無表情な、女子中学生が毎日という程に健治の日常に紛れ込んでいた。
何故なら。
家が隣同士なのだから。
クラスが同じなのも偶然なのだろうか?
それとも・・・神の悪戯なのだろうか?
( ^ω^)・・・それとも…?
____回想シーンへと参ります。____
とある日のお昼休みの其の時の雫には、何処か違う雰囲気を感じた。
廊下で雫の隣で笑っている男がいた。今思えば、あの雰囲気で俺を来させようとしていたのか。
そうと気づかなかった愚かな単語男よ。
…そして雫が笑っていた。
その笑顔は柔らかな笑顔だった。何故俺にはその笑顔を見せてくれないんだ…?何故俺には…太陽のように眩しく輝くその笑顔で…笑いかけてくれないんだ…?その笑顔を見ていると焦燥感のような腹の底から絶叫したくなる程の、怒りのような焦りを感じる。それなのに俺の幼馴染、四家雫はお気楽でいて優しく笑うもんだから怒りの行き場を失った。
おや、この劇場に入れる方は……。
…おや、貴方は……。
またこの小さな演劇の場を、ご覧になって下さるとは至極光栄でございます。
それでは【案内人】の元へとご案内しますね。
『皆様方』、ご来場頂きありがとう存じます。
私ですか?
この『劇場』の【案内人】を務めさせていただきます、『かの劇場のモノ』です。
偽名で申し訳ありませんが……。
『シオネクライネーゼ・パレッチェ』と申します。
……おや、貴方は何時ぞやの……。
ようこそ、おいで下さり至極光栄でございます。
この『シオネクライネーゼ・パレッチェ』めを覚えておいでですか?
「覚えている。」
「また来たよ。」
「おや、隣にいるのは『元賊』のか。」
「お前の演劇とやらを観させてもらうね。」
ええ、貴方がフラフラしている間に。
奇妙なことに、このモノを拾いましてね。
こないだに、【案内人】としての役割を覚えさせました。
ありがとう存じます。
それではお席にお座り下さいませ。
「あら、貴方もいたのですわね。
ご機嫌よう。」
「ご機嫌よう、『かの諜報員』様。」
「おお、お前も来たか。
また模擬戦付き合ってくれや。」
「ああ、そのうちな。」
「すへへ……こんにちは……触ってもいいですか?
漫画に活かしたいので……すへへへ。」
「こんにちは、いいよ。」
握手する形で触られている時に【案内人】を見た。
最大限の感謝を貴方に。
そう言われ45度のお辞儀をされた。
相変わらず、お面をつけていて顔が見えないがこれが日常なのだから、安心して溶け込んでいよう。
微笑んで握手する形で触られているままにしていると少女に満足したような顔でもういいですよ、と声をかけられ手を離した。
「ありがとう。」
少女は柔らかく、微笑んだ。
それでは皆様方に、注意点をいくつかご説明致します。
・予期も及ばぬキャラが出演する可能性がございます。
・キャラ崩壊にご注意くださいますようお願い申し上げます。
・衝撃の強いシーンが苦手な方、暴力シーンがお嫌だと感じたお方がいらっしゃった場合は速やかに劇場からご退場していただければ全額お返ししいたします。
・建築知識もないような素人莫迦が書く家の間取りがちらほら出てくるのですが、どうか生暖かい目でご覧くださいませ_(._.)_
一ベルを鳴らさせていただきます。
「リィィイイイィ――――――ン…………」
「本ベルを鳴らさせていただきます!」
『リィィイイイイィ―――――ン…………』
演目名は、『無表情なキミの笑顔につられて・・・』にございます。
どうぞ『皆様方』、お愉しみ下さいませ。
「お愉しみ下さい!」
___開幕ー、開幕ー。___
何処か妖艶で容姿端麗な男子中学生が居た。
眼鏡をしているが、顔の美しさを隠し切れていないようだ。
そんな感じで隣にいるのはいつも無表情な、女子中学生が毎日という程に健治の日常に紛れ込んでいた。
何故なら。
家が隣同士なのだから。
クラスが同じなのも偶然なのだろうか?
それとも・・・神の悪戯なのだろうか?
( ^ω^)・・・それとも…?
____回想シーンへと参ります。____
とある日のお昼休みの其の時の雫には、何処か違う雰囲気を感じた。
廊下で雫の隣で笑っている男がいた。今思えば、あの雰囲気で俺を来させようとしていたのか。
そうと気づかなかった愚かな単語男よ。
…そして雫が笑っていた。
その笑顔は柔らかな笑顔だった。何故俺にはその笑顔を見せてくれないんだ…?何故俺には…太陽のように眩しく輝くその笑顔で…笑いかけてくれないんだ…?その笑顔を見ていると焦燥感のような腹の底から絶叫したくなる程の、怒りのような焦りを感じる。それなのに俺の幼馴染、四家雫はお気楽でいて優しく笑うもんだから怒りの行き場を失った。
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