伯爵は令嬢とおかしな話をしたいそうです。-もっふもふ!!!ー

影狼

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等しく見ている。-盃。-

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『なんてことない生だった、実に』

その先の言葉はさりげなく飲み込み、静かにしている。

そのローブの下にある顔は全くもって見えず、濃紫の模様がそこにある。

チリン、チリリ…。

鈴の音がしたかと思えば、一瞬の瞬きも辞さないような速度で灰燼へと変貌した。

つまるところ、天をなめるようにあるいはその物体を何とも思っていない様子で。

骨すらしゃぶりつくす勢いの炎を、物体の体の内側か足元から現出させ。

終了させた人物が、そのまま部屋から退出する。

『ほっほ、今回も暴れておりますがいつぞやの■■様を思い出します。』

あの方は貴方にとって、いかなる支えとなったのか老骨には計り知れますまい。

フェン様、あなたの出番が訪れるときも近いのかもしれませぬが私共の胡乱なる主の目と耳はいつでも。

───手負いの獣は恐ろしい、暴れ回ると被害が甚大だ───

等しく等しく等しく等しく。

『警告にもならない甘い言葉、当然のこと』
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