26 / 139
26 誕生パーティーに参加する
しおりを挟む
インターホンからまもなく、谷峨が二人を招き入れた。
「いらっしゃい。ふはは、でっかいケーキありがとね。上がってあがって、好きに寛いじゃって」
ここは慣れた様子の座間っちに倣ってお邪魔する。さすが高級タワマンは防音設備も抜かりなく、通路はいたって静かだったにも関わらず、部屋の中はパーティーモード全開だった。
男女入り乱れたお客様方々は夜の店で見かけた覚えがある顔と、まったくの知らない人がいる。見かけた覚えがあるといっても冬次が店で話したのは、ピアスじゃらじゃらのヤンキー①と谷峨だけなので、ほぼ全員が初対面みたいなもんだ。
「みんな気のいい人ばかりだから楽しんでって」
座間の腕から谷峨に引き取られた箱は、キッチンの最新型冷蔵庫に格納される。
身軽になった二人が二十畳は軽くあるリビングに入っていくと、すでに酔っ払ったハイテンションな声で歓迎された。
「カワイイ子たちが来た~」
おおっ、華やかなお姉様(オネエさま?)が両手を広げて駆け寄ってきたかと思えば、びっくりしている冬次に抱きついた。
「ボーッとしてる隙に食べちゃう~」
危うく真っ赤なリップの犠牲になりそうだったが、頭を抱えるようにしてほっぺたを守る。
「ギャーッ、なんなのこの人っ、座間っちヘルプ! へールプ‼︎」
「この人、あの店の店長」
と座間に耳打ちされ、かたまった。嘘でしょ。そこそこ男らしかった外見のうっすらした記憶しかない。
「條太郎くん、抱きつくなら僕にハグして」
座間が自分から手を広げる。
「この格好の時は下の名前で呼ばないで」
「うん。ごめんね。ソノちゃん」
聞いていた話と、かなり異なる関係性の匂いがするのは気のせいだろうか。高校生の座間っちを叱る大人の店長のイメージが、酔っ払った店長を介抱するしっかり者の座間に書き換えられる。後者は座間っち改め座間さんという感じだ。
唖然としている時に、谷峨が笑いを堪えて様子を見にきた。
「苗字が園だから、ソノちゃん、冬次くんもそう呼んであげて」
「谷峨先輩と座間っちみたいに親しいわけじゃない大人をそうなふうには呼べないっす」
いきなりソノちゃん呼びは尻込みする。
「いーんだよ。ソノちゃんは喜ぶから」
「じゃ、じゃあそのうち」
「うん。さて、そこの人たちはほっといて冬次くんは来て、部屋の場所を簡単に案内するよ」
話が変わり、冬次は頷いて谷峨についていく。
「玄関に近いドアがトイレとこっちがお風呂、一番奥は寝室だから一応入るのは遠慮して、あとの二つの部屋は好きに入っていいけど何もないよ、そんで、ここがシアタールーム。使いたかったら言ってね」
玄関からリビングまでは区切るドアはなく、途中に水まわり系の設備があり、リビングを経由した通路に部屋が三つとシアタールームがあるといった間取りだった。
しかし大学生のひとり暮らしでシアタールームとは、冬次なら一生思いつきもしない部屋。日常に時間と感性のゆとりがあってこそ生まれる娯楽だろう。
「次、みんなに紹介してあげるからこっち」
「ありがとうございます」
リビングのテーブルにはオードブルとかピザとか、豪勢に並べられ、グラスの中で輝くシュワシュワした液体は、見るからにシャンパンだなとわかった。
多少惜しい気がするがアルコールは遠慮してジュースを頼む。むしろ、せずとも学生服姿の冬次に気安く酒を勧める人はいなかった。思っていたより堅実なグループでよかったと思う。見た目で判断してごめんなさいだ。
飲み物が手に渡ると、谷峨はまず初めに学生層に声をかけた。谷峨が通う大学以外からも参加者がおり、どう知り合ったのか彼らの社交範囲には驚く。
簡単に名前と所属学年を交わし終えると、次は社会人に移った。大人組は実業家、弁護士、医師、パイロット、商社マン、フリーランス、目移りする多種多様な職種が集まっている。三十代手前という人が多く、若手で気力に満ちあふれ、中にはアルバイトで金を貯めながらバックパッカーをし世界を巡っている最中である人もいた。
「君は宏と同じ高校生かぁ。若くていいね」
冬次と挨拶を交わした大人組はだいたいこう言って眩しそうな顔で握手したがった。若いパワーをもらうためらしい。この人たちも充分若い方だと思うのだけど、そう返すと、「いやいや、高校生からすればおじさんおばさんでしょ」だそうだ。
しかしどちらかといえば彼らの元気に圧倒されたのは冬次の方で、ひととおり自己紹介を終えた頃にはへろへろだった。いただいた名刺と名前と顔をしっかり記憶に刻んでおくため、頭をフル回転させていたせいもある。
谷峨が席を外しているあいだ、ソファの真ん中はつつしんで辞退してすみっこに腰を落ち着け、注いでもらったお代わりのジュースでひと息つく。
「そういやみなさん自分のバース性を言わないんですね」
並んだ頭をなんともなしに眺めていると、ふとそんなことが口を突いていた。
すると彼らは一瞬微妙な顔をしてから、目を見合わせ「必要なくない?」と肩をすくめる。
「でも懐かしいなぁ、訊いちゃう気持ちはわかるよ。高校生まではなぜか過剰にバース性で区別されてたよな」
さらに別の人が反応する。
「間違いが起こらないように大人が管理しやすくするためじゃないの」
「そもそも訊いてどうするのさ。その質問の裏には、きっとアルファに違いないっていう無言の期待が含まれてるよね。アルファだったらやっぱりさすがだねって言って終われるけど、ここの僕たち半分くらいはベータだよ」
そのように話すのを聞き、言うとおりだなと思った。馬鹿な質問をしてしまったことが恥ずかしくて頬がカッと熱くなる。
「アルファじゃないと成功しちゃいけない法律なんてないっしょ。ベータもだけど、今日参加してない友達で、オメガで社長やってるっていう人だっているしね。モデルとか俳優とか有名人でもちらほら聞くじゃん。オメガって顔立ち綺麗で目立つからけっこう活躍してる人知ってるよ」
「そう、ですよね」
日常生活を送る中で今どきバース性の告知が必要なのは病院と役所くらいで、公の場に告知義務などない。しかしなかなか浸透は難しく、だが冬次がこのことを忘れて感心したのは社会の風潮のせいではなくて、アルファを上位とする実父の教えがこびりついていたから。
平等に対する違和感と拒絶。父親が示すであろう、ここにいる人たちとの正反対の反応を安易に予測できてしまう自分も毒されているのだ。冬次はそんな父親の考えが嫌いだけど、真逆の考えは理想だという現実も理解できた。
だって真の平等を実現させるために南雲が薬を開発したわけだろう?
でもこの場で考え込んでしまったのがよくなくて、噛み砕ききれない思いが全部顔に出ていた。慣れない場所で感情を上手に隠せるほど大人じゃないのだ。
「すぐバース性を引き合いに出してくるのってアルファくらいじゃね?」
チクリと聞こえてきた嫌味。言ったのは男にしては長めの黒髪をひとつ結びにした芸術家タイプの男。
「素直にバース性を教えたら見下すやつは見下してくるよ。君もそうなんじゃないの。だってあの奈良林だもんね」
さらに便乗するコメントが飛ぶ。
「必要ないから言わないって人もいるけど、自分は言いたくないから言わない」
「私も同感。アルファじゃないなら言わない方が賢く立ち回れるってのいうのは一理あるね」
問い詰められた気分で下を向けば、近くで聴き耳を立てていてくれたのか、そばを離れていた谷峨が会話の輪に舞い戻り、冬次の肩に手を置いた。
「どうしたの?」
谷峨は巧みに話題を別の方向に持っていき、冬次に向けられていたひりついた視線と関心は逸れたようだ。おかげでバース性の話題は終わったものの、冬次はトイレに行くと言って席から逃げだした。
「いらっしゃい。ふはは、でっかいケーキありがとね。上がってあがって、好きに寛いじゃって」
ここは慣れた様子の座間っちに倣ってお邪魔する。さすが高級タワマンは防音設備も抜かりなく、通路はいたって静かだったにも関わらず、部屋の中はパーティーモード全開だった。
男女入り乱れたお客様方々は夜の店で見かけた覚えがある顔と、まったくの知らない人がいる。見かけた覚えがあるといっても冬次が店で話したのは、ピアスじゃらじゃらのヤンキー①と谷峨だけなので、ほぼ全員が初対面みたいなもんだ。
「みんな気のいい人ばかりだから楽しんでって」
座間の腕から谷峨に引き取られた箱は、キッチンの最新型冷蔵庫に格納される。
身軽になった二人が二十畳は軽くあるリビングに入っていくと、すでに酔っ払ったハイテンションな声で歓迎された。
「カワイイ子たちが来た~」
おおっ、華やかなお姉様(オネエさま?)が両手を広げて駆け寄ってきたかと思えば、びっくりしている冬次に抱きついた。
「ボーッとしてる隙に食べちゃう~」
危うく真っ赤なリップの犠牲になりそうだったが、頭を抱えるようにしてほっぺたを守る。
「ギャーッ、なんなのこの人っ、座間っちヘルプ! へールプ‼︎」
「この人、あの店の店長」
と座間に耳打ちされ、かたまった。嘘でしょ。そこそこ男らしかった外見のうっすらした記憶しかない。
「條太郎くん、抱きつくなら僕にハグして」
座間が自分から手を広げる。
「この格好の時は下の名前で呼ばないで」
「うん。ごめんね。ソノちゃん」
聞いていた話と、かなり異なる関係性の匂いがするのは気のせいだろうか。高校生の座間っちを叱る大人の店長のイメージが、酔っ払った店長を介抱するしっかり者の座間に書き換えられる。後者は座間っち改め座間さんという感じだ。
唖然としている時に、谷峨が笑いを堪えて様子を見にきた。
「苗字が園だから、ソノちゃん、冬次くんもそう呼んであげて」
「谷峨先輩と座間っちみたいに親しいわけじゃない大人をそうなふうには呼べないっす」
いきなりソノちゃん呼びは尻込みする。
「いーんだよ。ソノちゃんは喜ぶから」
「じゃ、じゃあそのうち」
「うん。さて、そこの人たちはほっといて冬次くんは来て、部屋の場所を簡単に案内するよ」
話が変わり、冬次は頷いて谷峨についていく。
「玄関に近いドアがトイレとこっちがお風呂、一番奥は寝室だから一応入るのは遠慮して、あとの二つの部屋は好きに入っていいけど何もないよ、そんで、ここがシアタールーム。使いたかったら言ってね」
玄関からリビングまでは区切るドアはなく、途中に水まわり系の設備があり、リビングを経由した通路に部屋が三つとシアタールームがあるといった間取りだった。
しかし大学生のひとり暮らしでシアタールームとは、冬次なら一生思いつきもしない部屋。日常に時間と感性のゆとりがあってこそ生まれる娯楽だろう。
「次、みんなに紹介してあげるからこっち」
「ありがとうございます」
リビングのテーブルにはオードブルとかピザとか、豪勢に並べられ、グラスの中で輝くシュワシュワした液体は、見るからにシャンパンだなとわかった。
多少惜しい気がするがアルコールは遠慮してジュースを頼む。むしろ、せずとも学生服姿の冬次に気安く酒を勧める人はいなかった。思っていたより堅実なグループでよかったと思う。見た目で判断してごめんなさいだ。
飲み物が手に渡ると、谷峨はまず初めに学生層に声をかけた。谷峨が通う大学以外からも参加者がおり、どう知り合ったのか彼らの社交範囲には驚く。
簡単に名前と所属学年を交わし終えると、次は社会人に移った。大人組は実業家、弁護士、医師、パイロット、商社マン、フリーランス、目移りする多種多様な職種が集まっている。三十代手前という人が多く、若手で気力に満ちあふれ、中にはアルバイトで金を貯めながらバックパッカーをし世界を巡っている最中である人もいた。
「君は宏と同じ高校生かぁ。若くていいね」
冬次と挨拶を交わした大人組はだいたいこう言って眩しそうな顔で握手したがった。若いパワーをもらうためらしい。この人たちも充分若い方だと思うのだけど、そう返すと、「いやいや、高校生からすればおじさんおばさんでしょ」だそうだ。
しかしどちらかといえば彼らの元気に圧倒されたのは冬次の方で、ひととおり自己紹介を終えた頃にはへろへろだった。いただいた名刺と名前と顔をしっかり記憶に刻んでおくため、頭をフル回転させていたせいもある。
谷峨が席を外しているあいだ、ソファの真ん中はつつしんで辞退してすみっこに腰を落ち着け、注いでもらったお代わりのジュースでひと息つく。
「そういやみなさん自分のバース性を言わないんですね」
並んだ頭をなんともなしに眺めていると、ふとそんなことが口を突いていた。
すると彼らは一瞬微妙な顔をしてから、目を見合わせ「必要なくない?」と肩をすくめる。
「でも懐かしいなぁ、訊いちゃう気持ちはわかるよ。高校生まではなぜか過剰にバース性で区別されてたよな」
さらに別の人が反応する。
「間違いが起こらないように大人が管理しやすくするためじゃないの」
「そもそも訊いてどうするのさ。その質問の裏には、きっとアルファに違いないっていう無言の期待が含まれてるよね。アルファだったらやっぱりさすがだねって言って終われるけど、ここの僕たち半分くらいはベータだよ」
そのように話すのを聞き、言うとおりだなと思った。馬鹿な質問をしてしまったことが恥ずかしくて頬がカッと熱くなる。
「アルファじゃないと成功しちゃいけない法律なんてないっしょ。ベータもだけど、今日参加してない友達で、オメガで社長やってるっていう人だっているしね。モデルとか俳優とか有名人でもちらほら聞くじゃん。オメガって顔立ち綺麗で目立つからけっこう活躍してる人知ってるよ」
「そう、ですよね」
日常生活を送る中で今どきバース性の告知が必要なのは病院と役所くらいで、公の場に告知義務などない。しかしなかなか浸透は難しく、だが冬次がこのことを忘れて感心したのは社会の風潮のせいではなくて、アルファを上位とする実父の教えがこびりついていたから。
平等に対する違和感と拒絶。父親が示すであろう、ここにいる人たちとの正反対の反応を安易に予測できてしまう自分も毒されているのだ。冬次はそんな父親の考えが嫌いだけど、真逆の考えは理想だという現実も理解できた。
だって真の平等を実現させるために南雲が薬を開発したわけだろう?
でもこの場で考え込んでしまったのがよくなくて、噛み砕ききれない思いが全部顔に出ていた。慣れない場所で感情を上手に隠せるほど大人じゃないのだ。
「すぐバース性を引き合いに出してくるのってアルファくらいじゃね?」
チクリと聞こえてきた嫌味。言ったのは男にしては長めの黒髪をひとつ結びにした芸術家タイプの男。
「素直にバース性を教えたら見下すやつは見下してくるよ。君もそうなんじゃないの。だってあの奈良林だもんね」
さらに便乗するコメントが飛ぶ。
「必要ないから言わないって人もいるけど、自分は言いたくないから言わない」
「私も同感。アルファじゃないなら言わない方が賢く立ち回れるってのいうのは一理あるね」
問い詰められた気分で下を向けば、近くで聴き耳を立てていてくれたのか、そばを離れていた谷峨が会話の輪に舞い戻り、冬次の肩に手を置いた。
「どうしたの?」
谷峨は巧みに話題を別の方向に持っていき、冬次に向けられていたひりついた視線と関心は逸れたようだ。おかげでバース性の話題は終わったものの、冬次はトイレに行くと言って席から逃げだした。
0
あなたにおすすめの小説
久しぶりの発情期に大好きな番と一緒にいるΩ
いち
BL
Ωの丞(たすく)は、自分の番であるαの かじとのことが大好き。
いつものように晩御飯を作りながら、かじとを待っていたある日、丞にヒートの症状が…周期をかじとに把握されているため、万全の用意をされるが恥ずかしさから否定的にな。しかし丞の症状は止まらなくなってしまう。Ωがよしよしされる短編です。
※pixivにも同様の作品を掲載しています
とろけてまざる
ゆなな
BL
綾川雪也(ユキ)はオメガであるが発情抑制剤が良く効くタイプであったため上手に隠して帝都大学附属病院に小児科医として勤務していた。そこでアメリカからやってきた天才外科医だという永瀬和真と出会う。永瀬の前では今まで完全に効いていた抑制剤が全く効かなくて、ユキは初めてアルファを求めるオメガの熱を感じて狂おしく身を焦がす…一方どんなオメガにも心動かされることがなかった永瀬を狂わせるのもユキだけで──
表紙素材http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55856941
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!
再会した男は、彼女と結婚したと言った
拓海のり
BL
高校時代、森と園部は部活も一緒で仲が良かったが、副部長の菜南子と園部の噂が立ち、森は二人から遠ざかった。大学を卒業して森は園部と再会するが、その指には結婚指輪があった。
昔書いたお話です。ほとんど直していません。お読みになる際はタグをご確認の上ご覧ください。一万五千字くらいの短編です。
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
君と運命になっていく
やらぎはら響
BL
母親から冷遇されている町田伊織(まちだいおり)は病気だから薬を欠かさず飲むことを厳命されていた。
ある日倒れて伊織はオメガであり今まで飲むように言われていたのは強い抑制剤だと教えられる。
体調を整えるためにも世界バース保護機関にアルファとのマッチングをするよう言われてしまった。
マッチング相手は外国人のリルトで、大きくて大人の男なのに何だか子犬のように可愛く見えてしまい絆されていく。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる