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45 兄貴と食事
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思い起こせば南雲と兄貴は未来で接点が元々あったのだ。兄貴はバース性因子抹消薬の開発に関わっている。
考えれば考えるほど理解不能だ。兄貴が何を企んでいるのか問い詰めるべきだろう。
変装の特殊メイクを落とし、兄貴のところへ向かう途中で電話が鳴る。
「克己さん?」
運転中だった冬次は後で避け直すつもりでいたが、ちょうどよくファストフードの店が目の前にあり車を入れ、通話に出た。
「もしもし・・・・・・病院の救急センターの者ですが。今しがた藤井勝己さんという男性が運ばれてきまして」
ついでに一服しようかと思っていた気持ちが吹き飛ぶ。
運転席を降りないまま通話を続けた。
「克己さんは大丈夫なんでしょうか?」
「はい。あの、そちらは藤井さんのお知り合いでしょうか。ご家族に連絡を取りたいのですが電話番号をご存じないですか」
「藤井に肉親はおりません。俺が一番親しい間柄になると思います。奈良林といいます」
「わかりました。では奈良林さんは病院に来られますか」
「すぐ向かいます」
冬次は結局店内に入ることなく読み上げられた住所へ車を走らせた。ナビを設定する質問もない。奇しくもかつておばさんの見舞いで通い慣れた病院だった。
院内の案内板に従って救急センターに駆けつけると処置後の藤井はベッドに寝かされている。冬次がベッドわきに立つと目を開けた。
「大丈夫なの克己さん。急に苦しみだして倒れたって聞いたけど」
「走ってきてくれたのか? 心配ないよ大したことない。買い物中で幸いした」
いつも通り自然に繕った笑みに知らされる、痩せた顔立ちにハッとした。冬次は耐えきれず運転しながら考え続けていたことを口にした。
「もしかしておばさんと同じ病気なんじゃないのか。どうして言ってくれなかったんだよ」
「確定診断を受けてたわけじゃない。ここ数年健康診断サボってたからなぁ」
冬次は拳をかたく握る。
「手遅れなのかよ」
「さぁな」
「自分の命のことだろ、真面目に考えろって!」
「ごめんな。このまま入院だってさ。看護師さんから明日になったら別病棟に移動するって教えてもらった」
「わかった・・・・・・家から必要なもん持ってくる」
「悪いよ。休暇中だったんだろう」
「うるせぇよ。病人は黙って寝てればいいんだ」
冬次の口調からかつての幼さが顔を覗かせる。
いくつになっても親と子のような関係は変わらないのだ。こぼれ落ちそうな命の灯火を失いたくない。だが泣きっ面を見られたくはなかったので、
「必要なもんスマホに送っといて。明日また来る」
と、ひとまず生きているということを確認した冬次は踵を返した。
◆
「冬次から誘ったわりに上の空だな」
と兄貴に問われ、冬次はうつむいていた両目を引き上げる。病院を出てから予定を変更しないで兄貴を訪ねた。急な来訪にも関わらず兄貴は時間を取ってくれ、冬次を行きつけの高級レストランに連れ出していた。
「飲まないのか。帰りはうちの運転手に代行させる」
そこまで世話になりたくないというのが正直なところだが、塞ぐ気分をアルコールの力でなんとかしないと見たくない顔を見にきた意味がなくなる。暗幕のかかった思考を動かすために手をつけてなかった食前酒のワインを一気に飲み干す。
「喉が渇いていたのか。同じものを持ってこさせようか?」
「いやいい。酔い過ぎるとまともに話できなくなる」
「それのどこか悪いんだ。兄弟水入らず楽しもう。それにせっかくの料理がもったいない」
もったいないなど、知らないうちに似合わない言葉を使うようになったらしい。生まれた時から不自由なく掃いて捨てるほど金と地位を持っている男のくせに。
「じゃあさ、俺が楽しめる話を聞かせてよ」
底意地悪い言い方をした。
「いいよ」
兄貴はワインを舌で転がし、口角をあげる。
「可愛い弟の聞きたい話をしてやろう。探偵ごっこは順調か?」
「・・・・・・」
なぜだ、どうして知ってる?
焦りを顔に出さないのは不可能だった。
「冬次、お前は今、友人の座間啓くんを疑っただろう」
「疑ってはない・・・・・・けど」
「けどなんだ。やるならもっと慎重にやらないとな。しかし君たちの友情のために座間くんを擁護しておくよ。彼じゃない。冬次が考えてる以上に我々の目は色んなところにあるんだよ」
心から安堵のため息が出たのは言うまでもない。
「冬次と座間くんの頑張りを邪魔する気はないから、くれぐれも会社に隠れて好きにやったらいいさ」
「偉そうに。俺らの悪事に口を継ぐんでいて自分は平気なんですかね」
余裕たっぷりに微笑む兄貴。ガチで仲のいい兄弟が談笑をしてるという雰囲気を出しやがって。じりじり追い詰められ奥歯を噛みしめたのは冬次だけだ。
「面白い話をする約束だったな。ただ話してやるだけじゃ芸がないから、よし、どちらがより興味深い話ができるかゲームといこうじゃないか」
兄貴は条件に情報交換を提案してくる。
「俺のとっておきは今バレたばっかりだよ」
「そうかな。では質問してもいいか。冬次はなぜ地下のあれに近づきたい?」
冬次はほぼ反射的に口を開ける。体は前のめりになり、眉間がひきつるように眉が上がった。
南雲少年をあれ呼ばわりされたことに対する憤りで全身がカッカする。
兄貴があえてあれ呼びしたことは、不特定多数の人間がいるレストランという場所を考えたカモフラージュのためであることは理解しているが、冬次の反応を試すために使った言葉だとしたら憎たらしい策士だ。
「見つけたのは偶々。あんなの知っちゃったら誰だって気になるだろ」
そっちがその気ならのってやる。
「ヒーロー気取りってわけだ」
「そう思いたいなら止めない。人間のクズにはなりたくないんでね」
兄貴は安い挑発になんてのらない。にっこり微笑み、「なるほど」と相槌を打った。多分信じていないと、目が語っている。
「答えになってないって言わないのかよ」
「言わないよ。冬次の力じゃ何もできないのが残念だね」
「無力ながらやってみるよ。兄貴には迷惑かけるかもしれないから先に謝っとくわ」
「ああ。もし仮にトラブルが起きても万端にしておくさ」
威勢でニヤリとし、冬次は乾いた唇を湿らせた。
「次、兄貴が話す番。ナナクサ製薬が地下でやってることは犯罪じゃないのか」
「答えなくてもわかると思うが」
「あっそ。兄貴は強気だけどさ、俺が警察に話すと思わなかったのかよ」
「外で不用心に会社名を口にするのは控えるべきだな」
「はいはい悪かったよ。でどうなの?」
ナナクサ製薬に正式に雇われた人は契約書のせいで口外が難しいけれど、うっかり知ってしまっただけの完全部外者の冬次の場合はそれができる。
「ほう、兄貴を脅したいわけか」
つまりそういうことだ。
「当事者間で合意を交わしている可能性を考えなかったのか?」
「合意するはずないだろ。兄貴の口車にはのるつもりない」
「いいだろう。口車かどうか試してみるといい。今から警察に行くか?」
兄貴は落ち着き払った態度で問う。慌てないのが答えか。
「行かないのか?」
当てが外れたというか、賭けに負けた。
「行けないよな。お前もやましいことをしてあそこを見つけたんだものな」
「俺は別に警察で正直に話してもいい。行っても無駄だってことがわかったんだよ」
「賢いな。私は痛くも痒くもないが冬次の立場が悪くなるところだった。兄貴としては悲しく思うよ」
「急に気持ち悪いな」
しかし兄貴の声は張りを保ったまま続ける。日々のスピーチ練習の成果をここで披露してどうすんだ。
「冬次が本気であれに興味があるなら正面切って関わればいいじゃないか」
「は?」
まるで対照的に冬次の喉は詰まる。
「見合い相手と結婚するんだ。晴れて親族になれば機密内容を明かしてもらえるだろう」
「周囲の人を利用することになるじゃないか。俺はそれが嫌だから・・・・・・」
使えるものは何でも利用してきた兄貴への対抗心だけじゃないけれど。
「簡単に決断できない」
「大人になれ冬次。利用してるのはお互い様かもしれないぞ」
「ああ、あんたにとっては都合のいい言い訳だよな?」
「善光くんは冬次にとって守るべきオメガじゃないのかい」
「え」
「オメガの苦労に誰より心を痛める冬次の目に彼が映らないはずないよな。不利なバース性を抱えながら幸せになろうと頑張ってる。冬次が全力をかけるべき相手は彼なんじゃないのか。婚姻が失敗したら家族の中で浮いてしまうだろうなぁ」
「俺らのこと邪魔しないんじゃなかったのかよ」
「心配してるんだ。さて、お喋りに夢中になってしまったね」
食事を再開し、料理を咀嚼し飲み込む。味は美味いに違いないがあまり感じなかった。食事に合わせたワインのセレクトは最高でグラスは進んだ。酔いが頭の回りをほどよく鈍くさせた頃。
「兄貴さぁ、克己さんのお見舞い行けよ」
冬次はだらしなく口角を引き上げてへらりと笑いながら言った。
「なんの話だ」
厳しい口調に驚く。
「聞いてなかった?」
「聞いてないね」
兄貴は一瞬で酔いが冷めたようだ。
考えれば考えるほど理解不能だ。兄貴が何を企んでいるのか問い詰めるべきだろう。
変装の特殊メイクを落とし、兄貴のところへ向かう途中で電話が鳴る。
「克己さん?」
運転中だった冬次は後で避け直すつもりでいたが、ちょうどよくファストフードの店が目の前にあり車を入れ、通話に出た。
「もしもし・・・・・・病院の救急センターの者ですが。今しがた藤井勝己さんという男性が運ばれてきまして」
ついでに一服しようかと思っていた気持ちが吹き飛ぶ。
運転席を降りないまま通話を続けた。
「克己さんは大丈夫なんでしょうか?」
「はい。あの、そちらは藤井さんのお知り合いでしょうか。ご家族に連絡を取りたいのですが電話番号をご存じないですか」
「藤井に肉親はおりません。俺が一番親しい間柄になると思います。奈良林といいます」
「わかりました。では奈良林さんは病院に来られますか」
「すぐ向かいます」
冬次は結局店内に入ることなく読み上げられた住所へ車を走らせた。ナビを設定する質問もない。奇しくもかつておばさんの見舞いで通い慣れた病院だった。
院内の案内板に従って救急センターに駆けつけると処置後の藤井はベッドに寝かされている。冬次がベッドわきに立つと目を開けた。
「大丈夫なの克己さん。急に苦しみだして倒れたって聞いたけど」
「走ってきてくれたのか? 心配ないよ大したことない。買い物中で幸いした」
いつも通り自然に繕った笑みに知らされる、痩せた顔立ちにハッとした。冬次は耐えきれず運転しながら考え続けていたことを口にした。
「もしかしておばさんと同じ病気なんじゃないのか。どうして言ってくれなかったんだよ」
「確定診断を受けてたわけじゃない。ここ数年健康診断サボってたからなぁ」
冬次は拳をかたく握る。
「手遅れなのかよ」
「さぁな」
「自分の命のことだろ、真面目に考えろって!」
「ごめんな。このまま入院だってさ。看護師さんから明日になったら別病棟に移動するって教えてもらった」
「わかった・・・・・・家から必要なもん持ってくる」
「悪いよ。休暇中だったんだろう」
「うるせぇよ。病人は黙って寝てればいいんだ」
冬次の口調からかつての幼さが顔を覗かせる。
いくつになっても親と子のような関係は変わらないのだ。こぼれ落ちそうな命の灯火を失いたくない。だが泣きっ面を見られたくはなかったので、
「必要なもんスマホに送っといて。明日また来る」
と、ひとまず生きているということを確認した冬次は踵を返した。
◆
「冬次から誘ったわりに上の空だな」
と兄貴に問われ、冬次はうつむいていた両目を引き上げる。病院を出てから予定を変更しないで兄貴を訪ねた。急な来訪にも関わらず兄貴は時間を取ってくれ、冬次を行きつけの高級レストランに連れ出していた。
「飲まないのか。帰りはうちの運転手に代行させる」
そこまで世話になりたくないというのが正直なところだが、塞ぐ気分をアルコールの力でなんとかしないと見たくない顔を見にきた意味がなくなる。暗幕のかかった思考を動かすために手をつけてなかった食前酒のワインを一気に飲み干す。
「喉が渇いていたのか。同じものを持ってこさせようか?」
「いやいい。酔い過ぎるとまともに話できなくなる」
「それのどこか悪いんだ。兄弟水入らず楽しもう。それにせっかくの料理がもったいない」
もったいないなど、知らないうちに似合わない言葉を使うようになったらしい。生まれた時から不自由なく掃いて捨てるほど金と地位を持っている男のくせに。
「じゃあさ、俺が楽しめる話を聞かせてよ」
底意地悪い言い方をした。
「いいよ」
兄貴はワインを舌で転がし、口角をあげる。
「可愛い弟の聞きたい話をしてやろう。探偵ごっこは順調か?」
「・・・・・・」
なぜだ、どうして知ってる?
焦りを顔に出さないのは不可能だった。
「冬次、お前は今、友人の座間啓くんを疑っただろう」
「疑ってはない・・・・・・けど」
「けどなんだ。やるならもっと慎重にやらないとな。しかし君たちの友情のために座間くんを擁護しておくよ。彼じゃない。冬次が考えてる以上に我々の目は色んなところにあるんだよ」
心から安堵のため息が出たのは言うまでもない。
「冬次と座間くんの頑張りを邪魔する気はないから、くれぐれも会社に隠れて好きにやったらいいさ」
「偉そうに。俺らの悪事に口を継ぐんでいて自分は平気なんですかね」
余裕たっぷりに微笑む兄貴。ガチで仲のいい兄弟が談笑をしてるという雰囲気を出しやがって。じりじり追い詰められ奥歯を噛みしめたのは冬次だけだ。
「面白い話をする約束だったな。ただ話してやるだけじゃ芸がないから、よし、どちらがより興味深い話ができるかゲームといこうじゃないか」
兄貴は条件に情報交換を提案してくる。
「俺のとっておきは今バレたばっかりだよ」
「そうかな。では質問してもいいか。冬次はなぜ地下のあれに近づきたい?」
冬次はほぼ反射的に口を開ける。体は前のめりになり、眉間がひきつるように眉が上がった。
南雲少年をあれ呼ばわりされたことに対する憤りで全身がカッカする。
兄貴があえてあれ呼びしたことは、不特定多数の人間がいるレストランという場所を考えたカモフラージュのためであることは理解しているが、冬次の反応を試すために使った言葉だとしたら憎たらしい策士だ。
「見つけたのは偶々。あんなの知っちゃったら誰だって気になるだろ」
そっちがその気ならのってやる。
「ヒーロー気取りってわけだ」
「そう思いたいなら止めない。人間のクズにはなりたくないんでね」
兄貴は安い挑発になんてのらない。にっこり微笑み、「なるほど」と相槌を打った。多分信じていないと、目が語っている。
「答えになってないって言わないのかよ」
「言わないよ。冬次の力じゃ何もできないのが残念だね」
「無力ながらやってみるよ。兄貴には迷惑かけるかもしれないから先に謝っとくわ」
「ああ。もし仮にトラブルが起きても万端にしておくさ」
威勢でニヤリとし、冬次は乾いた唇を湿らせた。
「次、兄貴が話す番。ナナクサ製薬が地下でやってることは犯罪じゃないのか」
「答えなくてもわかると思うが」
「あっそ。兄貴は強気だけどさ、俺が警察に話すと思わなかったのかよ」
「外で不用心に会社名を口にするのは控えるべきだな」
「はいはい悪かったよ。でどうなの?」
ナナクサ製薬に正式に雇われた人は契約書のせいで口外が難しいけれど、うっかり知ってしまっただけの完全部外者の冬次の場合はそれができる。
「ほう、兄貴を脅したいわけか」
つまりそういうことだ。
「当事者間で合意を交わしている可能性を考えなかったのか?」
「合意するはずないだろ。兄貴の口車にはのるつもりない」
「いいだろう。口車かどうか試してみるといい。今から警察に行くか?」
兄貴は落ち着き払った態度で問う。慌てないのが答えか。
「行かないのか?」
当てが外れたというか、賭けに負けた。
「行けないよな。お前もやましいことをしてあそこを見つけたんだものな」
「俺は別に警察で正直に話してもいい。行っても無駄だってことがわかったんだよ」
「賢いな。私は痛くも痒くもないが冬次の立場が悪くなるところだった。兄貴としては悲しく思うよ」
「急に気持ち悪いな」
しかし兄貴の声は張りを保ったまま続ける。日々のスピーチ練習の成果をここで披露してどうすんだ。
「冬次が本気であれに興味があるなら正面切って関わればいいじゃないか」
「は?」
まるで対照的に冬次の喉は詰まる。
「見合い相手と結婚するんだ。晴れて親族になれば機密内容を明かしてもらえるだろう」
「周囲の人を利用することになるじゃないか。俺はそれが嫌だから・・・・・・」
使えるものは何でも利用してきた兄貴への対抗心だけじゃないけれど。
「簡単に決断できない」
「大人になれ冬次。利用してるのはお互い様かもしれないぞ」
「ああ、あんたにとっては都合のいい言い訳だよな?」
「善光くんは冬次にとって守るべきオメガじゃないのかい」
「え」
「オメガの苦労に誰より心を痛める冬次の目に彼が映らないはずないよな。不利なバース性を抱えながら幸せになろうと頑張ってる。冬次が全力をかけるべき相手は彼なんじゃないのか。婚姻が失敗したら家族の中で浮いてしまうだろうなぁ」
「俺らのこと邪魔しないんじゃなかったのかよ」
「心配してるんだ。さて、お喋りに夢中になってしまったね」
食事を再開し、料理を咀嚼し飲み込む。味は美味いに違いないがあまり感じなかった。食事に合わせたワインのセレクトは最高でグラスは進んだ。酔いが頭の回りをほどよく鈍くさせた頃。
「兄貴さぁ、克己さんのお見舞い行けよ」
冬次はだらしなく口角を引き上げてへらりと笑いながら言った。
「なんの話だ」
厳しい口調に驚く。
「聞いてなかった?」
「聞いてないね」
兄貴は一瞬で酔いが冷めたようだ。
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