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五話 大きくなったから 前
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◇
朝、寝台の中で目を覚ます。
起きるときは一人の場合が多い。睡眠を必要としない同居人は、ロイが目を覚ます前にその日の食材探しに動き始めてしまう。
目をこすりながら起き上がり、右手に腕輪があることを確かめてから寝台から下りた。
戸を開けて外に出ると、暖かな春の陽が降り注ぐ。
寝ぼけ眼で小屋の裏に回り、斜面を下りる。この小屋の周りには獣や魔物は寄ってこないから、ぼんやりしたまま歩いていても危険はない。
「ノクス」
呼びながら沢に下りると、川に足を浸して立っていた真っ黒な怪物がこちらを振り向いた。
「お魚獲れたの?」
近づいていくと、ノクスが石で作った囲いの中を指差した。覗き込むと、銀色の鱗のある魚が二匹泳いでいる。
ふらふらと川辺まで歩み寄って、ノクスの腰にぎゅうとしがみついた。
「ありがとう。今日の夜食べるね」
背伸びして、鎧の金属に頬をぺたっとつける。ノクスが側腕を伸ばしてぼさぼさになった髪を後ろに纏めてくれた。
ここに来て四年。
あっという間に時は流れ、ロイの髪は腰につくほど長くなった。
あれから、村には戻っていない。
あの日ロイを小屋に連れてきてから、ノクスは態度を変えなかった。ロイを庇護して、なんなら育てようとしているかのように、世話を焼いて守ってくれる。
最初こそノクスの様子を慎重にうかがっていたけれど、恐ろしい見た目とは裏腹に優しい怪物に慣れるのも、小屋での生活に順応するのも、そう時間はかからなかった。
「顔洗うからちょっと待って」
冷たい沢で顔を洗ったら頭がはっきりした。
水面に映る自分の顔は、八つの頃から少し成長した。顎が尖って、目つきも大人びてきた気がする。最近喉がおかしいし、時々声が掠れるときがある。
もしかしたら、そのうち髭が生えたり、思ってもみないような変化が訪れるかもしれない。
そうなる前に、そろそろあれを実行してみるべきだろうか。そう考えながら、ぶかっとした黒い服の袖を濡らさないように髪も洗って、水を絞って立ち上がった。
ノクスが布を広げて待っている。目を眇めながら数歩近づくと、側腕が伸びてきて優しく頭を拭いてくれる。鋭い指先は自在に太さや長さを変えられるらしく、ロイを傷つけずにいつも器用に顔と髪を拭いてくれるのである。
「いい天気だから、後でお湯を沸かして身体も拭こう。ノクスの鋏もそろそろ綺麗にしないと」
そう言ったら黒い霧はくるくると円を描く。
「その鎧も外して拭くからね」
さわさわ
「今度じゃダメだよ。鎧も外すし、身体もゴシゴシするから」
さらさら
「イヤイヤしないの。ノクスの毛がごわごわしてたら寝づらいもん」
くる……くる
「うん、ついでに尻尾も洗ってふわふわにしてあげるから」
くるくる
四年経てば、意思疎通もお手のものである。
ノクスが頷いているのか、嫌がっているのか、ロイには彼の言いたいことがわかる。
喋らないけど、ノクスにはちゃんと感情がある。だから一緒に暮らしていて寂しいと感じることも、二人だけの生活に孤独を覚えることもなかった。
拭いてもらった髪を紐で一つに縛り、小屋に戻る。
大人用の服の上だけ着て寝ているから、下は何も履いていない。風が通ってすうすうするが、春になって暖かくなったから足に感じる日差しは気持ちいい。
「ノクス、今日は苺も入れて」
小屋の前に戻り、外に置いてある切り株に座る。
これは来てすぐの頃にテーブルがほしいと言ったら、ノクスが森の中から担いで持ってきた。部屋の中にあるよりも大きな切り株が一つと、それよりも小さな切り株を二つ。食事ができるように小屋の外に置いてある。
椅子として使っている切り株はロイが座るとだいぶ余るけど、ノクスが座ると小さい。鋏を地面に突き立てて器用にバランスを取る様子が可愛いなと密かに思っていた。
竈門ではすでに鍋で湯を沸かしていたのか、ノクスは陶器のお椀で湯を掬い、そこに干したハーブと、苺をたっぷり入れた。
ロイの前に戻ってきて置いてくれる。
「ありがとう」
砂糖はないから、時々花の蜜が手に入るときしか、甘いものは食べられない。
それでも森の中にある木の実や果物は美味しいから、食べるものに困ったりひもじく思ったりすることはない。畑で野菜も育てているし、ノクスは森で兎や鳥を狩ってきてくれる。
食材には困らないけど、見たことのない野草を見つけたときや、余った食材を保存したいと思ったときは、上手い方法がわからなくて、残念に思うことはままある。
苺をお湯でふやかして食べながら、ノクスが向かいの切り株に腰掛けるのを待って口を開いた。
「ねぇノクス、僕、一度町に行ってみようと思うんだけど」
そう言ったら、ノクスの黒い霧はざあっと波立った。
慌てたように立ち上がり、側腕を伸ばしてロイの胴に巻きつけてくる。左右の鋏が一斉にカチカチ音を鳴らした。
お椀を持ったままひょいと持ち上げられて、ノクスの肩に生える鋏の上に乗せられる。蟹の鋏のような形をしているそれは、横に傾けるとつるりとした頑強な盾になって、さらに傾けるとロイがちょうどよく座ることができる。
「慌てないで。大丈夫だよ。ちょっと様子を見てくるだけ。必要なものが手に入るのか確かめたいんだ」
お腹に巻きついた側腕の短い被毛をよしよしと撫でて説明したが、ノクスの霧は荒れた波のようにうねって落ち着かない。
心配してくれている。もしくは、ロイがここから去ると思って慌てているんだろうか。
だとしたら、とても愛しい。
狼狽えるほど大事に思ってくれているなら、一層嬉しい。
お椀をテーブルに置いてもらって、鋭い爪のようになっている指の先を手繰り寄せた。ノクスの平たい手をぎゅっと抱きしめて頬ずりする。
「あのね、僕大きくなったでしょう」
ロイの声に、黒い霧がその言葉の意味を吟味するようにゆっくりと渦を巻く。
「昔の服はもう着れないし、これは少し大きすぎる。ちょうどいい服を手に入れるか、作り直すための道具がほしいんだ」
朝、寝台の中で目を覚ます。
起きるときは一人の場合が多い。睡眠を必要としない同居人は、ロイが目を覚ます前にその日の食材探しに動き始めてしまう。
目をこすりながら起き上がり、右手に腕輪があることを確かめてから寝台から下りた。
戸を開けて外に出ると、暖かな春の陽が降り注ぐ。
寝ぼけ眼で小屋の裏に回り、斜面を下りる。この小屋の周りには獣や魔物は寄ってこないから、ぼんやりしたまま歩いていても危険はない。
「ノクス」
呼びながら沢に下りると、川に足を浸して立っていた真っ黒な怪物がこちらを振り向いた。
「お魚獲れたの?」
近づいていくと、ノクスが石で作った囲いの中を指差した。覗き込むと、銀色の鱗のある魚が二匹泳いでいる。
ふらふらと川辺まで歩み寄って、ノクスの腰にぎゅうとしがみついた。
「ありがとう。今日の夜食べるね」
背伸びして、鎧の金属に頬をぺたっとつける。ノクスが側腕を伸ばしてぼさぼさになった髪を後ろに纏めてくれた。
ここに来て四年。
あっという間に時は流れ、ロイの髪は腰につくほど長くなった。
あれから、村には戻っていない。
あの日ロイを小屋に連れてきてから、ノクスは態度を変えなかった。ロイを庇護して、なんなら育てようとしているかのように、世話を焼いて守ってくれる。
最初こそノクスの様子を慎重にうかがっていたけれど、恐ろしい見た目とは裏腹に優しい怪物に慣れるのも、小屋での生活に順応するのも、そう時間はかからなかった。
「顔洗うからちょっと待って」
冷たい沢で顔を洗ったら頭がはっきりした。
水面に映る自分の顔は、八つの頃から少し成長した。顎が尖って、目つきも大人びてきた気がする。最近喉がおかしいし、時々声が掠れるときがある。
もしかしたら、そのうち髭が生えたり、思ってもみないような変化が訪れるかもしれない。
そうなる前に、そろそろあれを実行してみるべきだろうか。そう考えながら、ぶかっとした黒い服の袖を濡らさないように髪も洗って、水を絞って立ち上がった。
ノクスが布を広げて待っている。目を眇めながら数歩近づくと、側腕が伸びてきて優しく頭を拭いてくれる。鋭い指先は自在に太さや長さを変えられるらしく、ロイを傷つけずにいつも器用に顔と髪を拭いてくれるのである。
「いい天気だから、後でお湯を沸かして身体も拭こう。ノクスの鋏もそろそろ綺麗にしないと」
そう言ったら黒い霧はくるくると円を描く。
「その鎧も外して拭くからね」
さわさわ
「今度じゃダメだよ。鎧も外すし、身体もゴシゴシするから」
さらさら
「イヤイヤしないの。ノクスの毛がごわごわしてたら寝づらいもん」
くる……くる
「うん、ついでに尻尾も洗ってふわふわにしてあげるから」
くるくる
四年経てば、意思疎通もお手のものである。
ノクスが頷いているのか、嫌がっているのか、ロイには彼の言いたいことがわかる。
喋らないけど、ノクスにはちゃんと感情がある。だから一緒に暮らしていて寂しいと感じることも、二人だけの生活に孤独を覚えることもなかった。
拭いてもらった髪を紐で一つに縛り、小屋に戻る。
大人用の服の上だけ着て寝ているから、下は何も履いていない。風が通ってすうすうするが、春になって暖かくなったから足に感じる日差しは気持ちいい。
「ノクス、今日は苺も入れて」
小屋の前に戻り、外に置いてある切り株に座る。
これは来てすぐの頃にテーブルがほしいと言ったら、ノクスが森の中から担いで持ってきた。部屋の中にあるよりも大きな切り株が一つと、それよりも小さな切り株を二つ。食事ができるように小屋の外に置いてある。
椅子として使っている切り株はロイが座るとだいぶ余るけど、ノクスが座ると小さい。鋏を地面に突き立てて器用にバランスを取る様子が可愛いなと密かに思っていた。
竈門ではすでに鍋で湯を沸かしていたのか、ノクスは陶器のお椀で湯を掬い、そこに干したハーブと、苺をたっぷり入れた。
ロイの前に戻ってきて置いてくれる。
「ありがとう」
砂糖はないから、時々花の蜜が手に入るときしか、甘いものは食べられない。
それでも森の中にある木の実や果物は美味しいから、食べるものに困ったりひもじく思ったりすることはない。畑で野菜も育てているし、ノクスは森で兎や鳥を狩ってきてくれる。
食材には困らないけど、見たことのない野草を見つけたときや、余った食材を保存したいと思ったときは、上手い方法がわからなくて、残念に思うことはままある。
苺をお湯でふやかして食べながら、ノクスが向かいの切り株に腰掛けるのを待って口を開いた。
「ねぇノクス、僕、一度町に行ってみようと思うんだけど」
そう言ったら、ノクスの黒い霧はざあっと波立った。
慌てたように立ち上がり、側腕を伸ばしてロイの胴に巻きつけてくる。左右の鋏が一斉にカチカチ音を鳴らした。
お椀を持ったままひょいと持ち上げられて、ノクスの肩に生える鋏の上に乗せられる。蟹の鋏のような形をしているそれは、横に傾けるとつるりとした頑強な盾になって、さらに傾けるとロイがちょうどよく座ることができる。
「慌てないで。大丈夫だよ。ちょっと様子を見てくるだけ。必要なものが手に入るのか確かめたいんだ」
お腹に巻きついた側腕の短い被毛をよしよしと撫でて説明したが、ノクスの霧は荒れた波のようにうねって落ち着かない。
心配してくれている。もしくは、ロイがここから去ると思って慌てているんだろうか。
だとしたら、とても愛しい。
狼狽えるほど大事に思ってくれているなら、一層嬉しい。
お椀をテーブルに置いてもらって、鋭い爪のようになっている指の先を手繰り寄せた。ノクスの平たい手をぎゅっと抱きしめて頬ずりする。
「あのね、僕大きくなったでしょう」
ロイの声に、黒い霧がその言葉の意味を吟味するようにゆっくりと渦を巻く。
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