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第八話 祈りと子守唄
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「どうやら間に合いそうだな」
火花の散る炉を目の前にして、金床へ槌を振り下ろしながらシュミットは話す。
壁には黒鉄の胸当てや脚甲が吊り下げられている。洞穴はなだらかに掘られており、何人ものドワーフたちが所狭しと右往左往している。
山城からは切り立つ山々へいくつも坑道が掘られており、中にドワーフたちの工房はあった。
山城で急こしらえの集落には獣たちが溢れ、エルフやドワーフ、精霊たちが火を囲んでいた。
飯場が作られ香ばしい香りと賑やかな会話に包まれていた。まるで争いなどない世界のように、穏やかな光景が広がっていた。
穏やかな情景を横目に僕とリリィはドレークに連れられ、ドワーフたちの工房を訪れている。ドレークは置かれた丸太に腰をかけ、緑色の細い手足で膨らんだ腹をさすった。
「まぁでも・・・いつもはいきなり襲われてたからなぁ。十年という歳月を置くことしかわかっていなかった。先に知れたのは嬉しいねぇ。噂の白騎士さんは連れてこなかったのかい? 聞くところによると素敵な美少女さんらしいじゃないか」
兄ちゃんもやるねぇ。とドレークは口を歪めて隙間から尖った歯が見えた。軽口で緊張感が薄れる。ドレークなりに気をかけているのだろう。
「連れてきたら、みんなが驚くだろう。余計な混乱はいらないよ」
そりゃそうだ。とシュミットは槌を振り下ろし続け、リリィは眺めながら興味深く、ほぉ。と息をもらした。火花の熱で頬が焼ける。
「それで・・・僕が伝えた道具は作ってもらえたか? 難しいかもしれないが・・・」
「あぁ。これだろう? なんだってこんな物を。観賞用かい?」
シュミットは足元から鉄の球体を僕に投げてよこした。ズシリと重い球体を受け取ると、中身の揺れる振動が伝わる。リリィは首をかしげた。
「ねぇ。鉄球? 投げつけるの?」
「これは・・・リリィの魔法を活かすための道具だよ。鉄球に見えて中に水がたんまりと入っている」
「どうやって使うの? 当たったら痛そうだけど」
「これはまぁ。保険だよ。いくつ作れた?」
あるだけ持っていけ。とシュミットは槌を奥へと向ける。砲弾のように並ぶ鉄球がいくつも転がっていた。
「ありがとう。忙しいのに悪い」
「まぁ簡単な細工だからな。とりあえずはあんたらの装備を整えなきゃなんねぇ。本当に俺は着いていかなくていいのか? 総力戦とくりゃドワーフの力は必要だろう?」
「必要だとも。だからこそ城に残っていてほしい。僕たちがうまく城を占拠できたら城騎士たちは城を取り戻そうと山城から白の都市へと戻るだろう? 後を追ってほしい。そうしたら白騎士を取り囲むことができる。都市から逃げ出した人は騎士に頼るだろう。力を持たない都市の人が近くにいたら、ギフトの力も使えないはずだ」
ほう。とシュミットは振り下ろす槌を止め、あごひげを撫でた。ドレークは腹を抱えて足をバタバタと踏み鳴らしながら笑う。
「そりゃいい。あいつら攻めることしか頭にねぇから、守りながらの戦いに慣れていないだろう? しかしよく思い付くもんだ。人にしておくのは惜しいなぁ。いいゴブリンになれただろうに」
それは遠慮しておく。と僕が言うとドレークはひでぇなぁ。と笑い続けた。
「本当に止めておいたほうがいいわ。お風呂にもきちんと入らないから、これ以上増えたらたまらない」
凛と鈴の鳴るような声が洞穴に響く。白銀のローブと髪を揺らしながら、エルフらしい立ち振る舞いでエリスが現れた。隣には身を屈めながら歩くシュバルツがおり、なぜか右の目元が青く染まっている。
「おかえりなせぇ。旦那。ちと遅れやしたかね」
「私たちも今来たところだよー。ってその目どうしたの?」
リリィがシュバルツに駆け寄り見上げると、なんでもねぇと。頭を掻きながらシュバルツは視線をそらす。ははーん。とドレークだけが緑の手で顎を撫でた。訓練でできたのだろうか。先日から狩猟祭に向けた演習も激しさを増している。
「ようやく揃ったな。そんじゃ丈がどうか確かめるから、着てくれ」
シュミットは駆け回るドワーフたちに指示を出すと、わらわらと四、五人のドワーフたちが集まり、シュバルツへ白銀の鎧を着せていく。ドレークはシュバルツの隣に立たされ、黒鉄の鎧をみるみる内に着せられていった。それを眺めながらエリスは鼻をつまんで、眉間にシワを寄せる。
「こいつはスゲェです。動きにくくはありやすが・・・」
シュバルツは指先まで包む白銀の鎧を動かしている。ガシャガシャと鋼の揺れる音がした。
首元から足先まで全身鎧で包まれてどこか窮屈そうに見えるが、屈強さははるかに増している。右手を握るとにゅっと鋭い爪が顔を出した。
「こいつはいいねぇ。まさに魔女を守る闇の騎士ってとこかい」
ドレークは黒鉄の鎧に包まれていた。シュバルツに比べると薄い胸当てに、手足は甲が包まれている。身軽に跳ねるドレークを見て、はいはい。とエリスのため息を吐いた。そしてエリスはふたりの正面に立ち口元を動かす。左右の手でそれぞれの鎧に手を当てた。
「ドワーフの鎧に祈りを与える日が来るなんてね。それに片方が獣、もう片方がゴブリン。世も末だわ」
もう世が末だよとドレークが茶化し、エリスは視線を外したまま答えない。ふたりの体を白い泡沫が包んでいく。泡粒は鎧に溶け込むように消えていった。
「エルフの祈りは本来持つ力を高めるの。魔法についてはもう話したと思うけど、ギフトの力とは違う。世界に本来存在する意志、目には見えない存在の力を借りる。肉体にある生命力といった力も同じね。大気に存在する精霊の意志、生き物の体内にある生きる意志を使う。獣の肉体はより屈強に。嫌だけど、本当に嫌だけど! ゴブリンたちの生命力はより高まる。後は、あなたの剣へ祈りを与えればよいのね。どうなるかわからないけど。あなたたちふたりは祈りが通じなかったから」
僕とリリィは互いにうなずき合う。エルフの里で呪いの力を知った。ギフトとは違う世界を否定し、世界から否定された力である。フィドヘルで育まれた理の外にあるのだ。ギフトは願いを叶える祝福。相対するのは呪いの他者の願いを拒絶する力。根源は同じでも目的は違えている。
エリスが振り返り、ドワーフはまだ赤銅色の剣をかかげる。エリスが離れた場所から右手で柄から剣先へと手を添わせた。泡沫が剣を冷やし、白銀色の剣はわずかに光を放っているように見えた。
「すっごい! 両刃ってのが癪だけど、それでもすっごくいい感じ!」
リリィは跳ねながら手を叩いている。シュミットは僕に歩み寄り白銀色の剣を手渡した。まだほのかに熱い。体の芯まで伝わるような熱さだ。
「ありがとう。まさかこんなにすごい剣まで作ってくれるとは思わなかった」
「ドワーフが鋼を叩き、エルフが祝福を与えた剣だ。切ろうと思って切れねえ物はねぇよ。壊れもしねぇ。人に与えるなんてなぁ。いつぶりかね」
「そうね。原初の転生者が扱う剣は、ドワーフとエルフの作った剣だったもの」
リリィは目を細めてどこか懐かしそうに剣を持つ僕を見た。かつての転生者たちも同じように、感嘆とし言葉を失いながら剣を眺めていたのだろう。
かつて夢見たおとぎ話を信じて。裏切られるとは知らずに。
「本当は全身鎧を鍛えてやりたかったんだがな。本当にいらないのか? 普段のシャツとベスト、ズボン。まぁ白の街に住む人へ紛れ込むにはちょうどいいがな」
僕は首を左右に振る。黒の女神が与える影は体を包む。あまり頑丈にしすぎてはいけない。
「ありがとう。身軽でなければいけないんだ。それに・・・手に持っただけで怖いくらいの力が、剣に込められているのがわかる。この剣に名前はないのか?」
「そりゃ名前は付けてあげたいがな、ワシだけで名付けるのはしのびねぇ。魔女さまに頼もうかね」
なぁ。と視線を向けられてリリィは、へっ!? と指先を自分に向けてあたりを見渡す。みんながうなずいた。
「頼むよ。リリィ。いい名前をつけてやってくれ」
わかったけど。とリリィは帽子のツバを抑えて口元に手を当てる。
「そうね。妖刀村正、虎徹、小烏丸・・・あっ! アメノムラクモなんてどう? よく知らないけれど、かっこいいでしょ!?」
センスは古いが悪くはない。どんな名前よりもずっとよい。刀の形状ではないけれど、剣から伝わる温度が答えだった。三種の神器のひとつ、草薙の剣と称されるヤマノヒメノミコトより与えられた、ヤマトタケルを救った剣。胸の奥が熱くなる。
「なんだか恥ずかしいくらいにかっこいい名前だな。でもこれくらいが丁度いい」
「恥ずかしいなんて言わない!」
杖先で胸を叩かれ僕はむせかえる。ドワーフや人虎、ゴブリンですら笑っていた。エルフだけが困ったように笑みをこぼし、炉では炎がまだ猛っている。
自らのギフトで、祝福で命をたった転生者たちを思い浮かべる。物語はまだ続いている。遺してくれた想いを継いで、先に先へと進めるのだ。
「どうやら間に合いそうだな」
火花の散る炉を目の前にして、金床へ槌を振り下ろしながらシュミットは話す。
壁には黒鉄の胸当てや脚甲が吊り下げられている。洞穴はなだらかに掘られており、何人ものドワーフたちが所狭しと右往左往している。
山城からは切り立つ山々へいくつも坑道が掘られており、中にドワーフたちの工房はあった。
山城で急こしらえの集落には獣たちが溢れ、エルフやドワーフ、精霊たちが火を囲んでいた。
飯場が作られ香ばしい香りと賑やかな会話に包まれていた。まるで争いなどない世界のように、穏やかな光景が広がっていた。
穏やかな情景を横目に僕とリリィはドレークに連れられ、ドワーフたちの工房を訪れている。ドレークは置かれた丸太に腰をかけ、緑色の細い手足で膨らんだ腹をさすった。
「まぁでも・・・いつもはいきなり襲われてたからなぁ。十年という歳月を置くことしかわかっていなかった。先に知れたのは嬉しいねぇ。噂の白騎士さんは連れてこなかったのかい? 聞くところによると素敵な美少女さんらしいじゃないか」
兄ちゃんもやるねぇ。とドレークは口を歪めて隙間から尖った歯が見えた。軽口で緊張感が薄れる。ドレークなりに気をかけているのだろう。
「連れてきたら、みんなが驚くだろう。余計な混乱はいらないよ」
そりゃそうだ。とシュミットは槌を振り下ろし続け、リリィは眺めながら興味深く、ほぉ。と息をもらした。火花の熱で頬が焼ける。
「それで・・・僕が伝えた道具は作ってもらえたか? 難しいかもしれないが・・・」
「あぁ。これだろう? なんだってこんな物を。観賞用かい?」
シュミットは足元から鉄の球体を僕に投げてよこした。ズシリと重い球体を受け取ると、中身の揺れる振動が伝わる。リリィは首をかしげた。
「ねぇ。鉄球? 投げつけるの?」
「これは・・・リリィの魔法を活かすための道具だよ。鉄球に見えて中に水がたんまりと入っている」
「どうやって使うの? 当たったら痛そうだけど」
「これはまぁ。保険だよ。いくつ作れた?」
あるだけ持っていけ。とシュミットは槌を奥へと向ける。砲弾のように並ぶ鉄球がいくつも転がっていた。
「ありがとう。忙しいのに悪い」
「まぁ簡単な細工だからな。とりあえずはあんたらの装備を整えなきゃなんねぇ。本当に俺は着いていかなくていいのか? 総力戦とくりゃドワーフの力は必要だろう?」
「必要だとも。だからこそ城に残っていてほしい。僕たちがうまく城を占拠できたら城騎士たちは城を取り戻そうと山城から白の都市へと戻るだろう? 後を追ってほしい。そうしたら白騎士を取り囲むことができる。都市から逃げ出した人は騎士に頼るだろう。力を持たない都市の人が近くにいたら、ギフトの力も使えないはずだ」
ほう。とシュミットは振り下ろす槌を止め、あごひげを撫でた。ドレークは腹を抱えて足をバタバタと踏み鳴らしながら笑う。
「そりゃいい。あいつら攻めることしか頭にねぇから、守りながらの戦いに慣れていないだろう? しかしよく思い付くもんだ。人にしておくのは惜しいなぁ。いいゴブリンになれただろうに」
それは遠慮しておく。と僕が言うとドレークはひでぇなぁ。と笑い続けた。
「本当に止めておいたほうがいいわ。お風呂にもきちんと入らないから、これ以上増えたらたまらない」
凛と鈴の鳴るような声が洞穴に響く。白銀のローブと髪を揺らしながら、エルフらしい立ち振る舞いでエリスが現れた。隣には身を屈めながら歩くシュバルツがおり、なぜか右の目元が青く染まっている。
「おかえりなせぇ。旦那。ちと遅れやしたかね」
「私たちも今来たところだよー。ってその目どうしたの?」
リリィがシュバルツに駆け寄り見上げると、なんでもねぇと。頭を掻きながらシュバルツは視線をそらす。ははーん。とドレークだけが緑の手で顎を撫でた。訓練でできたのだろうか。先日から狩猟祭に向けた演習も激しさを増している。
「ようやく揃ったな。そんじゃ丈がどうか確かめるから、着てくれ」
シュミットは駆け回るドワーフたちに指示を出すと、わらわらと四、五人のドワーフたちが集まり、シュバルツへ白銀の鎧を着せていく。ドレークはシュバルツの隣に立たされ、黒鉄の鎧をみるみる内に着せられていった。それを眺めながらエリスは鼻をつまんで、眉間にシワを寄せる。
「こいつはスゲェです。動きにくくはありやすが・・・」
シュバルツは指先まで包む白銀の鎧を動かしている。ガシャガシャと鋼の揺れる音がした。
首元から足先まで全身鎧で包まれてどこか窮屈そうに見えるが、屈強さははるかに増している。右手を握るとにゅっと鋭い爪が顔を出した。
「こいつはいいねぇ。まさに魔女を守る闇の騎士ってとこかい」
ドレークは黒鉄の鎧に包まれていた。シュバルツに比べると薄い胸当てに、手足は甲が包まれている。身軽に跳ねるドレークを見て、はいはい。とエリスのため息を吐いた。そしてエリスはふたりの正面に立ち口元を動かす。左右の手でそれぞれの鎧に手を当てた。
「ドワーフの鎧に祈りを与える日が来るなんてね。それに片方が獣、もう片方がゴブリン。世も末だわ」
もう世が末だよとドレークが茶化し、エリスは視線を外したまま答えない。ふたりの体を白い泡沫が包んでいく。泡粒は鎧に溶け込むように消えていった。
「エルフの祈りは本来持つ力を高めるの。魔法についてはもう話したと思うけど、ギフトの力とは違う。世界に本来存在する意志、目には見えない存在の力を借りる。肉体にある生命力といった力も同じね。大気に存在する精霊の意志、生き物の体内にある生きる意志を使う。獣の肉体はより屈強に。嫌だけど、本当に嫌だけど! ゴブリンたちの生命力はより高まる。後は、あなたの剣へ祈りを与えればよいのね。どうなるかわからないけど。あなたたちふたりは祈りが通じなかったから」
僕とリリィは互いにうなずき合う。エルフの里で呪いの力を知った。ギフトとは違う世界を否定し、世界から否定された力である。フィドヘルで育まれた理の外にあるのだ。ギフトは願いを叶える祝福。相対するのは呪いの他者の願いを拒絶する力。根源は同じでも目的は違えている。
エリスが振り返り、ドワーフはまだ赤銅色の剣をかかげる。エリスが離れた場所から右手で柄から剣先へと手を添わせた。泡沫が剣を冷やし、白銀色の剣はわずかに光を放っているように見えた。
「すっごい! 両刃ってのが癪だけど、それでもすっごくいい感じ!」
リリィは跳ねながら手を叩いている。シュミットは僕に歩み寄り白銀色の剣を手渡した。まだほのかに熱い。体の芯まで伝わるような熱さだ。
「ありがとう。まさかこんなにすごい剣まで作ってくれるとは思わなかった」
「ドワーフが鋼を叩き、エルフが祝福を与えた剣だ。切ろうと思って切れねえ物はねぇよ。壊れもしねぇ。人に与えるなんてなぁ。いつぶりかね」
「そうね。原初の転生者が扱う剣は、ドワーフとエルフの作った剣だったもの」
リリィは目を細めてどこか懐かしそうに剣を持つ僕を見た。かつての転生者たちも同じように、感嘆とし言葉を失いながら剣を眺めていたのだろう。
かつて夢見たおとぎ話を信じて。裏切られるとは知らずに。
「本当は全身鎧を鍛えてやりたかったんだがな。本当にいらないのか? 普段のシャツとベスト、ズボン。まぁ白の街に住む人へ紛れ込むにはちょうどいいがな」
僕は首を左右に振る。黒の女神が与える影は体を包む。あまり頑丈にしすぎてはいけない。
「ありがとう。身軽でなければいけないんだ。それに・・・手に持っただけで怖いくらいの力が、剣に込められているのがわかる。この剣に名前はないのか?」
「そりゃ名前は付けてあげたいがな、ワシだけで名付けるのはしのびねぇ。魔女さまに頼もうかね」
なぁ。と視線を向けられてリリィは、へっ!? と指先を自分に向けてあたりを見渡す。みんながうなずいた。
「頼むよ。リリィ。いい名前をつけてやってくれ」
わかったけど。とリリィは帽子のツバを抑えて口元に手を当てる。
「そうね。妖刀村正、虎徹、小烏丸・・・あっ! アメノムラクモなんてどう? よく知らないけれど、かっこいいでしょ!?」
センスは古いが悪くはない。どんな名前よりもずっとよい。刀の形状ではないけれど、剣から伝わる温度が答えだった。三種の神器のひとつ、草薙の剣と称されるヤマノヒメノミコトより与えられた、ヤマトタケルを救った剣。胸の奥が熱くなる。
「なんだか恥ずかしいくらいにかっこいい名前だな。でもこれくらいが丁度いい」
「恥ずかしいなんて言わない!」
杖先で胸を叩かれ僕はむせかえる。ドワーフや人虎、ゴブリンですら笑っていた。エルフだけが困ったように笑みをこぼし、炉では炎がまだ猛っている。
自らのギフトで、祝福で命をたった転生者たちを思い浮かべる。物語はまだ続いている。遺してくれた想いを継いで、先に先へと進めるのだ。
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