黒魔女リリィは世界を壊したい!!〜転生者たちの治める国で呪われた魔女と騎士〜

tanakan

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第十一話 名を冠するとするのなら。

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 スタンリーによって生み出された大気の拳が振るわれ闇は振り払われていく。視線を前に置いたままスタンリーが語り続ける。

「転生する前からずっと異世界にあこがれていたよ。愚鈍ぐどんな上司、僕の力を理解できない同僚どうりょうたち。買い叩かれて、日が変わっても働き続けた。会社の無理難題をシステムに反映させ、文句を受けながらも、システムエンジニアとして生き続けていたよ。いや、生きてはいなかった。そして転生してからも騎士長に従い生かされていた。変われなかった」

 難しい話をしているなぁ。と私は目を細める。初めてタカハシと出会った時を思い出した。現世の話だろう。転生を望んだ転生者たちの物語だ。

「ここからは違う。僕の償いであり冒険だ!かんするならば『SEシステムエンジニアの僕が異世界で最強のSEスーパーエンチャンターを目指す旅路たびじ!』付与ふよの転生者の力をとくと見よ!」

 ふはは。と高らかに笑いながらスタンリーは大気へ指令を付与し、生み出された透明の階段を駆け昇る。

 遠目に闇が膨れ上がる。闇が固まり見上げるほど巨大な闇人を生み出していた。

 せやな。とセルティが歩み出し膝を抱いてしゃがむ。両手を地面に当てるとぞわぞわと地面から土塊つちくれの小人たちが産まれていく。ケタケタと笑い合い、可愛らしい姿に反してちょっと怖いと私は身構える。

「ウチやって。ずっとひとりやった。暗い部屋の中で物語の世界で生きた。望んだ。物語の世界だけはウチに優しかったから。でも優しさだけに甘えていてはアカんわな。現にウチに与えられた命誕めいたんのギフトで出てくるんは、かわいいお人形さんではなく、どちらかというと呪物じゅぶつやしな。名ばかりな命誕の転生者や」

 なぁ。みんな。とセルティが声をかけると、生み出された土塊人形たちは笑い合った。

「ウヒヒ。闇が、闇がそこにあるよーお母さん」

「うごめく闇が迫っているよぁ。楽しいなぁ。嬉しいなぁ」

「遊んじゃおうよ。鬼ごっこ? それともかくれんぼ? どこにいたって見つけるよー」

 せやろ? どこか釈然しゃくぜんといかない表情でセルティが私を見る。

「か・・・かわいいんじゃないのかな?」

 そかな? と奇妙に笑い合う呪物みたいな人形にセルティが首を垂れた。どこからともなくふたりになったドレークが両脇からセルティに近づく。

「姉ちゃんは俺たちと気が合いそうだな」

「俺も仲間に入れてくれていいかい?」

 セルティが噴き出し立ち上がる。ええわ! と腰に手を当てた。異なる世界がつむがれていく。

「あはは。ええわ。一緒に戦いよし。呪物なら次々と生み出せるから。なんでウチはリリィちゃんたちと一緒の場所に産まれへんかったんやろ?・・・せやな。ウチはこれでも世界を愛していたから。かわいいお人形を好きな自分を愛していた。でもまぁうまくはいかへん。それでもええわ! スタンリーに習って言うなら・・・ウチの物語に名を冠するならば!『ひきこもり少女が生み出す愛玩人形あいがんにんぎょうは、どうして呪物ばかりになるんですか!?』やな!」

 行くで! ドレークたちと呪物たる人形を引き連れて森へセルティは突進する。跳ねながらつ土塊を振るった。木々が倒れて、短剣を振り回すドレークたちと共に闇が引き裂いていく。

「なんでぇ。青春してやがんな。まぁ年端としはもいかぬ少女にさとされては、おっさんの立つがないってもんだ」

 ガラードが私に並び腕を組む。少女と呼ばれるのは悪い気分がしないと頬が緩まる。決してめられているだけではないだろう。

「あまり言いたくはないけれど、私はガラードよりずっと年上だよ? お姉さんなの」

 ぎょっとガラードが目を丸めて、それもアリか。と曖昧な笑みを浮かべた。なんとも失礼なやつであると、私はタカハシを想う。

「自分の物語、人生に名を冠するなんて恥ずかしいがな。俺は家庭を望んでいたんだ。ただ自分では何もしなかった。与えられるばかりを望み、ギフトを与えられたら今度は依存していた。恥ずかしいよ」

「そんなもんでしょう? 私だって変わらない。ガラードにも物語があるんだね」

「おうさ!。名を冠するならば! 『家庭を望む独身アラフォー男子の、苦難に満ちた異世界ライフ』だ! 構築の転生者の力は破壊を求めない。温かな家庭を守る大黒柱だいこくばしらとなるのだ!」

 大黒柱という言葉だけはわかったな。緩まった頬を両手で整える。気を抜ける場面ではない。でも心だけが温まっていく。

 ガラードが足を踏み鳴らすと倒れた木々が浮かび、整えられ、地面に突き刺さる。言葉を失ったままの獣たちや人々の前で立ち並び、地面が表面を埋めて堅牢な小城を作り出す。門構えの装飾までっていた。シュミットが歩み出しガラードと並ぶ。

「もっと前に話をしたかったな。お主とは気が合いそうだ。背丈は違うが体は似ている」

「だろう? ドワーフって言うんだろう? 生きて帰れたら鋳造ちゅうぞうを習おうか。苦手なんだ」

「生きて帰るの!」

 私が口を挟むと、そうだな! と笑い声を残して斧を構えたシュミットと共に笑い合っていた。雷鳴が響いて頭上を見上げる。空を覆い始めた巨大な闇人はスタンリーの呼び出した雷龍らいりゅう咆哮ほうこうどうから弾けた。龍も神さまのひとりだったなと私は考える。

 でもそれはあくまで現世の話だ。

 弾けた胴から強大な左手が意思を持ち私たちへと向かう。空中でうごめき闇人となり、迫って縦に割かれ、裂かれた後で粉微塵こなみじんになって降り注ぐ。

 遅れてコーレスが私の前に着地し、一足飛びに駆け寄ったフレイヤの盾が振動し闇の破片を霧散させた。

「なんでどいつもこいつも、楽しそうなんだ? 緊張感てもんがねぇだろ」

「いいじゃないか。ようやく・・・私たちがまことに望んでいた戦いなのだから。もう悩みながらギフトの力を用いなくていい」

 すまんな。と声色を和らげてフレイヤが私の帽子へ手を触れる。頑強な体つきなのに、瞳はずっと優しい。少女の面影があると思った。

「長い間、苦しめ続けた。ただ私たちも悩んでいたことを、力を失うことを恐れていたことも知ってほしい。騎士長だってきっと、現世に残してきた後悔があるのだろう。まれに見る才覚を得て、得てしまったばかりに苦しみ、歪んでしまった。許されないことだろうけどな」

「許さない。でも認める。私はもう決めたから!」

 強いな。フレイヤは私から手を離し盾を構える。口角は上がり笑みを浮かべた。

「私はずっと弱かった。病に侵され手足も棒切れみたいだったの。でも今は違う。望んだから。そしてこれからも望み続ける。真の強さを得るために。生き続けよう。リリィに教わったから。私の物語へ名を冠するならば!『病弱な私が望んだ強さは、決して肉体の強さじゃない!』だ。鍛えるほどに意図せず膨れ上がる筋肉! 本当に余計だ」

 言い終わって目を伏せるフレイヤを見て、誰しもうまくはいかないなぁ。と帽子の位置を整える。瞬間に木々の闇が深く膨張し、先端にかけて細く尖る闇人が目にも留まらぬ速さを得て突進した。

 時間がまたゆっくりに見えた。フレイヤが盾を構えようとするも、間に合わない。

 闇が裂かれる。銀の鉄鋼で毛並みを包むフェルトとフュバルツが同時に闇人を弾き、爪で裂いたのだ。すかさずフレイヤが盾の波動で闇へと返す。地面が砕ける音がした。

「女の子だろう? あぶねえぞ」

 二の腕を膨らませるフェルトが言い、そうですなぁ。とシュバルツが眉間にしわを寄せる。

「いかに強い転生者とは言え、か弱い女の子ですから、無茶は止めときなせぇ」

 膨れ上がる背中でシュバルツが言い、フレイヤの頬が染まる。いかに頑強とは言え人虎と比べたらまぁ普通の女の子だろう。

「女の子か・・・忘れていたな。では守ってくれ! 私も守るから!」

 フェルトとシュバルツが同時に雄叫びを上げながら、闇へと突進していく。木々の倒れる音が増し、地面が割れた。三本の矢の教えどころではないと私は開いた口が閉じられない。

「あーぁ。女の子ととかそうでないとか、現世じゃ言ってはならねぇな。まぁここでは許されるか」

「そうなの? なら女の子はなんて言うの?」

「知らねぇ。まぁどうでもいいけどよ」

 ふん。とコーレスは剣を持ったまま腕を組む。頭上から降りおちた闇人を見もしようとせずに切り裂いた。剣技にかんしてはセオ以上だ。

「私が知らない間に、現世はどうなっちゃっているの? 昔の転生者はもっと単純な力を使っていたのに」

「さぁな。俺もワカらねぇよ。でも今の方がずっとシンプルだ。ちゃんと仲間だもんな」

「あんたにも物語があるの?」

「あるさ。もちろん。他の転生者だって同じだ。俺の物語に名を冠するならば・・・ってスタンリーがこっ恥ずかしことを始めるから・・・まったく」

「私はコーレスの物語が知りたいな」

「俺の名を冠した物語は『いくら俺の魔剣でも、切り裂けないのは仲間の絆でした』だな。俺はただの不良だよ。たくさんの仲間がいた。でも大人になったらちりぢりになって、俺だけが大人になれなかったんだ。でも転生したら仲間がいた。今まさに本当の仲間になったと思える。取るに足らない物語だろう? 他のヤツらがうらやましいよ。ちゃんとしている」

「紡がれる物語は比べるものじゃないでしょう? みんなどこかで苦労している。不幸の大きさは比べるもんじゃないよ」

「そうだな。あぁ。そうだった」

 爆発音とともに森が燃えている。空が焼かれ、巨躯の闇人が数を増しつつ、歩みを進めている。

 怖くはなかった。原初の転生者たちと肩を並べている時と同じ、高揚感こうようかんが体を満たしている。雷竜が弾け、四方にいた巨躯の闇人がスタンリーへと手を伸ばす。

 魔剣が身構え跳ぼうと足に力を込め、私も同時に杖を構える。守ってばかりではいられない。

 空へ銀の流線りゅうせんが走り、銀の残像が空に描く軌跡きせきにそって爆炎が広がっていった。

「みんな私を置いて、ひどいじゃない」

 降り立つロゼの腕にはスタンリーが抱かれている。前線で戦っていたスタンリーのマントが焼け焦げていた。

「悪い。ロゼが正しかったから、せめて僕たちだけでもと思ったんだがな。それに君はフィドヘルに来たばかりの可憐な少女だ。罪を犯していない」

「少女だって? なめないで。姫扱いなんてもううんざり。私は騎士になったんだから! 私はもう自分の戦いができる。守られるなんてうんざりなの」

 スタンリーを下ろしたロゼが剣を構える。彼女がいたからこそ私もまた立ち上がれた。

 彼女だけではない。多くの転生者たちと、フィドヘルで生まれた人ならざる存在、魔法と呪詛じゅそが私を立たせている。

 私だけはタカハシを信じ続けられている。

 呪詛と祝福に違いなんてあるのだろうか。タカハシなら・・・わかるのだろうか。

 スタンリーは裾を整え、薄緑色の幕を展開させた。

「ならば戦おう。共に! それぞれの物語を今、終わらせて・・・新しく紡ぐために!」

 うん。とロゼが歩み出す。彼女にも物語がある。他の転生者たちも、いや・・・生きとし生ける存在すべてに、それぞれの名を冠するべき物語があるのだ。

 たくさんの色が混ざり合い、たったひとつの色彩を生み出すのだ。

「ロゼは? この世界で騎士を望んでいたの?」

「私の望みは叶えられていた。与えられていたってのが正しいかな? 歪んだ形で。でもきっと試されていたのね。私は騎士であることを望む。姫ではなく騎士として戦う! こんなにも仲間がいるから」

 へぇ。とコーレスが魔剣を肩にかける。ロゼに皮肉っぽく口角を上げた。

「騎士さまはどうしてこの世界に来たんだ? スタンリーの野郎が自分の物語を語ってんだよ。語るばかりで飽き足らず、名を冠して戦いに挑むもんだから恥ずかしいよな。俺を含めてみんながそれに習っている。自身の物語に・・・生き様に名前をつけるんだ」

 どうだ? コーレスにロゼがうなずいて見せる。ふん。と鼻先を上げて透けるような金色の髪をかき上げた。

「私は姫だったの。配信の中だけどね。でも自惚うぬぼれて、仲間だった友人たち、そして私を姫と呼んでくれる人たちをないがしろにした。結果、それはもうひどい有様で炎上したの。世界中が敵だと思えるくらいに孤独で、死にたかった」

 言っていることはわからない。現世は私が思っている以上に変わり続けている。でも孤独だったのはわかる。私と一緒で、成り立ちが違うだけで、世界が敵であると思えるくらいに。

 でもね。とロゼが続ける。

「私は戦わなくちゃって思った。憧れた物語の主人公はいつだって困難へ立ち向かう。私の大好きな物語や、物語を育む世界を愛していた。そして姫ではなく騎士を望み、立ち上がった時に私はフィドヘルへ呼ばれた。今度こそって思ったけど・・・ダメだって。でもね。変われたの。愚直な騎士と可愛らしくて、たくましい魔女に出会えたから、乗り越えられた」

 ロゼが剣を高々と上げる。炎が揺らめぎ温度差で周囲にかげろうが浮かぶ。炎が立ち昇る。彼女の強い意志を繁栄しながら燃え上がる。

「私の物語に名前を付けるなら・・・名を冠するならば!『炎上配信者が望むのは、姫ではなくて爆炎ばくえんの転生者!』たかだか炎上程度なら、もう・・・私の爆炎で吹き飛ばせる!」

「いいね! それでこそ転生者さまだ!」

 ケタケタとコーレスが笑い、スタンリーが呆気に取られたまま口を開いている。

 やっぱり言っていることはわからない。わからないけど・・・いいね。と私はロゼに伝える。それぞれの物語が収束し、闇を打ち払おうとしていた。

 言葉が交わされるたびに闇が揺れ、どよめき肥大していく。高々と津波のように闇が膨れ、空へと到達した時、極彩色ごくさいしょくの色味を変える幾つもの光弾で弾かれた。

 平穏な家庭を望んだガラードが構築した小さな城の門が開いている。

 多くの人が、ギフトの力を取り戻した人々が両手を闇へと掲げていた。レミーたちの姿も並ぶ。

 当然、彼らや彼女たちのも物語がある。そして雄叫びと共に駆け出した人ならざる存在たちにも同様に。

 降り注ぐ闇を包むように、白く淡い光が浮かび包んでいく。

「リリィ!」

 息を切らして駆けよるエリスが抱きつき、後ろに木々と背丈を同じにするグリスワーク、そしてケットシーやケルピーの姿があった。

 世界は淡く白い色彩で染まっていく。色彩の転生者が望んだ温もりで満ちた色彩である。

「ねぇ。リリィ。あなたの物語に名を冠するならば? どんなお話にする?」

 ロゼが尋ねる。私は首をかしげるエリスに抱かれたまま立ち上がり、杖の先端を闇に呑まれたタカハシへと向ける。

 杖先を向けて宣言せんげんをする。宣戦布告でもある。

「私は・・・私の物語に名を冠するとするのなら!『黒魔女リリィは世界を壊したい!!』転生者たちの収める国で呪われた魔女は騎士と一緒に・・・自分を閉じ込めた、自分が呪い呪われた世界を壊してしまうの! そして始める。新たな理想郷への一歩目を!」

「・・・いいね。やっぱり最後は魔女が世界を救う。女神なんてもうこりごり。神頼みなんてもうしない。祈らずに戦おう。そして壊して・・・創ろう」

 ロゼにうなずいて返す。彼女もまだタカハシを信じている。きっと彼にかかわってしまった存在は、心のどこかで信じている。

 たとえ闇に呑まれようとも、黒の女神となったとしても。

 タカハシはタカハシだ。

「今度こそ・・・全軍突撃!」

 人の叫びと人ならざる存在の雄叫びが混ざり合う。名を冠するまでなくとも、立ちすくんでいた白い甲冑の騎士たちと並ぶ。

 私を先頭に駆け出した獣たちと転生者たちが闇へ向かって進軍した。四方八方へと別れながら闇に立ち向かう。力を合わせて、一心不乱に爆音と雄叫びの中で闇へとあらがい払い続けた。

 今際いまわ間際まぎわであるはずの世界で、温もりに身を任せながら。

 残りは闇を打ち払い・・・タカハシを救うだけだ。

 まだ伝えていないことがあるから。
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