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7話 ホーデリオという男
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ミミはパン屋の仕事をしばらく休むことにした。女将さんたちも、そのほうがいいと言ってくれている。
ロードン商会は町の中心部に堂々と立っていて、その規模は領内で一番大きい。そして会長であるホーデリオが住んでいる家は、町から少し離れた塀と木々に囲まれた広大な土地の中にあった。その家を見つめるミミの口は開いたままだ。遠くからでもわかるほど、大きな豪邸がそびえている。
「領主様のお屋敷よりも、大きい気がする……」
比べれるほど全体を知っている訳ではないのだが、見た目だけなら明らかに大きいとミミは思った。
ホーデリオ・ロードンの莫大な富と繁栄のはじまりは、彼が所有していた山から希少鉱石が発見されてからだと言われている。それは魔道具を作るうえで欠かせないもので、今では世界中に取引相手がいるのだ。
ロードン夫妻のあいだに、子どもはいないと聞いている。こんな大きな家に住んでいたら、ロベニカと会わない日もあるだろうか。ミミの調べたところ彼は仕事三昧で、ここ数年は番で妻であるロベニカと一緒にいるところを見た人はあまりいなかった。社交界への参加も、ひとりで行くことが多いという。
これをどう考えるべきか――。
今日は一日中ずっと家にいるようでまだ動きはない。門番はひとりだ。身体は頑丈そうで大きく、群青色の制服を着ている。顔がよく見えないが少し怖そうだった。ミミは面会の依頼をするべきか、木の陰に隠れて悩んでいた。
悩みすぎていて、気づくのが遅れてしまったのだ。いつの間にか目の前に、黒服の男が立っていた。
「きみがミミさんだね」
窓から降り注ぐ太陽の光で、豪華な部屋は輝いていた。
ついでに目の前の男も輝いている。短い黄金色の髪を丁寧に整えた美丈夫がミミの目の前にいるのだ。目は薄い緑色で、実年齢よりもずっと若く見える。身長はベナスよりも高く、身にまとう服は最高級で、彼によく似合っていた。
ホーデリオ・ロードンその人は、どうやらミミのことを知っているらしい。
「最近使用人たちから聞いていてね。私を調べている可愛い子がいると。会えて嬉しいよ」
穏やかな顔に穏やかな声をのせて、優しくミミに話しかけてくる。
「何が知りたいんだい?」
彼の問いかけに、ミミは口の中が乾ききっていてうまく声が出せないことに気がついた。豪華な応接室も、壁の近くに控えている従者とメイドも、今座っているふかふかのソファも、ミミを緊張させるには十分だった。ミミは震える手で、目の前にあったお茶を一口喉んでみた。
「あ、あの、奥さんのロベニカさんと、私の夫について……」
「ああ」
ホーデリオは一言だけ言って、目の前でお茶を飲んでいる。
それだけ!? やっぱり、知っているの!? ミミの心の声は見開いた目に出ていたらしい。
「知っているよ?」
それがどうしたの? と言われたような答えに、ミミの頭の中は真っ白になった。
「知っているよ。知らなくてもいいのだけど。一応、把握はしておかないと、後々面倒なことにもなりかねないからね」
ミミは身体が固まって声を出せずにいる。この人は何を言っているのだろう。
「きみも慰謝料が必要かい? もちろん出すよ。彼女に請求しても、ちゃんと出すと思うけど。堂々と私のもとに来たのは、きみがはじめてだからね。言い値でいいよ?」
「ふざけないで!!」
ミミは高級そうなテーブルを強く叩くと、ホーデリオを睨みつけた。そんな言葉を聞きたかったわけではないのだ。今、身体が震えているのは怒りからだった。
「慰謝料なんて欲しくない!」
ミミが欲しいのは別のものだ。慰謝料なんて貰っても、ベナスの懐に入るだけかもしれない。
「あなたは、どうして奥さんの不貞を知っているのに、彼女を止めないの!?」
彼がロベニカを止めていたら、ベナスは浮気などしなかったかもしれない。違う未来があったかもしれない。
「本当に番を愛しているのなら、誰の誘惑にも乗らないだろう。彼女は魅了魔法は使えないよ?」
ホーデリオは睨みつけるミミの目を優しく見つめている。
「番にばれても自分とは別れられない、許されると思っているのなら、それこそが彼らの驕りだ。そして伴侶の番は傷つき涙する。それは私のせいかい?」
静かな問いだった。穏やかな顔の中に僅かな疲労が見える。彼が何に疲れているのかミミは知らない。だが、番に裏切られる苦しさなら知っている。
「……いいえ、ベナスのせいよ」
ミミの目から、止めどなく涙がこぼれ落ちていく。愛も思いやりも献身も、番として大事なものを奪ったのはベナス自身だ。ミミは悔しくて両手を握りしめた。涙を止めたいのに止められない。初対面の人の前で恥ずかしいのに涙は止まらず鼻水まで出てきてしまっていた。
涙を拭く物を探していたミミに、ホーデリオがハンカチを差し出した。ミミはためらいながらも受け取ると、ためらいながらも鼻をかんだ。
「ぷっ」
どこからともなく笑い声が飛んできた。目の前にいたホーデリオが笑いを堪えている。
「ふふふっ、失礼。私の目の前で堂々と鼻をかんだ女性は、ひとりだけだったものでね」
そう言うとホーデリオはまた笑い出した。ロベニカのことだろうかとミミが小さく問うと、違うよと否定の言葉が聞こえてくる。
「昔の人だよ。私が子どものころの……」
懐かしそうなものを見る眼差しが飛んできて、ミミは恥ずかしくなって下を向いてしまった。
「あの、ハンカチ……ごめんさない。新しいのを――」
「いいよ、きみにあげる。ふふふ、こんなに笑ったのは本当に久しぶりなんだ。そのお礼だと思って受け取って欲しい」
そう言ってホーデリオはまた笑い出したのだった。
「今は三人だ。前は五人だったかな」
泣き止んだミミの前には、綺麗なお菓子が並んでいる。
食べて? と言い、彼もつまみながら話し出した。
「以前は相手が何人かを調査書で確認していたが、今はその必要がないことに気がついたんだ。彼女の耳たよ」
ホーデリオは自分の長い左耳を指さした。
「あっ……リング」
「その通り。リングが三つ。彼女なりのアピールだ。狂っているだろ? あれは病気だよ。きっと治らない」
彼女の片耳にあった金色のリング。きっと純金だろう。今でもミミの脳裏にこびりついている。
「出会ったころは、静かな子だったんだよ? でも自由に使えるお金が増えれば増えるほど、彼女は変わっていったんだ。好きなものを食べて、いくらでも買い物もしていい。でもね……寂しくてついって言われたんだ。私を愛して、もっとかまって! て……」
昔を思い出しているのだろうか、ホーデリオはどこか遠くを見ていた。
「今も、愛しているの?」
いつの間にか敬語が消えていることに、ミミは気づいていない。ホーデリオも気にせず、むしろ嬉そうに会話をしていた。
「……愛してると思う?」
ホーデリオの顔をじっと見たが、ミミにはわからなかった。だだ、困ったように微笑んだホーデリオの顔には、怒りも悲しみも見えない。
(彼はもう諦めているのだろうか……)
「きみはどうしたい?」
ミミが自分自身に問い続けている言葉を、ホーデリオが投げかけてきた。答えは出ているはずなのに、時間が経つにつれて別の答えを探して揺れ動いている。
「……別れたい」
つぶやく声だったが、部屋の住人たちには聞こえていたのだろう。誰かが息を呑んだ。
「我々の法をわかった上での発言かい?」
ミミは目線を下げたまま小さくうなずいた。
「私は無知だったの。みんなが慎重にって言う意味を、本当の意味でちゃんとわかっていなかった」
調べれば調べるほど、今の自分の立場が危ういことを理解する。踏み出す勇気はまだない。でも――。
「別居が最善だってわかってる。でもなんでだろう。知れば知るほど、この法っておかしくない? って思っている自分がいるの」
胸に重い靄がある。それが何なのか、ミミにはまだわからない。息苦しくて、叫びたくなる。そんま靄だった。
「ミミ、世界は広いんだ。この狭い兎獣人族の中だけで生きていると気づかないだろうけど。法にも抜け道がある。そこを見つけ出して、考えるんだ」
ミミを見つめるホーデリオの薄緑色の目は、鋭く光っていた。
ロードン商会は町の中心部に堂々と立っていて、その規模は領内で一番大きい。そして会長であるホーデリオが住んでいる家は、町から少し離れた塀と木々に囲まれた広大な土地の中にあった。その家を見つめるミミの口は開いたままだ。遠くからでもわかるほど、大きな豪邸がそびえている。
「領主様のお屋敷よりも、大きい気がする……」
比べれるほど全体を知っている訳ではないのだが、見た目だけなら明らかに大きいとミミは思った。
ホーデリオ・ロードンの莫大な富と繁栄のはじまりは、彼が所有していた山から希少鉱石が発見されてからだと言われている。それは魔道具を作るうえで欠かせないもので、今では世界中に取引相手がいるのだ。
ロードン夫妻のあいだに、子どもはいないと聞いている。こんな大きな家に住んでいたら、ロベニカと会わない日もあるだろうか。ミミの調べたところ彼は仕事三昧で、ここ数年は番で妻であるロベニカと一緒にいるところを見た人はあまりいなかった。社交界への参加も、ひとりで行くことが多いという。
これをどう考えるべきか――。
今日は一日中ずっと家にいるようでまだ動きはない。門番はひとりだ。身体は頑丈そうで大きく、群青色の制服を着ている。顔がよく見えないが少し怖そうだった。ミミは面会の依頼をするべきか、木の陰に隠れて悩んでいた。
悩みすぎていて、気づくのが遅れてしまったのだ。いつの間にか目の前に、黒服の男が立っていた。
「きみがミミさんだね」
窓から降り注ぐ太陽の光で、豪華な部屋は輝いていた。
ついでに目の前の男も輝いている。短い黄金色の髪を丁寧に整えた美丈夫がミミの目の前にいるのだ。目は薄い緑色で、実年齢よりもずっと若く見える。身長はベナスよりも高く、身にまとう服は最高級で、彼によく似合っていた。
ホーデリオ・ロードンその人は、どうやらミミのことを知っているらしい。
「最近使用人たちから聞いていてね。私を調べている可愛い子がいると。会えて嬉しいよ」
穏やかな顔に穏やかな声をのせて、優しくミミに話しかけてくる。
「何が知りたいんだい?」
彼の問いかけに、ミミは口の中が乾ききっていてうまく声が出せないことに気がついた。豪華な応接室も、壁の近くに控えている従者とメイドも、今座っているふかふかのソファも、ミミを緊張させるには十分だった。ミミは震える手で、目の前にあったお茶を一口喉んでみた。
「あ、あの、奥さんのロベニカさんと、私の夫について……」
「ああ」
ホーデリオは一言だけ言って、目の前でお茶を飲んでいる。
それだけ!? やっぱり、知っているの!? ミミの心の声は見開いた目に出ていたらしい。
「知っているよ?」
それがどうしたの? と言われたような答えに、ミミの頭の中は真っ白になった。
「知っているよ。知らなくてもいいのだけど。一応、把握はしておかないと、後々面倒なことにもなりかねないからね」
ミミは身体が固まって声を出せずにいる。この人は何を言っているのだろう。
「きみも慰謝料が必要かい? もちろん出すよ。彼女に請求しても、ちゃんと出すと思うけど。堂々と私のもとに来たのは、きみがはじめてだからね。言い値でいいよ?」
「ふざけないで!!」
ミミは高級そうなテーブルを強く叩くと、ホーデリオを睨みつけた。そんな言葉を聞きたかったわけではないのだ。今、身体が震えているのは怒りからだった。
「慰謝料なんて欲しくない!」
ミミが欲しいのは別のものだ。慰謝料なんて貰っても、ベナスの懐に入るだけかもしれない。
「あなたは、どうして奥さんの不貞を知っているのに、彼女を止めないの!?」
彼がロベニカを止めていたら、ベナスは浮気などしなかったかもしれない。違う未来があったかもしれない。
「本当に番を愛しているのなら、誰の誘惑にも乗らないだろう。彼女は魅了魔法は使えないよ?」
ホーデリオは睨みつけるミミの目を優しく見つめている。
「番にばれても自分とは別れられない、許されると思っているのなら、それこそが彼らの驕りだ。そして伴侶の番は傷つき涙する。それは私のせいかい?」
静かな問いだった。穏やかな顔の中に僅かな疲労が見える。彼が何に疲れているのかミミは知らない。だが、番に裏切られる苦しさなら知っている。
「……いいえ、ベナスのせいよ」
ミミの目から、止めどなく涙がこぼれ落ちていく。愛も思いやりも献身も、番として大事なものを奪ったのはベナス自身だ。ミミは悔しくて両手を握りしめた。涙を止めたいのに止められない。初対面の人の前で恥ずかしいのに涙は止まらず鼻水まで出てきてしまっていた。
涙を拭く物を探していたミミに、ホーデリオがハンカチを差し出した。ミミはためらいながらも受け取ると、ためらいながらも鼻をかんだ。
「ぷっ」
どこからともなく笑い声が飛んできた。目の前にいたホーデリオが笑いを堪えている。
「ふふふっ、失礼。私の目の前で堂々と鼻をかんだ女性は、ひとりだけだったものでね」
そう言うとホーデリオはまた笑い出した。ロベニカのことだろうかとミミが小さく問うと、違うよと否定の言葉が聞こえてくる。
「昔の人だよ。私が子どものころの……」
懐かしそうなものを見る眼差しが飛んできて、ミミは恥ずかしくなって下を向いてしまった。
「あの、ハンカチ……ごめんさない。新しいのを――」
「いいよ、きみにあげる。ふふふ、こんなに笑ったのは本当に久しぶりなんだ。そのお礼だと思って受け取って欲しい」
そう言ってホーデリオはまた笑い出したのだった。
「今は三人だ。前は五人だったかな」
泣き止んだミミの前には、綺麗なお菓子が並んでいる。
食べて? と言い、彼もつまみながら話し出した。
「以前は相手が何人かを調査書で確認していたが、今はその必要がないことに気がついたんだ。彼女の耳たよ」
ホーデリオは自分の長い左耳を指さした。
「あっ……リング」
「その通り。リングが三つ。彼女なりのアピールだ。狂っているだろ? あれは病気だよ。きっと治らない」
彼女の片耳にあった金色のリング。きっと純金だろう。今でもミミの脳裏にこびりついている。
「出会ったころは、静かな子だったんだよ? でも自由に使えるお金が増えれば増えるほど、彼女は変わっていったんだ。好きなものを食べて、いくらでも買い物もしていい。でもね……寂しくてついって言われたんだ。私を愛して、もっとかまって! て……」
昔を思い出しているのだろうか、ホーデリオはどこか遠くを見ていた。
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いつの間にか敬語が消えていることに、ミミは気づいていない。ホーデリオも気にせず、むしろ嬉そうに会話をしていた。
「……愛してると思う?」
ホーデリオの顔をじっと見たが、ミミにはわからなかった。だだ、困ったように微笑んだホーデリオの顔には、怒りも悲しみも見えない。
(彼はもう諦めているのだろうか……)
「きみはどうしたい?」
ミミが自分自身に問い続けている言葉を、ホーデリオが投げかけてきた。答えは出ているはずなのに、時間が経つにつれて別の答えを探して揺れ動いている。
「……別れたい」
つぶやく声だったが、部屋の住人たちには聞こえていたのだろう。誰かが息を呑んだ。
「我々の法をわかった上での発言かい?」
ミミは目線を下げたまま小さくうなずいた。
「私は無知だったの。みんなが慎重にって言う意味を、本当の意味でちゃんとわかっていなかった」
調べれば調べるほど、今の自分の立場が危ういことを理解する。踏み出す勇気はまだない。でも――。
「別居が最善だってわかってる。でもなんでだろう。知れば知るほど、この法っておかしくない? って思っている自分がいるの」
胸に重い靄がある。それが何なのか、ミミにはまだわからない。息苦しくて、叫びたくなる。そんま靄だった。
「ミミ、世界は広いんだ。この狭い兎獣人族の中だけで生きていると気づかないだろうけど。法にも抜け道がある。そこを見つけ出して、考えるんだ」
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