11 / 37
第10話 愛は所有欲
しおりを挟むついにこの日がやってきてしまった。私はモーニングティーを飲みながら、今夜のことを想像して震えていた。
(ヴィクトリア女王陛下にも謁見するのかしら。何か不作法なことを仕出かしたらどうしましょう、そんなことになったら今度こそ我が家はおしまいだわ。エイヴェリー家の名誉は今や風前の灯、なんとしてもこの舞踏会で挽回しなくては!)
カップを握る指に力が入る。私はもう一度マナー本を開き、作法の復習をした。
「おやおや、なんとも勉強熱心な御令嬢だ」
お父様がからかってくるが、何とでも言ってください。エヴェリーナには重大な任務があるのですから。
ロナルドやメアリーが荷物をまとめてくれている。私はサーモンピンクのデイドレスとボンネットをかぶり、屋敷にしばしの別れを告げた。二泊三日のロンドン旅行、楽しみでもあるが、憂鬱の方が大きいのだ。
「さあ行きましょうか、ロンドンへ」
アルサリオンの声で、私たちは魔法でロンドンへと飛び立った。
♢♢♢
「本当に魔法って凄いですわねえ、瞬きの間にロンドンに到着しましたわ!」
メアリーは手を頬に添え、しみじみと感動している。辿り着いたのは、メイフェア地区。ロンドンでの滞在先は、お父様の旧友のタウンハウスだ。イートンに通っていた父はその誠実な人柄から、今でも連絡を取り合う親友がいる。ラッセル子爵もその一人だ。
「フレデリック!久しぶりだな、元気だったか?」
「ああ、グレン!本当に久しぶりだね。三日間お世話になるよ」
「お久しぶりですラッセルおじ様」
父と握手を交わしていたラッセル男爵は、私に目を向けると声を弾ませた。
「エヴェリーナか、見違えたじゃないか!もうすっかり立派な淑女だね。スチュアートも君が来るのを楽しみにしていたんだよ」
ラッセル男爵の背中の後ろからでてきたのは、彼の息子のスチュアート。私をお姉さまと呼んでくれる、天使のように優しくてかわいい男の子。最後に会ったのは三年前だったから、今はもう八歳ね。
「スチュアート、久しぶりね。元気にしていた?」
優しく声を掛けると、彼はぱっと顔を輝かせた。
「お姉さま、お久しぶりです!ずっとお会いしたかったんで……」
そう言いかけた彼の視線が私の背後に注がれる。途端にスチュアートの表情が色を失くした。
「お姉さま……後ろにいるその方はどなたですか」
あれ?スチュアートってこんなに声が低かったかしら。
「初めまして。私はアルサリオンと申します。君の大好きなお姉さまの婚約者ですよ」
♢♢♢
「ごめんなさいねスチュアートが癇癪をおこしてしまって」
ラッセル夫人とお菓子をつまみながら、紅茶を飲む。あの後顔を真っ赤にして怒り出したスチュアートは、夫人に怒られて部屋に戻るよう言われてしまった。
「いえ、お気になさらないでください。でも、どうしてあんなに怒っていたのかしら……」
ラッセル夫人は意味ありげな微笑みを浮かべ、お茶のお代わりを注いでくれた。
「あの子、貴女のことが大好きだから。婚約者が現れて、一丁前に嫉妬しているのよ」
「嫉妬って……スチュアートはまだ八歳でしょう?」
「もう八歳よ。淡い恋心を抱くには充分ね」
スチュアートがそんな気持ちを抱いているだなんて、私は青天の霹靂だった。最後の記憶では、彼はまだ五歳。たどたどしく私の後をついてまわっていた、幼い男の子なのだ。
「まあでもあんなに素敵な殿方だったら完膚なきまでに叩きのめされてしまったのではないかしら。エヴェリーナも罪な女になってしまったわね」
「そんなのじゃありませんわ……そ、それに、アルとは婚約者と言っても(仮)ですし」
「あら、じゃあ他のご令嬢に取られてしまってもいいの?」
ラッセル夫人は私の心を見透かすような翡翠色の瞳で覗き込んだ。その視線に私はどきりとしてしまう。
「……別に、彼は私のものではありませんわ」
「愛情とはつまるところ、所有欲よ。相手の全てが欲しい、自分だけのものにしたい……そんな汚くてどろどろした醜い欲望が詰まった感情を、愛や恋といった綺麗な言葉で包んでいるだけなの。――このチョコレートみたいにね」
彼女がチョコレートを割ると、中からどろりとした琥珀色の液体が溢れた。
「愛は苦くて、甘い。貴女にもいずれ分かるわ」
拝啓、天国のお母さま。もしお母さまが生きていらっしゃったなら、エヴェリーナに愛の本質を教えてくれたのでしょうか?
愛情とは所有欲なのでしょうか。私にはそうは思えません。お互いを尊重し合い、理解し合うのが本当の愛なのではないのですか――?
♢♢♢
コンコン。ドアをノックする音。
「はい……」
泣き疲れた俺の声は、すっかり枯れていた。ドアを開けると、廊下に立っていたのはあの男。エルフを名乗る、アルサリオンだった。
「……何かご用でしょうか」
「少し君と話がしたくて。入ってもいいかい?」
俺は「どうぞ」と一言入るように促すと、部屋の扉を閉めた。
「気分はどう?落ち着いたかな」
突如恋敵が現れて、落ちつけるはずがない。ぱさぱさのトーストを渋い紅茶で流し込むような、最悪な気分だ。しかし俺も貴族の令息、目上の者に対しての礼儀はわきまえなければならない。
「はい、ありがとうございます。先ほどは大変失礼いたしました」
腰を折って頭を下げる。目の前の男は、背が高くてハンサムで、非の打ちどころがない紳士だ。俺が逆立ちしたって勝てはしない、エヴェリーナの隣に並んでも遜色ない大人の男だった。そしてそれは俺がどれだけ求めようとも手に入らない、埋めることのできない年月の差。
「突然見知らぬ男が来て驚いたんだろう。申し訳なかったね」
「いえ、そういうわけでは……」
「でも、ごめんね。彼女はもう私のものだから」
……は?こいつ今、何を言ったんだ?わざわざ牽制しに来たのか?八歳の子ども相手に?
怒りを堪えて、俺は精一杯引き攣った笑みを浮かべた。
「……お姉さまがもう少し待って下されば、僕も紳士として正式に求婚できるのですがね」
「それはできない相談だな。一年後には彼女は私と結婚するのだから」
「婚約はまだ正式なものではないでしょう?(仮)なんですよね、(仮)!」
(仮)を強調すれば、男の眉毛がわずかに歪んだ。だがすぐにハッと鼻で笑ってこう言った。
「(仮)でも、婚約者は婚約者だからね。土俵に上がれない君よりはマシだ」
……こいつ、性格歪んでる。
俺は心の中で思いつく限りの悪態をついた。エヴェリーナは本当にこいつと結婚する気なのか?俺がどうこう言える立場にないのは分かっているが――悔しい。本当は、俺が彼女の隣に立ちたかったのに。
拳を握りこみ、全身でアルサリオンを睨みつける。
「エヴェリーナは、本当に心の綺麗な人なんだ。もしお前がエヴェリーナを騙したり傷つけたりしたら、俺は絶対にお前を許さないからな!」
沈黙が重苦しい雰囲気を作り出す。しかし彼はその場に跪き、真っすぐに俺を見つめた。
「約束します。けして彼女に嘘をついたり、傷つけたりしないことを。エヴェリーナだけを永遠に愛し、何があっても彼女を守り抜くことを君に誓います」
その言葉と表情に、俺は誠意を感じてしまった。別に、俺に誓う義理なんかないのに。ジワリと涙がまた浮かぶ。俺はその涙を袖で乱雑にふき取り、アルサリオンに小指を差し出した。
「約束だぞ」
「はい、約束します」
♢♢♢
「はい、チェックメイト」
「あっ!ちょ、ちょっと待って、今のなし!」
「"なし"はなしですよ、私の勝ちです」
「くそっ大人げないぞ!」
応接間で、アルとスチュアートがチェスを指していた。いつの間に仲良くなったのかしら?男の子ってよく分からないわ。
私はメアリーと客室で舞踏会の準備をした。髪の毛はリボンを編み込んでアップスタイルに。ラッセル夫人が用意してくれた白い小花を髪に差し込み、アクセサリーはパールのイヤリングとネックレス。そして、メアリーがふんっと気合を入れてコルセットの紐を締め上げる。
「くううっ……メアリー、コルセット、きつすぎやしないかしら?」
「これくらいが一番美しく見えますよ、オシャレは我慢です!」
お母様のドレスを身に纏うと、本当にシンデレラになった気分だった。階段を降りてお父様の元に向かうと、お父様はやっぱりまた泣き崩れていた。
「フレデリック、お前は相変わらずだな……ほら、早くお前の娘に声を掛けてやれ」
「言わないでくれ……ああ、エヴェリーナ、今日のお前は本当に美しいよ。まるでロンドンに舞い降りた妖精姫だ」
「お姉さま、本当にお綺麗です……」
最上級の褒め言葉をもらって、私は羽が生えたように嬉しくなった。でも、アルだけはこちらをぼーっと見たまま口を開こうとしない。いつもあんなに歯の浮くようなセリフで褒めてくるのに、やっぱり似合ってないのかしら?と心配になる。すると、ラッセルおじ様はアルの顔を見て愉快そうに笑いだした。
「アルサリオン様は婚約者のあまりの美しさに、言葉を忘れてしまったようだぞ!」
スチュアートが肘でアルの脇腹を突く。彼はようやくハッとして、私の目の前まで近づいてきた。
「すみません、あまりにも綺麗で、本当に……言葉が、出なくて」
そう言った彼の耳は、ほんの少し赤く染まっている。その姿はどんな言葉で褒めたたえるよりも、彼の心を雄弁に物語っていた。
「あ、ありがとう、お母さまのドレスと……アルのおかげだわ」
タウンハウスの前に馬車が迎えにきた。かぼちゃの馬車ではないけれど、今夜私は魔法のかけられたドレスを身に纏い、王宮の舞踏会へ向かう。生涯忘れられない一夜になりそう――そんな予感を、胸に秘めて。
0
あなたにおすすめの小説
【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのになぜか溺愛ルートに入りそうです⁉︎【コミカライズ化決定】
sutera
恋愛
仕事に疲れたボロボロアラサーOLの悠里。
遠くへ行きたい…ふと、現実逃避を口にしてみたら
自分の世界を建て直す人間を探していたという女神に
スカウトされて異世界召喚に応じる。
その結果、なぜか10歳の少女姿にされた上に
第二王子や護衛騎士、魔導士団長など周囲の人達に
かまい倒されながら癒し子任務をする話。
時々ほんのり色っぽい要素が入るのを目指してます。
初投稿、ゆるふわファンタジー設定で気のむくまま更新。
2023年8月、本編完結しました!以降はゆるゆると番外編を更新していきますのでよろしくお願いします。
【完結】戸籍ごと売られた無能令嬢ですが、子供になった冷徹魔導師の契約妻になりました
水都 ミナト
恋愛
最高峰の魔法の研究施設である魔塔。
そこでは、生活に不可欠な魔導具の生産や開発を行われている。
最愛の父と母を失い、継母に生家を乗っ取られ居場所を失ったシルファは、ついには戸籍ごと魔塔に売り飛ばされてしまった。
そんなシルファが配属されたのは、魔導具の『メンテナンス部』であった。
上層階ほど尊ばれ、難解な技術を必要とする部署が配置される魔塔において、メンテナンス部は最底辺の地下に位置している。
貴族の生まれながらも、魔法を発動することができないシルファは、唯一の取り柄である周囲の魔力を吸収して体内で中和する力を活かし、日々魔導具のメンテナンスに従事していた。
実家の後ろ盾を無くし、一人で粛々と生きていくと誓っていたシルファであったが、
上司に愛人になれと言い寄られて困り果てていたところ、突然魔塔の最高責任者ルーカスに呼びつけられる。
そこで知ったルーカスの秘密。
彼はとある事件で自分自身を守るために退行魔法で少年の姿になっていたのだ。
元の姿に戻るためには、シルファの力が必要だという。
戸惑うシルファに提案されたのは、互いの利のために結ぶ契約結婚であった。
シルファはルーカスに協力するため、そして自らの利のためにその提案に頷いた。
所詮はお飾りの妻。役目を果たすまでの仮の妻。
そう覚悟を決めようとしていたシルファに、ルーカスは「俺は、この先誰でもない、君だけを大切にすると誓う」と言う。
心が追いつかないまま始まったルーカスとの生活は温かく幸せに満ちていて、シルファは少しずつ失ったものを取り戻していく。
けれど、継母や上司の男の手が忍び寄り、シルファがようやく見つけた居場所が脅かされることになる。
シルファは自分の居場所を守り抜き、ルーカスの退行魔法を解除することができるのか――
※他サイトでも公開しています
侵略国家の皇女に転生しましたが他国へと追放されたので祖国を懲らしめます
think
恋愛
日本から転生を果たした普通の女性、橘美紀は侵略国家の皇女として生まれ変わった。
敵味方問わず多くの兵士が死んでいく現状を変えたいと願ったが、父によって他国へと嫁がされてしまう。
ならばと彼女は祖国を懲らしめるために嫁いだ国スイレース王国の王子とともに逆襲することにしました。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
【完結】姉は聖女? ええ、でも私は白魔導士なので支援するぐらいしか取り柄がありません。
猫屋敷 むぎ
ファンタジー
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは聖女。それは私ではなく、姉でした。
復活した魔王に侯爵領を奪われ没落した私たち姉妹。そして、誰からも愛される姉アリシアは神の祝福を受け聖女となり、私セレナは支援魔法しか取り柄のない白魔導士のまま。
やがてヴァルミエール国王の王命により結成された勇者パーティは、
勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い――そして“おまけ”の私。
過去の恋、未来の恋、政略婚に揺れ動く姉を見つめながら、ようやく私の役割を自覚し始めた頃――。
魔王城へと北上する魔王討伐軍と共に歩む勇者パーティは、
四人の魔将との邂逅、秘められた真実、そしてそれぞれの試練を迎え――。
輝く三人の恋と友情を“すぐ隣で見つめるだけ”の「聖女の妹」でしかなかった私。
けれど魔王討伐の旅路の中で、“仲間を支えるとは何か”に気付き、
やがて――“本当の自分”を見つけていく――。
そんな、ちょっぴり切ない恋と友情と姉妹愛、そして私の成長の物語です。
※本作の章構成:
第一章:アカデミー&聖女覚醒編
第二章:勇者パーティ結成&魔王討伐軍北上編
第三章:帰郷&魔将・魔王決戦編
※「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位)
※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。
一般人になりたい成り行き聖女と一枚上手な腹黒王弟殿下の攻防につき
tanuTa
恋愛
よく通っている図書館にいたはずの相楽小春(20)は、気づくと見知らぬ場所に立っていた。
いわゆるよくある『異世界転移もの』とかいうやつだ。聖女やら勇者やらチート的な力を使って世界を救うみたいな。
ただ1つ、よくある召喚ものとは異例な点がそこにはあった。
何故か召喚された聖女は小春を含め3人もいたのだ。
成り行き上取り残された小春は、その場にはいなかった王弟殿下の元へ連れて行かれることになるのだが……。
聖女召喚にはどうも裏があるらしく、小春は巻き込まれる前にさっさと一般人になるべく画策するが、一筋縄では行かなかった。
そして。
「──俺はね、聖女は要らないんだ」
王弟殿下であるリュカは、誰もが魅了されそうな柔和で甘い笑顔を浮かべて、淡々と告げるのだった。
これはめんどくさがりな訳あり聖女(仮)と策士でハイスペック(腹黒気味)な王弟殿下の利害関係から始まる、とある異世界での話。
1章完結。2章不定期更新。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
銀狼の花嫁~動物の言葉がわかる獣医ですが、追放先の森で銀狼さんを介抱したら森の聖女と呼ばれるようになりました~
川上とむ
恋愛
森に囲まれた村で獣医として働くコルネリアは動物の言葉がわかる一方、その能力を気味悪がられていた。
そんなある日、コルネリアは村の習わしによって森の主である銀狼の花嫁に選ばれてしまう。
それは村からの追放を意味しており、彼女は絶望する。
村に助けてくれる者はおらず、銀狼の元へと送り込まれてしまう。
ところが出会った銀狼は怪我をしており、それを見たコルネリアは彼の傷の手当をする。
すると銀狼は彼女に一目惚れしたらしく、その場で結婚を申し込んでくる。
村に戻ることもできないコルネリアはそれを承諾。晴れて本当の銀狼の花嫁となる。
そのまま森で暮らすことになった彼女だが、動物と会話ができるという能力を活かし、第二の人生を謳歌していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる