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第一章
勧誘
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「あの……シルヴァは俺ですけど」
そう言いながら、シルヴァは兎耳の少女を見る。すると、その少女はシルヴァの元へと歩いてきた。
「へぇ……君がシルヴァっていうんだ……」
自分を見定めるように目を細くして此方を見る少女に、シルヴァはあまりいい気分ではなかった。
「……それで、一体何の用だ?」
「君、名前書き忘れたでしょ」
「あぁ……そうだが。それがどうかしたか?」
「どうかって……あれ満点だったって事だよね?」
「そういうことになるな」
「……という事は、あれを解いたんだね」
「あれって?」
「最終問題」
「……?普通に解いたが」
その少女は、頭に手を当てた。そのまま軽く笑い、シルヴァの肩に手を載せる。
「最終問題はダンジョン生成理論。あんな学者レベルの問題をよくあの短時間で解けたね」
「……何となく感覚で分かるからな。長年ダンジョンに潜っていたし」
「ん?なんか言った?」
「いや」
「ふーん。……それで、提案があるんだけど」
「どうした?」
「ウチのクランに来ない?クラン長には私から話を通すからさ」
ギルド内がざわついた。受かったばっかりの鉄級冒険者を、いきなり四大クランの一角が勧誘したのだ。
「どう?」
シルヴァは少し顎に手を当てる。そして、なにか思い立ったかのように頭を上げた。
「すまない。今は先にやることがあるんだ。ここで決断することはできない」
この答えに、更に周囲がざわつく。
「おい、この機会逃すんかよ!」
「もうこんな機会ねーぞ!」
「そこはありがとうございますだろぉ!?」
やじが飛ぶが、シルヴァはそれを無視した。兎耳の少女は軽く笑っただけだった。
「ふぅん。じゃ結果がでたら教えてもらうよ」
「あの、ここにも逸材がいますが……」
「それじゃあまたね、シルヴァ君」
必死のアルの自己アピールを完全に無視し、その兎耳少女はクランの元へと小走りで走っていった。兎耳が揺れる。
「……おはよう」
その時、シルヴァに声をかける人がいた。
「約束は正午じゃないのか?シャルロッテ」
声の主は、先日シルヴァにお金を貸したシャルロッテだった。
「はい。これ約束の7マーズ」
シルヴァが七枚の硬貨を渡す。だが、シャルロッテは下を向いたまま動かない。
「……ん?どうした?シャルロッテ」
「……ごめんなさい」
突然謝ったシャルロッテ。シルヴァは、なんで謝られたのか全く分からなかった。
「その、あなたに貰ったブローチは……私が失くしちゃったの。……ごめんね」
頭を下げるシャルロッテ。だが、シルヴァの取った行動は、赦しでも怒りでもなかった。シルヴァは、シャルロッテの頭の上に手を置いた。
「……そうか。盗まれたのか」
「……なんで……」
「内緒。あと、それだけ悲愴な顔をすれば誰だって分かるから」
勿論詭弁だ。シルヴァの真実の慧眼は、シャルロッテの嘘。そして、心の中に隠している本当の事まで見抜いていた。
「よし……シャルロッテ。案内して欲しい」
「え?どこによ」
「あのブローチを盗んだ奴のところだよ。人のもん盗るとどうなるのかきっちり教えてやる」
嗤うシルヴァに、シャルロッテは少しゾッとした。だがそれよりも、自分の頭に残っている手の温かさに、シャルロッテは少し顔をほころばせた。
「分かったわ。着いてきて」
そして、シャルロッテとシルヴァはギルドを後にした。
◆◇◆
「へへ、このブローチ見ろよ!」
「おお~」
とある路地裏で、ガラの悪い男達が話していた。その中の一人が、アイテムポーチの中からブローチを取り出す。
「凄いな!幾らだったんだ?」
「お、おう、まぁ186マーズしたんだが奮発しちまってな。この前の素材が高く売れたからな」
「しっかしすっげーな。てかこれ紅煌玉じゃね?」
「やっば!掘り出し物だな!」
「その店主もちゃんと鑑定したのか?おい、これどこで買ったんだよ?まだ掘り出し物あるかもしれねぇ」
「あ、いや、行商人だったからな。今はもういねえんじゃねぇ?」
「なんだよー!なら金は後で払うから俺らにもなんか買っとけよー!」
「はっはは、すまねぇな!」
「あ、いた!アイツです!」
「ん~?」
そこに、シルヴァとシャルロッテが歩いてきた。
「そのブローチは私のです!返してください!」
「……はぁ?」
シルヴァは、その男達に見覚えがあった。ダンジョン内で、シャルロッテが獲物を横取りされたと息巻いてた人達だった。
「おいおい~。いくらこのブローチが綺麗だからって自分のモノにすんじゃあねぇぞ?」
「それじゃこのブローチがお前のだっていう証拠でもあるんか?」
「そ、それは……」
「とにかく、このブローチは俺のだ。まぁ、俺もそこまで鬼じゃねぇ。欲しいんなら売ってもいいぜ?1000マーズでどうだ?」
「なっ……!」
「はははは!お前商売の才能ありすぎだろ~!」
「ひ、人のもの盗んでおいて高値で売りつけるのですか!」
「だからよぉ。こいつは俺のだ。今なら特別に1000マーズで譲ってやるぜぇ?ちなみにこの大特価セールは今日だけだ。明日からは欲しいってんなら2000マーズで売ってやる」
「この卑怯者……」
「おーおー、俺は欲しいっていってるガキに売ってやろうとしてるだけだぞ?別に要らないってんならいいけどよ」
「私は……そのブローチを盗まれて……」
はぁ、とため息をついたシルヴァ。そのまま、男の元へと歩いていき、その腕を掴む。
「なっ、誰だよお前!」
「悪いけど、返してもらえるかな?そのブローチは俺のなんだけど」
「はぁー?お前も欲しいんか。それならより高値を付けたほうに売ってやっていいぜ?」
「はぁ……俺は欲しいっていってるんじゃないんだよ」
シルヴァが手に力をこめる。
「い、痛え!」
「さっさと返せって言ってんだよ」
「クソっ、離しやがれ!」
男は強引に振りほどこうとするが、シルヴァは力を緩めない。
「お、おい!お前ら手伝え!こいつボコるぞ!」
「お、おう!」
「よっしゃ!久しぶりに暴れるぜ!」
男二人がシルヴァに襲いかかる。だが、シルヴァは特に驚いた様子もなかった。
「くらいやがれ!」
男がダガーを振る。だが、シルヴァはそのダガーを掴み、腕を引いた。
「うわっ!」
無理矢理引っ張られた男は前のめりになる。そして、そのままシルヴァが顔を蹴り上げた。
「ぐはっ!」
「おら!」
もう一人がシルヴァに殴り掛かる。だが、それを難なく避け、その男の顔を掴む。
「ぐっ!……くそ」
「ふん!」
シルヴァは、顔からその男を地面に叩きつけた。歯が飛び散り、顎も折れたようだ。
「さて……人に刃向けたんだ。殺される覚悟ぐらいできてるよな?」
最後に、シルヴァに掴まれていた男の方を向く。握っていた部分が赤く腫れ上がっていた。
「ま……待て!あんちゃん強えじゃないか。これは返すからよ……」
そのまま、男がブローチを手に近づいてくる。しかし、
「ここまで近づけりゃ問題ねぇ!お望みのブローチをくれてやるよ!」
ブローチを握って、シルヴァに殴りかかった。だが、シルヴァはそれを冷静に見切り、みぞおちを殴った。
「ぐふっ……」
男が崩れ落ちる。それを見下ろすシルヴァは、その男の手からブローチを毟り取った。
「確かに返してもらった。殺される覚悟もないのに俺に刃向けたんだ。このくらいで終わることに感謝してろ」
叡黎書を呼び出し、そこにブローチを仕舞う。そして、シルヴァは振り返った。
「終わったよ。シャルロッテ」
「うん……ありがと。お礼にご飯奢らせてよ」
「それは楽しみだ」
そのまま、二人は繁華街へと向かった。丁度正午になる時だった。
そう言いながら、シルヴァは兎耳の少女を見る。すると、その少女はシルヴァの元へと歩いてきた。
「へぇ……君がシルヴァっていうんだ……」
自分を見定めるように目を細くして此方を見る少女に、シルヴァはあまりいい気分ではなかった。
「……それで、一体何の用だ?」
「君、名前書き忘れたでしょ」
「あぁ……そうだが。それがどうかしたか?」
「どうかって……あれ満点だったって事だよね?」
「そういうことになるな」
「……という事は、あれを解いたんだね」
「あれって?」
「最終問題」
「……?普通に解いたが」
その少女は、頭に手を当てた。そのまま軽く笑い、シルヴァの肩に手を載せる。
「最終問題はダンジョン生成理論。あんな学者レベルの問題をよくあの短時間で解けたね」
「……何となく感覚で分かるからな。長年ダンジョンに潜っていたし」
「ん?なんか言った?」
「いや」
「ふーん。……それで、提案があるんだけど」
「どうした?」
「ウチのクランに来ない?クラン長には私から話を通すからさ」
ギルド内がざわついた。受かったばっかりの鉄級冒険者を、いきなり四大クランの一角が勧誘したのだ。
「どう?」
シルヴァは少し顎に手を当てる。そして、なにか思い立ったかのように頭を上げた。
「すまない。今は先にやることがあるんだ。ここで決断することはできない」
この答えに、更に周囲がざわつく。
「おい、この機会逃すんかよ!」
「もうこんな機会ねーぞ!」
「そこはありがとうございますだろぉ!?」
やじが飛ぶが、シルヴァはそれを無視した。兎耳の少女は軽く笑っただけだった。
「ふぅん。じゃ結果がでたら教えてもらうよ」
「あの、ここにも逸材がいますが……」
「それじゃあまたね、シルヴァ君」
必死のアルの自己アピールを完全に無視し、その兎耳少女はクランの元へと小走りで走っていった。兎耳が揺れる。
「……おはよう」
その時、シルヴァに声をかける人がいた。
「約束は正午じゃないのか?シャルロッテ」
声の主は、先日シルヴァにお金を貸したシャルロッテだった。
「はい。これ約束の7マーズ」
シルヴァが七枚の硬貨を渡す。だが、シャルロッテは下を向いたまま動かない。
「……ん?どうした?シャルロッテ」
「……ごめんなさい」
突然謝ったシャルロッテ。シルヴァは、なんで謝られたのか全く分からなかった。
「その、あなたに貰ったブローチは……私が失くしちゃったの。……ごめんね」
頭を下げるシャルロッテ。だが、シルヴァの取った行動は、赦しでも怒りでもなかった。シルヴァは、シャルロッテの頭の上に手を置いた。
「……そうか。盗まれたのか」
「……なんで……」
「内緒。あと、それだけ悲愴な顔をすれば誰だって分かるから」
勿論詭弁だ。シルヴァの真実の慧眼は、シャルロッテの嘘。そして、心の中に隠している本当の事まで見抜いていた。
「よし……シャルロッテ。案内して欲しい」
「え?どこによ」
「あのブローチを盗んだ奴のところだよ。人のもん盗るとどうなるのかきっちり教えてやる」
嗤うシルヴァに、シャルロッテは少しゾッとした。だがそれよりも、自分の頭に残っている手の温かさに、シャルロッテは少し顔をほころばせた。
「分かったわ。着いてきて」
そして、シャルロッテとシルヴァはギルドを後にした。
◆◇◆
「へへ、このブローチ見ろよ!」
「おお~」
とある路地裏で、ガラの悪い男達が話していた。その中の一人が、アイテムポーチの中からブローチを取り出す。
「凄いな!幾らだったんだ?」
「お、おう、まぁ186マーズしたんだが奮発しちまってな。この前の素材が高く売れたからな」
「しっかしすっげーな。てかこれ紅煌玉じゃね?」
「やっば!掘り出し物だな!」
「その店主もちゃんと鑑定したのか?おい、これどこで買ったんだよ?まだ掘り出し物あるかもしれねぇ」
「あ、いや、行商人だったからな。今はもういねえんじゃねぇ?」
「なんだよー!なら金は後で払うから俺らにもなんか買っとけよー!」
「はっはは、すまねぇな!」
「あ、いた!アイツです!」
「ん~?」
そこに、シルヴァとシャルロッテが歩いてきた。
「そのブローチは私のです!返してください!」
「……はぁ?」
シルヴァは、その男達に見覚えがあった。ダンジョン内で、シャルロッテが獲物を横取りされたと息巻いてた人達だった。
「おいおい~。いくらこのブローチが綺麗だからって自分のモノにすんじゃあねぇぞ?」
「それじゃこのブローチがお前のだっていう証拠でもあるんか?」
「そ、それは……」
「とにかく、このブローチは俺のだ。まぁ、俺もそこまで鬼じゃねぇ。欲しいんなら売ってもいいぜ?1000マーズでどうだ?」
「なっ……!」
「はははは!お前商売の才能ありすぎだろ~!」
「ひ、人のもの盗んでおいて高値で売りつけるのですか!」
「だからよぉ。こいつは俺のだ。今なら特別に1000マーズで譲ってやるぜぇ?ちなみにこの大特価セールは今日だけだ。明日からは欲しいってんなら2000マーズで売ってやる」
「この卑怯者……」
「おーおー、俺は欲しいっていってるガキに売ってやろうとしてるだけだぞ?別に要らないってんならいいけどよ」
「私は……そのブローチを盗まれて……」
はぁ、とため息をついたシルヴァ。そのまま、男の元へと歩いていき、その腕を掴む。
「なっ、誰だよお前!」
「悪いけど、返してもらえるかな?そのブローチは俺のなんだけど」
「はぁー?お前も欲しいんか。それならより高値を付けたほうに売ってやっていいぜ?」
「はぁ……俺は欲しいっていってるんじゃないんだよ」
シルヴァが手に力をこめる。
「い、痛え!」
「さっさと返せって言ってんだよ」
「クソっ、離しやがれ!」
男は強引に振りほどこうとするが、シルヴァは力を緩めない。
「お、おい!お前ら手伝え!こいつボコるぞ!」
「お、おう!」
「よっしゃ!久しぶりに暴れるぜ!」
男二人がシルヴァに襲いかかる。だが、シルヴァは特に驚いた様子もなかった。
「くらいやがれ!」
男がダガーを振る。だが、シルヴァはそのダガーを掴み、腕を引いた。
「うわっ!」
無理矢理引っ張られた男は前のめりになる。そして、そのままシルヴァが顔を蹴り上げた。
「ぐはっ!」
「おら!」
もう一人がシルヴァに殴り掛かる。だが、それを難なく避け、その男の顔を掴む。
「ぐっ!……くそ」
「ふん!」
シルヴァは、顔からその男を地面に叩きつけた。歯が飛び散り、顎も折れたようだ。
「さて……人に刃向けたんだ。殺される覚悟ぐらいできてるよな?」
最後に、シルヴァに掴まれていた男の方を向く。握っていた部分が赤く腫れ上がっていた。
「ま……待て!あんちゃん強えじゃないか。これは返すからよ……」
そのまま、男がブローチを手に近づいてくる。しかし、
「ここまで近づけりゃ問題ねぇ!お望みのブローチをくれてやるよ!」
ブローチを握って、シルヴァに殴りかかった。だが、シルヴァはそれを冷静に見切り、みぞおちを殴った。
「ぐふっ……」
男が崩れ落ちる。それを見下ろすシルヴァは、その男の手からブローチを毟り取った。
「確かに返してもらった。殺される覚悟もないのに俺に刃向けたんだ。このくらいで終わることに感謝してろ」
叡黎書を呼び出し、そこにブローチを仕舞う。そして、シルヴァは振り返った。
「終わったよ。シャルロッテ」
「うん……ありがと。お礼にご飯奢らせてよ」
「それは楽しみだ」
そのまま、二人は繁華街へと向かった。丁度正午になる時だった。
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