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おちんちんネード4 ザ・ディック・アウェイクンズ
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野外展示場に出た二人は、外の光景を見て言葉を失ってしまった。
「嘘……」
言葉を漏らしたのは弓弦であった。市街地は凄惨な荒れ模様を晒していた。家屋の屋根や壁はうち壊れ、車が横倒しになっているのが見える。破壊と暴力の権化たる竜巻は、なおも砲弾のように男根を降らせながら突き進んでいく。
「竜巻の進む方向……まさか!」
弓弦は気づいてしまった。竜巻がこのまま進めば、いずれは自分たちの住む鰭犬区に襲来してしまうことに……弓弦の顔から、さっと血の気が引いた。
「どうすりゃいいんだよ……」
瑞月も弓弦と同じことを察したのだろう。その場にがっくりと膝を折ってしまった。絶望の色がその秀麗な顔を染め上げていくのを、弓弦ははっきりと見てしまった。
自分たちは無力である。あの竜巻と立ち向かおうなど、とてもできるものではない。できることはただ、恐怖に怯え逃げまどうことだけだ。
その時、竜巻から一本の男根が飛来した。それらは真っすぐに、まるで卑小な存在を嘲笑いながら叩き潰すかのように瑞月のいる方向へ降ってくる。だめだ、避けようとしても間に合わない……弓弦は意を決した。瑞月の方へ駆け寄ると、思い切り彼のことを突き飛ばした。
「弓弦! 何してるんだ!」
それはまさしく自殺行為とも言うべき行いであった。いや、自殺というよりは、身代わりと言うべきか……とにかく捨て身の行動であることは明らかだ。
絶望に沈んだ瑞月の表情を見た時に、弓弦は密かに思った。彼のあんな顔を見たくはない。彼を救えるのであれば、自分の命を捨てることになっても惜しくはなかった。
弓弦の目の前に、大人の背丈ほどもある巨大な男根が迫りくる。あわや押し潰される……まさにその時の出来事であった。
横合いから、黒い色をした何者かが現れた。その者は、なんと飛来する男根を拳の一撃の元に粉砕してしまったのだ。見たところそれは人間ではない。全身を黒い毛に覆われた何かである。その体つきは逞しく、筋骨隆々とした肉体を誇っている。
「……ゴリラ? 何でゴリラが?」
弓弦にとっては、助かったという想いよりも、寧ろ戸惑いの念の方が強かった。目の前で自分を助けてくれたのは、一頭の立派なゴリラであったのだ。
ゴリラは、竜巻と二人の少年の間に立ち、自らの胸を平手で連打して小気味のいい音を立てた。所謂ドラミングと呼ばれる行為で、様々な合図を送る際の行動であるらしい。
竜巻に向かってドラミングするゴリラ。そこに一本の大魔羅槌が飛んでくる。ドラミングをやめたゴリラは鼻息を荒くすると、拳を固く握り、金色の魔羅に強烈なフックを食らわせた。当然この大魔羅槌もまた。先ほどゴリラに殴られたものと同じように跡形もなく粉砕されたのであった。
なぜか現れたゴリラの奮闘によって、弓弦と瑞月は束の間の安全を得ることができた。この時、弓弦は視線を左右に巡らせ、辺りを見渡してみた。
……その時、地面に転がるある物が、弓弦の目に留まった。
――やれるかも知れない。
「瑞月、あの竜巻を破壊しよう」
弓弦の言葉は、衝撃的なものであった。
「正気か!? そんなんどうやって……」
「竜巻を爆破する」
弓弦は博物館の庭の芝生の上に横倒しになっているプロパンガスのボンベの所に駆け寄ると、それを持ち上げて運んできた。恐らく竜巻によって飛ばされてきたものだろう。
「瑞月、花火と火をつけるものを持ってきてくれないかな」
「……何か知らんが、分かった」
瑞月は博物館の門の方へ駆け出した。その向こう側にはコンビニがある。まだ作戦の内容を何も伝えていないのに、瑞月は弓弦のことを少しも疑わず、彼の頼みを聞き入れたのであった。
「頼んだよ、瑞月……さて」
弓弦は瑞月を見送ると、野外展示品の一つ、床弩の側に立った。弓弦の作戦には、これが必要だ。床弩の横には、この兵器の運用方法が詳しく書かれたパネルもある。
「これをこうすれば弦を引けるのか」
床弩の台座に当たる部分の後ろに、舵輪のようなものが付いている。これは巻き上げ機であり、手で回せば弦を巻き上げられるということだ。床弩の弦は張りが強く、人の手ではとてもではないが引くことができないからであろう。
「よいしょ……やっぱ硬いや……」
巻き上げ機の取っ手を持って回してみたが、想像以上に固かった。途中まではすんなり行くのだが、巻くごとにレバーが重くなり巻き切ることができない。張りの強い弦を引っ張るには、子ども一人の力ではいささか厳しいものがあるのだろう。
今から館内に戻り、大人を呼んで力を借りるべきか……
そのようなことを考えている弓弦の側に、いつの間にか、先ほどまで降り注ぐ大魔羅槌を相手に奮闘していたゴリラが寄ってきていた。
「……え?」
驚きのあまり後ずさる弓弦。間近で見るゴリラの威容に圧倒され恐怖心を抱いてしまったということも、後退の理由には含まれていた。そんな弓弦を余所に、ゴリラは巻き上げ機の取っ手を掴むと、これを回して弦を巻き上げた。
「て、手伝ってくれたの……?」
ありがとう、と礼を言う弓弦に対して、ゴリラはちらを一瞥を加えただけで庭の方へナックルウォークで走っていった。降り注ぐ大魔羅槌を拳で打ち砕きながら……
「嘘……」
言葉を漏らしたのは弓弦であった。市街地は凄惨な荒れ模様を晒していた。家屋の屋根や壁はうち壊れ、車が横倒しになっているのが見える。破壊と暴力の権化たる竜巻は、なおも砲弾のように男根を降らせながら突き進んでいく。
「竜巻の進む方向……まさか!」
弓弦は気づいてしまった。竜巻がこのまま進めば、いずれは自分たちの住む鰭犬区に襲来してしまうことに……弓弦の顔から、さっと血の気が引いた。
「どうすりゃいいんだよ……」
瑞月も弓弦と同じことを察したのだろう。その場にがっくりと膝を折ってしまった。絶望の色がその秀麗な顔を染め上げていくのを、弓弦ははっきりと見てしまった。
自分たちは無力である。あの竜巻と立ち向かおうなど、とてもできるものではない。できることはただ、恐怖に怯え逃げまどうことだけだ。
その時、竜巻から一本の男根が飛来した。それらは真っすぐに、まるで卑小な存在を嘲笑いながら叩き潰すかのように瑞月のいる方向へ降ってくる。だめだ、避けようとしても間に合わない……弓弦は意を決した。瑞月の方へ駆け寄ると、思い切り彼のことを突き飛ばした。
「弓弦! 何してるんだ!」
それはまさしく自殺行為とも言うべき行いであった。いや、自殺というよりは、身代わりと言うべきか……とにかく捨て身の行動であることは明らかだ。
絶望に沈んだ瑞月の表情を見た時に、弓弦は密かに思った。彼のあんな顔を見たくはない。彼を救えるのであれば、自分の命を捨てることになっても惜しくはなかった。
弓弦の目の前に、大人の背丈ほどもある巨大な男根が迫りくる。あわや押し潰される……まさにその時の出来事であった。
横合いから、黒い色をした何者かが現れた。その者は、なんと飛来する男根を拳の一撃の元に粉砕してしまったのだ。見たところそれは人間ではない。全身を黒い毛に覆われた何かである。その体つきは逞しく、筋骨隆々とした肉体を誇っている。
「……ゴリラ? 何でゴリラが?」
弓弦にとっては、助かったという想いよりも、寧ろ戸惑いの念の方が強かった。目の前で自分を助けてくれたのは、一頭の立派なゴリラであったのだ。
ゴリラは、竜巻と二人の少年の間に立ち、自らの胸を平手で連打して小気味のいい音を立てた。所謂ドラミングと呼ばれる行為で、様々な合図を送る際の行動であるらしい。
竜巻に向かってドラミングするゴリラ。そこに一本の大魔羅槌が飛んでくる。ドラミングをやめたゴリラは鼻息を荒くすると、拳を固く握り、金色の魔羅に強烈なフックを食らわせた。当然この大魔羅槌もまた。先ほどゴリラに殴られたものと同じように跡形もなく粉砕されたのであった。
なぜか現れたゴリラの奮闘によって、弓弦と瑞月は束の間の安全を得ることができた。この時、弓弦は視線を左右に巡らせ、辺りを見渡してみた。
……その時、地面に転がるある物が、弓弦の目に留まった。
――やれるかも知れない。
「瑞月、あの竜巻を破壊しよう」
弓弦の言葉は、衝撃的なものであった。
「正気か!? そんなんどうやって……」
「竜巻を爆破する」
弓弦は博物館の庭の芝生の上に横倒しになっているプロパンガスのボンベの所に駆け寄ると、それを持ち上げて運んできた。恐らく竜巻によって飛ばされてきたものだろう。
「瑞月、花火と火をつけるものを持ってきてくれないかな」
「……何か知らんが、分かった」
瑞月は博物館の門の方へ駆け出した。その向こう側にはコンビニがある。まだ作戦の内容を何も伝えていないのに、瑞月は弓弦のことを少しも疑わず、彼の頼みを聞き入れたのであった。
「頼んだよ、瑞月……さて」
弓弦は瑞月を見送ると、野外展示品の一つ、床弩の側に立った。弓弦の作戦には、これが必要だ。床弩の横には、この兵器の運用方法が詳しく書かれたパネルもある。
「これをこうすれば弦を引けるのか」
床弩の台座に当たる部分の後ろに、舵輪のようなものが付いている。これは巻き上げ機であり、手で回せば弦を巻き上げられるということだ。床弩の弦は張りが強く、人の手ではとてもではないが引くことができないからであろう。
「よいしょ……やっぱ硬いや……」
巻き上げ機の取っ手を持って回してみたが、想像以上に固かった。途中まではすんなり行くのだが、巻くごとにレバーが重くなり巻き切ることができない。張りの強い弦を引っ張るには、子ども一人の力ではいささか厳しいものがあるのだろう。
今から館内に戻り、大人を呼んで力を借りるべきか……
そのようなことを考えている弓弦の側に、いつの間にか、先ほどまで降り注ぐ大魔羅槌を相手に奮闘していたゴリラが寄ってきていた。
「……え?」
驚きのあまり後ずさる弓弦。間近で見るゴリラの威容に圧倒され恐怖心を抱いてしまったということも、後退の理由には含まれていた。そんな弓弦を余所に、ゴリラは巻き上げ機の取っ手を掴むと、これを回して弦を巻き上げた。
「て、手伝ってくれたの……?」
ありがとう、と礼を言う弓弦に対して、ゴリラはちらを一瞥を加えただけで庭の方へナックルウォークで走っていった。降り注ぐ大魔羅槌を拳で打ち砕きながら……
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