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旅の始まり
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朝起きるとちゆちゃんもすでに起きている。
千癒「まおくんおはよ♪」
真桜「ちゆちゃんおはよー」
朝食には昨日の鍋と、遊良の焼き魚を用意した。
脂がよくのっていて美味しい。
いろんな食べ方をしたかったので、遊良の切り身を紙に近い容器に味噌やみりんに付けて包み焼きにした料理も朝食に並べる。
千癒「昨日より鍋美味しくなってる~♪」
真桜「一晩経つと美味しくなるやつだね♪それに魚介出汁も入れてみたんだ。」
確かに昨日よりも濃厚でいて味わい深い。
しかしそれでいてとても澄んでいる。
いくらでもおかわりできそうだ。
多めに作ったが昨日の夜と今日の朝で鍋は空になった。
真桜「今日は目的地に行く前に、必要な物を買いに行こう。」
千癒「ふふ、まおくんに着いて行くね~。」
城門まで配下に見送られ、木漏れ日が差す遊歩道をちゆちゃんと歩く。
千癒「また陽水まで行くの?」
真桜「そうだよ、あの都市には全ての国の物流が備わっているからね。」
ずばり今回は刀と甲冑、直垂と烏帽子に、袴と腰紐、小袖と浴衣を購入する。
この服装に似合う国は一つしかない。
今回の腰紐は打掛と呼ばれる巻き付けるよりも、羽織るのに近い物を選ぶ。
遊歩道を抜けて陽水が見えてくる。
この前とは違うお店へ入り、品物を確認する。
このお店は和服や骨董品に重点を置いている。
しばらく奥へ進むと目当ての品が目に付くようになってきた。
千癒「このお店にも試着室があるねっ。」
真桜「そうだね、直垂や小袖なんかはその人によく合わせないと行けないだろうからね。」
今のうちに着付けも覚えないといけない。
どこかに不自然さが出れば変装が意味を成さなくなる。
目的の品を一通り選ぶ。
驚いた事に藁で試し斬りすることがてきるそうだ。
ちゆちゃんが流麗なワンピース姿で刀を構える。
刀を振るうと僅かに切っ先が藁に食い込んだようだ。
僕は彼女が振るう動作で揺れる部位に釘付けになっていた。
このワンピースは当たりだ。
千癒「全然切れなかったよー。」
真桜「まあ骨董品だからね…実戦には向かないのかも知れないね。」
彼女が浴衣を持って試着室に入る。
浴衣は小袖を元にした服の派生だと言われて、安土桃山期の人達は重ね着するのが主流だったと言う。
千癒「似合うかな?」
真桜「すごく似合っているよ♪」
帯は店員に教わりながら打掛にして羽織り、腰に刀も帯刀させる。
なかなか様になっている、これなら侍の国に自然に溶け込めそうだ。
大袖の服に比べるとある程度動きやすそうで安心した。
千癒「まおくんも似合ってるね♪」
真桜「そうかな、浴衣は良い物だね。」
戦が起きていない場合は甲冑や兜などで武装していては逆に不自然かもしれない。
今回はこの服装で向かう事にしよう。
真桜「魔法で国の入り口まで、転移しようか?」
千癒「長く一緒に旅したいから、歩いて行こ?♪」
真桜「そうだね、見聞も深めたかったし。」
恥ずかしくて言えないが、僕もちゆちゃんと長く一緒に居たいからね。
僕からちゆちゃんと手を繋ぎ街道を進む。
すでに領土は侍の国であり、農耕地に広がる田園が風になびいている。
真桜「二毛作ってやつかな。よく成長している。」
千癒「国を富ませる為の工夫なんだね。真桜くんの庭にも果物二毛作しよ?♪」
真桜「それは良い、手作りが一番の食材だからね♪」
何の果物を育てるかで話は弾む。
すぐに苺とメロンは決定事項になった。
ヤシの実や桃も育てたい所だ。
厨房の近くに魔力で空間を創造して、庭園の部屋を設けるのが良いだろう。
真桜「話してる間に着いたみたいだね。」
千癒「お城大きい~。」
見上げると高くそびえる天守閣。
城からまだ距離があるのに、石垣が立派に築かれ相当な大きさである事がわかる。
敵を知れば百戦危うからず。
橋を渡り内部へいよいよ潜入する!
千癒「まおくんおはよ♪」
真桜「ちゆちゃんおはよー」
朝食には昨日の鍋と、遊良の焼き魚を用意した。
脂がよくのっていて美味しい。
いろんな食べ方をしたかったので、遊良の切り身を紙に近い容器に味噌やみりんに付けて包み焼きにした料理も朝食に並べる。
千癒「昨日より鍋美味しくなってる~♪」
真桜「一晩経つと美味しくなるやつだね♪それに魚介出汁も入れてみたんだ。」
確かに昨日よりも濃厚でいて味わい深い。
しかしそれでいてとても澄んでいる。
いくらでもおかわりできそうだ。
多めに作ったが昨日の夜と今日の朝で鍋は空になった。
真桜「今日は目的地に行く前に、必要な物を買いに行こう。」
千癒「ふふ、まおくんに着いて行くね~。」
城門まで配下に見送られ、木漏れ日が差す遊歩道をちゆちゃんと歩く。
千癒「また陽水まで行くの?」
真桜「そうだよ、あの都市には全ての国の物流が備わっているからね。」
ずばり今回は刀と甲冑、直垂と烏帽子に、袴と腰紐、小袖と浴衣を購入する。
この服装に似合う国は一つしかない。
今回の腰紐は打掛と呼ばれる巻き付けるよりも、羽織るのに近い物を選ぶ。
遊歩道を抜けて陽水が見えてくる。
この前とは違うお店へ入り、品物を確認する。
このお店は和服や骨董品に重点を置いている。
しばらく奥へ進むと目当ての品が目に付くようになってきた。
千癒「このお店にも試着室があるねっ。」
真桜「そうだね、直垂や小袖なんかはその人によく合わせないと行けないだろうからね。」
今のうちに着付けも覚えないといけない。
どこかに不自然さが出れば変装が意味を成さなくなる。
目的の品を一通り選ぶ。
驚いた事に藁で試し斬りすることがてきるそうだ。
ちゆちゃんが流麗なワンピース姿で刀を構える。
刀を振るうと僅かに切っ先が藁に食い込んだようだ。
僕は彼女が振るう動作で揺れる部位に釘付けになっていた。
このワンピースは当たりだ。
千癒「全然切れなかったよー。」
真桜「まあ骨董品だからね…実戦には向かないのかも知れないね。」
彼女が浴衣を持って試着室に入る。
浴衣は小袖を元にした服の派生だと言われて、安土桃山期の人達は重ね着するのが主流だったと言う。
千癒「似合うかな?」
真桜「すごく似合っているよ♪」
帯は店員に教わりながら打掛にして羽織り、腰に刀も帯刀させる。
なかなか様になっている、これなら侍の国に自然に溶け込めそうだ。
大袖の服に比べるとある程度動きやすそうで安心した。
千癒「まおくんも似合ってるね♪」
真桜「そうかな、浴衣は良い物だね。」
戦が起きていない場合は甲冑や兜などで武装していては逆に不自然かもしれない。
今回はこの服装で向かう事にしよう。
真桜「魔法で国の入り口まで、転移しようか?」
千癒「長く一緒に旅したいから、歩いて行こ?♪」
真桜「そうだね、見聞も深めたかったし。」
恥ずかしくて言えないが、僕もちゆちゃんと長く一緒に居たいからね。
僕からちゆちゃんと手を繋ぎ街道を進む。
すでに領土は侍の国であり、農耕地に広がる田園が風になびいている。
真桜「二毛作ってやつかな。よく成長している。」
千癒「国を富ませる為の工夫なんだね。真桜くんの庭にも果物二毛作しよ?♪」
真桜「それは良い、手作りが一番の食材だからね♪」
何の果物を育てるかで話は弾む。
すぐに苺とメロンは決定事項になった。
ヤシの実や桃も育てたい所だ。
厨房の近くに魔力で空間を創造して、庭園の部屋を設けるのが良いだろう。
真桜「話してる間に着いたみたいだね。」
千癒「お城大きい~。」
見上げると高くそびえる天守閣。
城からまだ距離があるのに、石垣が立派に築かれ相当な大きさである事がわかる。
敵を知れば百戦危うからず。
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