32 / 35
3章 闇の魔女クドラク
マモン財閥の終焉
屋上には、外から見えていた鉄塔や紺のスーツを着込んだ金髪の男が待ち構えていました。
「よく来たな、私がマモン財閥の社長のマモンだ」
「マモン社長!あなたの野望は私たちが止める!その装置も壊してやるんだから!」
「それは困る!これは平和のための装置なのだから!」
「平和のため!?どういう意味!?」マモン社長は説明します。
「考えてみたまえ、世界のどこかでは必ず戦争などが起こっている、いろんな考えの者たちを野放しにした結果だ、この装置を使えば人々から争う気をなくし、我々に従わせることができる!そうすれば、世界の争いの半分をなくすことも夢ではないのだよ!」
これに、シャノンは戸惑いますが、首を横に振って言います。
「それは・・・!でも、あなたは罪のない異種族を傷つけたり、金儲けのために異種族を誘拐している、それは許されないことよ!」しかし、マモン社長は悪びれることもなく言い放ちます。
「大きな事を成し遂げるためには、何かしらの犠牲が必要!それに、あの人造人間はかつて私が経営していた、あの廃工場で作られた不老不死のための実験体!いくら装置があっても、私が死んだら意味がない!永遠の命とこの装置があれば、私は永遠の支配者となれるのだ!」
「剛君を悪用するなんて、させるもんですか!」シャノンは両手の爪を伸ばして、装置を壊そうとしますが、マモンが氷の魔法をぶつけて阻止してきました。
「私の悲願をジャマする者は容赦しない!」マモンは無数の氷の弾丸を放ちますが、すぐるのバリアの魔法でそれを防ぎます。
「おまえは・・・バラ十字団の・・・!」
「あなたのいう事はわからなくはないけど、これは・・・!」
「所詮は世界征服じゃ!」すぐるが言い終わる間もなく、リリスが鉄塔に炎を浴びせますが、鉄塔はバリアに包まれ、炎が届きません。
「残念だが、この鉄塔はバリアで守られている、そう簡単に悲願をジャマされるわけにはいかないのだよ!」マモン社長が高らかに笑うと、突如、バリアが消えたのです。
「なにっ!?そんなバカな?!」
「今じゃ!」リリスが鉄塔に炎を吐きかけると、鉄塔は炎に包まれ、熱で溶けて曲がってしまいました。
「ああ・・・悲願がぁ・・・!」マモン社長は、力なく膝をつきます。
しばらくして、麻里子や剛が屋上にやってきました。
「剛君が地下のバリア施設を教えてくれたから、そこを破壊してやったわ!それに、マモン財閥の数々の悪事の証拠も差し押さえたからね!」
「さすが麻里子ね!」これには、マモン社長はうなだれるしかなかったのです。
こうして、財閥の数々の悪事が明るみに出て、マモン社長は失脚し、刑務所へと連行されていったのです。社長は、家族を路頭に迷わせてしまうことを嘆いていました。
「よく来たな、私がマモン財閥の社長のマモンだ」
「マモン社長!あなたの野望は私たちが止める!その装置も壊してやるんだから!」
「それは困る!これは平和のための装置なのだから!」
「平和のため!?どういう意味!?」マモン社長は説明します。
「考えてみたまえ、世界のどこかでは必ず戦争などが起こっている、いろんな考えの者たちを野放しにした結果だ、この装置を使えば人々から争う気をなくし、我々に従わせることができる!そうすれば、世界の争いの半分をなくすことも夢ではないのだよ!」
これに、シャノンは戸惑いますが、首を横に振って言います。
「それは・・・!でも、あなたは罪のない異種族を傷つけたり、金儲けのために異種族を誘拐している、それは許されないことよ!」しかし、マモン社長は悪びれることもなく言い放ちます。
「大きな事を成し遂げるためには、何かしらの犠牲が必要!それに、あの人造人間はかつて私が経営していた、あの廃工場で作られた不老不死のための実験体!いくら装置があっても、私が死んだら意味がない!永遠の命とこの装置があれば、私は永遠の支配者となれるのだ!」
「剛君を悪用するなんて、させるもんですか!」シャノンは両手の爪を伸ばして、装置を壊そうとしますが、マモンが氷の魔法をぶつけて阻止してきました。
「私の悲願をジャマする者は容赦しない!」マモンは無数の氷の弾丸を放ちますが、すぐるのバリアの魔法でそれを防ぎます。
「おまえは・・・バラ十字団の・・・!」
「あなたのいう事はわからなくはないけど、これは・・・!」
「所詮は世界征服じゃ!」すぐるが言い終わる間もなく、リリスが鉄塔に炎を浴びせますが、鉄塔はバリアに包まれ、炎が届きません。
「残念だが、この鉄塔はバリアで守られている、そう簡単に悲願をジャマされるわけにはいかないのだよ!」マモン社長が高らかに笑うと、突如、バリアが消えたのです。
「なにっ!?そんなバカな?!」
「今じゃ!」リリスが鉄塔に炎を吐きかけると、鉄塔は炎に包まれ、熱で溶けて曲がってしまいました。
「ああ・・・悲願がぁ・・・!」マモン社長は、力なく膝をつきます。
しばらくして、麻里子や剛が屋上にやってきました。
「剛君が地下のバリア施設を教えてくれたから、そこを破壊してやったわ!それに、マモン財閥の数々の悪事の証拠も差し押さえたからね!」
「さすが麻里子ね!」これには、マモン社長はうなだれるしかなかったのです。
こうして、財閥の数々の悪事が明るみに出て、マモン社長は失脚し、刑務所へと連行されていったのです。社長は、家族を路頭に迷わせてしまうことを嘆いていました。
あなたにおすすめの小説
【完結】またたく星空の下
mazecco
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 君とのきずな児童書賞 受賞作】
※こちらはweb版(改稿前)です※
※書籍版は『初恋×星空シンバル』と改題し、web版を大幅に改稿したものです※
◇◇◇冴えない中学一年生の女の子の、部活×恋愛の青春物語◇◇◇
主人公、海茅は、フルート志望で吹奏楽部に入部したのに、オーディションに落ちてパーカッションになってしまった。しかもコンクールでは地味なシンバルを担当することに。
クラスには馴染めないし、中学生活が全然楽しくない。
そんな中、海茅は一人の女性と一人の男の子と出会う。
シンバルと、絵が好きな男の子に恋に落ちる、小さなキュンとキュッが詰まった物語。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
ラズとリドの大冒険
大森かおり
児童書・童話
幼い頃から両親のいない、主人公ラズ。ラズは、ムンダという名の村で、ゆいいつの肉親である、羊飼い兼村長でもあるヨールおじいちゃんと、二人仲よく暮らしていた。
ラズはずっと前から、退屈でなにもない、ムンダ村から飛び出して、まだ見ぬ世界へと、冒険がしたいと思っていた。しかし、ラズに羊飼いとして後継者になってほしいヨールおじいちゃんから、猛反対をされることになる。
困り果てたラズは、どうしたらヨールおじいちゃんを説得できるのかと考えた。なかなか答えの見つからないラズだったが、そんな時、突然、ムンダ村の海岸に、一隻の、あやしくて、とても不思議な形をした船がやってきた。
その船を見たラズは、一気に好奇心がわき、船内に入ってみることにした。すると、なんとそこには、これまで会ったこともないような、奇想天外、変わった男の子がいて、ラズの人生は、ここから歯車がまわり始める——。
オバケの謎解きスタンプラリー
綾森れん
児童書・童話
第3回きずな児童書大賞 奨励賞をいただきました! ありがとうございます!
――七不思議を順番にめぐると、最後の不思議「大階段踊り場の鏡」に知らない自分の姿が映るんだって。
小学六年生の結菜(ユイナ)が通う三日月(みかづき)小学校では、そんな噂がささやかれていた。
結菜は難関中学に合格するため、塾の夏期講習に通って勉強に励んでいる。
だが一方で、自分の将来にひそかな期待と不安をいだいてもいた。
知らない自分を知りたい結菜は、家族が留守にする夏休みのある夜、幼なじみの夏希(ナツキ)とともに七不思議めぐりを決意する。
苦労して夜の学校に忍び込んだ二人だが、出会うのは個性豊かなオバケたちばかり。
いまいち不真面目な二宮金次郎のブロンズ像から、二人はスタンプラリーの台紙を渡され、ルールを説明される。
「七不思議の謎を解けばスタンプがもらえる。順番に六つスタンプを集めて大階段の鏡のところへ持って行くと、君の知らない君自身が映し出されるんだ」
結菜と夏希はオバケたちの謎を解いて、スタンプを集められるのか?
そして大階段の鏡は二人に何を教えてくれるのか?
思春期に足を踏み入れたばかりの少女が、心の奥底に秘めた想いに気付いてゆく物語です。