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5章
すぐる編5-2 世界闘技大会 前編
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船に乗って、スピネル王国の北西の海に浮かぶチャンプ島に向かいました。そこは古くから戦士たちの聖地として名高い場所で、大きな闘技場がシンボルになっています。
灰色の石をくみ上げて造られた壁の四隅を、赤い円錐型の屋根を持つ四本の塔が支えている城の様な建物が闘技場です。そこでは、日夜熱いバトルが繰り広げられていますが、今日は『世界闘技大会』という特別なイベントの日で、国内外から観光客が行きかっていました。
「すごい熱気だね・・・!」すぐるはただ、その様子に圧倒されるばかりでしたが、リリスは余裕です。
「当然であろう!今日は世界平和のための戦士たちを集めるための戦いの日なのだから!ほれ、すぐる、早速エントリーするぞ!」
「ちょっと、引っ張らないでよ!」
リリスはすぐるの手をつかんで闘技場の中に走っていき、大会にエントリーをするために、受付のカウンターに向かいました。
「はい!このリリス・クリムゾンは、世界闘技大会に出場するぞ!すぐるも参加するであろう?」
リリスは目を輝かせてすぐるの方を向きますが、すぐるは乗り気じゃありません。
「・・・悪いけど、ぼくは参加しないよ!」すぐるの突然の不参加の意思にリリスは呆気にとられました。
「何じゃと?これは平和のための大会なのだぞ!お主もそのために立ち上がるべきであろう?」しかし、すぐるは首を横に振りました。
「ぼくは最初から参加する気なんてないよ!」これにリリスは肩を落とします。
「なんじゃ?ここで怖気ついたのか・・・?もうよい!妾だけで参加するわ!」
リリスはがっかりした様子で、選手控室に向かい、すぐるは観客席に移動します。
「レディースアンドジェントルメン!いよいよこの時が訪れました!この戦士たちの聖地チャンプ島にて、本当に強い戦士たちが決まります!」実況役の男性が始まりのあいさつをすると、周りの観客席から大歓声が上がります。
「これより、『世界闘技大会』の開催を宣言します!それでは、予選を開始いたします!」中央の闘技場に上がったのは、リリスとキャリーだったのです。
「姐さん!手合わせお願いするわ!」
「うむ!遠慮なくかかってくるがよい!」両者が位置に着きます。
「それでは、予選第一試合開始!」
試合開始のドラが鳴り響くと、リリスとキャリーはまっすぐに向かって行きました。リリスが大ぶりのパンチを仕掛けると、キャリーは大きくジャンプして、それをかわします。
「なにっ!?」
「アタイはここよ!」後ろから声がすると、リリスは後ろ回し蹴りで迎え撃ちますが、キャリーはまたそれをジャンプでかわします。
「へへっ!アタイはスピードには自信があるんだから!今度はこっちから行くよ!」
キャリーは両手の爪を伸ばしてリリスに向かって行きますが、リリスはそれを受けて流すばかりです。
「どうしたの、姐さん!反撃しないの!?」リリスがニヤリと笑みを浮かべます。
「足元がお留守じゃ!」相手が攻撃に気を取られているスキに、リリスが足払いをかけ、キャリーの足元をすくい、よろめいたところを、リリスがワンツーとパンチを入れてひるませ、ハイキックでキャリーをノックアウトしたのです。
「おーっと!リリス選手のk・o勝利です!」観客席から、歓声と拍手が鳴り響きます。
「さすがお姉さまですわ!」
「当然の結果だよな」
「まぁね、さすがリリスだ」
観客席で先ほどの試合を見ていたシェリーとボブとすぐるは言いました。その後も、リリスは危なげなく予選を勝ち進んでいき、本選まで上り詰めたのです。
灰色の石をくみ上げて造られた壁の四隅を、赤い円錐型の屋根を持つ四本の塔が支えている城の様な建物が闘技場です。そこでは、日夜熱いバトルが繰り広げられていますが、今日は『世界闘技大会』という特別なイベントの日で、国内外から観光客が行きかっていました。
「すごい熱気だね・・・!」すぐるはただ、その様子に圧倒されるばかりでしたが、リリスは余裕です。
「当然であろう!今日は世界平和のための戦士たちを集めるための戦いの日なのだから!ほれ、すぐる、早速エントリーするぞ!」
「ちょっと、引っ張らないでよ!」
リリスはすぐるの手をつかんで闘技場の中に走っていき、大会にエントリーをするために、受付のカウンターに向かいました。
「はい!このリリス・クリムゾンは、世界闘技大会に出場するぞ!すぐるも参加するであろう?」
リリスは目を輝かせてすぐるの方を向きますが、すぐるは乗り気じゃありません。
「・・・悪いけど、ぼくは参加しないよ!」すぐるの突然の不参加の意思にリリスは呆気にとられました。
「何じゃと?これは平和のための大会なのだぞ!お主もそのために立ち上がるべきであろう?」しかし、すぐるは首を横に振りました。
「ぼくは最初から参加する気なんてないよ!」これにリリスは肩を落とします。
「なんじゃ?ここで怖気ついたのか・・・?もうよい!妾だけで参加するわ!」
リリスはがっかりした様子で、選手控室に向かい、すぐるは観客席に移動します。
「レディースアンドジェントルメン!いよいよこの時が訪れました!この戦士たちの聖地チャンプ島にて、本当に強い戦士たちが決まります!」実況役の男性が始まりのあいさつをすると、周りの観客席から大歓声が上がります。
「これより、『世界闘技大会』の開催を宣言します!それでは、予選を開始いたします!」中央の闘技場に上がったのは、リリスとキャリーだったのです。
「姐さん!手合わせお願いするわ!」
「うむ!遠慮なくかかってくるがよい!」両者が位置に着きます。
「それでは、予選第一試合開始!」
試合開始のドラが鳴り響くと、リリスとキャリーはまっすぐに向かって行きました。リリスが大ぶりのパンチを仕掛けると、キャリーは大きくジャンプして、それをかわします。
「なにっ!?」
「アタイはここよ!」後ろから声がすると、リリスは後ろ回し蹴りで迎え撃ちますが、キャリーはまたそれをジャンプでかわします。
「へへっ!アタイはスピードには自信があるんだから!今度はこっちから行くよ!」
キャリーは両手の爪を伸ばしてリリスに向かって行きますが、リリスはそれを受けて流すばかりです。
「どうしたの、姐さん!反撃しないの!?」リリスがニヤリと笑みを浮かべます。
「足元がお留守じゃ!」相手が攻撃に気を取られているスキに、リリスが足払いをかけ、キャリーの足元をすくい、よろめいたところを、リリスがワンツーとパンチを入れてひるませ、ハイキックでキャリーをノックアウトしたのです。
「おーっと!リリス選手のk・o勝利です!」観客席から、歓声と拍手が鳴り響きます。
「さすがお姉さまですわ!」
「当然の結果だよな」
「まぁね、さすがリリスだ」
観客席で先ほどの試合を見ていたシェリーとボブとすぐるは言いました。その後も、リリスは危なげなく予選を勝ち進んでいき、本選まで上り詰めたのです。
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