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3章
森の洋館
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「あっ、見えてきたよ」すぐるとリリスは、スピネル王都よりも東にある大森林地帯『おとぎの森』にやってきました。昼でも薄暗く、木々の間からの木漏れ日以外、明かりのない森の中を二人が進んでいくと、白い壁に赤い屋根の洋館が見えてきたのです。すぐるは両開きの木製の扉のノッカーに手をかけて三度ならします。
「はーい、どちら様ですか~?」
扉を開けて出迎えてきたのは、白い布を被ったような姿をした、子供のゴーストでした。
「依頼で来たすぐるです、こっちはパートナーのリリスです」すぐるが自己紹介すると、子供のゴーストが言いました。
「パパー、ママー、便利屋さんが来たよー!」そこに、親のゴーストが二人やってきました。
「ああ、便利屋の方ですね」
「さぁ、どうぞおあがりください」ゴーストたちは、すぐるとリリスを屋敷の中に招き入れます。
屋敷の中に入ったすぐるとリリスは驚きました、そこにはエルニスとキャンベル、ボブとシェリーがいたからです。
「あれ、すぐるさんとリリスさん」
「あなたたちも来たんですか?」
「すぐるじゃないか、なんでここまで?」
「リリスお姉さまも」すぐるとリリスは、先客の四人と話してみました。
「へぇ、エルニスとキャンベルちゃんたちは『楽譜』を探しに来たんだ」
「そうなんだ、パラグリラマシンをきれいに動かすのに必要だってさ」
「それでこの付近にあることを突き止めて、やってきたんです」
エルニスとキャンベルが話し終わると、リリスがボブとシェリーに尋ねます。
「シェリーたちは、『神器』を求めて『リュッケンシルト』に向かう途中だったのだな」
「ええ、これより南東にあるという城塞王国で『闘技大会』が開かれると聞きましたの」
「その優勝賞品が、神器の一つだってさ、すぐるたちは依頼でこの屋敷に来たって言っていたな、その依頼って?」
「それについては、ワシらが説明しましょう」父親ゴーストが言いました。
「このお屋敷はとても広くて居心地がいいのですが、ワシらには少々、広すぎますし、三人だけというものさみしいのです」母親ゴーストも言います。
「そこで、この屋敷をシェアハウスとして開放しようと考えたわけです。依頼と言うのは、この屋敷に住みたいというルームメイトの人たちを紹介してほしいわけです」
「もし、住人たちを集めることが出来たら、便利屋の人たちにこの屋敷にある『生者のメダル』をあげようって決めたんだ」子供のゴーストが締めくくりました。
「なるほど、よくわかったぜ」これにシェリーがボブに提案をしました。
「そうですわ!そのルームメイトを探す手伝い、わたくしたちも参加しても良くて?」
「えっ!?」
「せっかくここに泊めていただいたんですもの!せめてものお礼ですわ」これにボブもうなずきます。
「そうだな、一宿一飯の恩ってやつか」これに、エルニスとキャンベルも賛成しました。
「キャンベルちゃん、ぼくたちもやろうよ」
「そうですね、楽譜をいただくだけでは気の毒ですからね」
「うむ!かたじけないのぉ、お主たち!」リリスがお礼を言うと、すぐるが言いました。
「ところで、ルームメイトを探すのはいいけど、どこを探せばいいのかな?」
すぐるが尋ねると、父親ゴーストが地図を持ってきて、テーブルで広げて見せました。
「この地図によると、ワシらがいるのがここです」
「このあたりだと、魔法使いの町マジカや、エルフの国アールヴヘイムが近いかな・・・?そういえば、バラ十字団の本部ローゼンクロイツ城もこの辺にあったな・・・!」
六人は話し合った結果、すぐるとリリスはローゼンクロイツ城を、キャンベルとエルニスはアールヴヘイムを、シェリーとボブはマジカの方を探すことが決まったのです。
「はーい、どちら様ですか~?」
扉を開けて出迎えてきたのは、白い布を被ったような姿をした、子供のゴーストでした。
「依頼で来たすぐるです、こっちはパートナーのリリスです」すぐるが自己紹介すると、子供のゴーストが言いました。
「パパー、ママー、便利屋さんが来たよー!」そこに、親のゴーストが二人やってきました。
「ああ、便利屋の方ですね」
「さぁ、どうぞおあがりください」ゴーストたちは、すぐるとリリスを屋敷の中に招き入れます。
屋敷の中に入ったすぐるとリリスは驚きました、そこにはエルニスとキャンベル、ボブとシェリーがいたからです。
「あれ、すぐるさんとリリスさん」
「あなたたちも来たんですか?」
「すぐるじゃないか、なんでここまで?」
「リリスお姉さまも」すぐるとリリスは、先客の四人と話してみました。
「へぇ、エルニスとキャンベルちゃんたちは『楽譜』を探しに来たんだ」
「そうなんだ、パラグリラマシンをきれいに動かすのに必要だってさ」
「それでこの付近にあることを突き止めて、やってきたんです」
エルニスとキャンベルが話し終わると、リリスがボブとシェリーに尋ねます。
「シェリーたちは、『神器』を求めて『リュッケンシルト』に向かう途中だったのだな」
「ええ、これより南東にあるという城塞王国で『闘技大会』が開かれると聞きましたの」
「その優勝賞品が、神器の一つだってさ、すぐるたちは依頼でこの屋敷に来たって言っていたな、その依頼って?」
「それについては、ワシらが説明しましょう」父親ゴーストが言いました。
「このお屋敷はとても広くて居心地がいいのですが、ワシらには少々、広すぎますし、三人だけというものさみしいのです」母親ゴーストも言います。
「そこで、この屋敷をシェアハウスとして開放しようと考えたわけです。依頼と言うのは、この屋敷に住みたいというルームメイトの人たちを紹介してほしいわけです」
「もし、住人たちを集めることが出来たら、便利屋の人たちにこの屋敷にある『生者のメダル』をあげようって決めたんだ」子供のゴーストが締めくくりました。
「なるほど、よくわかったぜ」これにシェリーがボブに提案をしました。
「そうですわ!そのルームメイトを探す手伝い、わたくしたちも参加しても良くて?」
「えっ!?」
「せっかくここに泊めていただいたんですもの!せめてものお礼ですわ」これにボブもうなずきます。
「そうだな、一宿一飯の恩ってやつか」これに、エルニスとキャンベルも賛成しました。
「キャンベルちゃん、ぼくたちもやろうよ」
「そうですね、楽譜をいただくだけでは気の毒ですからね」
「うむ!かたじけないのぉ、お主たち!」リリスがお礼を言うと、すぐるが言いました。
「ところで、ルームメイトを探すのはいいけど、どこを探せばいいのかな?」
すぐるが尋ねると、父親ゴーストが地図を持ってきて、テーブルで広げて見せました。
「この地図によると、ワシらがいるのがここです」
「このあたりだと、魔法使いの町マジカや、エルフの国アールヴヘイムが近いかな・・・?そういえば、バラ十字団の本部ローゼンクロイツ城もこの辺にあったな・・・!」
六人は話し合った結果、すぐるとリリスはローゼンクロイツ城を、キャンベルとエルニスはアールヴヘイムを、シェリーとボブはマジカの方を探すことが決まったのです。
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