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第26話 地下に眠る真名
古い家には、昼と夜で違う呼吸がある。
王城のように人の往来や燭火の数で空気が変わるのではない。もっと鈍く、もっと静かに、木と石そのものが息づくような変化だ。昼のあいだ、この屋敷は乾いている。壁も床も陽を吸わず、ただ古びた木目と石灰の匂いだけを残して沈黙する。だが夜になると、その沈黙の下から別のものが浮く。壁の向こうを渡る風の冷たさ。暖炉の奥で煤が崩れる音。階段の裏に溜まった湿気。床板の下でじっと黴と土が息をする匂い。
クラウディオは、ここ数日でその全部を覚え始めていた。
最悪だ、と何度も思う。
こんなふうに狩人の家の癖を身体が覚えていくこと自体が、王としては最悪だ。だが覚えてしまう。飢えと傷の管理を受けるうちに、耳も鼻もこの家の細かな変化へ慣らされていく。
だから気づいた。
この屋敷には、もう一つ呼吸がある。
床の下だ。
それに最初に気づいたのは、風の冷たさの向きだった。結界の張られた窓から入る外気とは別に、暖炉の火が揺れる時だけ、床の継ぎ目からひどく古い冷えが立ち上る。地下室の冷えではない。貯蔵庫や井戸のそばの湿った空気とも違う。もっと乾いていて、もっと古い。石の墓室に長年閉じ込められていた夜の匂いに近い。
古い銀。
焼けた香。
ほとんど風化した血の、色も失ったような匂い。
それらが床板のさらに下に、薄く、しかし確かに眠っている。
クラウディオはその匂いを最初の一夜で拾ったが、すぐには動かなかった。動けなかったわけではない。むしろ今の自分は、数日前よりかなり身体が戻ってきている。脇腹の縫い傷はまだ引きつるが、立って数歩歩くことくらいはできる。拘束具も、完全固定ではなくなっていた。足首の革は部屋の中を歩ける程度の長さがあり、手首の拘束も片側だけは緩くされている。飢えを制御し、人間に飛びかからなかったことへの、ルストなりの管理の緩和なのだろう。
それがまた、腹立たしい。
ご褒美の血。緩められた拘束。部屋の中だけの歩行。
躾けられた獣みたいだ。
そう思っているくせに、その緩和された自由を使って、クラウディオはこの家の呼吸を調べていた。扉までの歩幅。窓の前の結界の濃さ。暖炉の熱の届く範囲。小机の引き出しの深さ。棚の上の道具の匂い。そういうものをひとつずつ、暇を持て余すような顔の裏で、きっちり数えている。
王は、檻に入れられても王だ。
だから暇つぶしも、ただの暇つぶしでは終わらない。
そして今夜、その数え上げの先にある「下」が、どうしても気になって仕方がなかった。
ルストは階下にいた。
匂いでわかる。乾いた煙草の名残、革の軋み、鉄を拭ったあとの油の薄い臭い。あの男はいま一階にいて、何かを削っているか、刃を手入れしているか、あるいはただ椅子に座っている。こちらへ上がってくる気配はまだない。
外の忠臣たちも今夜は静かだった。
帰還を囁く香蝋も、井戸の鎖も鳴らない。風の向きが悪いのかもしれない。あるいは今はただ待っているのか。どちらでもよかった。静かな夜だ。だからこそ、床の下の呼吸だけが余計に鮮明に感じられる。
クラウディオは寝台から足を下ろした。
床板が小さく鳴る。冷たい。古い木の肌触りが足裏から伝わる。手首の拘束が軽く引く。許された範囲は、寝台の脇から窓際、暖炉の前、小机の辺りまでだ。扉へは届かない。結界の窓にも届かない。だが床の下を探るには充分だった。
暖炉の前に立つ。
火は落としてある。灰の下にわずかに熱が残っているだけだ。踏み石の前、他の床板より一枚だけ色の濃い板がある。最初は染みだと思った。だが何度見ても、その板だけ木目の方向が微妙に違う。しかも、ルストがここで長く立つ時には、決まって足先がそこを避ける。ほんの僅かな癖だ。だがクラウディオには、それで充分だった。
そこか。
彼は膝をつき、指先で板の継ぎ目をなぞった。埃はない。掃除はされている。だが継ぎ目の片側だけ、爪がわずかに沈む。浮く。さらに押すと、板の端にごく小さな金属の感触が隠れているのがわかった。
取っ手だ。
灰を少し払う。古い鉄の輪が出てくる。普段は板の窪みにぴたりと収まり、灰と煤で目立たなくしてある。隠し扉としては古典的すぎる。けれど、古典的だからこそ見落とす者も多い。
クラウディオは鼻で笑った。
「お前」
誰にともなく、低く呟く。
「わかりやすいな」
鉄の輪に指をかける。引く。板は思ったより重かった。脇腹の傷が鈍く疼く。けれど押し込めていた力が今夜はよく乗る。板が持ち上がる。下から冷たい空気が立ち上った。
やはり地下がある。
いや、地下というより、古い石室だ。倉庫ではない。食料や薪を置く類の湿った地下室なら、もっと土と黴の匂いが濃いはずだった。ここから上がるのは、ずっと昔に焼けた香と、石に染み込んだ夜の臭いだ。
梯子ではない。狭い石段が下へ続いている。人一人がやっと通れる幅。手すりはない。壁は石。しかもこの家の基礎より古い色をしている。
クラウディオはしばらくその暗さを見下ろしていた。
狩人の家の地下に、こんなものがある。
しかもわざわざ隠されている。
ただの物置で済むはずがなかった。
脇腹が痛む。飢えもまだ完全には死んでいない。階下にルストがいる。もしここで見つかれば、また押し戻されるだろう。拘束も強くなる。だが、それでも今は、好奇心のほうがわずかに勝った。
王である自分の前に、秘密がある。
しかもその秘密は、狩人自身が隠そうとしている。
なら見に行く以外、何がある。
クラウディオは板を閉じないまま、ゆっくり石段へ足を下ろした。
*
地下は思っていたより広かった。
石段を五段、十段と下りるごとに、屋敷の匂いが薄れていく。乾いた木。薬草。煙草。そういう「今の生活」の匂いが消え、かわりに、もっと古い時代の石と香の臭いが濃くなる。冷たい。湿ってはいない。むしろ何十年、何百年と空気の動かなかった場所にだけある乾いた冷たさだ。墓室。封印庫。地下礼拝堂。そういう類の空気。
足元の石は磨り減っている。つまり、人が使っていた時期がある。かなり昔に。石段の角は丸くなり、壁には灯りを置くための浅い窪みが一定の間隔で掘られている。だが今は火はない。上から漏れるわずかな光だけが、石の肌を鈍く濡らしていた。
段を下りきった先に、小さな石室があった。
低い天井。三歩で端へ届く程度の広さ。中央には古びた石の台がひとつ。祭壇のようでもあり、棺台のようでもある。その周囲の床と壁に、無数の刻みが走っていた。
文字。
クラウディオは一目でそうわかった。
だが、現行の血族文字ではない。王城の記録庫に残る貴族用の古典綴りとも違う。教会が昔使っていた偽装文字でもない。もっと古い。夜がまだ「都」になる前、血族が血族としてまとまりきる前の時代にだけ使われた痕跡だ。
禁忌文字。
その単語が脳裏に浮かぶ。
王城の禁書庫で、一度だけ見たことがある。最初の王に関わる記録へだけ使われる、解読すら忌避されている古い文字列。王族でも閲覧が許されるのはごく一部だけ。しかも筆写は禁止。音読も禁じられている。真名に近すぎるからだ、と記録係は言った。最古の王に関わる文字は、そのまま夜の奥へ触れる危険があると。
クラウディオは喉がひどく静かになるのを感じた。
冗談ではない。
こんなものが、ただの吸血鬼ハンターの家の地下にあるはずがない。
彼は石室の中央へ、ゆっくり一歩近づいた。足音が小さく響く。その響きで、床石の下もまた空洞ではないことがわかる。しっかり詰まっている。つまりここは、さらに下へ続く墓穴ではなく、何かを封じるためだけに作られた部屋だ。
壁へ刻まれた文字のうち、半分は意図的に削られていた。ナイフか鑿で、読めなくするために途中から削ぎ落とした痕だ。隠したいのだろう。だが削り方が中途半端だった。知っている者の目をごまかすには足りない。
クラウディオは指先を、削られていない列へそっと近づける。触れる前から、皮膚がわずかにひりついた。古い封じの名残だ。生きた術ではない。だが、術だったものの残骸がまだ石に染みている。
文字は崩れている。だが、読める。
少なくとも断片は。
**夜の最初の王**
**名を呼ぶな**
**冠より前の……**
そこまで読んだ瞬間、背筋に冷たいものが走った。
次の列は大きく削られている。だが、その削れた痕の周りに残る三つの古字だけは消えていなかった。
王城の禁書庫で、たった一度だけ見た文字だ。
最古の王の真名を示す頭字。
全文は禁じられている。音にすることすら許されない。だが王族だけが、万が一に備えて「最初の三字」だけは教えられる。名を呼ばぬために、逆に最初の輪郭だけは知っておけ、と。
その三字が、ここにある。
石の壁へ。
削り落とされ損ねたまま。
クラウディオの呼吸が、そこでわずかに乱れた。
ありえない。
いや、ありえないからこそ、今ここに立っている意味がある。
最古の王。
ただの神話ではない、血族の始まりに近い怪物。
その真名に関わる文字が、狩人の家の地下にある。
しかもルストは、これを隠していた。
クラウディオは石の台へ目を向けた。表面にも同じ文字が刻まれている。こちらは壁ほど削られていない。ただ、中央だけが、長い年月の中で何度も何かに擦られているように、異様に滑らかだった。人の手ではない。もっと執拗な擦れ方だ。まるで、そこへ額でも押しつけ続けたかのように。
祭壇。
いや、封じの台か。
そして、その周囲の床には、ごく薄い円が残っている。古い陣の名残だ。そこに立つ者を囲い、名を封じ、あるいは眠らせるための円。
クラウディオはその瞬間、確信に近いものへ触れた。
ルストは、ただのハンターではありえない。
ありえないどころか、ここまでくると答えは一つに近い。
この地下を知り、隠し、なおこの屋敷に住み続けている。
最古の王の真名に関わる文字を、自分の足元に眠らせたまま。
「……お前」
クラウディオの唇が、自然にその名前を形づくる。
ルスト。
それは本名ではない。
たぶん切り落とされた欠片だ。古い真名のほんの一部だけを、現代の舌でも呼べるように薄く削いだ形。
そう思った瞬間だった。
「何をしている」
低い声が石室の入口から落ちた。
空気が一気に変わる。
冷たい。だが、いつもと違う。押し倒す時の冷たさではない。もっと深いところを、ひどく短く逆撫でするような冷たさだった。
クラウディオは振り返った。
石段の上に、ルストが立っている。
逆光で顔は半分影だ。だが鋼色の目だけが、暗い石室の中で異様にはっきりしていた。その目に、クラウディオは初めて、いつもの無愛想とも面倒くささとも違う色を見た。
警戒。
そして、わずかな焦り。
それだけで充分だった。
隠そうとしている。
しかも相当、本気で。
クラウディオはそこで、ゆっくり笑った。
「それを言う顔じゃないな」
ルストは答えない。石段を下りる足音だけが石室へ響く。速くはない。だが無駄がない。距離を詰めるための歩き方だ。クラウディオは逃げない。逃げる必要がない。むしろ今は、逃げないほうがいいと本能でわかる。追い詰められているのは、初めてあちらのほうだからだ。
「読めるのか」
ルストが低く言う。
その問い自体が、もう半分は答えだ。
読めない相手なら、そんなことを聞く必要はない。強引に腕を取って上へ戻せば済む。なのにまず確認した。つまり、この文字が何なのかを知っている。そして、クラウディオがそれをどこまで読めたかを気にしている。
露骨すぎる。
「王城の禁書庫を舐めるな」
クラウディオは石の台へ手を置いたまま言う。
「これがどういう文字か、知らないわけがない」
ルストの目が、ほんの一瞬だけ狭くなる。
「そこから離れろ」
「嫌だ」
「離れろ」
「お前のその言い方」
クラウディオはさらに笑みを深くした。
「隠し方が雑すぎる」
その一言で、ルストの表情が初めてわずかに崩れた。怒りではない。もっと厄介な、隠していたものが露わになりかけた時の硬さだ。クラウディオはそれを見逃さない。
「ただのハンターが、何でこれを知ってる?」
石室の空気が冷える。
暖炉の火も、木の匂いも、屋敷の生活の気配も、ここには届かない。あるのは石と、古い名残と、二人の呼吸だけだ。
ルストは数秒黙っていた。
その沈黙が、かえって答えに近い。
「言えよ」
クラウディオは低く続ける。
「この三字が何を指すか、お前、知ってるんだろう」
「読んだのか」
「断片だけだ。だが十分だ」
最初の王。
名を呼ぶな。
冠より前。
そして削り残された三字。
王族しか知らないはずの、禁忌の頭字。
クラウディオはそこで、はっきりと相手を見た。
灰銀の髪。鋼色の目。普段は低く抑えられた気配。狩人としての顔。だが今、その全部の裏に、もっと古い輪郭が透けかけている。
「お前、何者だ」
問いは短い。
だがその重さは、今までのどの問いより深かった。
ルストは石室の中央まで来た。近い。手を伸ばせば届く距離だ。なのに、そこで立ち止まる。クラウディオと石の台のあいだへ無理に割り込もうとはしない。その躊躇が、余計に露骨だった。ここに刻まれたものへ、自分から触れたくないのだと、態度そのもので示している。
「聞くな」
ようやく落ちた声は、ひどく低かった。
その響きだけで、クラウディオの背骨に冷たいものが走る。命令ではない。願いでもない。もっと原始的な拒絶に近い声音だ。こんな声を、この男が出すのを初めて聞いた。
だからこそ、クラウディオは確信へ一歩近づいた。
「今の顔が答えだ」
囁くように言う。
ルストの鋼色の目が、そこで初めて真正面からこちらを射抜いた。
怖い、とクラウディオは一瞬だけ思った。
石橋で喉元へ銀を当てられた夜の、本能的な怖れに近いものが、ほんのひと筋だけ蘇る。だが、その怖れの下には、もっと濃い別の感情があった。
暴きたい。
知りたい。
こいつの正体を。
ハンターという外皮の下に何がいるのかを。
「……最古の王に関わる文字が、何でお前の家の地下にある」
クラウディオは問いを重ねる。
「何でお前はそれを隠す」
「上へ戻れ」
「答えろ」
「戻れ」
声が少しだけ強くなる。
その強まり方が、逆にクラウディオには愉快だった。追い詰められているのが、やっとあちらのほうになった気がしたからだ。
「戻らない」
クラウディオは石の台へ置いた手をわざと動かさない。禁忌の刻印のすぐ上に、自分の指がある。その事実をルストが嫌がっているのが、もうはっきりわかる。
「これ、お前に関係あるんだろう」
ルストが一歩踏み込む。
その動きだけで、石室の空気がひどく張る。クラウディオは反射で身構えた。押さえ込まれる。そう身体が先に理解する。石橋、墓地、寝台、吸血。何度もやられた制圧の感覚が、一瞬で蘇る。
だが今度は少し違う。
ただ押さえ込むためではない。奪い返すためだ。文字から。刻印から。自分の視線と手を遠ざけるために。
そこが新しかった。
上下関係の中へ、別の緊張が入り込む。
暴く側と暴かれる側。
今この瞬間、その位置は確かに入れ替わっていた。
ルストの手が伸びる。
クラウディオはそれを避けず、むしろまっすぐ見た。
「ただのハンターじゃないな」
吐息のように言う。
ルストの指が、クラウディオの手首を強く掴んだ。いつもの押さえ込みより速い。強い。しかも今回は躊躇が少ない。石の台から引き剥がすためだけの力だった。
クラウディオはその手の圧に、ぞくりとしたものを覚えながら、それでも口元の笑みを消さなかった。
「その隠し方」
掴まれたまま、低く続ける。
「露骨すぎて、かえって面白い」
ルストは答えない。
だが答えないまま、いつもの無愛想とは少し違う顔でクラウディオを引いた。その表情だけで充分だ。隠したいものがある。狩人の外皮の下に、ただのハンターでは済まない何かがある。
そして今、クラウディオはそれを追う側に立っている。
王としてではない。
檻の中の獣としてでもない。
もっと個人的で、もっと獰猛な好奇心の側で。
最悪だ、とクラウディオは思う。
だが、その最悪さに、胸の奥がひどく熱くなるのもまた、否定しようがなかった。
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※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。