隠してた。

小学、中学

私は、羽鳥　幸。はとりゆき。
昔から、生まれたときから、親から虐待されてたが、我慢しています。誰にも知られず。隠すことを頑張っていた。

？「おい！夏なのになんで、長袖なんだよ！」
？「うぁ！きもい！」

こいつらは、亮介と潤土。

まだ、小学生だから、いじめとは、言わず。
じゃれあいとみなされてたから、先生たちから、見放されていた私。

亮介「下手っぴ！運動オンチ」
潤土「氏ねー！ぶす！」

私は、当時、髪の毛を長くし、顔を見せないように、隠してた。
私は、運動オンチを演じてた。
実は、近所の道場に通ってたのだ。
そこの指導者のおじさんがかくまってくれて、助かっていた。

それで、小学校は、乗り越えた。

でも、中学になると、もっとひどかった。

小さな村なので、中学になっても、小学の時、一緒だったやつらと再会してしまっていた。

亮介「氏ねよ！ぶす！」

いじめっ子も増えていく。

あぁ。辛いけど、頑張らなきゃ。
生きるために。

冬になり、柔道が始まる。

クラス1、強い女の子がいた。
長身で、ショートカット。

私は、授業では、わざと負けてた。
体育の先生は、私が通ってる柔道クラブにいたことあった人だから、本気出せ！とか言われたけど、やめていた。

ーある日ー
その日も、柔道があり。
その前日に、おじさんに、本気出してもいいと、言われたので、出そうとした。
最後に、長身の女の子と試合した。

私は、試合が始まった瞬間に、背負投げをした。

女の子「えっ……？」

パニックになっているみたい。

女の子「まぐれだ！もう一回！」

もう一回は、大外刈りをし、本けさ固めで、押さえ込んだ。

先生「本気出したな。やっと。」
羽鳥「ムカつく。先生たち」
先生「はっはっは！！」

すると、みんなに、先生が言い話す

先生「羽鳥は、人に怪我をさせたくないから、いつも、下手くそのふりをしてたんだ。本当は、運動神経、抜群なんだぞ！」

先生は、「羽鳥は、成績もよい！」と言いながら、私に肩を組み。笑う。
意外とかっこいい。

それからと言うもの
無視されるようなり
月日は、流れ。

中3になり、受験で忙しくなり、
受験合格しました。

ー卒業式ー

私は、卒業生代表の言葉に、任命されました。

私「私は、この中学にいて、良かったことなど、ひとつもありません。いじめられていましたから。いじめていた人の名前は、伏せますが、やられたことは、暴行と暴言です。でも、体育の先生には、救われました。ありがとうございます。私達、3年生が卒業できるのも、先生たちのおかげですね。みんなは、そう思ってます。私は、担任の先生たちには、感謝してません。ご来賓の皆様、お見苦しいところをお見せし、誠に申し訳ございません。以上で、卒業生代表の言葉とさせていただきます。3年　羽鳥幸。」

会場は、ざわざわしてた。

ー式終了後ー

実は、中3のはじめに、体育の先生に、親から虐待されてることがバレ。今は、児童館にいます。

先生「うぅ………ぐずっ………！」
桜葉「先生。何、泣いてんの？」
先生「桜葉が……卒業すると……寂しい！……ぐすっ！」

涙を私の渡したハンカチで拭く。

桜葉「あっ。先生。写真撮りませんか？」
先生「はい！もちろん！」

パシャ！

私の初恋は、すっぱかったです。
叶わなかったので……。