隠してた。

高校

高校になり、私の吹くフルートが好きっていう方がいて、引き取られました。

その方は、良い方です。
前のお父さんは、病気で、亡くなって、お守りを残してくれたので、その方も、まねして、お守りを買いに来ました。

その方「ここ。すごいね。涙斗。」
桜葉「はい。」

私は、新しい名前をもらいました。
桜葉　涙斗。かっこいい。
　
その方は、お父様と呼ぶことにしてます。

お父様「ここの階段キツイ！」
桜葉「ここ、キツイですよね。」

お父さんがくれたお守りは、ブレスレット。
ピンクに輝く。

実は、水晶やダイヤモンドで、ブレスレットを販売してるのには、理由がある神社なのです。

龍玉神社と言われて、大昔、ただの岩が願いを叶える石へと変わって、それをしたのは、龍のしわざでは、ないかと言い伝えられている神社。

実際に、その石があるんだけど、大きくて、重たそうなの。

桜葉「お父様。もう少しです。」　
お父様「はぁ……はぁ………。」

お父様は、太られていて、髪の毛モジャモジャで、黒縁メガネをしていて、茶色のチェックのスーツが好きなので、パジャマ以外は、それしかないのだと。同じのが何着もあるのです。

桜葉「綺麗なとこ。」

崖の上に作られている神社。
なので、階段も、急で、怖いのです。
何回も行き慣れてる人とは、違います笑