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小ヴァイス領編
ずっと母のターン(二)
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「まぁ、シュタインハウアー侯爵様、それは少々言い過ぎではなくて?グローナウ子爵家は歴史ある名門。それこそ、我がヴァイス家より遥かに格上の存在でございます。さらに今では、ツァンラートブルク伯爵家のご庇護を受け、盤石の基盤を築かれているのですもの。武門にとって、上に従うことは当然のことでしょう?」
わざと「武門」と言った。武を誇るトーテンフェルス侯爵の前で、"上に従うことは当然" という価値観を強調することに意味があった。
その瞬間、トーテンフェルス侯爵の眉がピクリと動く。
「…ふむ。なるほど、グローナウ子爵家は名門とはいえ、武家としての矜持よりも、本家の庇護のもと安定を取る道を選ばれたか。確かに、戦乱の時代では賢明な判断だろうな」
一見、穏やかな口調。だが、その言葉には確実に「軟弱者」という棘が含まれていた。さらにグローナウ子爵が「ツァンラートブルク式軍隊編成」への切り替わりを強制されたことも、トーテンフェルス侯爵にとって「真の強さを捨てて物量に頼る弱者の戦い方」と軽蔑する一因だ。
グローナウ子爵の顔が紅潮する。彼らは確かに本家の影響下にあるが、それを誇るつもりはない。むしろ、トーテンフェルス侯爵のような「己の誇りを守るために戦う武人」に見下されることこそ、彼らにとって最大の屈辱だった。
「侯爵殿、言葉にはお気をつけください。我々グローナウは、誇りを捨てたわけではございませんぞ」
「ほう? ならば、ツァンラートブルク伯爵の庇護なしに、どれほど戦えるというのか?」
トーテンフェルス侯爵が鋭い目で問いかける。
このままでは言い争いになりかねない。グローナウ子爵が口を開こうとした瞬間、ヴァイス夫人が再び微笑んだ。
「まぁまぁ、お二方、ここは祝いの席でございますわ。ですが…確かに、私も以前より気になっておりましたの」
彼女は一呼吸置き、わざとためらう素振りを見せる。あえて言葉を選ぶように見せることで、より関心を引く。
「シュタインハウアー侯爵様、あなた様ほどのご家柄が、なぜ武門の誉れ高きトーテンフェルス侯爵様と盟を結ばれているのか…?」
その瞬間、シュタインハウアー侯爵の目が細くなる。
「……ふむ。どういう意味ですかな?」
ゲルハルト・トーテンフェルスⅡ世ごとトーテンフェルス侯爵は若き頃、父のトーテンフェルスⅠ世とともに、また子爵だった初代ツァンラートブルクと戦場で肩を並べて、魔族に立ち向かい勝利を掴んだ猛将だ。
しかし父の親友でもあった初代ツァンラートブルクとは理念の違いで仲違いをし、南方での影響力が強いツァンラートブルク家と拮抗するためにシュタインハウアー侯爵に接近した。シュタインハウアー侯爵から見れば、南方随一の武将として名高いトーテンフェルス侯爵が自ら接近して来たことは濡れ手で粟以外の何ものでもなく、こうして両家は盟友になった。
ヴァイス夫人はあくまで無邪気な微笑を浮かべたまま言葉を続ける。
「いえ、ただの興味本位でございますの。シュタインハウアー侯爵様は大変格式高く、武よりも理を重んじるお方。そしてトーテンフェルス侯爵様は、戦場こそが全てとお考えの誉れ高き武人。そのご理念の違いが、さぞや興味深い関係を築かれているのでしょうと…」
トーテンフェルス侯爵がシュタインハウアー侯爵の方をちらりと見る。
「ヴァイス夫人、それは何か皮肉を込めた言葉か?」
「とんでもございませんわ。ただ、"戦場では己の剣のみが信じられる" とおっしゃったのは、確かトーテンフェルス侯爵様でしたかしら? 侯爵様ほどのお方が、盟友とされる相手が"剣よりも金を信じる"お方とは、少々意外に思えましたの」
ヴァイス夫人は、わざとらしく小さくため息をつく。
「武門の誉れ高きトーテンフェルス侯爵様が、商売人のような計算高い方と手を組むとは、これもまた時代の流れというものですのね…」
彼女の狙いはただ一つ。
——トーテンフェルス侯爵の誇りを利用し、シュタインハウアー侯爵との関係にヒビを入れること。
シュタインハウアー侯爵の目が冷たく光る。
「ヴァイス夫人。言葉には慎重になられた方がよろしい」
「まぁ、恐れ入りますわ。それに、私はただ"意外に思った"と言っただけですの。ですが、侯爵様がそのように反応されるということは……何かやましいことでも?」
「……ふん」
シュタインハウアー侯爵はグラスを傾け、ワインを一口飲む。
トーテンフェルス侯爵も無言のまま、わずかに目を細めた。
——一度生まれた疑念は、そう簡単には消えない。
ヴァイス夫人はグラスを掲げ、優雅に笑った。
彼らが勝手に牽制し合い、ヴァイス家と真正面から対立しないよう仕向ける。それが彼女の狙いだった。
「連環の計」はすでに始まっている。
***
昼食が終わり、貴族たちがワイングラスを片手にグループに別れて雑談に興じている。
グローナウ子爵家、シュタインハウアー侯爵家、トーテンフェルス侯爵家の3つのターゲットは、やはり立場が似通っていることもあり、ダイニング・ホールの隅で固まっている。
「シュタインハウアー侯爵様にぜひご紹介したい方がいるのですわ」
ヴァイス夫人は、にこやかに微笑みながら、シュタインハウアー侯爵に話しかける。その言葉に、侯爵はわずかに眉をひそめる。
「紹介…ですか?」
「ええ。きっと、あなた様も関心をお持ちになる方かと。さぁ、どうぞこちらへ」
そう言ってヴァイス夫人は、すっと手を差し出した。
彼女がパーティーのホストである以上、招待客であるグローナウ子爵もシュタインハウアー侯爵も、無下には断れない。実際、シュタインハウアー侯爵は少し考えた後、無言で歩を進めた。グローナウ子爵も、内心の警戒を隠しながら、それに続く。
彼らがついてくるのを確認すると、ヴァイス夫人は目を細めた。
その一方で、夫人があらかじめ指示を出していたベルタは、すでに動いていた。彼女の役目は「トーテンフェルス侯爵を引き止めること」。そのための切り札は、ヴァイス家が擁するある高名な騎士だった。
「侯爵様」
ベルタは、トーテンフェルス侯爵のすぐそばに立ち、恭しく一礼した。そして、彼の目の前へと、ゆっくりと一人の男を伴った。
壮年の騎士。強者の気配をまとわせながらも、その足取りにはかすかに重さがある。左腕の袖口はきっちりと折りたたまれ、腕がそこにないことを物語っていた。
「……おお、貴殿は……!」
トーテンフェルス侯爵の表情がわずかに動く。彼もまた、この男の名を知らぬはずがなかった。
「久しぶりですな、トーテンフェルス侯爵殿」
騎士は静かに一礼した。その声音には、かつて戦場で敵味方問わず恐れられた鋼の意志が宿っている。
彼は、かつて戦場で「不落の剣」と謳われた騎士だった。だが、幾度もの激戦の末、彼の体は深く損なわれた。左腕を失い、全身に刻まれた傷は治癒魔法をもってしても回復不能。その結果、第一線から退くことを余儀なくされたのだ。
トーテンフェルス侯爵はしばしの間、言葉を発しなかった。彼が誇るべき「武人」の一人が、今こうしてかつての栄光を失った姿で目の前に立っている。だが、彼の眼差しは決して濁ってはいない。
「……貴殿は、今はどうしている?」
その問いに、騎士は微笑みながら答えた。
「ええ、今は後進の育成に励んでおります。幸いにも、私は戦場を離れても食うに困らぬ身。ヴァイス殿が新たに広めた『保険』のおかげでな」
「……保険、だと?」
トーテンフェルス侯爵の表情がわずかに動く。
「左腕を失い、全盛期の力をなくした私が、それでも安穏と暮らし、後輩たちを鍛えることができるのは、この制度のおかげです。現役時代の私の給与から支払っていた蓄えが、今になって恩恵となって戻ってきたのですよ」
「……ふむ」
トーテンフェルス侯爵は腕を組み、静かに考え込んだ。確かに、「保険」なるものが始まってからというもの、兵たちの士気が妙に高まっていることには気づいていた。
「兵どもが、この『保険』とやらに加入したがる理由は、まさにそこか」
「はい。万が一戦えぬ身になっても、自分や家族が路頭に迷わぬという安心感がある。だからこそ、今の彼らは恐れずに剣を振るい、命を懸けて戦場に立つことができるのです」
トーテンフェルス侯爵の目が細められる。
彼の領地でも、すでに多くの兵士がこの制度に加入している。そして、事実として士気は以前よりも上がっていた。戦場に立つ者が、万が一を考えずに突き進むことができる——これは戦う者にとって、確かに大きな強みだった。
「なるほど、貴殿ほどの武人が、そのようなことを口にするとはな……」
トーテンフェルス侯爵は、改めて目の前の騎士をじっと見つめた。彼はもう剣を振るうことはない。だが、彼の心は折れていない。むしろ、その生き方はかつて以上に堂々としている。
「……ふっ」
トーテンフェルス侯爵は、かすかに笑った。そして、ワインを一口含む。
「貴殿がそれほどまでに言うのなら、少しは認めてやってもいいかもしれんな」
その言葉に、騎士は静かに微笑む。
——これで、トーテンフェルス侯爵は「ヴァイス家の保険制度」がただの金儲けの手段でしかないという考えを改めるようになった。
ヴァイス夫人の策略は、着実に実を結びつつあった。
わざと「武門」と言った。武を誇るトーテンフェルス侯爵の前で、"上に従うことは当然" という価値観を強調することに意味があった。
その瞬間、トーテンフェルス侯爵の眉がピクリと動く。
「…ふむ。なるほど、グローナウ子爵家は名門とはいえ、武家としての矜持よりも、本家の庇護のもと安定を取る道を選ばれたか。確かに、戦乱の時代では賢明な判断だろうな」
一見、穏やかな口調。だが、その言葉には確実に「軟弱者」という棘が含まれていた。さらにグローナウ子爵が「ツァンラートブルク式軍隊編成」への切り替わりを強制されたことも、トーテンフェルス侯爵にとって「真の強さを捨てて物量に頼る弱者の戦い方」と軽蔑する一因だ。
グローナウ子爵の顔が紅潮する。彼らは確かに本家の影響下にあるが、それを誇るつもりはない。むしろ、トーテンフェルス侯爵のような「己の誇りを守るために戦う武人」に見下されることこそ、彼らにとって最大の屈辱だった。
「侯爵殿、言葉にはお気をつけください。我々グローナウは、誇りを捨てたわけではございませんぞ」
「ほう? ならば、ツァンラートブルク伯爵の庇護なしに、どれほど戦えるというのか?」
トーテンフェルス侯爵が鋭い目で問いかける。
このままでは言い争いになりかねない。グローナウ子爵が口を開こうとした瞬間、ヴァイス夫人が再び微笑んだ。
「まぁまぁ、お二方、ここは祝いの席でございますわ。ですが…確かに、私も以前より気になっておりましたの」
彼女は一呼吸置き、わざとためらう素振りを見せる。あえて言葉を選ぶように見せることで、より関心を引く。
「シュタインハウアー侯爵様、あなた様ほどのご家柄が、なぜ武門の誉れ高きトーテンフェルス侯爵様と盟を結ばれているのか…?」
その瞬間、シュタインハウアー侯爵の目が細くなる。
「……ふむ。どういう意味ですかな?」
ゲルハルト・トーテンフェルスⅡ世ごとトーテンフェルス侯爵は若き頃、父のトーテンフェルスⅠ世とともに、また子爵だった初代ツァンラートブルクと戦場で肩を並べて、魔族に立ち向かい勝利を掴んだ猛将だ。
しかし父の親友でもあった初代ツァンラートブルクとは理念の違いで仲違いをし、南方での影響力が強いツァンラートブルク家と拮抗するためにシュタインハウアー侯爵に接近した。シュタインハウアー侯爵から見れば、南方随一の武将として名高いトーテンフェルス侯爵が自ら接近して来たことは濡れ手で粟以外の何ものでもなく、こうして両家は盟友になった。
ヴァイス夫人はあくまで無邪気な微笑を浮かべたまま言葉を続ける。
「いえ、ただの興味本位でございますの。シュタインハウアー侯爵様は大変格式高く、武よりも理を重んじるお方。そしてトーテンフェルス侯爵様は、戦場こそが全てとお考えの誉れ高き武人。そのご理念の違いが、さぞや興味深い関係を築かれているのでしょうと…」
トーテンフェルス侯爵がシュタインハウアー侯爵の方をちらりと見る。
「ヴァイス夫人、それは何か皮肉を込めた言葉か?」
「とんでもございませんわ。ただ、"戦場では己の剣のみが信じられる" とおっしゃったのは、確かトーテンフェルス侯爵様でしたかしら? 侯爵様ほどのお方が、盟友とされる相手が"剣よりも金を信じる"お方とは、少々意外に思えましたの」
ヴァイス夫人は、わざとらしく小さくため息をつく。
「武門の誉れ高きトーテンフェルス侯爵様が、商売人のような計算高い方と手を組むとは、これもまた時代の流れというものですのね…」
彼女の狙いはただ一つ。
——トーテンフェルス侯爵の誇りを利用し、シュタインハウアー侯爵との関係にヒビを入れること。
シュタインハウアー侯爵の目が冷たく光る。
「ヴァイス夫人。言葉には慎重になられた方がよろしい」
「まぁ、恐れ入りますわ。それに、私はただ"意外に思った"と言っただけですの。ですが、侯爵様がそのように反応されるということは……何かやましいことでも?」
「……ふん」
シュタインハウアー侯爵はグラスを傾け、ワインを一口飲む。
トーテンフェルス侯爵も無言のまま、わずかに目を細めた。
——一度生まれた疑念は、そう簡単には消えない。
ヴァイス夫人はグラスを掲げ、優雅に笑った。
彼らが勝手に牽制し合い、ヴァイス家と真正面から対立しないよう仕向ける。それが彼女の狙いだった。
「連環の計」はすでに始まっている。
***
昼食が終わり、貴族たちがワイングラスを片手にグループに別れて雑談に興じている。
グローナウ子爵家、シュタインハウアー侯爵家、トーテンフェルス侯爵家の3つのターゲットは、やはり立場が似通っていることもあり、ダイニング・ホールの隅で固まっている。
「シュタインハウアー侯爵様にぜひご紹介したい方がいるのですわ」
ヴァイス夫人は、にこやかに微笑みながら、シュタインハウアー侯爵に話しかける。その言葉に、侯爵はわずかに眉をひそめる。
「紹介…ですか?」
「ええ。きっと、あなた様も関心をお持ちになる方かと。さぁ、どうぞこちらへ」
そう言ってヴァイス夫人は、すっと手を差し出した。
彼女がパーティーのホストである以上、招待客であるグローナウ子爵もシュタインハウアー侯爵も、無下には断れない。実際、シュタインハウアー侯爵は少し考えた後、無言で歩を進めた。グローナウ子爵も、内心の警戒を隠しながら、それに続く。
彼らがついてくるのを確認すると、ヴァイス夫人は目を細めた。
その一方で、夫人があらかじめ指示を出していたベルタは、すでに動いていた。彼女の役目は「トーテンフェルス侯爵を引き止めること」。そのための切り札は、ヴァイス家が擁するある高名な騎士だった。
「侯爵様」
ベルタは、トーテンフェルス侯爵のすぐそばに立ち、恭しく一礼した。そして、彼の目の前へと、ゆっくりと一人の男を伴った。
壮年の騎士。強者の気配をまとわせながらも、その足取りにはかすかに重さがある。左腕の袖口はきっちりと折りたたまれ、腕がそこにないことを物語っていた。
「……おお、貴殿は……!」
トーテンフェルス侯爵の表情がわずかに動く。彼もまた、この男の名を知らぬはずがなかった。
「久しぶりですな、トーテンフェルス侯爵殿」
騎士は静かに一礼した。その声音には、かつて戦場で敵味方問わず恐れられた鋼の意志が宿っている。
彼は、かつて戦場で「不落の剣」と謳われた騎士だった。だが、幾度もの激戦の末、彼の体は深く損なわれた。左腕を失い、全身に刻まれた傷は治癒魔法をもってしても回復不能。その結果、第一線から退くことを余儀なくされたのだ。
トーテンフェルス侯爵はしばしの間、言葉を発しなかった。彼が誇るべき「武人」の一人が、今こうしてかつての栄光を失った姿で目の前に立っている。だが、彼の眼差しは決して濁ってはいない。
「……貴殿は、今はどうしている?」
その問いに、騎士は微笑みながら答えた。
「ええ、今は後進の育成に励んでおります。幸いにも、私は戦場を離れても食うに困らぬ身。ヴァイス殿が新たに広めた『保険』のおかげでな」
「……保険、だと?」
トーテンフェルス侯爵の表情がわずかに動く。
「左腕を失い、全盛期の力をなくした私が、それでも安穏と暮らし、後輩たちを鍛えることができるのは、この制度のおかげです。現役時代の私の給与から支払っていた蓄えが、今になって恩恵となって戻ってきたのですよ」
「……ふむ」
トーテンフェルス侯爵は腕を組み、静かに考え込んだ。確かに、「保険」なるものが始まってからというもの、兵たちの士気が妙に高まっていることには気づいていた。
「兵どもが、この『保険』とやらに加入したがる理由は、まさにそこか」
「はい。万が一戦えぬ身になっても、自分や家族が路頭に迷わぬという安心感がある。だからこそ、今の彼らは恐れずに剣を振るい、命を懸けて戦場に立つことができるのです」
トーテンフェルス侯爵の目が細められる。
彼の領地でも、すでに多くの兵士がこの制度に加入している。そして、事実として士気は以前よりも上がっていた。戦場に立つ者が、万が一を考えずに突き進むことができる——これは戦う者にとって、確かに大きな強みだった。
「なるほど、貴殿ほどの武人が、そのようなことを口にするとはな……」
トーテンフェルス侯爵は、改めて目の前の騎士をじっと見つめた。彼はもう剣を振るうことはない。だが、彼の心は折れていない。むしろ、その生き方はかつて以上に堂々としている。
「……ふっ」
トーテンフェルス侯爵は、かすかに笑った。そして、ワインを一口含む。
「貴殿がそれほどまでに言うのなら、少しは認めてやってもいいかもしれんな」
その言葉に、騎士は静かに微笑む。
——これで、トーテンフェルス侯爵は「ヴァイス家の保険制度」がただの金儲けの手段でしかないという考えを改めるようになった。
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