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エクトプラズム・フレンチ・キス
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「精霊騎士殿ぉ、ッ!?」
天幕に足の数からすると三人の兵士がなだれ込んできて硬直した。着衣を乱されたミネアが大きなベッドに仰向けに転がっているからだろう。
それを見越して半裸のサービスだ。
「何事だ?」
「おい! どうなっている!」
外の兵士に事情を確認しに言ったようだ。
ランナがやってこなかったのは幸いだが、見張りの兵士はオレが中にいることを知っていて、外に出ていないこともわかっている。
時間がない。
オレはベッドの下に潜んだまま、凝った装飾の施された小箱の鍵を開ける作業をつづける。暗がりで手の感触だけなので少し手こずっている。おそらくは宝石箱、この中に魔素結晶が混ざっていればルーヴァの役に立つはずだ。
「お二方が拾った奴隷を連れ込まれて」
「拾った奴隷!?」
「素性はわかりませんが、やたらと美しい男に女装をさせておられたとか、そうなると我々も中の様子までは確認できず」
「起きてください! タイター殿!」
ベッドの上が騒がしくなっていた。
「その奴隷はどこだ!」
叫び声と同時に鍵が開いた。
「♪」
オレは軽く拳を握る。
やはり宝石だった。ランナはあまり着飾る雰囲気がなかったが、ミネアはアクセサリーを色々と身につけていたし、偉ぶりたがる人間は、そういう装飾を好むものだ。
中身をかっさらって口の中や服の中、下着の中にまで入れていく。そしてミネアから奪った武器を掴んだ。天幕の中は荒らしておいた。ベッドの下もシーツを破って少しのぞき込んだだけでは見えないように塞いでいる。
デカいベッドなので下は薄暗い。
入り口を通る足が見えるぐらいの幅のみ。
騒ぎを聞きつけて何人もが入ってきて、中を探しているが、ベッドにはあまり近づかない。これも予想の内だ。精霊騎士、おそらくただの兵士より上の地位にあり、かつ強い可能性のある存在が半裸でそれも恍惚の表情で寝ているそのベッドを荒らす度胸はおそらく兵士たちにもない。
そしてこの異世界、まだ出版は未成熟だ。
新聞や書物はそれなりに流通しているが、教養的なものがほとんど、つまりエロ本をベッドの下に隠す発想がまだ存在していない可能性が高い。男たちは即座に気づけないのだ。
「起きてください!」
「もぉ、激しいよぉ、ンっ」
「タイター殿!」
「! な、ワタシ? は、はだかぁ!?」
「何事ですか?」
「出て行けぇっ!?」
ミネアが怒鳴った。
兵士たちが慌てて飛び出していく。
「失礼いたしました!」
大勢の声が揃う。
「ですが、火急の用件でして! ルーヴァ・パティとマリ・カーガーが現れました! ランナ殿が戦っています! 案内いたしますのですぐにも応援を!」
そして天幕の外から報告。
「……!」
ルーヴァが来た?
「支度をするから少し待ちなさぁい!」
苛立ちを抑えきれない声で、ミネアが言う。
「テオは? 逃げたの?」
バタバタと着替える衣擦れの音。
「ワタシにあんなことしてぇっ」
ちょっと涙声だ。
経験豊富な風だったがあまりいい経験してないみたいだったからな。他人のことを言えないが。なんか教義がどうとかで、結婚相手以外とはキスしてはいかん国らしかったのだが、思いっきり奪ってしまった。
唇が弱点と聞いては仕方がない。
自分で唇を弄んで悦んでいたところに強引に襲いかかり、愛玩奴隷・十二の愛され技の三、エクトプラズム・フレンチ・キスによって夢心地を味わってもらった。
これはかつて火遊びをした奥さんがあまりにも絶頂しすぎて医者を呼ばれて「魂が抜けていますね」と診断されたことに由来する。女性はイケメンでも奴隷とセックスしたがらない。主に確実な避妊法が確立されてないことに由来するが、結果として前戯がかなり磨かれていた。
「ワタシのナイフがないっ!」
ミネアが叫ぶ。
「盗まれたぁっ! あぁっ! もぉ!」
そう叫びながらも、しかしなにかカラカラと別の武器を掴んで天幕を飛び出していく。逃げずにベッド下に潜んでいるとは思わなかったようだ。幸運だが、しかし安心するには早いだろう。
天幕が本拠地なら兵士は外にまだいる。
オレはゆっくりとベッド下から這い出て、天幕の外の様子を訪ねる。物の声を聞く力は実際こういうときに便利だ。兵士の配置を確認して、トレンチナイフというのだろうか、拳を保護する持ち手と一体化した短剣で突き破り、外へと脱出する。
ひとまず危機は、
「何者だ!」
去ってなかった。まったく。
「……」
付近にいなかった兵士たちの位置まで天幕が教えてくれる訳ではない。両手にナイフを持った女装した男である。まともなカツラがあれば女で通せるが、精霊界の人間の基準で言っても、束ねて斬るだけの奴隷ヘアは女らしさがない。怪しくないことを証明する方が難しいだろう。
「おい、ランナ殿が連れ込んだ奴隷じゃないか」
「なんだなんだ」
最初の兵士の声に引き寄せられるように、集まってきている。まずい、一対一ならばこの不完全女装でも男のひとりぐらいなんとかできるが、複数人相手だとさすがに主導権を取れない。
輪姦される!
「ひ」
膝が笑った。
トラウマ。愛され技を拾得するまでの地獄の特訓が蘇ってくる。別に特訓したい訳でもないのに特訓するしかない、奴隷的努力の日々。
くっそ、美少女とキスしたりしたから!
だいたい良いことの後には悪いことがある。そういう世界の仕組みはわかってるつもりだった。その意味で、ルーヴァと出会った時点でもうオレのバランスは崩壊してるんだろうけど。
オレは走り出した。
「逃げたぞ!」
「そっちだ! 追え!」
男たちの声が追いかけてくる。
ナイフは持っているが、もちろん戦う術などオレにはないし、兵士たちと戦ってどうにかなると思うほど楽観的でもない。ともかく走るしかないのだ。逃げて、逃げて、逃げて、逃げれば。
ルーヴァがきっと。
「……」
男として情けないが、それしか活路は。
さくっ。
『聞こえるか人間よ』
「!?」
踏みしめた地面から声が聞こえてくる。それは、いつも問いかけて答えてくる物の声と同じ感覚だが、しかし、あちらから呼びかけられたのははじめてのことだ。
「殺すな! 捕らえろ!」
長い槍の柄が、オレの頭上をかすめた。
「!」
オレが転がって避けると、別の兵士が馬乗りになってくる。その目はギラギラとした欲望に満ちていた。片腕を押さえ込み、めくる必要もないスカートをめくってくる。
「ぺっ!」
くれてやるのは少々もったいなかったが、口に含んでいた宝石を吐き出してそのニヤケた面にたたき込み、視線が逸れたところにナックルガードで拳をたたき込む。
『大地の声を聞け』
「ぐぁっ!」
「聞いてられねぇよ!」
この緊急事態に大地の声とか。
オレは兵士をすり抜けるが、他の兵士たちの数は増えてきている。松明の灯りも広がってきていた。だが逆に闇に向かって走れる。どこへ向かうかじゃない、捕まらないことだ。
『大地の声を聞け。人間よ』
だから、うっさいっての。
裸足の足が地面を踏みしめるたびに、全身に声が響いてくる。なんで問うてもいないのに答えてくるのか。なんのスイッチが入ったんだ。
『大地の声を……』
「やかましいっ!」
オレは叫んだ。
「聞いてねぇんだよ!」
「だれと喋ってるんだ!?」「頭がおかしいんだろう。奴隷だからな」「ああ、あのタイター殿を出し抜こうっておかしさだ」「精霊騎士だぞ、なにを考えてる」
響いたオレの声に兵士たちがざわめく。
ああ、頭のおかしい奴隷だと思われてる。
異世界人特有のアレだ。
『大地の声を聞けっつってんだろスケベ虫!』
そして地面の声が子供っぽくなった。
「はぁ!?」
オレは走りながら叫ぶ。
『スケベ虫だっつってんだ! 生き延びたくないのか!? 虫なら虫らしく地面を這え!』
「這えって」
木の根に引っかかって転んだのはそのときだ。
ヘッドスライディング状態で落ち葉の積もった地面に頭から突っ込んだオレの身体は、しかしぶつかることなく、ぬるりと地面の中へと滑り込んでいく。信じられないが、足を動かすと、泳げていた。
天幕に足の数からすると三人の兵士がなだれ込んできて硬直した。着衣を乱されたミネアが大きなベッドに仰向けに転がっているからだろう。
それを見越して半裸のサービスだ。
「何事だ?」
「おい! どうなっている!」
外の兵士に事情を確認しに言ったようだ。
ランナがやってこなかったのは幸いだが、見張りの兵士はオレが中にいることを知っていて、外に出ていないこともわかっている。
時間がない。
オレはベッドの下に潜んだまま、凝った装飾の施された小箱の鍵を開ける作業をつづける。暗がりで手の感触だけなので少し手こずっている。おそらくは宝石箱、この中に魔素結晶が混ざっていればルーヴァの役に立つはずだ。
「お二方が拾った奴隷を連れ込まれて」
「拾った奴隷!?」
「素性はわかりませんが、やたらと美しい男に女装をさせておられたとか、そうなると我々も中の様子までは確認できず」
「起きてください! タイター殿!」
ベッドの上が騒がしくなっていた。
「その奴隷はどこだ!」
叫び声と同時に鍵が開いた。
「♪」
オレは軽く拳を握る。
やはり宝石だった。ランナはあまり着飾る雰囲気がなかったが、ミネアはアクセサリーを色々と身につけていたし、偉ぶりたがる人間は、そういう装飾を好むものだ。
中身をかっさらって口の中や服の中、下着の中にまで入れていく。そしてミネアから奪った武器を掴んだ。天幕の中は荒らしておいた。ベッドの下もシーツを破って少しのぞき込んだだけでは見えないように塞いでいる。
デカいベッドなので下は薄暗い。
入り口を通る足が見えるぐらいの幅のみ。
騒ぎを聞きつけて何人もが入ってきて、中を探しているが、ベッドにはあまり近づかない。これも予想の内だ。精霊騎士、おそらくただの兵士より上の地位にあり、かつ強い可能性のある存在が半裸でそれも恍惚の表情で寝ているそのベッドを荒らす度胸はおそらく兵士たちにもない。
そしてこの異世界、まだ出版は未成熟だ。
新聞や書物はそれなりに流通しているが、教養的なものがほとんど、つまりエロ本をベッドの下に隠す発想がまだ存在していない可能性が高い。男たちは即座に気づけないのだ。
「起きてください!」
「もぉ、激しいよぉ、ンっ」
「タイター殿!」
「! な、ワタシ? は、はだかぁ!?」
「何事ですか?」
「出て行けぇっ!?」
ミネアが怒鳴った。
兵士たちが慌てて飛び出していく。
「失礼いたしました!」
大勢の声が揃う。
「ですが、火急の用件でして! ルーヴァ・パティとマリ・カーガーが現れました! ランナ殿が戦っています! 案内いたしますのですぐにも応援を!」
そして天幕の外から報告。
「……!」
ルーヴァが来た?
「支度をするから少し待ちなさぁい!」
苛立ちを抑えきれない声で、ミネアが言う。
「テオは? 逃げたの?」
バタバタと着替える衣擦れの音。
「ワタシにあんなことしてぇっ」
ちょっと涙声だ。
経験豊富な風だったがあまりいい経験してないみたいだったからな。他人のことを言えないが。なんか教義がどうとかで、結婚相手以外とはキスしてはいかん国らしかったのだが、思いっきり奪ってしまった。
唇が弱点と聞いては仕方がない。
自分で唇を弄んで悦んでいたところに強引に襲いかかり、愛玩奴隷・十二の愛され技の三、エクトプラズム・フレンチ・キスによって夢心地を味わってもらった。
これはかつて火遊びをした奥さんがあまりにも絶頂しすぎて医者を呼ばれて「魂が抜けていますね」と診断されたことに由来する。女性はイケメンでも奴隷とセックスしたがらない。主に確実な避妊法が確立されてないことに由来するが、結果として前戯がかなり磨かれていた。
「ワタシのナイフがないっ!」
ミネアが叫ぶ。
「盗まれたぁっ! あぁっ! もぉ!」
そう叫びながらも、しかしなにかカラカラと別の武器を掴んで天幕を飛び出していく。逃げずにベッド下に潜んでいるとは思わなかったようだ。幸運だが、しかし安心するには早いだろう。
天幕が本拠地なら兵士は外にまだいる。
オレはゆっくりとベッド下から這い出て、天幕の外の様子を訪ねる。物の声を聞く力は実際こういうときに便利だ。兵士の配置を確認して、トレンチナイフというのだろうか、拳を保護する持ち手と一体化した短剣で突き破り、外へと脱出する。
ひとまず危機は、
「何者だ!」
去ってなかった。まったく。
「……」
付近にいなかった兵士たちの位置まで天幕が教えてくれる訳ではない。両手にナイフを持った女装した男である。まともなカツラがあれば女で通せるが、精霊界の人間の基準で言っても、束ねて斬るだけの奴隷ヘアは女らしさがない。怪しくないことを証明する方が難しいだろう。
「おい、ランナ殿が連れ込んだ奴隷じゃないか」
「なんだなんだ」
最初の兵士の声に引き寄せられるように、集まってきている。まずい、一対一ならばこの不完全女装でも男のひとりぐらいなんとかできるが、複数人相手だとさすがに主導権を取れない。
輪姦される!
「ひ」
膝が笑った。
トラウマ。愛され技を拾得するまでの地獄の特訓が蘇ってくる。別に特訓したい訳でもないのに特訓するしかない、奴隷的努力の日々。
くっそ、美少女とキスしたりしたから!
だいたい良いことの後には悪いことがある。そういう世界の仕組みはわかってるつもりだった。その意味で、ルーヴァと出会った時点でもうオレのバランスは崩壊してるんだろうけど。
オレは走り出した。
「逃げたぞ!」
「そっちだ! 追え!」
男たちの声が追いかけてくる。
ナイフは持っているが、もちろん戦う術などオレにはないし、兵士たちと戦ってどうにかなると思うほど楽観的でもない。ともかく走るしかないのだ。逃げて、逃げて、逃げて、逃げれば。
ルーヴァがきっと。
「……」
男として情けないが、それしか活路は。
さくっ。
『聞こえるか人間よ』
「!?」
踏みしめた地面から声が聞こえてくる。それは、いつも問いかけて答えてくる物の声と同じ感覚だが、しかし、あちらから呼びかけられたのははじめてのことだ。
「殺すな! 捕らえろ!」
長い槍の柄が、オレの頭上をかすめた。
「!」
オレが転がって避けると、別の兵士が馬乗りになってくる。その目はギラギラとした欲望に満ちていた。片腕を押さえ込み、めくる必要もないスカートをめくってくる。
「ぺっ!」
くれてやるのは少々もったいなかったが、口に含んでいた宝石を吐き出してそのニヤケた面にたたき込み、視線が逸れたところにナックルガードで拳をたたき込む。
『大地の声を聞け』
「ぐぁっ!」
「聞いてられねぇよ!」
この緊急事態に大地の声とか。
オレは兵士をすり抜けるが、他の兵士たちの数は増えてきている。松明の灯りも広がってきていた。だが逆に闇に向かって走れる。どこへ向かうかじゃない、捕まらないことだ。
『大地の声を聞け。人間よ』
だから、うっさいっての。
裸足の足が地面を踏みしめるたびに、全身に声が響いてくる。なんで問うてもいないのに答えてくるのか。なんのスイッチが入ったんだ。
『大地の声を……』
「やかましいっ!」
オレは叫んだ。
「聞いてねぇんだよ!」
「だれと喋ってるんだ!?」「頭がおかしいんだろう。奴隷だからな」「ああ、あのタイター殿を出し抜こうっておかしさだ」「精霊騎士だぞ、なにを考えてる」
響いたオレの声に兵士たちがざわめく。
ああ、頭のおかしい奴隷だと思われてる。
異世界人特有のアレだ。
『大地の声を聞けっつってんだろスケベ虫!』
そして地面の声が子供っぽくなった。
「はぁ!?」
オレは走りながら叫ぶ。
『スケベ虫だっつってんだ! 生き延びたくないのか!? 虫なら虫らしく地面を這え!』
「這えって」
木の根に引っかかって転んだのはそのときだ。
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