8 / 30
マリ・カーガー
しおりを挟む
交代で獣車を操り、精霊樹に咲き乱れる花に透けた星空が、朝日に色を変えた頃、荒れた道が石畳に変わって屋敷が姿を現した。大きな町でもまず見かけないような立派な洋館だ。
異世界で洋風というのも意味不明ではあるが。
けれど、世界を管理してる神が共通しているのだからに似たような部分は出てくるのだろう。人間型をしているという共通点やイケメンの概念がかけ離れていないことなど、美しさを感じる基準みたいなものは同じな気がする。
「ルーヴァ、ニュド、着いたみたいだけど」
オレは獣車を停めて、荷台で寝ている魔王の娘と一つ目少女に声をかける。二人はひとつの毛布に仲良くくるまっていた。春でも夜は少しばかり冷える。
「んん。おはよ。テオ」
ルーヴァが身体を起こすと、その大きな胸に顔を埋めるニュドの短い髪の後頭部が見えた。なんてうらやましい状態なんだ。抱き枕みたいにしてるじゃないか。
「起きられる?」
そしてその頭を撫でている。
「……」
しかし首を振る。
「ダメみたい。目の種族は夜型というか、光に弱いところがあるから。ここで寝て待ってる? うん。うん、たぶん話が長くなるから寝てていいわ。でもあとでお風呂と着替えね?」
ルーヴァは毛布を一つ目少女にかぶせて、自分は抜け出るとぐっと伸びをする。着替えていないドレスの胸元が開いてかなり目の毒だ。
いや、立場的には堂々と見てもいいのか?
「風呂か」
農場の奴隷になってからは入ってないから、すごい久しぶりだ。精霊界は水が豊富なのか、日本とそれほど変わらない入浴文化があるのだが、立場的にあまり堪能できてない。
半分は仕事場みたいなものだったし。
「テオと一緒にお風呂っ?」
ルーヴァは鼻血を垂らしている。
「たぶん死ぬでしょ、オレ」
入りたいのは山々だが、魔族と人間の間にはスキンシップ以前の壁がある。差別でもなんでもなく、非常に現実的な魔力の壁が。
「むー」
鼻血を拭いながら、頬を膨らませる。
「まずは、その侍女の人に会いに行こう。名前はなんて言ったっけ? マリ?」
「マリ・カーガー」
オレとルーヴァは荷台から降りて、高い柵に囲まれた屋敷の門に向かう。話は聞いていた。魔王の幼なじみにして、魔族最強の呼び声も高いが、決してだれも魔王には推薦しない女であると。
「どちらさまですか?」
門の前に立つと、その内側の庭木から子供がひょっこりと顔を出した。全身が体毛に覆われたサルっぽい雰囲気の魔族だ。
「ルーヴァ・パティよ。マリにそう伝えて」
「王女様!? わかりましたっ!」
サル子供は頷いて地面にジャンプ、そのまま屋敷に走っていく。お尻も赤い。やっぱり異世界にも共通するものがあるようだ。
「王女ってあんな子供にも尊敬されてるのな」
「おそらく、そうじゃないわ」
ルーヴァは少し表情を暗くしている。
「え?」
「あの子たちは、たぶんこっちで生まれた魔族の子だろうから。魔王の娘のことなんて知ってる訳ないのよ。わかっていたけど、やっぱり。こればかりはどうしようもないみたいね」
「なんの話なのか……」
「ルーヴァ!」
屋敷の方から声がして、見ると、三階はある屋根の上で、腕がたくさんある女が手を振っている。あまりにも賑やかな動きで数えられない。
「はぁ」
溜息を吐きながら、手を振り返すルーヴァ。
「ルーヴァ! ルーヴァなのね! よく無事で! すっかり薄汚れて! あっははっ! なんて情けない姿! それが魔王の娘の姿なの!?」
屋根から飛び降り、ゆったりと歩きながら、大声で笑いながら喋っている。腕の一本は上品に顔を覆っていたけれど、他の数本はなんか喜んでいるみたいに楽しげに動いていた。
「落ちぶれたわね!」
明るく言うセリフじゃない。
「だれのせいでこうなってると?」
「あたしのせいにされても困る。シドラー坊やの野心に無頓着だったのはルーヴァたちの方でしょ? 油断しすぎなの」
「わたしが捕まってるのに助けにも来なかった」
ルーヴァは唇を尖らせる。
「だって、シドラー坊やったら、立派な屋敷をくれて、あたしの好きにしていいって言うんだもの。贈り物もこうして毎月くるし」
マリが振り返ると、屋敷の中から子供がわらわらと飛び出してくる。いろんな動物みたいなのや、身体の各部が多いのやら、小さいのやら大きいのやら。だが、ともかく幼稚園か保育園かみたいなテンションの声が響いた。
「立派なものじゃない。人間に捕まった魔族の子供を取り戻してくるんだから、シドラー坊やを魔王に認めてあげなさいよ」
走ってきた子供たちを腕で次々に抱き上げながら、マリは言う。なんというか、お母さんって感じの女性だった。外見的には若いようにも見えるけれど、しかしその力強さには経験を感じる。
「マリ。王女様?」
「王女様!?」
「あの王女様!?」
子供たちが口々に言う。
「そう。あの王女様! なかなかおねしょが治らなかったあの王女様! 夜ひとりでトイレにいけない王女様! 魔王に叱られて家出したはいいけど魔獣に追いかけられて一晩中走り回った王女様! 可愛かったのよ? 本当に!」
黒めの肌に、ふわりとしたグレーのボブヘア、肉感的な姿でなかなか圧倒される。悪く言えばおばちゃんって感じだ。これが魔族最強、と言われるとちょっと困惑する部分はないでもないが。
「おねしょ姫!」
「おねしょ姫、ほんもの!」
「おねしょ姫になっちゃうぞ!」
それにしても王女、凄い慕われ方だ。
反面教師なのか。
「……」
顔をしかめるルーヴァがあまり詳しく説明しなかったのもわかるような気がする。侍女とは言うけど、父親と幼なじみという時点で乳母というか、実質的な母親みたいなものだ。
「で? なんの用なの?」
「なんの用ってことないでしょう? シドラーのところから出てきたから、預けてた荷物を受け取りに来たの。それとわたしの夫を紹介に」
「夫?」
「テオ・ルブルクよ」
「あら? ゴミかと思ったら人間だったの?」
「……」
ナチュラルに無視されてるのは感じてた。
「ゴミとか言わないで! わたしを助け出してくれたんだから! そして新たな魔王になるんだから! そういう報告よ!」
ルーヴァは怒っている。
「魔王? 人間が?」
マリは子供たちをおろして屋敷に戻るように複数の手で示した。嫌な予感のする動きだ。自分の子供を溺愛する一方で、愛玩奴隷には歪んだ愛情を注ぐタイプは経験がある。
暴力的衝動のバランスを取るというか。
「ふぅん?」
「!」
腕の長さはバラバラだった。
見えていなかった角度に隠されていたさらなる腕が伸びてきてオレの頭を掠める。豪快に空気を斬る音は、しゃがんでいなかったら粉々に吹っ飛んでいたのではないかという感じだ。
「勘は悪くないみたい」
「マリ! なんのつもりで」
「魔王になるんなら、あたしも従えるってことでしょう? あたし、あいつに負けたことはないけど、実力は認めてたから、ちゃんと従ってはいたの。その遺言だし、七人全員が認めるなら、それに従うのもやぶさかじゃないけど」
いくつもの拳をボキボキボキボキと鳴らしながら、エプロンドレス姿の千手母さんがオレを睨みつけている。仁王像を正直思いだした。間違いなく魔王の風格はあると思う。まおかあさんとか。
「は、はじめまして、どうも」
オレは言った。
逃げたい。
だが、もうあの腕のリーチの中だ。
「人間くさいから喋らないでくれる?」
マリは赤い瞳でオレを見下した。
「若さ故の過ちは、大人が早めに潰さないと!」
複数の腕が同時にオレを狙っていた。
一本を避けても、確実に他で逃げ場を奪い、そしてしとめる。そういう攻撃なのは理解できた。ガードするしかない。それはわかったが、耐えられる予感はまったくなかった。
死ぬ。
「やめて!」
その横っ面を殴ってルーヴァが止めた。
「……」
だが、マリの瞳は凶暴さを増すだけだった。オレに向かっていた腕が、一気にルーヴァに反撃しようと向かっていく。オレは荷物袋に手を突っ込んで例の石壁を握りしめる。
死角に飛び込んで。
「子供のままごとなら可愛いけど」
だが、マリの視線から外れたはずのオレの目の前には、腕の一本が迫っていて、のばした指で額を突かれ、背後に倒される。
「テオ!」
「まったく可愛くない。十歳以上は」
オレに駆け寄ろうとした首を数本の腕が掴んでいた。ほとんど絞首刑みたいに吊り上げられて、ルーヴァがもがく。手も足も出ない。
異世界で洋風というのも意味不明ではあるが。
けれど、世界を管理してる神が共通しているのだからに似たような部分は出てくるのだろう。人間型をしているという共通点やイケメンの概念がかけ離れていないことなど、美しさを感じる基準みたいなものは同じな気がする。
「ルーヴァ、ニュド、着いたみたいだけど」
オレは獣車を停めて、荷台で寝ている魔王の娘と一つ目少女に声をかける。二人はひとつの毛布に仲良くくるまっていた。春でも夜は少しばかり冷える。
「んん。おはよ。テオ」
ルーヴァが身体を起こすと、その大きな胸に顔を埋めるニュドの短い髪の後頭部が見えた。なんてうらやましい状態なんだ。抱き枕みたいにしてるじゃないか。
「起きられる?」
そしてその頭を撫でている。
「……」
しかし首を振る。
「ダメみたい。目の種族は夜型というか、光に弱いところがあるから。ここで寝て待ってる? うん。うん、たぶん話が長くなるから寝てていいわ。でもあとでお風呂と着替えね?」
ルーヴァは毛布を一つ目少女にかぶせて、自分は抜け出るとぐっと伸びをする。着替えていないドレスの胸元が開いてかなり目の毒だ。
いや、立場的には堂々と見てもいいのか?
「風呂か」
農場の奴隷になってからは入ってないから、すごい久しぶりだ。精霊界は水が豊富なのか、日本とそれほど変わらない入浴文化があるのだが、立場的にあまり堪能できてない。
半分は仕事場みたいなものだったし。
「テオと一緒にお風呂っ?」
ルーヴァは鼻血を垂らしている。
「たぶん死ぬでしょ、オレ」
入りたいのは山々だが、魔族と人間の間にはスキンシップ以前の壁がある。差別でもなんでもなく、非常に現実的な魔力の壁が。
「むー」
鼻血を拭いながら、頬を膨らませる。
「まずは、その侍女の人に会いに行こう。名前はなんて言ったっけ? マリ?」
「マリ・カーガー」
オレとルーヴァは荷台から降りて、高い柵に囲まれた屋敷の門に向かう。話は聞いていた。魔王の幼なじみにして、魔族最強の呼び声も高いが、決してだれも魔王には推薦しない女であると。
「どちらさまですか?」
門の前に立つと、その内側の庭木から子供がひょっこりと顔を出した。全身が体毛に覆われたサルっぽい雰囲気の魔族だ。
「ルーヴァ・パティよ。マリにそう伝えて」
「王女様!? わかりましたっ!」
サル子供は頷いて地面にジャンプ、そのまま屋敷に走っていく。お尻も赤い。やっぱり異世界にも共通するものがあるようだ。
「王女ってあんな子供にも尊敬されてるのな」
「おそらく、そうじゃないわ」
ルーヴァは少し表情を暗くしている。
「え?」
「あの子たちは、たぶんこっちで生まれた魔族の子だろうから。魔王の娘のことなんて知ってる訳ないのよ。わかっていたけど、やっぱり。こればかりはどうしようもないみたいね」
「なんの話なのか……」
「ルーヴァ!」
屋敷の方から声がして、見ると、三階はある屋根の上で、腕がたくさんある女が手を振っている。あまりにも賑やかな動きで数えられない。
「はぁ」
溜息を吐きながら、手を振り返すルーヴァ。
「ルーヴァ! ルーヴァなのね! よく無事で! すっかり薄汚れて! あっははっ! なんて情けない姿! それが魔王の娘の姿なの!?」
屋根から飛び降り、ゆったりと歩きながら、大声で笑いながら喋っている。腕の一本は上品に顔を覆っていたけれど、他の数本はなんか喜んでいるみたいに楽しげに動いていた。
「落ちぶれたわね!」
明るく言うセリフじゃない。
「だれのせいでこうなってると?」
「あたしのせいにされても困る。シドラー坊やの野心に無頓着だったのはルーヴァたちの方でしょ? 油断しすぎなの」
「わたしが捕まってるのに助けにも来なかった」
ルーヴァは唇を尖らせる。
「だって、シドラー坊やったら、立派な屋敷をくれて、あたしの好きにしていいって言うんだもの。贈り物もこうして毎月くるし」
マリが振り返ると、屋敷の中から子供がわらわらと飛び出してくる。いろんな動物みたいなのや、身体の各部が多いのやら、小さいのやら大きいのやら。だが、ともかく幼稚園か保育園かみたいなテンションの声が響いた。
「立派なものじゃない。人間に捕まった魔族の子供を取り戻してくるんだから、シドラー坊やを魔王に認めてあげなさいよ」
走ってきた子供たちを腕で次々に抱き上げながら、マリは言う。なんというか、お母さんって感じの女性だった。外見的には若いようにも見えるけれど、しかしその力強さには経験を感じる。
「マリ。王女様?」
「王女様!?」
「あの王女様!?」
子供たちが口々に言う。
「そう。あの王女様! なかなかおねしょが治らなかったあの王女様! 夜ひとりでトイレにいけない王女様! 魔王に叱られて家出したはいいけど魔獣に追いかけられて一晩中走り回った王女様! 可愛かったのよ? 本当に!」
黒めの肌に、ふわりとしたグレーのボブヘア、肉感的な姿でなかなか圧倒される。悪く言えばおばちゃんって感じだ。これが魔族最強、と言われるとちょっと困惑する部分はないでもないが。
「おねしょ姫!」
「おねしょ姫、ほんもの!」
「おねしょ姫になっちゃうぞ!」
それにしても王女、凄い慕われ方だ。
反面教師なのか。
「……」
顔をしかめるルーヴァがあまり詳しく説明しなかったのもわかるような気がする。侍女とは言うけど、父親と幼なじみという時点で乳母というか、実質的な母親みたいなものだ。
「で? なんの用なの?」
「なんの用ってことないでしょう? シドラーのところから出てきたから、預けてた荷物を受け取りに来たの。それとわたしの夫を紹介に」
「夫?」
「テオ・ルブルクよ」
「あら? ゴミかと思ったら人間だったの?」
「……」
ナチュラルに無視されてるのは感じてた。
「ゴミとか言わないで! わたしを助け出してくれたんだから! そして新たな魔王になるんだから! そういう報告よ!」
ルーヴァは怒っている。
「魔王? 人間が?」
マリは子供たちをおろして屋敷に戻るように複数の手で示した。嫌な予感のする動きだ。自分の子供を溺愛する一方で、愛玩奴隷には歪んだ愛情を注ぐタイプは経験がある。
暴力的衝動のバランスを取るというか。
「ふぅん?」
「!」
腕の長さはバラバラだった。
見えていなかった角度に隠されていたさらなる腕が伸びてきてオレの頭を掠める。豪快に空気を斬る音は、しゃがんでいなかったら粉々に吹っ飛んでいたのではないかという感じだ。
「勘は悪くないみたい」
「マリ! なんのつもりで」
「魔王になるんなら、あたしも従えるってことでしょう? あたし、あいつに負けたことはないけど、実力は認めてたから、ちゃんと従ってはいたの。その遺言だし、七人全員が認めるなら、それに従うのもやぶさかじゃないけど」
いくつもの拳をボキボキボキボキと鳴らしながら、エプロンドレス姿の千手母さんがオレを睨みつけている。仁王像を正直思いだした。間違いなく魔王の風格はあると思う。まおかあさんとか。
「は、はじめまして、どうも」
オレは言った。
逃げたい。
だが、もうあの腕のリーチの中だ。
「人間くさいから喋らないでくれる?」
マリは赤い瞳でオレを見下した。
「若さ故の過ちは、大人が早めに潰さないと!」
複数の腕が同時にオレを狙っていた。
一本を避けても、確実に他で逃げ場を奪い、そしてしとめる。そういう攻撃なのは理解できた。ガードするしかない。それはわかったが、耐えられる予感はまったくなかった。
死ぬ。
「やめて!」
その横っ面を殴ってルーヴァが止めた。
「……」
だが、マリの瞳は凶暴さを増すだけだった。オレに向かっていた腕が、一気にルーヴァに反撃しようと向かっていく。オレは荷物袋に手を突っ込んで例の石壁を握りしめる。
死角に飛び込んで。
「子供のままごとなら可愛いけど」
だが、マリの視線から外れたはずのオレの目の前には、腕の一本が迫っていて、のばした指で額を突かれ、背後に倒される。
「テオ!」
「まったく可愛くない。十歳以上は」
オレに駆け寄ろうとした首を数本の腕が掴んでいた。ほとんど絞首刑みたいに吊り上げられて、ルーヴァがもがく。手も足も出ない。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる