9 / 30
電光石火
しおりを挟む
「抵抗は無意味」
マリはオレに向かって言った。
「さて、脱走王子?」
「!」
知っていたのか。
「滅びた王家の末裔、というのは本当?」
声も出せないほどにじたばたと苦しむルーヴァを吊り上げたまま、オレの首にも手を伸ばして言った。そこには感情らしきものはない。
偽証すれば殺すという意思表示だと思う。
「い、いいえ。奴隷商人が勝手にそう名付けただけです。顔も知らない両親がオレに与えた名前はテオという部分だけです」
自分を偽る理由はないので素直に答える。
「本当なのね?」
「ルブルクに連なる人間がいるかいないかすらわからないとは以前の主人に聞きました。あるいは関係がないとは言い切れないかもしれないですけど、少なくともオレが王家を名乗ったことは一度もないです。単なる売り文句ですよ」
「ふぅん」
パッと、ルーヴァを手放してマリは沢山ある肩を竦めた。緊張がゆるんで、オレはびっしょりとかいた汗の冷たさに気づく。
「な、なんだったのっ」
ルーヴァは苦しそうに言った。
「奴隷にまで落ちた王族と噂される人間が、魔王になろうとしてたら、人間への復讐なのかと思うじゃない? 実際、ルブルクが滅びたのは人間の裏切りが原因だとも言われてるし」
マリは言う。
「男に免疫のないルーヴァがこの絶世の美少年に誑かされたのかと疑ってたのよ。危なかった。売り出された頃に出会ってたら、一緒に人間を滅ぼそうって言ってた」
イケメンが通じてないのかと思ったけど、嗜好が年齢に偏っているタイプの変態だったらしい。出会ってなくて良かったと思う。
精霊界、たぶん滅びてた。
十歳に満たない頃のオレなら、奴隷であることだけで人間へ復讐したいと思っていたからだ。薄汚さに慣れて、そこにある種の居心地の良さも存在することに気づく前。
「誑かされるのマリの方!?」
ルーヴァは呆れていた。
「シドラーの城からルーヴァを連れ出した。それは功績だろうし、魔王と認めるなら勝手にすればいい。あたしは手伝いもしないけど邪魔もしない。身寄りのない十歳未満の子供を送ってくれさえすれば」
「賄賂の要求!?」
「……」
オレにもそう聞こえた。
「賄賂? あたしの博愛精神を……」
「十歳を超えたら興味を失う博愛なんてないわ」
ルーヴァはキッパリと言った。
「十歳を超えて、あたしの庇護下にいたら、その子供は自立できなくなる。断腸の思いで、十歳の誕生日に鞄一杯のお菓子を与えて放り出しているだけ。それまでに読み書き算盤、戦いの訓練、生き残るために必要な力は叩き込んでいる」
マリはとうとうと語った。
「……」
かなりの重症だな。
しかし、精霊界では十歳まででも保護されるだけマシではあるし、読み書き算盤すら教わらないまま奴隷としてしか生きられない人間に育ってしまう場合も少なくないから必要悪かもしれないが、それがこの魔族の異常性的嗜好を正当化はしないだろう。
本当に出会わなくて良かった。
「預けておいた荷物を受け取りたいんだけど」
ルーヴァも話す気がなくなったようである。
「あと、わたしとテオ、あとニュドっていう目の種族がいるからその着替えも欲しいわ。お風呂もあるでしょう? 一晩ぐらい休ませて」
「目の種族の歳は?」
この侍女はまったくブレない。
「……」
ルーヴァは唇を曲げた。
十歳未満なのか。
確かに子供っぽい雰囲気はあったが。
「何歳なの?」
「八歳」
「それを早く言いなさい!」
マリはルーヴァを突き飛ばして、停車してある獣車の荷台に乗り込むと何本もの手で胴上げでもするみたいにニュドを抱えて屋敷に戻っていく。オレたちに対する興味を完全に失っている。
「あれが魔族最強なのよ」
残念そうにルーヴァが言った。
「戦争では、人間の子供を拾っては離脱しちゃうからまったく役に立たなくて、子供だったわたしを守らせようと侍女にしたんだけど、わたしが十歳超えたら守らなくなって」
「捕まってた訳だ」
それはもう残念すぎる。
「荷物を引きとって、自分たちで出発の準備をしましょう。マリは本当に話にならないわ」
ルーヴァはそう言って歩き出す。
「ところでさ」
その後につづきながらオレは尋ねる。
「おねしょ姫って」
「テオ」
バチン、と触れてもいないのに電気がこちらに流れ込んできた。ルーヴァの金髪が広がっている。さっきはスルーしてたから大丈夫な話題かと思ったけど、力の差あってこその冗談、つまるところパワーセクシャルハラスメントだった。
「ごめん」
「この魔力のせいなのよ」
ルーヴァは溜息を吐いて言った。
「身体に取り込んだ魔素が、核を通って個人の魔力になるんだけど、魔力にはいくつかの系統があるのよ。わたしは見せた通り雷ね」
「うん」
オレは頷く。
おねしょの言い訳?
「雷の魔力は放出するだけでシドラーにやったみたいに攻撃にもなるのだけど、身体に纏っているだけで、感覚を高める効果もある。攻撃されたらすぐ受け止められたり、考えた瞬間に動いたり」
「なるほど」
「幼い頃はそういうのが制御できなかったりするのね。今はそんなことないけど、もう相手を嫌いだと思った瞬間には殴ってたりする訳」
なんとなく言いたいことがわかってきた。
「寝ている間におしっこしたいと思うと」
「そういうこと」
ルーヴァは赤面して頷いた。
「我慢するとか考えるより先に出ちゃうのよ」
「大変だったね」
しみじみとオレは言った。
想像するだけで、苦労は尋常じゃない。
「そうなの。鼻血が出ちゃうのも」
「ああ……」
幼い頃はおねしょだったものが、今では鼻血になっていると、いやらしいことを考えた瞬間にもう最大限に興奮しきってしまう。魔力、まったくもって魔力過ぎる。
それはつまり。
「雷の魔力を持つ魔族って数が少なくて悩みとして共有してもらえないの。だからね、テオ、わたしこれからも失敗したりすると思うけど、軽蔑したりしないでね? お願いよ」
ルーヴァってものすごい感度良い?
「軽蔑なんかしないよ。オレの方が酷いから」
隣を歩く魔族の胸を見つめながら、そう言えばブラをしてないんだということをオレは思い出していた。胸の膨らみの先端を触ってみたい。そんな衝動にどうしようもなく襲われる。
「おしっことか人前でするものだったし」
そんなことを考えて言葉を選べなかった。
「ごめんなさい。テオ、わたしそんな辛いこと思い出させるつもりじゃなかったのに」
逆にルーヴァに気を遣わせてしまう。
「ち、違うんだ。なんていうか、あー、と。その、見せびらかすって気持ちいい? そうじゃないな。そうじゃなくて、見たかった?」
「見たかった!?」
ルーヴァが真っ赤になった。
「違っ」
言うべきことを思い切り間違えた。
「見たくないの!?」
「え? あの見たから、見せたい?」
なにを言ってるんだろう。
オレはルーヴァと出会ったときのことを思い出した。思いっきりトイレの最中にお邪魔している。漏らす前にこまめに行く習慣が出来上がっているんだろうとかそんな話でもなく。
「ふぶっ」
ルーヴァは鼻血。
「見せられたら、わたし死んじゃうかも」
「……」
夫とか紹介しておいて、それで大丈夫なんだろうかとも思うが、なんだか嬉しそうなのでそれ以上はなにも言わなかった。もう羞恥心などないから、見せろと言われれば見せてもいい。
屋敷の庭は花盛りだった。
全体として統一感はなく手入れはそれほど行き届いていないけれど、それぞれが元気なのを誇っているのは子供好きらしい庭なのかもしれない。ワイルドな仕上がりだ。
「喜ぶところじゃないのに」
開け放たれた扉を抜けながらルーヴァは言う。
「いいよ」
オレは首を振った。
「喜んでもらえた方が、オレの過去にも意味があったと思える。結局、そうじゃなかったら、オレたちは出会ってない訳なんだから」
「テオ」
本当に王家に生まれていたら、おそらく魔族とは戦うしかない人生だっただろう。奴隷として育って、魔族も奴隷を使う人間も、どちらも好きになっていなかったから、比較的ニュートラルにルーヴァと接することができる。
屋敷の中は少しひんやりとしている。
「本当に見せてくれる?」
「見たいの? 本当に?」
とりあえずちゃんと加減はしようと思った。
ルーヴァは間違いなく倒錯にハマるタイプだ。素直で真面目な人間ほど異常性に惹かれて飲まれてしまう。冷静になれないのだ。電光石火の速さで順応するのは目に見える。おそらく相当に快感に弱い。
マリはオレに向かって言った。
「さて、脱走王子?」
「!」
知っていたのか。
「滅びた王家の末裔、というのは本当?」
声も出せないほどにじたばたと苦しむルーヴァを吊り上げたまま、オレの首にも手を伸ばして言った。そこには感情らしきものはない。
偽証すれば殺すという意思表示だと思う。
「い、いいえ。奴隷商人が勝手にそう名付けただけです。顔も知らない両親がオレに与えた名前はテオという部分だけです」
自分を偽る理由はないので素直に答える。
「本当なのね?」
「ルブルクに連なる人間がいるかいないかすらわからないとは以前の主人に聞きました。あるいは関係がないとは言い切れないかもしれないですけど、少なくともオレが王家を名乗ったことは一度もないです。単なる売り文句ですよ」
「ふぅん」
パッと、ルーヴァを手放してマリは沢山ある肩を竦めた。緊張がゆるんで、オレはびっしょりとかいた汗の冷たさに気づく。
「な、なんだったのっ」
ルーヴァは苦しそうに言った。
「奴隷にまで落ちた王族と噂される人間が、魔王になろうとしてたら、人間への復讐なのかと思うじゃない? 実際、ルブルクが滅びたのは人間の裏切りが原因だとも言われてるし」
マリは言う。
「男に免疫のないルーヴァがこの絶世の美少年に誑かされたのかと疑ってたのよ。危なかった。売り出された頃に出会ってたら、一緒に人間を滅ぼそうって言ってた」
イケメンが通じてないのかと思ったけど、嗜好が年齢に偏っているタイプの変態だったらしい。出会ってなくて良かったと思う。
精霊界、たぶん滅びてた。
十歳に満たない頃のオレなら、奴隷であることだけで人間へ復讐したいと思っていたからだ。薄汚さに慣れて、そこにある種の居心地の良さも存在することに気づく前。
「誑かされるのマリの方!?」
ルーヴァは呆れていた。
「シドラーの城からルーヴァを連れ出した。それは功績だろうし、魔王と認めるなら勝手にすればいい。あたしは手伝いもしないけど邪魔もしない。身寄りのない十歳未満の子供を送ってくれさえすれば」
「賄賂の要求!?」
「……」
オレにもそう聞こえた。
「賄賂? あたしの博愛精神を……」
「十歳を超えたら興味を失う博愛なんてないわ」
ルーヴァはキッパリと言った。
「十歳を超えて、あたしの庇護下にいたら、その子供は自立できなくなる。断腸の思いで、十歳の誕生日に鞄一杯のお菓子を与えて放り出しているだけ。それまでに読み書き算盤、戦いの訓練、生き残るために必要な力は叩き込んでいる」
マリはとうとうと語った。
「……」
かなりの重症だな。
しかし、精霊界では十歳まででも保護されるだけマシではあるし、読み書き算盤すら教わらないまま奴隷としてしか生きられない人間に育ってしまう場合も少なくないから必要悪かもしれないが、それがこの魔族の異常性的嗜好を正当化はしないだろう。
本当に出会わなくて良かった。
「預けておいた荷物を受け取りたいんだけど」
ルーヴァも話す気がなくなったようである。
「あと、わたしとテオ、あとニュドっていう目の種族がいるからその着替えも欲しいわ。お風呂もあるでしょう? 一晩ぐらい休ませて」
「目の種族の歳は?」
この侍女はまったくブレない。
「……」
ルーヴァは唇を曲げた。
十歳未満なのか。
確かに子供っぽい雰囲気はあったが。
「何歳なの?」
「八歳」
「それを早く言いなさい!」
マリはルーヴァを突き飛ばして、停車してある獣車の荷台に乗り込むと何本もの手で胴上げでもするみたいにニュドを抱えて屋敷に戻っていく。オレたちに対する興味を完全に失っている。
「あれが魔族最強なのよ」
残念そうにルーヴァが言った。
「戦争では、人間の子供を拾っては離脱しちゃうからまったく役に立たなくて、子供だったわたしを守らせようと侍女にしたんだけど、わたしが十歳超えたら守らなくなって」
「捕まってた訳だ」
それはもう残念すぎる。
「荷物を引きとって、自分たちで出発の準備をしましょう。マリは本当に話にならないわ」
ルーヴァはそう言って歩き出す。
「ところでさ」
その後につづきながらオレは尋ねる。
「おねしょ姫って」
「テオ」
バチン、と触れてもいないのに電気がこちらに流れ込んできた。ルーヴァの金髪が広がっている。さっきはスルーしてたから大丈夫な話題かと思ったけど、力の差あってこその冗談、つまるところパワーセクシャルハラスメントだった。
「ごめん」
「この魔力のせいなのよ」
ルーヴァは溜息を吐いて言った。
「身体に取り込んだ魔素が、核を通って個人の魔力になるんだけど、魔力にはいくつかの系統があるのよ。わたしは見せた通り雷ね」
「うん」
オレは頷く。
おねしょの言い訳?
「雷の魔力は放出するだけでシドラーにやったみたいに攻撃にもなるのだけど、身体に纏っているだけで、感覚を高める効果もある。攻撃されたらすぐ受け止められたり、考えた瞬間に動いたり」
「なるほど」
「幼い頃はそういうのが制御できなかったりするのね。今はそんなことないけど、もう相手を嫌いだと思った瞬間には殴ってたりする訳」
なんとなく言いたいことがわかってきた。
「寝ている間におしっこしたいと思うと」
「そういうこと」
ルーヴァは赤面して頷いた。
「我慢するとか考えるより先に出ちゃうのよ」
「大変だったね」
しみじみとオレは言った。
想像するだけで、苦労は尋常じゃない。
「そうなの。鼻血が出ちゃうのも」
「ああ……」
幼い頃はおねしょだったものが、今では鼻血になっていると、いやらしいことを考えた瞬間にもう最大限に興奮しきってしまう。魔力、まったくもって魔力過ぎる。
それはつまり。
「雷の魔力を持つ魔族って数が少なくて悩みとして共有してもらえないの。だからね、テオ、わたしこれからも失敗したりすると思うけど、軽蔑したりしないでね? お願いよ」
ルーヴァってものすごい感度良い?
「軽蔑なんかしないよ。オレの方が酷いから」
隣を歩く魔族の胸を見つめながら、そう言えばブラをしてないんだということをオレは思い出していた。胸の膨らみの先端を触ってみたい。そんな衝動にどうしようもなく襲われる。
「おしっことか人前でするものだったし」
そんなことを考えて言葉を選べなかった。
「ごめんなさい。テオ、わたしそんな辛いこと思い出させるつもりじゃなかったのに」
逆にルーヴァに気を遣わせてしまう。
「ち、違うんだ。なんていうか、あー、と。その、見せびらかすって気持ちいい? そうじゃないな。そうじゃなくて、見たかった?」
「見たかった!?」
ルーヴァが真っ赤になった。
「違っ」
言うべきことを思い切り間違えた。
「見たくないの!?」
「え? あの見たから、見せたい?」
なにを言ってるんだろう。
オレはルーヴァと出会ったときのことを思い出した。思いっきりトイレの最中にお邪魔している。漏らす前にこまめに行く習慣が出来上がっているんだろうとかそんな話でもなく。
「ふぶっ」
ルーヴァは鼻血。
「見せられたら、わたし死んじゃうかも」
「……」
夫とか紹介しておいて、それで大丈夫なんだろうかとも思うが、なんだか嬉しそうなのでそれ以上はなにも言わなかった。もう羞恥心などないから、見せろと言われれば見せてもいい。
屋敷の庭は花盛りだった。
全体として統一感はなく手入れはそれほど行き届いていないけれど、それぞれが元気なのを誇っているのは子供好きらしい庭なのかもしれない。ワイルドな仕上がりだ。
「喜ぶところじゃないのに」
開け放たれた扉を抜けながらルーヴァは言う。
「いいよ」
オレは首を振った。
「喜んでもらえた方が、オレの過去にも意味があったと思える。結局、そうじゃなかったら、オレたちは出会ってない訳なんだから」
「テオ」
本当に王家に生まれていたら、おそらく魔族とは戦うしかない人生だっただろう。奴隷として育って、魔族も奴隷を使う人間も、どちらも好きになっていなかったから、比較的ニュートラルにルーヴァと接することができる。
屋敷の中は少しひんやりとしている。
「本当に見せてくれる?」
「見たいの? 本当に?」
とりあえずちゃんと加減はしようと思った。
ルーヴァは間違いなく倒錯にハマるタイプだ。素直で真面目な人間ほど異常性に惹かれて飲まれてしまう。冷静になれないのだ。電光石火の速さで順応するのは目に見える。おそらく相当に快感に弱い。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる