【完結】【R18】結婚相手を間違えました

鷹槻れん

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6.外は…イヤです*

外はイヤ

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 偉央いおのせいでもあるのに、悪びれた風もなく転びそうになった結葉ゆいはの腰に腕を回して支えると、

「気を付けてねって言ったのに」

 偉央いお結葉ゆいはの耳元に吐息混じりの声を吹き込んでくる。

「んっ、偉央いおさっ……、それ」

 くすぐったいですと抗議しようとしたら「わざとだよ?」って耳をクチュッと舐められた。

「や、っ、ダメッ」

 途端、今まで感じたことのない感覚が舐められたところを中心に走って。
 未知の刺激に怯えた結葉ゆいはは身体をギュッと硬くした。

結葉ゆいは、髪、結んでくれてるから首があらわになっててすっごくそそられる」

 今度は剥き出しの首をカプリと噛み付くように咥えられて、そのままヌルリと舌で撫でられる。

「や、偉央いおさっ、待っ……」

 自分を抱きしめる偉央いおの下腹部が固く張り詰めているように感じられるのは、きっと気のせいではないはずだ。

 結葉ゆいは偉央いおが今、どういう意図を持って自分の身体に触れているのかを察して真っ赤になる。

 今日は新婚旅行初日で、入籍して初めての日だ。

 夜には偉央いおになるだろうというのは漠然と覚悟していた結葉ゆいはだけれど、それは夜に、の話であって、今ではない。

 ましてやプライベートプールとはいえ、ここは屋外――。

 高い壁に囲まれているからきっと、どこからも見えはしないと分かっていても、見上げた空には太陽があって、真っ青な空に白い雲が浮かんでいるのも見える。

 この部屋の敷地近くに植樹されているのだろう。
 高木が葉を揺らす様も壁越しに切り取られた空に微かに見えて、「ここは紛れもなく外なのだ」と痛感させられてしまった結葉ゆいはだ。

 初体験が明るいお天道様の下。
 それも外で、だなんて絶対に有り得ないし、そんなの恥ずかしすぎる。

 結葉ゆいはは涙目になって偉央いおの腕から抜け出そうと頑張ってみるのだけれど、偉央いお結葉ゆいはを逃がす気はないらしい。

 腰に回された偉央いおの腕は思いのほかしっかりと結葉ゆいはを捕まえているし、結葉ゆいはの胸をゆるゆると撫でるように揉み始めたもう一方の手も、結葉ゆいはの身じろぎをしっかりと封じている。

「い、おさっ、お願っ、」

 せめてベッドで、と言おうとするのに、スルリと首筋で結んだホルターネックのリボンを、偉央いおが口で引っ張ってきたのに気が付いて、思わず声が途切れた。

 まだ水に完全に浸かり切っていなかった首筋の布地は、シュルッと簡単に結び目を解いてしまう。

 そのことに驚いた結葉ゆいはが、抗議の声を上げるより早く胸をゆるゆると撫でていた偉央いおの手が、スルリと直に結葉ゆいはの肌に触れてきた。
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