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6.妻からの叱責*
このまま一緒にシャワーを浴びませんか?
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***
日織からの予期せぬ反撃の数々に打ちのめされてシュンとした修太郎だったけれど、日織はそんな彼を見るなり掴んでいた胸元から手を離して、修太郎をギュッと抱きしめた。
「……ちゃんとごめんなさいが出来て偉いですね、修太郎」
よしよし。
ひとまわり以上も年下の妻に背中をゆるゆるトントンと優しく撫でられているのは、大人の男としてとっても照れ臭い。
とにかくめちゃくちゃ恥ずかしい修太郎だったけれど、それより何より日織の柔らかな胸が自分の身体にこれでもかというぐらい押し当てられているのが気になって気になって。
そのうえ、可愛くて仕方がないと思っている日織から、間近、極上の笑顔でにっこり見上げられてしまった修太郎は、その破顔のあまりのパンチ力に心臓が止まりそうにバクバクしてしまう。
日頃は修太郎のことを頑ななまでに「さん付け」でしか呼んでこない日織なのに、今しがたわざと呼び捨てにして褒めてきた辺りも、手練れ過ぎて「自分は絶対に日織さんには敵いっこない」と思い知らされた修太郎である。
「日織はヤキモチ妬きですぐにオロオロしてしまう修太郎さんが大好きですよ?」
オマケにここへきて自分のことを一人称「私」ではなく「日織」を使って称してくるあたり。
全く計算なんてされていない素での言動だと分かるだけに、逆に物凄くタチが悪いし手に負えないのだ。
そうして、そんな風に修太郎を翻弄しまくっておいて、だ。
次の瞬間にはポッと頬を赤く染めて瞳を揺らすと、
「――だから……あの、……さ、先程の続きを……その……しませんか?」
と聞いてくるとか。
日織から上目遣いで、「して……頂きたいのです」と恥ずかしそうに瞳をうるうるさせながら秋波を送られた修太郎は、心のなかで「本気ですかっ」と、日頃は使わないような俗な言葉でひとり天を振り仰いだ。
とにかく何もかもが日織の手のひらの上。
そんな気がしつつ――。
「――日織さん……っ」
修太郎は抑えきれない衝動に突き動かされて、腕の中の日織をギュッと抱きしめて、愛らしい唇を荒々しく塞いだ。
「あ、ん……しゅ、たろぉさん……っ、もっと……」
ギュッと胸元に縋り付いてくる日織の肩から、中途半端な状態のままぶら下がっていたブラジャーの肩紐を落としながら、修太郎は口付けの角度を深くしていく。
日織が、修太郎から与えられる熱に浮かされ、身体の力が緩んできた頃、彼女をギュッと支えながら修太郎は静かな声音でうら若い妻を試すように言葉を投げかけた。
「僕は今、もの欲しそうに僕を誘う日織さんのココを舐めて差し上げたくて堪らないんですが。――きっとこのまま口をつけるのは許して下さらないですよね?」
言って、ぽってりと熱を持った蜜壺の入口を覆う肉襞を左右に破り開くと、止めどなく溢れ出す蜜を絡め取るように指を前後に動かして――。
十分すぎるほどに潤った滑りの力を借りて指の腹、日織の敏感な陰核をやんわりと押しつぶす。
「あぁ、んっ、修太郎さっ、それ、ダメェっ、ひゃぁ、んっ……!」
ビクッと身体を震わせて修太郎に縋り付く手に力を込める日織の耳元。
「ねぇ、日織。すぐそこがお風呂ですし、このまま一緒にシャワーを浴びませんか?」
修太郎はショーツのクロッチ部を横にずらして触れている、ぐっしょりと濡れそぼった日織の亀裂を、答えを催促するみたいに指の腹でそろりとなぞった。
日織からの予期せぬ反撃の数々に打ちのめされてシュンとした修太郎だったけれど、日織はそんな彼を見るなり掴んでいた胸元から手を離して、修太郎をギュッと抱きしめた。
「……ちゃんとごめんなさいが出来て偉いですね、修太郎」
よしよし。
ひとまわり以上も年下の妻に背中をゆるゆるトントンと優しく撫でられているのは、大人の男としてとっても照れ臭い。
とにかくめちゃくちゃ恥ずかしい修太郎だったけれど、それより何より日織の柔らかな胸が自分の身体にこれでもかというぐらい押し当てられているのが気になって気になって。
そのうえ、可愛くて仕方がないと思っている日織から、間近、極上の笑顔でにっこり見上げられてしまった修太郎は、その破顔のあまりのパンチ力に心臓が止まりそうにバクバクしてしまう。
日頃は修太郎のことを頑ななまでに「さん付け」でしか呼んでこない日織なのに、今しがたわざと呼び捨てにして褒めてきた辺りも、手練れ過ぎて「自分は絶対に日織さんには敵いっこない」と思い知らされた修太郎である。
「日織はヤキモチ妬きですぐにオロオロしてしまう修太郎さんが大好きですよ?」
オマケにここへきて自分のことを一人称「私」ではなく「日織」を使って称してくるあたり。
全く計算なんてされていない素での言動だと分かるだけに、逆に物凄くタチが悪いし手に負えないのだ。
そうして、そんな風に修太郎を翻弄しまくっておいて、だ。
次の瞬間にはポッと頬を赤く染めて瞳を揺らすと、
「――だから……あの、……さ、先程の続きを……その……しませんか?」
と聞いてくるとか。
日織から上目遣いで、「して……頂きたいのです」と恥ずかしそうに瞳をうるうるさせながら秋波を送られた修太郎は、心のなかで「本気ですかっ」と、日頃は使わないような俗な言葉でひとり天を振り仰いだ。
とにかく何もかもが日織の手のひらの上。
そんな気がしつつ――。
「――日織さん……っ」
修太郎は抑えきれない衝動に突き動かされて、腕の中の日織をギュッと抱きしめて、愛らしい唇を荒々しく塞いだ。
「あ、ん……しゅ、たろぉさん……っ、もっと……」
ギュッと胸元に縋り付いてくる日織の肩から、中途半端な状態のままぶら下がっていたブラジャーの肩紐を落としながら、修太郎は口付けの角度を深くしていく。
日織が、修太郎から与えられる熱に浮かされ、身体の力が緩んできた頃、彼女をギュッと支えながら修太郎は静かな声音でうら若い妻を試すように言葉を投げかけた。
「僕は今、もの欲しそうに僕を誘う日織さんのココを舐めて差し上げたくて堪らないんですが。――きっとこのまま口をつけるのは許して下さらないですよね?」
言って、ぽってりと熱を持った蜜壺の入口を覆う肉襞を左右に破り開くと、止めどなく溢れ出す蜜を絡め取るように指を前後に動かして――。
十分すぎるほどに潤った滑りの力を借りて指の腹、日織の敏感な陰核をやんわりと押しつぶす。
「あぁ、んっ、修太郎さっ、それ、ダメェっ、ひゃぁ、んっ……!」
ビクッと身体を震わせて修太郎に縋り付く手に力を込める日織の耳元。
「ねぇ、日織。すぐそこがお風呂ですし、このまま一緒にシャワーを浴びませんか?」
修太郎はショーツのクロッチ部を横にずらして触れている、ぐっしょりと濡れそぼった日織の亀裂を、答えを催促するみたいに指の腹でそろりとなぞった。
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