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■Ⅴ■ON INDIA■
[2]メリルの正体 ● 笑わないワケ (M&W)
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早く休んだお陰か、明朝の寝覚めはかなり快調だった。相変わらずあの夢は見るし、相変わらず中途半端な所で暗転するが、既に慣れてきている自分がいる。
シドの物だろうか? 提供された衣服に着替え、昨夜のダイニングに向かったが、その手前に庭へ通じる扉を見つけ、好奇心のままに外へ出た。
「そう言えば……ココって──」
──『ムーン・シールド』の上なんだった……!!
昨日目覚めた時には既に外界は暗く、「本物のシド」との面会でそれどころではなかったので失念していた。美しく整えられた英国式庭園は広大だが、その先に見える筈の地上らしい風景が一切存在しないのは相当奇異だった。
「さすがに町が出来るほどの人口はいないんだな……」
背後のシド邸をグルリと見上げて、その左右にも目を向けたが、どうも隣家らしき建造物は一切見当たらない。気持ちの良い朝日に照らされているのは、立派なコロニアル様式のお屋敷と整然とした大庭園のみである。その周囲の空間は『ムーン・シールド』に守られた安定した空気で満たされていた。
「この庭から先って……降りても落ちないのかな?」
腰ほどのフェンスに身体を寄りかけ、庭の外を見下ろしてみる。シールド自体は半透明の筈だが、遥か遠すぎる所為か下界らしきシルエットは見えなかった。
「やぁ、おはよう、クウヤ」
「え……っとぅ~うわっ!!」
全く何の気配もなかった背後からいきなり声を掛けられ、バランスを失ったクウヤは危うくフェンスの外へ落ちそうになった。その首根っこを掴まれて、一気に体勢を戻される。振り向けば昨夜と同様シミだらけの白衣を着込んだシドが微笑んでいた。
「ああ、悪い。助かった……」
「まぁ落ちても大丈夫だけどね」
と、軽やかにフェンスを飛び越え、シドは優雅に振り向いてみせた。確かに水紋のような同心円状の波を広げながら、足元は沈む様子もない。
「何だ……心配して損した」
ホッとしたクウヤもフェンスを飛び越えてみる。硬すぎず柔らかすぎず適度な柔軟性を持って、不思議な感覚が着地を受け止めてくれた。
「目を凝らすと小さな正六角形の鱗状になっているのが分かるよ。ハニカム構造は最も衝撃を分散しやすい形状だからね」
「確かにな」
足を動かす度にキラキラと陽の光を反射して、その都度仄かに六角形の輪郭が浮き上がるのが見えた。
「目には見えないけど、この庭と我が家も大きな六角形のシールド壁で守られているんだ。だから此処から他のシールド上に移動したい時は、一度外界に降りなくちゃいけない」
「ずっと向こうまで見通せているのにか? 結構面倒だな」
つまりはまるで蜂の巣のように、一軒ずつが六角形の空間で仕切られているのだという。この辺りには住宅がないため分かりにくいが、もし隣家があったとしても、真っ直ぐお隣さんには侵入出来ないという訳だった。
「なぁあんた、何でそんなにメリルにこだわるんだ?」
庭園に戻りテラスのベンチに並んで腰掛けて、クウヤはシドの涼やかな横顔にふと問いかけた。
「そうだねぇ……拘りと言えば拘りなのかもしれないけど」
横顔はそのままに、シドは上機嫌な様子で言葉を繋いだ。しかし視線を向けた先にメリルの影を見つけて咄嗟に話を終えてしまった。
「……君を心配して来たみたいだね。まぁ、それは施術中に答えることにするよ。君が約束通り私を殴らなければ、ね」
「なっ……!」
意地悪そうに細められた流し目が、光の線を描いて立ち上がった。一旦立ち止まって朝の挨拶をしたメリルの横を通り過ぎ、邸宅の中へ消えてゆく。
「おはようございます、クウヤ様」
「うん、おはよう、メリル」
少々困惑した顔をお互い突き合わせる。立ち上がったクウヤは、背後の何もない空間を何気なく望んだ。この空気のみの白いカンバスみたいな景色が、混乱する心を穏やかにしてくれますようにと切に願う。
──殴らずに済むといいけどな……。
メリルに聞こえないように呟きながら、共に庭園を後にした──。
◆ ◆ ◆
ダイニングで朝食を済ませたクウヤがメンテナンス・ルームで待っていると、シドはキッカリ八時半に現れた。
恰好は変わらず汚れた白衣のままだ。ウサギが押してきたストレッチャーから寝台に寝かされたメリルは、あたかも死者が入れられるような納体袋から顔だけを出している状態だが、右腕のみが施術出来るように肩の周囲は切り取られて、その穴から白く細い腕が露出していた。
「姫には眠ってもらったけれど、本当は大した施術じゃないんだ」
そう言って前腕の筐体を開き、盗聴器と遠隔操作機器を内部から取り出した。
「俺と気兼ねなく話すためか?」
「……まぁね」
椅子を寄せて寝台に頬杖を突き、メリルの穏やかな寝顔を見上げたシドは、視線だけをクウヤへ向けて破顔した。
「『ツール・ブローカー』が姫に質問した内容は覚えているね?」
「え? あー、アルツトって医者のこととか、その家で見た少女がメリルに似てるってことか?」
クウヤもメリルの足先にある椅子に腰掛けて答える。目の前に転がったその盗聴器でシドも盗み聞きしていたのに違いなかった。
「姫が君に言った通り、彼女はブローカーが人違いした少女のことを知っている。あのブローカーは本当に物覚えがいいね……その少女の成長した姿こそが、姫そのものなのだから」
「えぇっ!?」
メリルが造られたのは六年も昔の話であり、幾ら「成長型アンドロイド」とはいえ、それは飽くまでも中身の問題だ。外見までも変わるアンドロイドなど、現代の技術では到底考えられない。それとも以前のメリルはその少女を模したアンドロイドで、今は少女が成長した姿の筐体に替えられた、ということなのだろうか?
「バンコクの宿のマザー・コンピュータを覚えてるだろ? その末端部があのネイっていう幼女ロボットとして働いていた。私のウサギ型ロボットもそう……どちらも「本体」は別にあって、独立した「分身」を便利に動かしているに過ぎない……」
「……メリルもその少女にとっての「分身」だというのか?」
メリルに主人がいるのは分かっているが、生身の人間と瓜二つとなるとまた意味が違ってくる。クウヤはその背後に隠された秘密に、思わず唾を吞み込んだ。
「そう……その通り。姫を操る「本体」の名前は「マリーア」。あのブローカーの記憶にあるようにアルツトの隣家に住んでいて、時々彼の家にも遊びに来ていた。マリーアが十四歳の時、彼女の家に強盗が押し入り、両親は射殺されてしまってね……その時彼女も巻き添えになったのだけど、両親が必死に盾となって何とか一命は取り留めたんだ。余りにも酷い、惨たらしい、地獄絵図とはこのことだと思ったよ……強盗は三人に銃弾の雨を降らせた。父親と母親が折り重なって、マリーアだけはどうにか守ろうとしたけれど、その抱擁から僅かに隠しきれなかった両腕と両脚が機関銃の餌食となった。結局マリーアは両肩と脚の付け根から四肢全てを切除して……それから何年も、動かせるのは両目と唇のみという、ただひたすら天井を眺めるだけの日々が続いたのさ……そんな彼女を医師として献身的に治療し、技師として「分身」を与えたのがアルツトだった」
「……」
クウヤは返事も出来なかった。今目の前にいるメリル自身がマリーアではないが、メリルそっくりの女性が少女時代に目の前で両親を失い、その原因が自分を守ろうとしたためだったという……更に自身も四肢を切断して、全ての自由を奪われてしまった……そんなマリーアが操るメリルであれば──彼女が笑えないのも当然といえよう。
「ど……して? 何でシドが、そんなに詳しく知ってるんだ?」
「もちろん私は姫のメンテナンス・ドクターだからね」
「いや、でも……」
先程の語り口には、まさしく惨状を目にしたようなリアリティがあったのだ。人づてに聴いたのとは違う、画像や動画を観たのとも違う──いや、もしかしてシドは──
「あんたは自分をシンプルに「メカニック」とは言わず、「ドクター」と名乗るのは何故だ? もしかして……そのアルツトがあんたなのか?」
「ほぉ、鋭いねぇ」
ニヤリと嗤った意地悪そうなシドの表情に、クウヤの背中はゾッと悪寒を走らせた。
「ただ残念ながら不正解さ。マリーアは君と同じく二十三歳、そして私も同い年だ。姫が造られたのは六年前の私達が十七歳の頃。今の自分であればそれくらいの技術はあるけれど……残念ながらその当時はまだ、ね」
それでもシドには「現場」を知っている風がある。では? その答えは──?
「それにアルツトの名前は「ディアーク」だっただろう? 私の名前は「シド」だ……と言っても、これも通称で本名じゃないけどね。フフ……私の名前を知りたいかい?」
「え? あ、ああ……」
どうしてこんなに悲惨な物語を、シドはあたかも愉しそうに語るのか──クウヤには彼が理解出来なかった。その根底に殴りたくなる理由があるのだとしたら──自分はその衝動を抑えられるだろうか?
「私の名前はジークヴァルト。名前の最初と最後を取って、濁点を逆にして「シド」さ」
ずっとメリルへ向けて寝台にもたれていた身体を起こし、背筋を伸ばしてクウヤを正面とする。そして再びニタリと口角を上げた。
「正式にはジークヴァルト=シュネーヴァイス=アルツト……ディアークは私の亡き父だ」
「ア、ルツトの………息、子……?」
彼もその時隣家に住んでいたとしたら。その惨状を少なくとも直後に目撃したに違いなかった──。
シドの物だろうか? 提供された衣服に着替え、昨夜のダイニングに向かったが、その手前に庭へ通じる扉を見つけ、好奇心のままに外へ出た。
「そう言えば……ココって──」
──『ムーン・シールド』の上なんだった……!!
昨日目覚めた時には既に外界は暗く、「本物のシド」との面会でそれどころではなかったので失念していた。美しく整えられた英国式庭園は広大だが、その先に見える筈の地上らしい風景が一切存在しないのは相当奇異だった。
「さすがに町が出来るほどの人口はいないんだな……」
背後のシド邸をグルリと見上げて、その左右にも目を向けたが、どうも隣家らしき建造物は一切見当たらない。気持ちの良い朝日に照らされているのは、立派なコロニアル様式のお屋敷と整然とした大庭園のみである。その周囲の空間は『ムーン・シールド』に守られた安定した空気で満たされていた。
「この庭から先って……降りても落ちないのかな?」
腰ほどのフェンスに身体を寄りかけ、庭の外を見下ろしてみる。シールド自体は半透明の筈だが、遥か遠すぎる所為か下界らしきシルエットは見えなかった。
「やぁ、おはよう、クウヤ」
「え……っとぅ~うわっ!!」
全く何の気配もなかった背後からいきなり声を掛けられ、バランスを失ったクウヤは危うくフェンスの外へ落ちそうになった。その首根っこを掴まれて、一気に体勢を戻される。振り向けば昨夜と同様シミだらけの白衣を着込んだシドが微笑んでいた。
「ああ、悪い。助かった……」
「まぁ落ちても大丈夫だけどね」
と、軽やかにフェンスを飛び越え、シドは優雅に振り向いてみせた。確かに水紋のような同心円状の波を広げながら、足元は沈む様子もない。
「何だ……心配して損した」
ホッとしたクウヤもフェンスを飛び越えてみる。硬すぎず柔らかすぎず適度な柔軟性を持って、不思議な感覚が着地を受け止めてくれた。
「目を凝らすと小さな正六角形の鱗状になっているのが分かるよ。ハニカム構造は最も衝撃を分散しやすい形状だからね」
「確かにな」
足を動かす度にキラキラと陽の光を反射して、その都度仄かに六角形の輪郭が浮き上がるのが見えた。
「目には見えないけど、この庭と我が家も大きな六角形のシールド壁で守られているんだ。だから此処から他のシールド上に移動したい時は、一度外界に降りなくちゃいけない」
「ずっと向こうまで見通せているのにか? 結構面倒だな」
つまりはまるで蜂の巣のように、一軒ずつが六角形の空間で仕切られているのだという。この辺りには住宅がないため分かりにくいが、もし隣家があったとしても、真っ直ぐお隣さんには侵入出来ないという訳だった。
「なぁあんた、何でそんなにメリルにこだわるんだ?」
庭園に戻りテラスのベンチに並んで腰掛けて、クウヤはシドの涼やかな横顔にふと問いかけた。
「そうだねぇ……拘りと言えば拘りなのかもしれないけど」
横顔はそのままに、シドは上機嫌な様子で言葉を繋いだ。しかし視線を向けた先にメリルの影を見つけて咄嗟に話を終えてしまった。
「……君を心配して来たみたいだね。まぁ、それは施術中に答えることにするよ。君が約束通り私を殴らなければ、ね」
「なっ……!」
意地悪そうに細められた流し目が、光の線を描いて立ち上がった。一旦立ち止まって朝の挨拶をしたメリルの横を通り過ぎ、邸宅の中へ消えてゆく。
「おはようございます、クウヤ様」
「うん、おはよう、メリル」
少々困惑した顔をお互い突き合わせる。立ち上がったクウヤは、背後の何もない空間を何気なく望んだ。この空気のみの白いカンバスみたいな景色が、混乱する心を穏やかにしてくれますようにと切に願う。
──殴らずに済むといいけどな……。
メリルに聞こえないように呟きながら、共に庭園を後にした──。
◆ ◆ ◆
ダイニングで朝食を済ませたクウヤがメンテナンス・ルームで待っていると、シドはキッカリ八時半に現れた。
恰好は変わらず汚れた白衣のままだ。ウサギが押してきたストレッチャーから寝台に寝かされたメリルは、あたかも死者が入れられるような納体袋から顔だけを出している状態だが、右腕のみが施術出来るように肩の周囲は切り取られて、その穴から白く細い腕が露出していた。
「姫には眠ってもらったけれど、本当は大した施術じゃないんだ」
そう言って前腕の筐体を開き、盗聴器と遠隔操作機器を内部から取り出した。
「俺と気兼ねなく話すためか?」
「……まぁね」
椅子を寄せて寝台に頬杖を突き、メリルの穏やかな寝顔を見上げたシドは、視線だけをクウヤへ向けて破顔した。
「『ツール・ブローカー』が姫に質問した内容は覚えているね?」
「え? あー、アルツトって医者のこととか、その家で見た少女がメリルに似てるってことか?」
クウヤもメリルの足先にある椅子に腰掛けて答える。目の前に転がったその盗聴器でシドも盗み聞きしていたのに違いなかった。
「姫が君に言った通り、彼女はブローカーが人違いした少女のことを知っている。あのブローカーは本当に物覚えがいいね……その少女の成長した姿こそが、姫そのものなのだから」
「えぇっ!?」
メリルが造られたのは六年も昔の話であり、幾ら「成長型アンドロイド」とはいえ、それは飽くまでも中身の問題だ。外見までも変わるアンドロイドなど、現代の技術では到底考えられない。それとも以前のメリルはその少女を模したアンドロイドで、今は少女が成長した姿の筐体に替えられた、ということなのだろうか?
「バンコクの宿のマザー・コンピュータを覚えてるだろ? その末端部があのネイっていう幼女ロボットとして働いていた。私のウサギ型ロボットもそう……どちらも「本体」は別にあって、独立した「分身」を便利に動かしているに過ぎない……」
「……メリルもその少女にとっての「分身」だというのか?」
メリルに主人がいるのは分かっているが、生身の人間と瓜二つとなるとまた意味が違ってくる。クウヤはその背後に隠された秘密に、思わず唾を吞み込んだ。
「そう……その通り。姫を操る「本体」の名前は「マリーア」。あのブローカーの記憶にあるようにアルツトの隣家に住んでいて、時々彼の家にも遊びに来ていた。マリーアが十四歳の時、彼女の家に強盗が押し入り、両親は射殺されてしまってね……その時彼女も巻き添えになったのだけど、両親が必死に盾となって何とか一命は取り留めたんだ。余りにも酷い、惨たらしい、地獄絵図とはこのことだと思ったよ……強盗は三人に銃弾の雨を降らせた。父親と母親が折り重なって、マリーアだけはどうにか守ろうとしたけれど、その抱擁から僅かに隠しきれなかった両腕と両脚が機関銃の餌食となった。結局マリーアは両肩と脚の付け根から四肢全てを切除して……それから何年も、動かせるのは両目と唇のみという、ただひたすら天井を眺めるだけの日々が続いたのさ……そんな彼女を医師として献身的に治療し、技師として「分身」を与えたのがアルツトだった」
「……」
クウヤは返事も出来なかった。今目の前にいるメリル自身がマリーアではないが、メリルそっくりの女性が少女時代に目の前で両親を失い、その原因が自分を守ろうとしたためだったという……更に自身も四肢を切断して、全ての自由を奪われてしまった……そんなマリーアが操るメリルであれば──彼女が笑えないのも当然といえよう。
「ど……して? 何でシドが、そんなに詳しく知ってるんだ?」
「もちろん私は姫のメンテナンス・ドクターだからね」
「いや、でも……」
先程の語り口には、まさしく惨状を目にしたようなリアリティがあったのだ。人づてに聴いたのとは違う、画像や動画を観たのとも違う──いや、もしかしてシドは──
「あんたは自分をシンプルに「メカニック」とは言わず、「ドクター」と名乗るのは何故だ? もしかして……そのアルツトがあんたなのか?」
「ほぉ、鋭いねぇ」
ニヤリと嗤った意地悪そうなシドの表情に、クウヤの背中はゾッと悪寒を走らせた。
「ただ残念ながら不正解さ。マリーアは君と同じく二十三歳、そして私も同い年だ。姫が造られたのは六年前の私達が十七歳の頃。今の自分であればそれくらいの技術はあるけれど……残念ながらその当時はまだ、ね」
それでもシドには「現場」を知っている風がある。では? その答えは──?
「それにアルツトの名前は「ディアーク」だっただろう? 私の名前は「シド」だ……と言っても、これも通称で本名じゃないけどね。フフ……私の名前を知りたいかい?」
「え? あ、ああ……」
どうしてこんなに悲惨な物語を、シドはあたかも愉しそうに語るのか──クウヤには彼が理解出来なかった。その根底に殴りたくなる理由があるのだとしたら──自分はその衝動を抑えられるだろうか?
「私の名前はジークヴァルト。名前の最初と最後を取って、濁点を逆にして「シド」さ」
ずっとメリルへ向けて寝台にもたれていた身体を起こし、背筋を伸ばしてクウヤを正面とする。そして再びニタリと口角を上げた。
「正式にはジークヴァルト=シュネーヴァイス=アルツト……ディアークは私の亡き父だ」
「ア、ルツトの………息、子……?」
彼もその時隣家に住んでいたとしたら。その惨状を少なくとも直後に目撃したに違いなかった──。
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